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夢の封印
夢の封印
坂東眞砂子/文藝春秋
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総合評価

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    さまざなシチュエーションにふと覗く性を描いた7つの短編。 妄想か現実か曖昧ななかで繰り広げられる物語がある一方で、「熟れた休日」のように中年夫婦の日常にしっくりとはまる物語があり、性愛のバリエーションを愉しむのにはいい。 「蓬莱ホテル」のように渇望したはずのロマンスが、手に入った途端に色褪せ失望する感覚はなんだか分かるような気がした。

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    投稿日: 2022.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱりこの人はホラーの方が私は好きだと実感しました。 どのお話もちょっと私の感覚と違うかな?っと思った中、 最後の「熟れた休日」はちょっと良かった。 連れ子がいる同士再婚して、幸せに暮らしていた夫婦の前に、 元妻が現れて・・・ もっと軽いと思っていた旦那さんだったけど、この言葉は良かった。 「だけど僕は、男女の関係って、果物みたいに成熟していくものだと 思っていた。未熟な果物をもいで、まずいなんていうのはおかしいよ。 だけど多美子は、まずいといって投げ棄てて、また青い果物をもいで まずいと文句をいっている」 きっと2人はこの先ずっと幸せに暮らしていけるな、と安心して 読み終われました。 こういう考え方っていいな。 もっとおばあちゃんになっても、手を取り合って生きていきたいな。 まずいって言われませんように。

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    投稿日: 2013.01.20