
総合評価
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powered by ブクログ何十年ぶりの再読 いつかもう一度読み返すつもりがやっと叶った 池波正太郎作品の中でもかなり好きな作品 永倉新八がとてもいい また何年後か何十年後かにまた読みたい作品として記憶しておこう
0投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ永倉新八の目を通して、新選組の誕生から終焉、そして明治期に至るまでを、テンポよくなぞることができる。歴史のおさらいに最適。
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ新選組と言えば、鬼の副長·土方歳三や天才剣士·沖田総司の名前が挙がりますが、私はこの小説の主人公である永倉新八さんが1番好き。 彼の遺した記録や隊士の供養などの活動により、かの有名な池田屋事件から160年以上経過した現代を生きている私たちですら、彼らの名前や個性を知ることができる。 もちろん、後世に創作された部分も多くあるし、この物語もどこまでが史実でどこからが創作なのか不明瞭ですが、"近代化を阻害した壬生狼、人斬り烏合の衆"として後世に伝えられてもおかしくなかった新選組という存在を、彼らと共に生きた永倉さんの記録が、大げさに言えば救ったのではないかと思っています。 カラッとした江戸っ子気質の剣士が、仲間と共に日々鍛錬。大仕事があると京都へ赴き、時代の波に呑まれていく…… これまで新選組に触れてこなかった人にもオススメできる、幕末物語です。ぱっつぁんのファンが少しでも増えたら、推してる身としては嬉しい(本音)
0投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ新撰組副長助勤 永倉新八の生涯を描く。幕末にあって、ある意味変節せずに、一本芯を通した生き様の新撰組にあって、77歳の長寿を全うした奇跡の男である。 決して奢る事なく、爽やかな江戸っ子気質は、何処憎めない。新撰組にあって、異端であり、粛正されることになる芹沢鴨、伊東甲子太郎との交流なども、永倉新八らしくて良い。
0投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ激熱、武士男物語であった。 自分が知っている新撰組って、近藤、土方、永倉、沖田っていう人がいた程度のものだったんだけど、この本でその成り立ちが良く分かった。 大政奉還や明治維新、鳥羽伏見の戦いなどの事も、すごいよく分かった。教科書では言葉として覚えただけだったのに、興味を持って読むと、こんなに理解できるんだな。 先日、薩摩村田新八の本を読んで、幕末にハマりそうだ。
1投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ明治維新とは民衆の革命とか正義の革命とかではなく、単なる武士階級の政権交代であるということが、よくわかる。芹沢鴨とか藤堂平助とか原田佐之助とかがどんな人だったかもよく書けてる。 まあ、ちょっと淡々としてるけど。もっと長編にして深く書いたらもっと面白かったかも。
0投稿日: 2023.07.03
powered by ブクログわくわくしました。芹沢鴨の評価は、そこまでの性格異常者でないってものもあるらしいけど。永倉新八の明治以降の人生も感慨深いよね。
0投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログ「池波正太郎」の長篇時代小説『新装版 幕末新選組』を読みました。 『人斬り半次郎 幕末編』に続き、「池波正太郎」作品です。 -----story------------- 血しぶく時代を生一本に生き、七十七年の天寿を全うした新選組隊士「永倉新八」の軌跡 松前藩士の息子で、いたずら好きの腕白小僧「永倉栄治」。 ひたすら剣術の稽古に明け暮れ、めきめき腕を上げて十八歳で本目録を受ける。 我が子を松前藩の能吏にと夢見ていた父もとうとうあきらめ、息子を元服させ、名も「新八」と改めさせる。 折しも幕末の動乱期、剣術ひとすじに生きたいと願った「永倉新八」は、新選組隊士になる。 一剣をもって己の信ずる道を歩む。 これしか生き方を知らない「新八」は、出会った男によって、出会った女によって、少しずつ自分を磨いて行く。 女には弱いが、剣をとっては「近藤勇」以上と噂された「新八」の、維新後におよぶ生涯を、江戸っ子の著者が共感をこめてさわやかに描ききった長篇。 解説「佐藤隆介」 ----------------------- 幕末動乱期を生き抜いた新選組隊士「永倉新八」の成長の軌跡、生き様を描いた作品… 同じ幕末を舞台とした作品ですが、薩摩藩士(官軍)の立場から描いた『人斬り半次郎 幕末編』と、新選組隊士(賊軍)の立場から描いた本作品の両方を読むことで、それぞれの立場がより理解できた感じがしますね、、、 結局、明治維新って本当の意味での民衆の革命ではなく、武士階級の政権交代だったってことなんでしょうね… まっ、全てが真実ではないんでしょうが、実際も似たような状況だったんだと思います。 「なあに、明治維新なんてえものはね、つまり薩長たち雄藩と徳川との争いさ。 いまのような文明開化の世が来たのも、そいつは時勢というやつでね。 つまりは日本国民がえらいのだよ──」 いたずら好きの腕白小僧が、父の意に反しひたすら剣術の稽古にあけ暮れて十年… 折しも幕末の動乱期、「永倉新八」は剣道の快感に没入した青春の血汐をそのまま新選組に投じた、、、 女には弱いが、剣をとっては「近藤勇」以上と噂された「新八」の、さばさばした江戸っ子気質や、維新後におよぶ壮快な人生を、さわやかに描ききってありましたね… 気障で嫌みなライバル役「藤堂平助」との確執や、「原田左之助」との友情、「近藤勇」への敬愛と反発、「芹沢鴨」との奇妙な親交、妻や娘への愛情、両親への敬慕等、「新八」の人間性を表現しているエピソードが巧く織り込まれており、少しずつ「新八」に感情移入しながら読み進めることができました。 函館で穏やかに生活していた晩年、72歳になった「新八」が孫を守るためにやくざ者に立ち向かう場面がカッコ良くて、印象に残りましたね… 幕末史って、あまり詳しくないんですよね、、、 『人斬り半次郎 幕末編』と本作品を読んで、ちょっと興味が湧いてきました。
0投稿日: 2023.03.28
powered by ブクログ永倉新八を主人公に据えた新選組の活躍と衰退。 まず、とても読みやすく躍動感があるので終始楽しく読めました。 悲惨な結末を辿る新選組を題材とした物語も、カラリとした好人物、新八目線となると印象がかなり変わってみえる。主要な志士は勤王派に斃されてしまうが新八は生を全うするところも主人公として嬉しいところ。その晩年の新八(おそらくご子息の本による真実であろう)のえびも痛快です。倒幕と明治維新の複雑な人間模様、多くの役者達の物語はとても興味をそそるが、歴史の表、結論だけを見ると今日の日本を形作る正義の戦いと捉えがちだが、人物達をみると勤王派の徳川方に対する執拗さが際立つ。この時代では将来の反逆の芽を摘み取る思考があったか。それにしてもこの小説ではチョイ役の坂本龍馬の暗殺がとても残念でならない。
2投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
燃えよ剣より好き。永倉新八のカラッとした江戸っ子な性格が気持ちいい。本当に小樽に住んでいたとは。ゴールデンカムイと繋がって自分的に盛り上がった。
0投稿日: 2021.05.19
powered by ブクログ永倉新八 新撰組の主要人物ではあるものの、そこまで多くは知らなかった。彼の視点から見た、新撰組、そして勤王革命。改めて、幕末の血生臭、過度な人間性、その他諸々、感じることが出来た。 幕末を生き抜きさらには明治も逞しく生き、新撰組を人生の終焉として生きた志士が多い中、それを青春の、若かりし日の一時として人生に刻んだ彼の生き様、この上ない。 江戸っ子の小さなことにこだわることがないながらも、思慮深く、聡くある、彼の人間性に憧れを覚えた。
0投稿日: 2021.04.12
powered by ブクログ新選組あるある読本。 いまいち影の薄い永倉新八にスポットを当て 池波センセイの池波節を炸裂させた一品。 新選組関連の本を読んだ人なら、 主人公が地味なのと、何度も読んだことのある事件で 構成されているせいか、目新しさはない。 でも全体的にこの本読みやすいんだな。すごく。 サラッと読めるので、これから本読むぞ!って気張る人には ちょっと物足りないと思うかもしれない。
1投稿日: 2020.07.22
powered by ブクログあんまり関心がないジャンルなので とりあえず池波正太郎かな と思って手にとった 最後まで辿り着けて 良し かな
0投稿日: 2020.01.14
powered by ブクログ新撰組二番隊隊長だった永倉新八の、幕末から明治維新を経て北海道で死去するまでの生涯を描いたもの。幕末の動乱が永倉目線で語られているのだが、生粋の江戸っ子であり、どこか客観的・他人事というか、屋根の上から物事を眺めているような視点での語り口がさっぱりしていて面白い。彼に言わせると明治維新とは、「徳川から薩長への単なる政権交代」であり、諸外国の侵入を許さなかったのは、「バカも多いが賢い奴もいる。国民が偉かったからだ。」ということらしい。最晩年に小樽の芝居小屋で数人のヤクザに絡まれた時、ひと睨みでこれを撃退したという逸話は、さすが元新撰組。
1投稿日: 2019.11.03
powered by ブクログ歴史まったくわからないのに楽しめました。 わりと資料っぽいのに面白いとかずるい。 出版年だけ見て古めかしいかなーと思っていたらかなり読みやすい。山田風太郎ほどエンタメ寄りではないけど。 大局や歴史的事項の説明が入るのが、逆に背景として読みやすくなってる。 戦闘シーンまでが遠い。でもいいやって思える。この読みやすさ、なんだろうなー。読み直してもよくわからない。 近藤さんうんざりだぜ、ってシーンが多すぎる。笑 原田さんがちょっと便利役すぎる。 それぞれの立場、背景、考え方の幅が広がった。 歴史の教科書だけ読んで歴史苦手って言ってる学生に読ませたいけど性的な話に潔癖だと衝撃受けそう。
1投稿日: 2019.01.07
powered by ブクログ歴史小説好きなのだが、池波氏の小説は合うのが無く、新撰組であればと手に取る。永倉新八(江戸っ子剣士、新撰組の中では一番長生きした人でしたっけ?)が主人公になっているものは読んだことが無いので興味深くは読むが、物語としては池波氏の味付けがあまり感じられず、(私が読みとれないだけか?、いや現代の派手小説が好きだから、多少誇張されてないと駄目なのか?)物足りない。
1投稿日: 2018.11.06
powered by ブクログ永倉新八の生涯が淡々と描かれている。それでも単純で退屈な中身にはならず、人間永倉新八を堪能できた。当初不仲だった藤堂。その理由が“女”だってのも人間くさくて良い。
1投稿日: 2018.02.11
powered by ブクログ『近藤勇白書』でも主役(近藤勇)を食う勢いで大きな存在感を見せていた、思い定めれば一直線の剣術バカ:永倉新八を主人公に据えた新選組ストーリー。最初から最後まで、政治的野心とは無縁に、己の信ずる清い道を進まんとする新八の気勢が爽やかに描かれている。「日本人を見損なっちゃいけねえな、藤堂さん??徳川にしろ薩長にしろ、互いに喧嘩はしていても、外国に色眼をつかいすぎて、ドジをふむようなまねはしないよ」。
1投稿日: 2018.01.08
powered by ブクログ永倉新八の目線で新選組の興亡を見る。手の付けられない悪戯者の新八が剣術に目覚めた時、時代は幕末の激動期に入ってしまった。近藤勇に付き従い壬生浪と半ば蔑まれても、幕府のために京の治安維持に没入する。『竜馬がゆく』を読めば新選組に悪印象を抱くが、当然彼等も日本を良くしたいという思いがあったことが伝わってくる。新八が鳥羽伏見、甲府、会津と動乱の中を転戦していったにも関わらずに生き抜き、明治から大正を生きて天寿を全うできたことは奇跡的だ。
1投稿日: 2017.08.16
powered by ブクログやっぱりおもしろい、新選組 永倉 新八の視点から書かれた新選組 時代は変わっても組織というのは変わらないものだと思った。最後までぶれなかった新八が、77歳まで生きて時代の変化を見届けたのもまた運命だろうか
1投稿日: 2017.06.04
powered by ブクログ新選組と言えば近藤、土方、沖田を思い浮かべる。 この小説は「永倉新八」の目線で、新選組のこと、幕末の様子、そして明治初期のころの日本の様子が描かれている。 時代的にも興味深い時期であり、永倉の目線で書かれていることから、非常に時代背景もあまり難しいと思うことも少なく読み進められました。新選組に興味あるなら、この本から!と言いたい作品だと感じました。
1投稿日: 2017.03.26
powered by ブクログ久しぶりに読み直してしまった。池波正太郎氏のこの新選組の長編は近藤でも土方や沖田ではなく、主人公に永倉新八をおき明治維新を語らせている。 「明治維新とは何だったのか?」を読むほどに感じられる作品です。
1投稿日: 2016.04.14
powered by ブクログ事情があって少々中断してしまった本、やっと読了 ・・・永倉新八、格好良いではないか! まさに江戸っ子、同士を見るような思いである!(コラコラ) 少々中断してしまった・・・というのは、やはり敗走してゆく彼らを読んでいるのが辛くなってしまったから・・・ 池波先生の筆力で、まるでこれが事実でもあるように感じられてしまったから、が大きい さらに心残りなのは、永倉新八という名前に戻さなかったことかな、確か彼の子孫の方も「永倉」であって欲しかった、とおっしゃっていたような・・・と、これは本の感想ではないなw
1投稿日: 2016.01.10
powered by ブクログわたしにはイマイチ合いませんでした。でも読みやすかったです。芹沢さんに可愛がられるのと、藤堂との人間くさい関係と、維新以降の話が良かったです。原田のキャラ立ちも素晴らしい。しかしこのタイトルなのに新選組や関わった事件に対し少しあっさりしすぎてるようにも思えます。幕末新選組と言いつつも新選組がどんな終焉を迎えたのか、それも一切触れないのが心残りです(まああくまで永倉が主人公なので仕方ないのですが) 局長については内部の支持者ではない側から見るとこんな感じだったんだろうな~と納得。
1投稿日: 2016.01.06
powered by ブクログ「会津藩御預新選組副長助勤 永倉新八」に焦点を当てた本書。 少年の頃の新八、後年の新八改め杉村翁のエピソードは面白かったが、肝心の京都部分でちょっと中弛みしてしまった。 池波先生が描かれている永倉像が圧倒的に正確であることは分かっているのだけど、新選組隊士に対しては私の勝手な隊士像があるため(ほぼ燃えよ剣で作られてる)、その相違部分にもやっとしてしまった。
1投稿日: 2016.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「鬼平犯科帳」で有名な、大御所の作ということで、期待しすぎたかもしれない。途中で飽きてしまった。なんだか、どうでもいいところばかりページを割いてて、どうも大事なところをさらっと流してる感があるのです。 主人公は永倉新八。この作品では、小太りで丸顔って、今までの背が高いたくましい男ってイメージを覆す人物像にびっくり。 うーん、どれが本当?藤堂平助も、作品によって全然違うし、?? まあ、さらっと読みたい方、だいたいの雰囲気を知りたい方にはおすすめです。
0投稿日: 2015.05.15
powered by ブクログこれこそ時代モノの痛快さ、杏がお気に入りだと聞いて読んだが、たいそう面白かった。 永倉新八個人の目線で、明治維新の起こり始めから時代が変わりきるところまでが描かれて、その波に新八が乗っかって流されて漂着する起伏が、単なる英雄伝じゃなくて親近感湧いた。 池波正太郎をあまり読んだことなかったが、また読みたいなぁ、でも鬼平犯科帳は長すぎるなぁ。そのボリュームの意味でもこの本はちょうどよかった。
1投稿日: 2015.04.29
powered by ブクログ流石は池波正太郎先生!!! と言っても過言ではない新選組の話。 主人公として、永倉新八を取り上げてるのも また面白いなと。 近藤勇、土方歳三、沖田総司、藤堂平助などなど 新選組といえば〜な人々ももちろん出てくるのだけども ここは敢えての永倉新八。 知らなかった生涯を淡々と。 江戸での若かりし日々、京都での生活、そしてまた江戸 最後は蝦夷へ。 それでも最後まで剣を捨てない男。 いろんな場所へ転々としながらも、もっと強く!という葛藤や 色恋沙汰もあり、明治維新までどう生きたのか?何を思ったりしたのか?を 代弁しているような。 終わり方も爽やかすぎて、なんとも言えない爽快感。
1投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログ主人公は新選組2番隊隊長の永倉新八。腕白小僧と呼ばれた少年時代から、激動の幕末、そして維新後までの彼の生涯を爽やかに描いた作品です。
1投稿日: 2014.08.30
powered by ブクログこの本で永倉新八を知り、新選組の見えなかった部分も知ることができた。 燃えよ剣、にて新選組の本を初めて読みはじめたけども、この幕末新選組の方が圧倒的に分かりやすくて読みやすい。 また、燃えよ剣よりも正確だろうと予想する。 読み終えた後には爽やかさが残り、この本を読んで本当に良かったと思う。
1投稿日: 2014.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
永倉新八メインの物語どした。 まあ、読みやすくて良かったんではないかと。 童顔だの小太りだの・・ってところが、私が持ってる永倉のイメージとは違って多少違和感はありました。 あと、平助が「永倉氏」などと呼ぶのがなんか笑えた(笑)
1投稿日: 2014.02.25
powered by ブクログ全ての出来事があっさりし過ぎてる気がするので上下2巻ぐらいで書いて欲しかった。 池波正太郎はホンマに永倉新八が好きなんやろか?子供時代や晩年のエピソードは面白かったけど、全体的には新八に魅力を感じなかった。 宇八郎という名前が出る度に宅八郎に見えてしまった。 チラッとだけ吉村貫一朗が登場。
2投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログやっぱり幕末は面白い 司馬遼の燃えよ剣を読んだ時も思ったけどね ただ、永倉新八を主人公にしているのはちょっと変わってるかな?
1投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログ友達に借りてようやく読み終わりました。 新選組永倉新八の生涯のお話で 新八さんがどのように育ち、 新選組の仲間に入り、 幕末、また明治を過ごしたのか こと細かく書かれていて 新選組のことがより詳しくなりました! 新八さんもあんなまっすぐで可愛らしい人 だったのかな?と、ちょっと新鮮で すごく読みやすく面白かったです。 最後に『悔いはない』で終わるところは さすが武士といった感じで、侍魂は時代が 変わっても残っていたように思いました。 また手にとって読みたい作品でした(*^^*)
1投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログ剣術一つで身を立てる。そんな望み。 そんな漢はどれだけいたのか。 近藤の情熱。土方の謀略。芹沢の野望。 たくさんの思い、それぞれの考え。 新選組は決して一つの同じ方向にベクトルが向いていたわけではないのは、これまでも感じてはいたが、幹部達ではない一介の隊士の思い。そんな脇の方から見た新選組と幕末。 ある程度新選組についての本を読んでいたつもりだが、新八については正直あまり記憶になかった。そんな中心から少し外れた人間から見た組織。時代。 我々が所属する会社であっても、あるいは何かの集団であっても、決してメンバーのベクトルが完全に一致することは有り得まい。それでもどこか集団の目的地へ向かっていく。 まっしぐらにか、フラフラと迷走しながらか。 力強いリーダーが、無理に引っ張っていくのか。 その時々のメンバーの総意が迷走を招くのか。 あるいは更に大きな時代というベクトルに抗う術もなく、流されるのか。 リーダーは何とかして、集団の目的地へ皆のベクトルを集中して進む先導役となりたいのだろうが、本作でも近藤は隊士たちのベクトルの方向性を見誤った漢として描かれる。 中間管理職から見た社長の想いか。 どちらから見てもすれ違うのは必至なのかもしれない。 すれ違うのが当たり前なのかもしれない。 社長の想い。幹部の考え。中間管理職の迷い。平社員の気持ち。 同じはずがなく、同じではいけない。 だが、それをどうまとめていくのか。 近藤は本当に勘違いしてしまったのか。だとするとそこには参謀である土方の責任もありそうだ。 それにしても池波描く登場人物はどれも独特の雰囲気を持っている。 生き生きとしていると言えばよくある表現だが、解説によれば江戸っ子らしさとか。 セリフなのか。汗が見えるように思える時がある。
1投稿日: 2013.02.10
powered by ブクログなあに、明治維新なんてえものはね、つまり薩長たち雄藩と徳川との争いさ。いまのような文明開化の世が来たのも、そいつは時勢というやつでね。つまりは日本国民がえらいのだよ──維新をこう評価されたら、「維新」×2と騒いでいる今の政治家は・・・。江戸っ子の永倉新八の気持ちのいい台詞。 江戸っ子の池波先生が気風のいい江戸っ子永倉新八を惚れ込んで描いているのが微笑ましく感じる作品です。
1投稿日: 2012.12.05
powered by ブクログ幕末の動乱を永倉新八の生涯を中心に据えて描いた作品。いたずら小僧が剣の道に目覚め、国のために立ち上がり、命を懸けて戦う。完全無欠の英雄かというとそうではない、藤堂に思い人を掠め取られて怒り、その藤堂の危機に「ここで見捨ててしまえば」という思いがよぎる。しかし永倉は藤堂を守る。女に押しが弱く、どうにも器用ではないが、純粋朴訥、信念のとおりに生き、戦い、そして家族を思い、そのために泣いた人間味あふれる永倉に惹かれながら読んだ。
1投稿日: 2012.11.24
powered by ブクログ自分にとっての新選組像に一番近いもの。 永倉新八を主人公においており、新選組ものでありながら一歩、新選組から離れた目線で描かれているものだと思っている。 自分は藤堂平助が歴史上の人物で最も尊敬しているのだが、藤堂平助と永倉新八の遣り取りが、本当に楽しい。人間くさい。
1投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ作者の文章が好みなので新撰組にも手を出してみました。 この作品は永倉さんが主役。彼が長寿で虫歯が原因でなくなったことは知ってたけど、それまでの解釈はわりといろいろあったと思うのですが、「江戸っ子」を押し出した作品で、彼なりの気質を見せてもらったと思います。 池波さんが永倉さんが一番好きだっていうのが目に見えてくる。甘いといえば甘いし、切るところは切る。ある程度妥協で生きているような印象も受けますが、人間味があるのはわかる。藤堂さんとの関係性がね~。私の頭はある程度勝手な解釈をしているので、そういう目線での解釈もあるのかと。時代物が史実は一つなのに、人であるがゆえに目線を変えれば全く変わります。なのでいろいろな作家の解釈を読むのが面白いと思います。
1投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ新選組といえば、近藤、土方、沖田らのチーム天然理心流がメインで描かれることが多い中、近年はそれ以外のキャラをメインに書かれる所謂スピンオフ的な小説も多く出版されている。その中のひとつであるこの作品は新選組二番隊組長永倉新八が主人公。彼は死闘をくぐり抜け大正の世まで長生きをし、最期は小樽で人生の幕を閉じるわけであるが、、。小樽は石原裕次郎よりもぱっつあん(新八)を推すべきですね、ルートでいうと函館から小樽~石狩(子母澤寛)を新選組を辿る、みたいな。また札幌には龍馬の子孫が住んでいるので幕末括りで、、記念館とか造ってみたらどうでしょうかね。
1投稿日: 2012.03.21
powered by ブクログ考えてみたらテレビ番組でしか「新撰組」を知りませんでしたね。 しかも記憶にあるのは近藤勇、土方歳三、沖田総司くらいで、永倉新八はこの本を読むまで知りませんでした。 凄い時代に生きたお人でしたね。 激しい戦いを生き抜いて、明治維新から大正という時代まで。 想像もつかない変動の時。 昨年まで観ていた「龍馬伝」を頭になるほどと実に面白く読んでしまいました。 永倉新八がチャキチャキの江戸っ子で、実に魅力的な人物ですっかりファンになっちゃいました。 今までテレビドラマでしか知らなかった近藤勇や土方歳三の人物像も初めて知りました。 生粋の侍であった永倉新八が最期につぶやいた言葉「悔いはない」 私もそう逝って人生の幕を引きたいものです。 でも、今の日本を見たらきっと新八さんは「なんてこったい!あぁ情けねぇ」って嘆かれるでしょうね。 すまないねぇ・・・新八さん! 今じゃおまえさんみたいなお侍さんがいませんの・・
1投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
永倉新八が主人公の新撰組の物語。 新撰組初心者でもさくさく読めて頭に入ってきて読みやすい。 もう少し他の隊員とかにも話がいったら更によかったかな。 それでも池波正太郎が好きだという永倉新八が好きになれた作品です。
1投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログ新撰組、永倉新八が主役のお話です。土方側から見た新撰組の話は読んだので、また違った視点で見れて良かったです!人物的にも苛烈な隊士たちがひしめく新撰組内では、普通?っぽい性格で、好感が持てる人物です。原田左之助とも仲が良かったようで、左之助が永倉さんを気遣う所とか良かったです。後、あまり知らなかった藤堂平助との女を取り合う(大概平助に取られる)エピソードも面白かったです。
0投稿日: 2011.06.03
powered by ブクログ新選組の永倉新八を主人公に話は進む。池波正太郎の読みやすい文章が私の頭を洗脳していく。何冊かの新選組物を読んだが、この小説が一番、新選組を理解するのに役立った。又視点を変えるだけで風景がこんなに変わるのかとある種、読み物の恐さも垣間見た。薩長の離合も納得 楽しくすらすらと幕末知識人の気分に浸っている。
0投稿日: 2011.05.16
powered by ブクログ新選組隊士、永倉新八を爽快に描いた快作。歴史は勝者のもの、と言われるが、敗者の側から見る歴史は実に奥深い。
0投稿日: 2011.04.08
powered by ブクログ威張らない、気取らない、かざらない、ムキにならない、成り上がりを排する率直で淡白、思いやりがある、自分の流儀や価値観を他に押し付けない、そして時としていたずらっ気を持つ・・・という江戸の人間の美質。(解説より引用)。 「今の世に力いっぱいはたらける場所さえあればよい。」 そして最期の言葉は「悔いはない」。 カラリとした性質で時代に溶け込み生き残った隊士。 土方の苦労気質と対照的。
0投稿日: 2011.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はっきりいっておもしろい!これを見て永倉が好きになりました。土方はあまり出てこなかった。原田がよくでてた。永倉は最後新撰組が本当に好きなんだなと思った。沖田が池田屋で血を吐かなかった。
0投稿日: 2011.01.04
powered by ブクログ中学のとき大河ドラマで新撰組をやってて、そのときに母に勧められたもの。燃えよ剣を読んだ後だったからすごく新鮮に感じられた。お気に入りの1冊です。
0投稿日: 2010.09.30
powered by ブクログ・10/23 やっと普通の小説に戻ったが、それが時代小説とは.なんかだんだん読む本のジャンルパターンが出来上がってきたか.というより作者が偏ってるのかもしれないな. ・10/27 こうやって読んでみると、新選組も一時の繁栄だったんだなぁと思う.永倉新八なんて知りもしなかったし.大正まで生きていたなんて、結構意外だ.読後も爽やかな感じ.読了.
0投稿日: 2010.09.05
powered by ブクログ池波先生のおかげで、「好きな歴史上の人物は?」に「永倉新八」と答えるようになりました。 新撰組の活動を追いながら、永倉の人物像を描く……といった内容。 信念は持っても執着はもたない、おおらかな人物像に惹かれます。 よくも悪くも「名前」に固執しない生き方が素敵。 そして最期に「悔いはない」と言えるような生き方を、どれだけのひとができるでしょう。
0投稿日: 2010.08.22
powered by ブクログ江戸っ子永倉新八主人公の新撰組本。 芹沢鴨が亡弟に似てると新八を可愛がってたり、藤堂が新八の女を寝とるシーンがあったり、原田佐之助と仲良しだったり、近藤が鼻もちならないヤツだったりしてました。
0投稿日: 2010.05.18
powered by ブクログ剣のためだけに家を捨て、藩を捨てた永倉新八を通してみる新選組。 池波先生はよっぽど「江戸っ子」永倉新八に惚れ込んでこの本を書いたんだなあという印象。 「江戸っ子の気性」というような表現がかなり多く出てくるけれど、その、さっぱりとした気性そのままに、読み終わりも駆け抜けた心持がしたように思おう。
0投稿日: 2010.04.29
powered by ブクログ御茶ノ水で100円だったので軽い気持ちで読み始めましたが、幕末を知りたい欲望を切望させるきっかけとなりました。新八のような生き方を目指したい
0投稿日: 2010.03.24
powered by ブクログ永倉新八が主人公の作品。新選組モノの小説の中ではこれが一番好きです! まだ映像化はされてなかったと思うので、映像で観てみたいなぁ〜。
0投稿日: 2010.03.17
powered by ブクログ永倉新八。77歳まで生きたんだ??! しんぱちさんのイメージはぴーすめーかーくろがねのしんぱちさん。 江戸っ子。正直。 新撰組の、「分が悪い側が分がわるいときにつくった」っていうくだりに何か初めて納得した。 どちらが悪で、どちらが善かなんて結局、後世の人が勝手に括ってるだけだ。
0投稿日: 2010.02.28
powered by ブクログ司馬遼さんだけじゃなく、いろんな作家さんのを読んでみなくちゃ!と思い、最初に手にとった短編集。 文体が全然違って最初戸惑ったものの、興味深く読みました。 コレも何度も読んでる1冊。
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログ永倉新八主役の大衆小説。 腕白坊主がそのまま大人になったような男で、実際そうだったんだろう。 しかし、彼の思いはよくわからず。 結局、自分の意志はなかったかのように読めてしまうところが残念。 近藤勇が思いっきり俗物に書かれていて、土方・沖田はあまり登場せず、最期の記述すらない。 斉藤一もほとんど出てこない。 まるで司馬遼太郎氏に対抗するかのようだ。
0投稿日: 2009.11.14
powered by ブクログ新ぱっつぁーん! 永倉新八のお話。 司馬遼太郎の文章に浸った後だったので、少し違和感があった。 でも面白い、池波正太郎の方が文章がくだけてるのね。 私の永倉観はある程度この一冊で固まったかな。
0投稿日: 2009.10.27
powered by ブクログ新撰組隊士・永倉新八の物語だ。 彼は七十数歳まで生きた。大正時代まで。 幼少時代は腕白小僧だったようだ。 自分のウンコを餅の中に入れて家臣に食べさせたりで手に負えなかった。そんな新八が剣の道に目覚めてついには新撰組に入る。 池波正太郎の筆致が江戸っ子ひいきで新八を際立たせている。
0投稿日: 2009.10.09
powered by ブクログ私が買った新選組の小説で一番好きな作品です。 主人公は二番隊組長の永倉さんなので永倉さん好きにおススメです! 自分が持っているのは新装版ではないのですが、これだけ画像も載っていたのでチョイスしました。
0投稿日: 2009.07.06
powered by ブクログ今度は池波正太郎氏の本。 池波氏の著書を読むのはこれが初めて。 同じ新撰組を描いたものでも、やはり司馬氏の著書とは雰囲気がガラリと変わる。 新撰組の物語は数多くあるし デフォルメされたものも多いから、同じ登場人物でもその人物像がそれぞれ異なる。 当たり前といえば当たり前の事なのだけど、硬派な小説でもそれは当てはまっていて、読み比べると面白い。 実在した人物をモチーフにしているのだから尚更その違いが面白く感じられる。 この本では司馬氏の話よりも隊士達の年齢が高く感じられて、その時代はこんな風だったのかと現代の感覚とのギャップに驚かされた。 文化が進み、寿命が延び、そうしたものと引き換えにして精神年齢が退化してるのかも知れないなぁ。
0投稿日: 2009.07.05
powered by ブクログ新撰組二番隊組長・永倉新八さんのお話。 新八さんの生涯を一冊で辿るので、新撰組を中心に読んでるとちょっと駆け足ぎみに感じるかも。 一方で新八さんの人柄や時世の混乱ぶりがよく描かれているので、永倉ファンのみならず彼らの生きた時代を知る為にはとってもいい一冊やと思います。 「このときの時世のうごきや人間たちの言動を、現代の常識によって批判することは、非常にむずかしい」 まったくです(*´д`*) 幕末の動乱とはよく言ったもので・・・。ほんまにややこしい時代を短命ながら立派に駆け抜けたもんです、新撰組。 そして、大正まで生き抜いて私たちに貴重な体験談を残してくれた新八さん、ありがとう。 「悔いはない」の言葉に涙します。
0投稿日: 2009.05.25
powered by ブクログ永倉新八くんが主人公。 もうちょっと総司が出てくるかと思ってました(私情) でもまあ、ぱっつあんは嫌いではないです 「明治元年」の章で、新八たちと近藤さんたちが決別するところの土方さんがよかったです。 あと油ノ小路は…ね。新八(もしくは平助)が主人公でなくても、可哀想なところだと思います。 それと、やっぱり最期がよかった。 逃げるしかなかったんだと思うよ。彼は生き延びなければならなかったと思う。 なんかすごいいっぱい書いたなあ
0投稿日: 2009.04.11
powered by ブクログ少年時代の新八には驚いた←特に団子の件! 老後の新八じいさんには盛り上がった←孫を助ける件! 動乱の中の微笑ましさ
0投稿日: 2009.03.30
powered by ブクログこの物語を平たく端的に表してみるなれば、“永倉新八一代記”ってなとこでしょうか。ご存知、新選組二番隊組長である永倉新八を主人公に、彼の幼少期から晩年までを綴った物語。“ご存知”とはいいながら、しかし超有名どころの局長や副長や一番隊組長などのビッグネームに隠れてイマイチ目立たない存在である永倉新八が、よもや、これほど強さと男気に満ち溢れた魅力的な人物だったとは。それを存分に教えてくれる一作でした。これを通して彼の姿を想起すれば、彼なくしては新選組も、ここまで皆のヒーローたり得なかったかもしれないとさえも感じられるほどに。…まあ、事実その通りであるんですけれどもね。維新後まで生き延びた彼の尽力があればこそ、新選組は、ただの逆賊に貶められることを免れたと思えますから。この作品を読んだことで、それまで名前だけ知っているというだけの存在だった永倉新八を、改めて、幕末を生きた新選組隊士のひとり、という確固たる人物像を得ることができたような気がします。やはり日本のサムライの生き様はカッコイイな! …余談ですが、お恥ずかしながら、この作品が私の、初・池波正太郎作品、です★(^-^;)
0投稿日: 2009.03.14
powered by ブクログ引きずり込まれるように読んだ。著者のあとがきをみると昭和39年の作品のようだ。それを2004年に再び出すわけがよくわかる。それほど心躍る、素晴らしい作品だった。本書は永倉新八を主人公とした新撰組物語。珍しい。永倉新八は、松前伊豆守の江戸屋敷に仕える定府取次役永倉勘次の一人息子。堅苦しい屋敷づとめなどできるわけの無い腕白小僧だった。好きで堪らない剣に生きるべく家を出奔、近藤勇の道場に出入りし、「新撰組」に加わる。幕末の動乱期を戦い、生きぬき、維新後市井に暮らし、小樽に没するまでの生涯が描かれている。池波さんの筆はやはりいい。特にこの作品の主人公、新八の伸び伸びとした性格は気持ちよかった。威張らない、気どらない、飾らない、ムキにならない、成り上がりを拝する、率直で淡白、思いやりがある、自分の流儀や価値観を他に押しつけない、そして時としていたずらっ気を持つ、と解説にあったが、まさにその通り。新八の姿が実に飄々と清々しく映った。登場人物の魅力だけでなく、彼らの日常生活、家族愛、友情、恋愛、心の充足感などが丁寧に描写され、作品に奥深さを与えているのはいつも通り。読むべきところはそこここにある。意図したわけではなかったが、前日に読み終わった『彫残二人』と時代がうまく繋がり、より楽しかった。
0投稿日: 2009.01.16
powered by ブクログ私が手にした文庫本は4年程前に第1刷が出た新装版だが、本作自体は昭和39年頃のものらしい。1964年だ…現在とはかなり様子が違う時代に世に問われたものである…が、この作品は「右肩上がりの成長」が見込めたような当時よりも、「混迷?」という感の今の時代にこそ広く読者を得て然るべき作品のような気もしないではない。「混迷?」の中でこそ、個々人には“本作の永倉新八”のような“生一本”なものが必要な気がするからだ…
0投稿日: 2009.01.14
powered by ブクログという事で、“い”です。 今まで、新選組といえば司馬遼太郎と言う感じで、彼の目線でしか読んでなかったので、コリャいかん!と思い、手を出してみました。『幕末新選組』。著作者は池波正太郎です。池波さんと言えば、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『必殺仕掛人』。人情ものを書かせたら、ピカイチという方。そんな彼が新選組メンバーから主人公に選んだのは“永倉新八”でした。 新選組モノというと、やはり近藤・土方・沖田を主軸とした作品が圧倒的に多い中 、一隊士の“永倉新八”から見た新選組、というのは、なかなか珍しく『燃えよ剣』が大好き!という私には、とても新鮮でした。土方と沖田は、あまり仲良くないし。近藤さんは・・・やっぱりな最後は、なんか良くない印象だし。←これは、どの作品も変らないんだなぁ苦笑。しかも、新八が江戸っ子で爽やかに書くもんだから、血腥いささがまるで無い、非常に好感が持てる新選組でした。笑 彼らだって、彼らの時代を彼らなりに生きた、人間です。 あと、気になったのが・・・新選組モノって、当然、新選組中心に書かれるわけですが、池波さんは、天皇様の事を本当に丁寧に書かれるなぁ、と思いました。すごく敬ってる感じ。うーん、世代の違いかしら苦笑。 孝明天皇・・・そういえば、今週の大河ドラマ『篤姫』には、ついに和宮様が嫁いできますよっ!←関係ない。 しかし、晩年の新八がとても、とてもカッコイイおじいちゃんですっ。土方に対しては「嫌い嫌いも好きのうち」みたいな、変な感情を抱いてますが笑、新八に対しては、「こんな生き方が出来る人間に成りたい。」と素直に思います。お孫さんたちが、非常に羨ましいです笑。
0投稿日: 2008.08.22
powered by ブクログ新撰組を描いた作品は数多くあるが、新撰組の中でも永倉新八を主役にした作品は珍しい。 幕末の動乱の時代、数々に悲劇、血なまぐさい話なんだけど、新八のからっとした気質のおかげで、 読後に爽やかさが残る秀作。
0投稿日: 2008.06.28
powered by ブクログ新撰組の中の永倉新八からの目線で書かれている。全てのキャラクターがなかなか魅力的に描かれていて、とても素晴らしいと私は思う。最近流行っている銀●等から入るとギャップが激しいのでお若い方はそこら辺注意。まぁギャップが激しいのは当たり前だが。 永倉本人から聞いたエピソードも入っており、そこから見ても読む価値がある本。
0投稿日: 2008.04.05
powered by ブクログ新選組の隊長まで務めていたが、明治まで生き残った永倉新八の視点から見る幕末。 ご存知のように、新選組の本流は近藤ー土方ラインである。新選組の政治に関与していない傍流から見た新選組というのは非常に興味深い。永倉新八から著者が直接話を聞いているだけにリアルな幕末を感じれるだろう。
0投稿日: 2008.03.19
powered by ブクログ浅田次郎の「壬生義士伝」を読んで新撰組にかなり興味を持ちましたが、この本で完全にハマりました。 新撰組の副長助勤だった永倉新八にスポットを当てた話ですが、彼の人情味溢れる実直な人柄がとても印象的です。 彼の最期の言葉「悔はない」に胸を打たれました。 ゆるぎない信念を持ち続け、全力で一生を駆け抜けた永倉新八の生き様に感動するとともに、自分が惰性的な人生を送ることのないよう、改めて気持ちを引き締めることができました。
0投稿日: 2008.01.27
powered by ブクログ永倉さんに惚れて買った本。笑 小気味良い池波節で描かれる、永倉新八の生涯が素敵に格好良いです。 池波小説にはまるきっかけになった本でもあります。
0投稿日: 2007.11.30
powered by ブクログたくさん新撰組ものを読んだなかで一番好きだった2番隊隊長の永倉新八が主役の本。 目立たず、もくもくと仕事をこなす、それでいて腕はすごい。そんな永倉がすきだったかな。
0投稿日: 2007.07.18
powered by ブクログ新撰組ではそんなに注目されない永倉新八の話。 彼は大正四年、77歳まで生きていました。 怒濤の時代を生き抜き、近藤勇、土方歳三とともに青春時代を送った人。 英雄というよりも普通の感覚をもった、愛すべき江戸っ子。
0投稿日: 2007.05.22
powered by ブクログ池波正太郎の新撰組。永倉新八が主人公。 藤堂平助との絡みが印象的。でも結末わかってるだけにやるせなくもある…。近藤土方などの中枢人物以外からの新撰組とは違った面白さ。
0投稿日: 2007.05.17
powered by ブクログできることならしんぱちをものにしたい。新選組2番隊隊長 永倉新八ストーリー。池波先生はとても分かりやすく描いてくれるから助かったよ な本。 (K)
0投稿日: 2007.05.11
powered by ブクログ新選組二番隊組長・永倉新八の視点から描いた新選組の話。たぶん、これを読んで自分の永倉好きが決定された(笑)
0投稿日: 2007.03.19
powered by ブクログ永倉新八が主人公。というか彼の人生を描いた小説でしょうか。 『悔は無い』素敵な人生だなぁ… 新撰組の…というか歴史もの自体初めて読んだ本がこれなのですが、別のも読んでみたいです。歴史小説ってこんなに面白いのね!お話に、彼の生き様に、ぐいぐい引っ張られました!
0投稿日: 2007.02.28
powered by ブクログ永倉新八の立場からみた新選組のお話。 武士道とは何か、日本人とはこうであった!というのをまざまざと見せ付けられた本。と、同時に幕末の時代に惹かれました。
0投稿日: 2007.02.01
powered by ブクログ永倉新八を中心に描いた、新撰組の歴史をつづった小説。新撰組が好きになったきっかけの1冊でもあります。さらっと読めるし、なにより新八さんがとても素敵です!
0投稿日: 2007.01.07
powered by ブクログ永倉新八が主人公。素直に面白かったです。この本の藤堂平助もとても好青年で共感が持てるんですが、何か物足りなく感じてしまうのは私が生粋の土方歳三至上主義だからなんでしょう、きっと(笑)
0投稿日: 2006.12.28
powered by ブクログ永倉新八が主人公。 歴史小説の何が面白いかって言うと、歴史を、いろんな人がいろんな角度から見てるっていうことやと思います。 池波正太郎の描く新撰組に好感。 でも土方がクールすぎるやろ〜まあ格好いいんですけどww
0投稿日: 2006.12.22
powered by ブクログ土方歳三や沖田総司が主人公の小説は数多くあれど、永倉新八を主人公にした小説は滅多にない! これは新八が主人公です。別に新八ファンではないけど流石池波正太郎だけあっておもしろかった。
0投稿日: 2006.12.01
powered by ブクログ永倉新八の、爽やかな77年間の人生を描ききった長編小説。剣の道のみを極めようとした永倉新八の生き様がかっこ良かった☆
0投稿日: 2006.10.20
powered by ブクログ新選組副長助勤、永倉新八を主役に描いた小説。おもしろかったです。読みやすいし入りやすい。一気に読みました。考え方がさっぱりで潔い、江戸っ子の永倉さんにものすごく好感を抱きました。自分の生き方にああも悔いなく、自信を持てるのがすごくうらやましいし格好いい、あこがれます。人がどう考えようと自分の信念は貫き通す、そんな姿がすごくかっこよかった。池波さんは本当に丁寧に描く人だなーと思いました。沖田さんも土方さんもあんまり出てこないんですが楽しめました。池波さんの作品の主人公はほんと魅力的な人ばっかりだ。晩年のことも書かれているのですが「こんなおじいちゃん、いいなぁー」って心から思います。お勧め。
0投稿日: 2006.10.01
powered by ブクログ永倉新八の知られているようで知られていない生き様が、たっぷりと書いてあります。 彼の素敵な人格に触れることのできる一冊。
0投稿日: 2006.09.29
powered by ブクログ永倉新八を主人公とし、幕末から明治へ行く時代の移行を武士の目から描いた作品である。 新撰組を主眼とし、新撰組の著名な隊士隊長なども登場する。 永倉萌えしたい人に読むことを薦める。
0投稿日: 2006.08.28
powered by ブクログ二番隊組長永倉新八が主人公。 池波先生の文章は風通しが良くて読みやすく、竹を割ったような江戸っ子の新八にぴったり。
0投稿日: 2006.07.22
powered by ブクログ永倉新八を主人公にした、新撰組の始まりから終焉までを描いた小説。どこでもメインキャラになる近藤、土方、沖田があまり登場しませんでしたね〜でも、私の大好きな原田がたくさん登場します☆やっぱり、永倉と原田は仲良しだったのか!?
0投稿日: 2006.07.22
powered by ブクログ永倉新八視点という私にはなんとも嬉しい一冊でしたv 彼の人柄の良さに自然と引き込まれていきました。幕末の歴史自体が好きなので夢中になって読みました。
0投稿日: 2006.06.13
powered by ブクログ新選組副長助勤二番隊隊長永倉新八が主人公の、池波正太郎の作品。魅力的な登場人物、切れの良い文章。読み出したら止まらない、心に残る名作だと思う。
0投稿日: 2006.02.07
powered by ブクログ池波正太郎が書く新選組2番隊組長永倉新八の生涯。結成当時の同士では誰よりも長く生きた男の生き様が、すっきりと描かれています。
0投稿日: 2005.12.03
powered by ブクログ永倉新八の視点から見た新撰組。 松前藩江戸屋敷育ちの新八は、生粋の江戸っ子で一途な人。ドラマの永倉像とはまったく異なる印象。 孫と散歩していたときに絡まれたやくざを一網打尽にするところなど、年をとっても腕は衰えていなかったらしい。
0投稿日: 2005.09.26
powered by ブクログ新撰組は一生涯リスペクトです。 あたしはちなみに永倉新八が好きで、この幕末新撰組を手にとりました。知る人ぞ知る、ってかんじです。永倉新八の目線で物事が進んでいきます。とにかくかっこいいです。なんかレビューの書き方間違ってないかなあたし(笑)
0投稿日: 2005.05.23
powered by ブクログ色んな新撰組物の本を読みましたが、この本が一番面白いと思います。大好きです。二番隊隊長・永倉新八の生涯を通して新撰組がえがかれています。さわやかで活き活きとした永倉新八がとても魅力的です。後半は涙が止まりませんでした。
0投稿日: 2005.04.26
powered by ブクログ池波正太郎といへば、『劍客商賣』や『鬼平犯科帳』。 新選組といへば、司馬遼太郎『燃えよ劍』や『新選組血風録』。 子母澤寛の『新選組始末記』なんていふのもあるか。 なにはともあれ、池波正太郎で新選組モノを讀んだことがなかつた。 我ながら不思議だ。 さて、この作品の主人公は、永倉新八。 松前藩の150石取「定府取次役」の後嗣息子でありながら、劍の修行のために家を飛びだした。 神道無念流の免許皆傳である。 その後、天然理心流の試衞館の食客となり、そのまま近藤などとともに京都へ。 新選組では副長助勤、2番隊組長を勤めてゐる。 面白かつたのは、彼はあくまで近藤を同志としてみなしてゐること。 後年、近藤が偉さうな言動をとると反撥してゐる。 鳥羽伏見の戰で、新選組が事實上崩壞したあとは、松前(北海道)へゆき、松前藩の醫師・杉村松柏の養子となり、名も杉村義衞と改めた。 そこで、「集治監」の劍術師範として劍を教へて暮らしてゐる。 1915年(大正4年)に77歳で亡くなるまで、小樽で第二の人生を過ごした。 72歳の時、ならず者7人に取り圍まれた時のエピソードが良い。 新八がにやりと笑つて、腹の底から低い氣合を入れると、やくざ達は立ちすくんで震へだしてしまふのだ。 やくざ達が先を爭うようにして逃出すと、何事もなかつたやうに孫を連れて、腰を曲げて歩きだす新八。 さすがは、鬼より怖い新選組の二番隊組長である。 亡くなる時の一言、「悔はない」。 青春を新選組に賭けた新八の心に、いささかなりとも悔はなかつたのである。 2004年5月1日讀了
0投稿日: 2005.04.24
powered by ブクログええっと、池波正太郎作品にしては割とさらっとしてるような気がしたなぁ。一応最後まで晩年まで進めなくてはいけないというか。幕末の時代を簡単に知れる一冊としては面白かった。
0投稿日: 2004.12.27
powered by ブクログあたしの中に空前の永倉新八ブームを巻き起こした一冊です。 なんていい漢! 読んでいて、爽快。 新撰組ものは、やはりその史実ゆえに何処か暗い陰を纏って仕舞うような気がするのですが、これは、そうした部分も内包しつつも、且つ爽やかで明るい。清々しい。 小常さんと好き合っていく様子も微笑ましいし、老後の新八さんの姿の描き方もとても素敵です。 ひとり生き残ることが辛くなかったはずはないと思います(と勝手な憶測)。それでも日々がそれを癒し、また日々がその思い出をを生かしていく、そんな過程が後半では描かれているような気がしてなりません。 「悔はない」、そういって亡くなった新八さんの言葉から、そのまま生涯を遡っていったような作品です。
0投稿日: 2004.12.17
