Reader Store
龍は飢える
龍は飢える
真堂樹/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

4件)
3.5
0
2
2
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ13 朱龍のもとへ旅立つ白龍。 時をおなじくして、朱龍お膝元の樹林房へ 祝いの宴の舞、 妖しい女の園、懐かしい再会、 そして、飛の出生の秘密… 読みどころたくさん!

    0
    投稿日: 2025.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんな「いかにもプロローグ」だったのか。2部はあんまり読み返してないから覚えてること少なくて楽しみ。

    0
    投稿日: 2013.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     マクシミリアンの婚礼も終わり、表向きは平穏を取り戻した白龍市。  だが、飛の心の中では未だに海に溺れて行った母かもしれない人の面影がよぎり、そういう事態に追い込んだマクシミリアンへの気持ちが行き場のないまま荒れ狂っていた。  また、マクシミリアンの花路を無視するかのような強引な政策に花路からも不満の声が上がっていた。  そんな折、青龍市の大酒庁から白龍に『青龍』の後見を頼みたいという書状が届く。  他市の意向をはかるため、マクシミリアン自らがクレイ・ハーパーを伴って朱龍へと赴く。  そこでは、代理のものが出てきて、朱龍に会いたくば、朱龍を探せとマクシミリアンは言われてしまう。  一方の飛は、自分の母かもしれない人が、元々勤めていた朱龍にある木材商の下を訪ねていた。  用事が済み、町歩きに付き合わされた飛は、折りしも朱龍屋敷のものに目を付けられ、そのまま朱龍屋敷へとさらわれてしまう。  そして、朱龍屋敷で二人は再会するが……  という話でした。  なんというか、飛って飛って……と言いたくなりますね。  飛が勝手に悩んでグルグルしていて、自分のことを向いてくれないことにすねた王様は、どうにかして自分の方を向かせようとあれこれ試みるという話でした。  それにしても、朱龍がとってもいい性格をしている女子であることが少しトキメキましたが、おそらく朱龍編はこの一話で終わりなので、それがちょっともったいないような気がします。  そして、次からは最後に残った黒龍編です。  相変わらず全然素直じゃないし、煮詰まったままの関係の二人ですが、このモヤモヤ感はかなり癖になるので、お好きな方にはオススメします。

    0
    投稿日: 2012.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんで飛ばっかりがそんな目にっ、と思わず叫んでしまいそうになるこの作品。 青龍から花嫁をもらい受けた白龍屋敷が花路を遠ざけようとする気配を漂わせる中、大団円を突きつけられた花路は釈然としないものを誰もが抱えていた。そんな中、雷英が東州茶房へとやってくる。雷英に茶房と師父のことを頼み、飛は白龍に来ていた樹林房に朱龍まで俥に乗せてもらい、玲泉の死を伝えに行くが…。 いつになったら飛に平穏が訪れるのかと不安さえ覚えながらも楽しく夢中で読めるこの一冊。マクシミリアンとの意外な関係を疑う飛には驚かされること間違いなしです。 更には初登場の朱龍も案外食わせ者のようで、ますます四龍島から目が離せなくなることも間違いなしですよ。

    0
    投稿日: 2004.10.30