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群青の夜の羽毛布
群青の夜の羽毛布
山本文緒/文藝春秋
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総合評価

57件)
3.7
11
19
16
5
1
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    ずっと読んでて辛くて、胸が痛くなる、残酷な話だった。鉄男は結局なんでさとるの母と寝たのか。なんでさとるは生理が来ないのか。なんでみつるはあんなにも普通の人間になれるのか。父親のあの日記はなに?なんかやばすぎる家庭環境でもう感情がぐちゃぐちゃ。タイトルとの繋がりもわからない。

    1
    投稿日: 2025.04.23
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    付き合い始めた女性の家族は 何だか奇妙な家族だった。 初っ端からカウンセリング。 これは一体誰が語っているのか、と思っていましたが 残り3分の1程度になって、ようやく判明。 当然ながら自宅として過ごしている人達にとって さらっと普通の状態の家。 彼氏視点になって語られる家の間取りに 確かに…と納得するところが。 そして判明した状態にも驚きでした。 その家のルールだから、と言われればそれまでですが これはかなり、特殊な家、でした。

    0
    投稿日: 2025.02.23
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    不気味な感じがする女所帯の秘密が暴かれていきます。 読み終えて多少はスッキリしたけれども、今後この家族はどうしていくのかなと。 母親だけは救いがないような。 ただ人は誰しも登場人物のどの人にもなりえるような気もして。 多分皆幸せになろうとしたのにその方法がわからなくて、増悪がうずめいてしまう。 他人事のような身近なようなお話です。

    23
    投稿日: 2023.11.11
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    BOOK・OFFでタイトルに惹かれて購入。あっさりとした文体で描写のイメージがしやすく、また物語も面白かったので一晩で一気読みしてしまいました。最後のシーンではあと数ページしかないと物語が終わってしまうのを惜しむほど毬谷家と鉄男からなる物語にどはまりしてしまいました。また読みたい小説です。

    1
    投稿日: 2022.12.20
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    真面目って病気だ。 正論が人を強くするのか、弱い人が正論に縋るのか。 山本文緒さんの作品。わたしが初めて読んだのは、「プラナリア」だった。 2020年6月末頃のことだ。 そして、この作品のレビューをベースに、わたしはエッセイを書いて、初めて応募した。 そんな大きな一歩を踏み出させてくれた山本文緒さんが、とても若くして亡くなられた。 早い。早すぎるあまりにも。 わたしはと言えば、遅かった。あまりにも遅すぎた。彼女の作品に触れるのが。 「自転しながら公転する」 この作品を読んで、もっともっと彼女の作品を読みたいと思った。 もう、今ある作品を、魂を込めて読むことしか、今のわたしにはできない。 これではまるでゴッホじゃないか。 悔しい。寂しい。作品は作品として残るけれど、作品だって、生き物だ。わたしはそう思う。 この作品は1995年に単行本で出版されている。 1995年といえば、J-POP全盛期で、とにかく毎日違う名前の歌番組が、前日と違う放送局から流れていた時代だった気がする。子どものわたしには、歌詞はあまり入ってきてなくて、だけどとにかく曲を聴いてた。 その裏側で、この物語もひっそりと存在していた。 とても静かに。 毛布でくるまれて、部屋の片隅で、息をひそめて。 毒に侵された家族を、優しく包み込んでいたのだろうか。それとも、隠していたのだろうか。 まるで家に根が生えていて、根ごと毒に侵されているような。 主人公の様々な心身の不調。毒親は普通、これを放っておかない。なのにそれを放っておく違和感。 主人公目線の章にも関わらず、確実に語られていない何か。巧妙にまだ語られていない何か。 章の冒頭で語られるカウンセリングを受けている人物の正体。 なぜ主人公はこんなに病んでいるのか。 なぜ恋人はこんなにケアできるのか。 違和感の正体は、最後にどばっと、溢れ出る。 ここまでしないと、毒親の根は切れないのか。 みんながみんな、自分のことを罰している。 自分が誰かにしたことの罪を、ずっと抱えている。 それを利用する母親。抜け出せない主人公。抜け出したい妹。共依存。 毒親に植え付けられた罪悪感という感情は、他人から受けるどんな罰よりも思い罰なのかもしれない。 ただの「真面目な人」では済まされない程の、強すぎる正論は、人を暴走させる。 でもなぜ。 正論で言うならば、暴走して人を傷つける方が悪いに決まってる。 なのになぜ、正論が勝っているのだ。 週刊誌でプライベートを明かした方が責められていいはずなのに、プライベートを明かされた方が謝っているのはなぜなのだ。 正論は、真面目なのは、正しいけど、どこか間違っている、狂っている。 最近複雑な音楽が流行っている中、昔の曲、特に90年代の曲って今より単純で聴きやすい。だから歌詞もすんなり入ってきて、浜崎あゆみとか今聴くと、なんか、かなりくるものがある。 「人を信じることっていつか裏切られ~ はねつけられる事と同じと思っていたよ~」 リピートしてる。「A song for XX」この曲のメロディーと歌詞の威力は結構すごい。 なんだかすっかり90年代に侵されている。

    58
    投稿日: 2021.11.21
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    どうにもジャンルの分類に困る本だ。 読む前に帯を読んで『恋愛小説』と登録したが、読み終えて、どうやら違う。なんだろう? ああ、そうだ。ホラーだ。と納得する。 読みながら、首元に鋭利なカミソリ、エッジのきいたナイフを充てがわれているようなひんやりした感覚が付きまとう。 読み終えてもなお、黒板を引っ掻くような言いようのない感覚。不愉快。   父親にも母親にだけでなく、読みながら可哀想と信じていたサトルにまで湧く憎しみに近い怒り。 鉄男には全員を構うことなく捨てて欲しい。 いくら親が毒であったとしても、私はサトルがイヤだ。サトルを構っちゃダメだ。

    0
    投稿日: 2021.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    毒親の呪縛という題材の小説は数あれど、中でも強烈だった。読み終え、ぐったりエネルギー持っていかれた。主人公さとる(女性)24歳、体調を崩しメンタルをも病み(それには理由があった)、大学を中退、家事手伝いの身。行く場所といえばスーパーと図書館、地味な毎日。教師と塾講師をする母、厳格で激情型、娘を異常なまで操る(しかしとても気高く魅力的)。登場人物の中で一番屈託がなく真っ当な妹みつる。スーパーで出会ったさとるの恋人、大学生の鉄男(人間臭くて正直で憎めない)。 その家独特の「癖」ってある。人様には見せたくない一面。人を招くより人様の家を訪問した方がどれだけ気楽かわからない(私の場合)。さとるに惹かれている鉄男は、徐々にさとるの家族に取りこまれ、様々な事情を垣間見、馴染んでゆく(感化されてゆく過程をみた)。最初に家族と一緒に食卓を囲む場面は面白かった。心理描写が分かりやすく、興味でどんどん読みが進んでいく。鉄男を婿養子にともくろむ母は、さとるの居ぬ間に鉄男に根回しをする。 すったもんだがあって、何とこの母と鉄男は一時限りの過ちをおかしてしまう(この母のすることはわからない)。 この家族は特殊といえばそうだが、ひとつひとつ取ってみると、世間で無さそうであるかもしれないって所がリアルだ。歪んでいる母、家族、だけどなぜ「愛着」は沸くんだろう。あちこちで行き場を無くしたさとるは、あれだけ放り出した家へ、それでも帰ろうとする。後半、父の存在が見えて、それからは目が離せない展開。映像が次から次へと飛び出してくる。イメージは暗い群青色。同じ作家さんでもこんなにカラーが違う。(前に読んだ「なぎさ」は海の水面の青というように。) ラスト、さとるは破滅させ、家族は・・。そこまでしなけりゃ親から解放されないとは。さとるを見ていると鬱積してる人のなれの果てのようだ。もっと感情を小出しにすればいいのに。きっと鉄男と出直せる。 狂っているのは母。そして父の復讐、さとるの懺悔。でも父もさとるも狂っている、結果的には。やはりこれはとても怖い話だ。 「他人には言わないような酷いことも家族の間では口にする、そして家という閉ざされた場所では、よその人には見えない恐ろしいことが起こっても、すぐ隣に住んでいる人さえ気がつかない」 時々折り込まれるカウンセリングの部分が、真に迫っていて良かった。最後の3頁が心に染みた。父の愛を感じた。 こんなに胸が締め付けられるとは。かなり好きです。

    25
    投稿日: 2021.06.25
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    丘の上の家でひっそり暮らす不思議な女性・さとるに惹かれていく大学生の鉄男。しかし次第に、母親に怯え、他人とうまくつきあえない不安定な彼女の姿に疑問を募らせていく。母娘三人の憎悪が噴出するときに見えてくる、戦慄の情景とは―。恋愛の先にある家族の濃い闇を描いて、読者の熱狂的支持を受け続ける傑作長編小説。

    2
    投稿日: 2021.01.27
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    これぞ私が好きな山本文緒さん!という小説だった。下手なホラーよりホラーだ。 長い坂を登った丘の上の一軒家に住むさとる。他人とうまく付き合えず、家事手伝いと称して、実家で母親、妹とともに生活している。 彼氏の鉄男は、さとると交際を続ける中で母親や妹とも関わりを深めていくうちに、その家族に潜む底知れない憎悪とさとるが纏う戦慄の背景を目の当たりにしてゆく……。 怖い。怖すぎる。家族を支配するのは、ヒステリックで冷酷な母親。さとるには、24歳にもなって22時の門限があり、それを守れなければ容赦なく打たれる。母親の意にそぐわないことをすると、幼い頃から妹のみつるとそうやって虐待され続けてきたのだ。 しかしそれを家族の愛だと信じて疑わず、反抗しようとも家を出ようともしないさとるに、鉄男は徐々に不信感を募らせていく。と同時に、冷酷な母親の不思議な魅力に取り込まれていってしまう。「えー?!?!」という展開。怖い。 章ごとに挟まれていた誰かのカウンセリングの真実が分かったあとからは転がり落ちるようなスピード感。怖い。 こういう風に育てるとこういう子になって家族はこうなってしまうんだなという見本のような恐ろしいストーリーでした。 愛に飢えるさとるが不憫で可哀想でならなかった。鉄男はチャラチャラして流されやすいところもあるけれど、優しくて情緒が安定しててさとるは彼に出会えて本当に良かったねと思う。

    5
    投稿日: 2018.11.21
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    さっぱりした文章の中にぐいぐい引き込まれる不思議な魅力があった。 まぁまぁ狂気に近いところを、重苦しくなく読ませる語り口。さとるやみつるのことが気になって一気に読んだ。家族の重圧、母親の支配、彼氏のぬくもり、ひたひたとそこにある呪縛。それらが、リアルにありのまま描かれている。

    1
    投稿日: 2016.10.08
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    題名からイメージするよりダークな一品だった。女が集まって生活する場所って多かれ少なかれこういう息苦しさと気の休まらなさが発生するような気がする。男性のオアシス感が際立つ作品だった。父親の全てにリアリティーが無いのがちょっと残念だった。あそこまでする執念はそれこそ女に似合う。

    0
    投稿日: 2016.05.05
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    だいぶ昔に一度読んだ小説。 実際映画化されているのだけど、ものすごく映像化向きの物語だと改めて思った。キャラクターの立ち方とか、映像が目に浮かびやすい構成とか。恋愛小説であり、ミステリ小説であり…でもどっちでもないような、不思議な感じ。 一人の弱い女性の自立までを描いた小説、とも言えるのだろうか。 坂の上の家に住む身体も心も不安定な女性・さとると、ごく普通の大学生・鉄男の出逢い、そして恋愛。 さとるは異常なまでに家に固執し、そして異常なまでに母親の存在を恐れている。それにはひとつの大きな理由があった。 実は昔書いた物の参考にさせてもらった小説でもあって、当時の私はそれだけこの小説(というか主人公のさとる)に共感を覚えたのだろうけど、それからけっこう歳を重ねたせいか、今は共感はなかった。 ただ、ぐいぐい読ませるストーリー展開に引き込まれることは変わりなくて、昔読んだ時とはまた違う感情で好きだと思った。 映画はまだ観たことはないのだけど、主題歌が鬼束ちひろの「茨の海」みたいで、想像しただけでぴったりだと考えたりした。 さとるの、人の輪に溶け込んだりうまくやるのが極端に苦手なところとか、風変わりなんだけどそれでいて妙に色っぽくて男の人には人気があるところとか、こういう人いる、と思った。男から見るとたぶん、放っておけないタイプの女性。

    2
    投稿日: 2016.01.01
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    読む本がなくなったので、久しぶりに山本文緒を本棚から引っ張り出してみた。 これは怖かった。こんなにも怖い本を書く人だということをすっかり忘れていた。人物像もリアルで、狂気のうちに、ありそうな人間関係が描かれていた。一気に読了。内容はいい感じで忘れていて、再読しても楽しめた。

    0
    投稿日: 2015.08.27
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    体裁が何より第一の家庭にありがちな話だと思う。昔よりも女性にとって自由で楽しめる世の中になって自分が娘の頃は出来なかった、などなど現実に悲観しながらも正当化したい母親が若い我、娘に嫉妬し幸せを無意識でも望めない母親が急増している。時代の価値観が変化している世の中に年寄りに関わるとロクな事がない。老害であるという事をもう少し早く気づいてほしい。主人公はこういう雰囲気の子いてるなという感じ、ストーリーの先が気になりあっという間に読了しました。

    0
    投稿日: 2015.05.09
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    不思議な話だった。 でもさとるの一部分には分かる気がした。 かつての私がそうだったので。 かなり狂気めいた話だが、文体のせいかそこまで重くなかった。

    0
    投稿日: 2014.06.13
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    先生宛の手紙は誰が書いたのか、だいぶ読み進めてわかりました。 全体を通してスッキリしなかったです。現実的にこういう家族の在り方はあるのかな…?ちょっと怖かったです。

    0
    投稿日: 2014.02.08
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    こわい。 どう考えてもお母さんのなさってることは 虐待ですよ!と、すごい突っ込みたくなった。 すごい…なんだろ…ギリシャ神話とかに こういうお母さんいそう。

    0
    投稿日: 2013.11.28
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    読みはじめはなかなか進まなかった でも途中から夢中で読んだ 続きが早く読みたい!ってなった でもだからラストはなんか残念 何も結果が描かれない この人の小説にすっきり感は求めちゃだめだろうけど、 それにしても感

    0
    投稿日: 2013.11.22
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    彼女達の生活に入り込み その中で 暖かさと 冷酷さが 入り混じって心がかき乱された 鉄男。良いですね!

    0
    投稿日: 2013.09.11
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    ありがちなオチといえば確かにそうだけど、やっぱり山本文緒の作品は人物や背景描写が細かいおかげでとても物語に入り込みやすく、読みやすかった。

    1
    投稿日: 2012.12.24
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    すごく激しい内容だった。山本文緒さんの作品は、ほとんど読んでいるはずだけどこんなに引き込まれたのは初めてかもしれない。一気に読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2012.12.10
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    私は女性の女性然としている部分が得意ではない。 何故かと言われれば、私が女であるからだ、としか言い様がない。 出来れば目に触れず/触れられずに『幸せ』という幻想に身を委ねたまま歳を重ねたいものである。 2012.8.16

    0
    投稿日: 2012.08.16
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    怖い。 ストーリーも怖いけど、何が怖いって 自分がさとると似ている気がするから。 他人とも家族とも関係を気付けなくて 唯一心休まるのは男の人の腕の中。 一体どれだけの人が彼女に共感するんだろう。 きっと少なくないんじゃないかな。 せめてそう思いたい。

    0
    投稿日: 2012.05.23
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    2012/05/15読了。 プラナリア読了後、山本文緒さんの作品が気になり続けて読んだ本。 内容は少し暗くて怖いが、先が気になって一気に読み進めてしまった。

    0
    投稿日: 2012.05.16
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    誰かがカウンセリングを受けている場面と、異常な母親に支配された家庭の場面が交互に描かれ、謎が徐々に明らかになっていくという。このミステリー的展開にぐっと引き込まれます。 決してハッピーエンドではないと思いますが、余韻の残るラストでした。 この手の小説は、描写がクドかったり、妙に偏った人物しか登場しなかったりと読みにくい印象を持っていますが、山本文緒さんの話は内容の割にさっぱりしてて読みやすいです。

    0
    投稿日: 2012.03.17
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    少し期待し過ぎたか。 『恋愛中毒』の時ほどの怖さは感じなかった。十分悲劇的でありながら、嘘っぽくもないのに。 心の動きが表に出過ぎたキャラ構成だったからだろうか? それでも、ともすれば、二時間の薄っぺらなサスペンスドラマにさえ、使われそうなシナリオが、決して品位を失わずにいるのは、作者の力量なのかもしれない。 家族のあり方は一様でなく、お手本は存在しない。今ひとつといところを常に抱え、お互いを信じて諦めず、ある努力を続けて行くことの上に成り立つ。バランスが崩れた時に、ありったけの力をつぎ込まないと、傾き続ける。 最初はちょっとしたかけ違いだ。それが、タイミングや怠慢で、みるみる溝が広がる。そんな光景を目の当たりにする物語。

    0
    投稿日: 2011.11.25
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    さとるとみつると母親の関係は?父親は?さとると鉄男との関係はどうなるのか?残酷な事実も優しい文体で読ませてくれる。

    0
    投稿日: 2011.08.16
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    ドロドロして怖かったけどおもしろかった やっぱりどの家庭も色々ありますよね…この小説に出てくる家族ほどじゃないにしても

    0
    投稿日: 2011.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても暗い作品でした。 読むタイミングが ちょうど家族とごたごたがあった後で あまりよくなかったのですが 暗い話で気分が晴れるわけでもないのに 一気に集中して読み終わってしまいました。 山本文緒さんの作品の中でも 私は結構気に入ってます。

    0
    投稿日: 2011.04.12
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    ミステリーのような雰囲気で明かされていく謎が面白く、読み進む手が止まらなかった。 今まで読んだ山本文緒作品の中で一番良かった。

    0
    投稿日: 2010.05.28
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    アダルト・チルドレンとして育った私と同じ状況のこの本。 小さくても大人になっても、がんじがらめの箱の中からは、自分で出ようと思わなければいつまでも出られない。 同じACの人にはフラッシュバックすることを覚悟で、でも読んでほしい1冊です。

    0
    投稿日: 2009.11.01
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    すごい勢いで読みました。 ちょっと暗い本。元気ない時は読まないほうがいい。世界にすいこまれます(苦笑) 「何かが他とは違う家族」が出てきます。 その家族と普通の世界の青年がかかわる話。 (最後にはあきらかになるけど)不在の父親 娘たちに折檻を働く母親 母におびえ世間におびえ世間に溶け込めず家事手伝いの主人公 一見家に反発しているようでやはり家から逃げ出せない妹 主人公の恋人「鉄生」 がこの家族にかかわって、 家族に少し変化が起こります。 はたしてこの結末は幸せなのか、不幸なのか。 読み応えあり。

    0
    投稿日: 2009.06.17
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    怖いけど、面白い。先が気になりすぎてやめられなくて 思わず山手線1周しちゃったもの。 (2009年4月5日)

    0
    投稿日: 2009.04.05
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    特異な親子関係は代々引き継がれるものなのかな。祖母と母のそれがそうだったように、母ととさとるの関係も。妹のみつるも結局は支配されてしまっているし。そして、結局は、歪んだ関係はいつか暴発してしまう。たんかに運ばれながら見えた町並みに「あぁ、朝が来るんだ」と思えたさとると彼氏である鉄男との新しい生活を予感させてホッとする終わり方。

    0
    投稿日: 2009.01.15
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    面白いけど怖い。読んでたら家族ってよく分かんないし、皆が悪いようにも悪くないようにも思えてしまった。 あと女って怖いなぁ・・・。おでんに農薬とかっていう件も怖かったけど。 20081009

    0
    投稿日: 2008.10.09
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    すごい、イチバン山本文緒さんの作品で引き込まれた。 家事手伝いのひ弱な心のちょっと弱った、変わった娘が主人公。 家には厳格な母がいて、言いなり。 門限もあったり・・ 妹も何だか不思議だけど自由奔放。 大学生の鉄夫はその不思議な女に本気の恋をする。 家には秘密があった・・ 実は父親が心を崩して引きこもり・・ 言いなりに働いてきた父だけど、娘と同い年の女と不倫関係にあり、離婚を言った所、母とその主人公がマジギレ、自殺未遂を犯してから・・ 父は心を崩してないと思ってる。 家族に家にいて復讐しようと。家にいることが復讐だと。 でも、白衣を着た娘をカウンセラーだと思って胸のうちを明かしてるんだ・・ なんかもう本当切な過ぎた。 ストーリをまとめるのも複雑なんだけど、それぞれの人にそれぞれの事情や心を抱えてる。そして言い分がある。 家族といっても人の集まり。 小さい社会。 うーん、なんだろうな。やっぱり人は弱さを抱えて生きてるんだろう。 それはちょっとの弾みで崩れる。 そんな感じ。

    0
    投稿日: 2008.09.25
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    家庭事情から病んでいる女の子と年下の男の子。 その家庭に隠された深い事情。 ヘヴィなお話ではありますが、たしかに世の中そんなにきれいごとばっかりじゃない。

    0
    投稿日: 2008.09.13
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    時間をかけて壊れてゆく個人、家族。 不自然な女三人(母・娘二人)家族の中での夫であり父親である存在の意義は? 事件は大学生男子が2つ年上の女子に恋をしたことから始まった。 いや、本当はそれ以前からジワジワと始まっていたのだ。 オバケは出てこないが、 人間性の怖さを描いたホラーかもしれない。

    0
    投稿日: 2008.09.01
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    最初の方は内容がよくわからなくて難い感じ。 途中からなんとなく読めてくる。 あまりオススメじゃないかな汗

    0
    投稿日: 2008.07.05
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    ドロドロした家族で、母親がすごく怖いなと思いました。 絶対的な存在なんだろうなとか。 みつるはなんだかんだで姉思いなんじゃないかと思った。 自分的にラストがすごく安心した。

    0
    投稿日: 2008.06.03
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    間に挟まれる独白が最初誰のだかわからなかった。構成としてはすごく良く出来てると思う。徐々に明かされる真実がすごく辛い・・・

    0
    投稿日: 2008.01.04
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    恋愛小説であり、家族小説でありスリリング。 山本さんの小説の登場人物はいつもどこかしらほの暗いものをもっていて、それを抜け出したいという心の葛藤が描かれています。

    0
    投稿日: 2007.11.26
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    秘密の隠された家に住む病的に厳格な母と娘2人の話です。 救いようのない暗い恋愛小説だけど、最後の最後は縛られていた家から解放されて結局救われたんじゃないかな。 どろどろの家族モノが好きな人にお薦め。

    0
    投稿日: 2007.10.30
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    初めて読んだときは、衝撃的でした。母子家庭の娘二人。母との関係におびえる主人公。抱えたものは自分でしか捨てられないのに、一度抱えてしまったらそれを捨てる術をなくしてしまう。特にそれが家族であったなら尚更。家族という関係の厳しさがこれでもかと描かれています。

    0
    投稿日: 2007.10.05
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    母親に怯え、他人とうまくつきあえない不安定な彼女の姿に疑問を募らせていく。母娘三人の憎悪が噴出するときに見えてくる、戦慄の情景とは―〜〜最初ホラーかと思いましたが、親子の間にうずまく嫉妬、恐怖など背筋がちょっと寒くなりそうな作品。一気に読めました

    0
    投稿日: 2007.07.08
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    恋愛小説を書いても 家族小説をかいても 山本文緒の書く物語はせつなくてしかも怖い。恐怖は日常の生活のなかにあることを 教えてくれます。

    0
    投稿日: 2007.06.30
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    長編なのですが一気に読んでしまいました。最後まで気が抜けない展開にはらはらしっぱなしです。どこにでもいるような大学生の男の子がどこか神経症チックな女の人と恋愛をする。なんとなくそのシュチュエーションが自分に似ていたりして(笑) ちょっと後味が苦いけど、色々考えさせられる一冊。

    0
    投稿日: 2007.04.13
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    山本文緒の中で一番好き!! まさに狂気・・・・ 最後のどんでん返しはすごいっ!! 人間くささも一番だと思います。

    0
    投稿日: 2007.03.25
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    読みが浅いせいかもしれないけど、ラストの展開には 驚かされます。 冷たい話でも、山本文緒は、どこか優しくて、 求めてる感がある。 個人的には・・・やさしくない山本文緒も 読んでみたいんですが。

    0
    投稿日: 2006.12.12
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    不思議な女性さとるに惹かれる大学生の鉄男。 しかし,彼女は母親におびえ, 対人不安を抱える不安定な一面を持っていた。 平穏な生活の奥にある家族の闇を描いたサスペンス。 家族について考えさせられた。 余談だが,恋人の母親にひかれることは本当にあるのだろうか…。 幸い,今のところそのように魅力的な母親に出会ったことがない。

    0
    投稿日: 2006.11.29
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    深くて深くて暗い世界。でも、自分も思い当たる節がいっぱいあって結構かぶった。いい子でいようとする。何かにおびえている。普通の家に育ったけど、時々いろいろなものが角度を変えて表現すると、さとるの気持ちがよくわかる気がして、引き込まれちゃいました。葛藤、衝動、誰にでも持ち合わせているんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2006.10.10
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    映画にもなってたんだなって、本棚で調べてわかったわ。映画の配役を知らずに読んだので、すっかり自分のイメージで読めた。「凍るような孤独とせつない恋」と帯にあったけど、とっても繊細な話って感じ。せつなさとは違う気がした。

    0
    投稿日: 2006.10.05
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    厳格な母親との母子密着からの脱却と成長を描いた小説。 心身共に不健康な人間は心身ともに健康な人間に魅かれる。わかりすぎて痛い。

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    投稿日: 2006.09.20
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    「何で・・」「どうして・・」と疑問を持ちながら進み、最後まで分からないこともあった。消化不良を起こしたって感じ・・・ なんか中途半端・・ 私の理解力がないのかなぁ〜〜〜 もっとちゃんとした?結末を期待してたのでがっかり

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    投稿日: 2006.06.11
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    恋愛ってなんだろね?血のつながりって、なんだろね? 「家族」というものに縛られた主人公。途中々に入る、どこかの病院の患者の話が一体何なんなのか、ということが最後に判明する驚愕の事実だったり。 悲しくも愛しい物語。

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    投稿日: 2006.06.10
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    ぬをー!どろどろだぁあぁ〜!!でもリアリティーがなさそうでありそうな世界に引き込まれました。人間は恐ろしい生き物です……

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    投稿日: 2006.06.04
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    【目的】 【引用】 【感じたこと】 愛情を何処まで求めてよいのか。 狂った父。怖い母。うかつな自分。 【学んだこと】

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    投稿日: 2005.05.28