
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
題名や表紙などから、お洒落で退廃的なニューヨークが舞台の村上龍っぽい作品を想像したが、実際は繊細な心を描いた愛の話で、第1部後半から世界観にガッツリ引き込まれた。 特に離婚をした親の恋愛に振り回される子供の心情が印象的であった。親が恋愛にかまけている時に子供が感じる、自分のことを親が見てくれていないという孤独感。それに年齢的にも経済的にも親元から逃げられない社会的弱者としての境遇も重なり、とても切ない気持ちになった。 本作は多少長い印象はあるが、一見やばそうな登場人物それぞれの背景がしっかり深掘られ、最終的には全員に共感でき、読後感も良かった。最近は失われつつある、他人を思い遣る気持ちの尊さや大切さを改めて思った。
5投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログ愛の話。 アイノカタチ、愛の味、愛の種類はひとつではない。それこそが人類を人類をたらしめ、動物と一線を画す要因であるといっても過言ではない。「あのね、大好きだよ」と伝えるのもひとつの愛、君だけを傷つけないのも愛、見つめあうと素直におしゃべりできないのも愛かもしれない。 愛し方や愛され方が定まったものでなかったり、人によって違うから苦しみが生まれる。自分と違うから惹きつけられたのに、自分と違うことで遠ざけるようになる。 古今東西遍く愛の衝突や諍いは絶えない。絶えることはないし、耐えられない。しかし、この営みが消えたら人類史はおしまいなのかもしれない。 この本は、二人の男と女のおしまいがはなから明示されているが、その過程に500ページ(この本が続編なのでそれ以上)も描かれている。破局という過程に対して注ぎ込まれた感情葛藤愛情友情心情が多過ぎる。愛のバクダン。
8投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログこんな酒浸りの男とはさっさと別れないとダメだ、いやでもこの人を捨てていったらこの連れ子はどうなるのだ、いやでも自分の子じゃない、母親は別にいる、でもでも…ここまで単純ではないけれど、葛藤。
1投稿日: 2022.08.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みごたえがありました。 それは本が分厚いからというのではなく、内容がヘヴィーだったから。 こんなにこんなに言葉を尽して他人と話したり自省したりするってことが、日本人はあまりないのではないだろうか。 けれどアメリカでの評価は掘り込みが浅い、だったそうだ。 欧米の恋愛は、または人間関係は、それほどにヘヴィーなのか。 愛している男・リックとの生活に疲れ果てている女・ココ。 ココはただ、リックを愛しているだけだ。 愛を伝える。 彼のために献身する。 二人の時間を楽しみたい。 しかし、そんなココの態度が、リックを追いつめる。 黒人として生まれ、幸せだったと思うことなく大人になったリックは、愛情というものがわからない。 いつも目に見えるものをしか信じない。 ココが何を望んでいるか、薄々わかっているけれど、ぞれはリックにとってとても怖いこと。 だって愛なんて見えないから。 リックの息子ジェシーは、幼い頃から父母の喧嘩を見て育ち、大人を信じることができない。 だけど、大人に面倒を見てもらわなければならない子どもであるという自覚はある。 つまりとても賢い少年なので、ココに懐かない。 ここにとってもジェシーは邪魔だ。 なのに、何で親でもない自分ばかりがジェシーの面倒を見なくてはならないのか。 そういう鬱屈から始まる物語。 リックはココと対峙することができず、毎晩酒を飲みに出かけてしまう。 ”世の中の父親は、おやすみを毎日聞く義務を持たないのである。それは母親の義務だ。そして、ジェシーは、その母親ととうに離ればなれになっていたのだ。” 人種差別や、性的マイノリティに対する偏見など、頭ではわかっていても現実にはいろいろある。 ”人間の社会は、思うよりもはるかに生理的なものに支配されていると、ココは、いつも考えるのだ。” リックといても幸せになれないのなら、リックに幸せを与えることができないのなら、別れた方がいいのではないかとココは思う。 だけど、できない。 愛しているから。 しかし彼女の周囲では、愛し合っているのに不倫をしたり、気持ちが覚めたらさっさと次の人に乗り換えたりする人も多い。 ココは優しすぎるのだが、それは彼女の長所であり、短所でもある。 ”何気ない顔をして、人よりも先に幸福を手にする人間。そういう人は、他人を憎んだりもせずに、いつも暖かい雰囲気を漂わせている。” これはなかなか鋭い指摘だ。 ”人間関係の中で、被害者である人間は加害者でもあるんだ。そのことの解らない人間は、愚かだよ。” これは難しい問題。 いじめの被害者や虐待されている子どもに言うことはできないけれど、自分自身に対しては、絶対的被害者であることを免罪符にはしたくないと思う。 読みながらウクライナとロシアのことをちょっと考えた。 絶対的な被害者も絶対的な加害者もなくて、どちらにも言い分はあるという立場で話を聞かないと、何かを間違えてしまうのではないか。 関係性の中にある、というのは、そういうことだと思う。
1投稿日: 2022.03.08
powered by ブクログ懐かしい。昔の私の恋愛バイブルとも呼べる作品だった。でも、今読むと主人公や彼女を取り巻く人間の価値観がハッキリしすぎていて、押し付けがましく感じてしまった。もう今の私にはしんどいなあ。
0投稿日: 2020.12.16
powered by ブクログ多分舞台はNYで、黒人の彼氏リックと、リックの前妻との間の息子ジェシーと住んでるココの物語。 個人的にはココがいろんな場面で幼稚に思えた。 なんのかんのと言っても結局子持ち&バツイチ男性と付き合う覚悟が足らなかったのでは? 私は女だけど、ココのような女性とは仲良くなれないなあと思った次第。 会話で進むので読みやすかった。
0投稿日: 2020.01.14
powered by ブクログ再読、★1.5。 出だしから、これはダメだなと。この作家、短中編で読める作家であって長編向きでない。ストーリー展開の中で何かを語ろうとする訳ではなく、自己主張ありき・生き方ありきだから、長編では正直しつこい。それが人生そのものと言えばそれまでだけれど、読者に読み方を委ねず、作家が明確な型を要求してくるので、これだけ長いと読んでて辛い。作家と読者の共犯関係が成立してないと飽きるだけかな?まぁ好みの問題かもしれないかもです。
0投稿日: 2017.12.23
powered by ブクログ何年も前に読んで、時々恋愛で考え事する時に部分的に読んでた。甘美でおしゃれな恋愛モノの中に、時にぐっさりくることがある。ゲイのバッキーの恋愛に対する考え方がすき。 2015.12.13
0投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログ恋人と同棲しながら、二人の冷え切った愛を見つめ直す日本人女性のココ。ただ見つめ合い、同じベッドで寝るだけでいいのに、決してココが望む愛を与えてくれない黒人男性である同棲相手のリックは、ココが与える愛を純粋に受け止められずに酒に逃げる毎日を送っていた。 恋人同士の愛、同性愛、家族愛等の多様な恋愛観を、主人公1人の目線からだけでなく、ココを取り巻く様々な人々を交えて語られている。私は愛情を求めるココの気持ちがよく分かったが、それを拒むリックの心情がよく分からなかった。そのリックからの目線でもココに対する愛が語られており、その気持ちは、ただ愛を与える事を求められ疎ましいという気持ちだけでない、歪な愛情があった。 この一冊で、恋愛に対し多種多様な目線で見つめられる。 【好きな小説内での言葉】 ・求めているように語りながら、実は、求められることを切望している ・愛の言葉を言い出した方が、その重みの分だけ不幸になる。 ・その瞬間、彼は初めて女の体の上で「愛している」と呟いた。 ・憎んで憎んで、そして愛し抜いてやる。 ・すべてを忘れることから始めなくては、どうしようもなかった。
0投稿日: 2015.09.01
powered by ブクログリックの不器用な愛し方が凄く切なくて苦しい でも個人的に凄く好きな本◎ 読んでて途中で苦しくなってどうしようもなく悲しく泣きたくなるけどそれでも必死にもがいてぶつかっていく大人と子供達。 切ないのにただ切ないだけでなく温かみのある本◎ それぞれの登場人物に親近感が持てる^ ^
0投稿日: 2015.06.15
powered by ブクログ2015.3.4読了 疲れた〜 読んでいると共鳴しすぎて心が痛い。 まるで主人公の友人になってニューヨークで愛に悩んでる気分に(笑) 人はいくつになっても不器用に愛に悩んでいる。だからこそ愛おしい存在。
0投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログ[ 内容 ] 人を愛した記憶はゴミのようには捨てられない。 黒人の男「リック」を愛した「ココ」。 愛が真実だったとしたら、なぜ二人は傷つき別れなければならなかったのか。 男、女、ゲイ、黒人、白人―、ニューヨークに住むさまざまな人々の織りなす愛憎の形を、言葉を尽くして描く著者渾身の長篇。 女流文学賞受賞。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
0投稿日: 2014.10.26
powered by ブクログアル中男と共依存女の話なのに、そこに愛だの恋だのくっつけてくるのでイライラする。ココはさっさと病院に行くなり断酒会や家族会に参加すればいいのに、一緒に酒を飲みに行ったり正しくない対応ばかりしたあげく・・・ 絲山秋子の「ばかもの」もアルコール依存症を題材にしていたが、おもしろく読めた。山田詠美は私には合わないらしい。
0投稿日: 2014.07.25
powered by ブクログ愛の叫び。 ひしひしと叫びが伝わってくる作品です。 色々な種類の愛があり、 愛し合うのに、愛したはずなのに、 1つになれないもどかしさ、 諦めと、渇望の繰り返しのなかで、 傷付き傷付けられることを繰り返すなかで、 進み、変わり、学んでいく様子が描かれています。 身も心もくたくたのよれよれになって、 それでも死にきれない沸き上がる愛情は、 醜くもあり、浅ましくもあるけれど、 堪らなく愛しい想いを心の底から掬い上げてくれるはずです。 紛れもない現実が、この作品にはあります。 剥き出しの心が好きな方には特にオススメです。 ただし、 感傷的になりすぎないよう注意です。
0投稿日: 2012.01.13
powered by ブクログ山田詠美さんの文体はほんと独特でたまらなく好きだなぁと改めて感じさせてくれた本。 ココはきっと山田詠美さんそのものをイメージさせる。そんな女。 トラッシュを読まれるのでしたら 絶対にジェシーの背骨を読んでからのがおすすめです。 成長したジェシーに感動する。 リックとココ、そしてジェシーの奇妙な生活。 ココのしおあわせがにじみ出ている チューインガムもおすすめです***
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋をしたい、と思わせてくれる作品です。 山田詠美さんの小説は友人から勧められていてA to Zが気に入ったので開拓しようと思っていました。 ニューヨークで繰り広げられる恋愛模様を主にココ視点から書かれたものです。 ココはジャパニーズという風に描写がたまにあるけれど、ココを含めて誰もそのことを気にしていないというのが、実は一番印象的でした。 彼女がアルコールに溺れるリックとの終わりからランディと新しく始めるまでを描いていて、そのなかに何人もの人の葛藤、心情の揺れがみずみずしく描かれています。特にジェシーの成長ぶりに心打たれました。最初はぎすぎすしていたココとの関係が最後「家族だ」と言い切ってしまうまでに関係を変えた二人。ココは素直に受け入れられなかったみたいなのはなぜだったんだろう。 実をいうとあまり彼らのしゃべり方が好きではなかったです。会話は特に英語で読んでみたいと思ってしまった。「君が恋しいよ」が私はやっぱり"I miss you" の方がしっくりくる。直訳するとそうなのはよくわかってるけど、多分"恋しい"には違う意味が含まれている気がする。 一番心に残ったのは実はリックの言葉でビーズの件です。人間ってそうやって大事な記憶を反芻することで、一粒一粒の(ビーズより私は)真珠にして首にかけておく様子が目に浮かびます。年月が経つにつれて、それは長くなっていくし、多分だから二重にも三重にもしなくてはならなくなるのかもしれない。それが辛い記憶でできた真珠でも人生の経験を吸い込んだそれは美しいんじゃないだろうか。そしてその首飾りが長ければ長いだけ、それは人を内側から輝かせるのではないだろうか。この本で誰かが言っていたように、人は不幸があって初めて幸せを感じるから。きっと幸せだけの首飾りは光らないのかもしれない。そんなことを感じました。 その他にも、「愛の言葉を言い出した方が、その重みの分だけ不幸になる」というのも印象的でした。そうなのかな。未だ信じたくないな。
0投稿日: 2011.07.22
powered by ブクログ人を愛する甘美さも切なさも味わえる本。どうしようもないことが、一番愛おしい。舞台のニューヨークの空気も、本当にシビれます。
1投稿日: 2011.06.27
powered by ブクログ山田詠美さんの小説は、けっこう好き嫌いが分かれるのですが、この小説は、分厚くて読み応えもあり、登場人物の人間模様や、関係性や、直しようのない本質のようなものが丁寧に描かれており、ぐいぐい読めました。 愛というもののだらしなさ、やるせなさ、どうしようもないものが、NYを舞台に重すぎずも軽すぎずもないテイストで書かれていたのが良かった。
0投稿日: 2011.06.27
powered by ブクログ恋をした時、こんなに何かを 考えていたのだろうか。 衝動だけで、動いていたと思ってたけど、 もしかしたら、こんなに理由があったかのかもしれない。 思い出に理由はいくらでもつけれるのだけど。
0投稿日: 2011.03.21
powered by ブクログ94年2月。発売日に買った。 私が読んだ山田詠美で、時々思い出すのはこの話かな。 ダメDV男とそんなダメ男を愛する・・・ココ? NYの話だよ。 ほんとに上手くいかなくって、なのになんで?別れられないの?なぜ愛してしまうの?という女性っぽい話、だったはず。 そいいう人間の悲しさ?軽薄で軽く、衝動的なことを裏返してクールに悲しんでるけど、そんなダメな遺伝子や本能を愛してるって話だっけ? なんか恥ずかしいね。恋愛小説なんだよ。 当時は、村上龍や山田詠美、刺激の多いセックスがいっぱい出てくる小説がほんと流行ってた。 今もかな。 この話、虫みたいな人間とそのいとなみがいとおしいって、それが私の感想なんだ。時々思い出すから、気に入ってるんだと思う。
0投稿日: 2011.02.21
powered by ブクログ折に触れ、何度も本棚から発掘しては読み返します。高校、大学、フリーター、社会人。ヒロインであるココを見上げていた私が、いつか追いつき、追い越していくこの不思議。 どうしようもない黒人の中年男に恋するオリエンタルのココ。男の息子や前妻との話、そして別れ、新しい恋。みんなみんな、どうしようもなく「生きて」います。結婚や愛や死や、そういう人生における重要なものの価値観を、私に問い直してくれる本です。読むたびに感動する部分が違う。そして、必ず泣いてしまう。 長さを感じさせない、ずっしりしっかりとした本です。出会えたことを誇りに思う。
1投稿日: 2011.02.16
powered by ブクログニューヨークに暮らす日本人ココの恋愛を描いた小説。ココは子どものいる黒人男性リックと同棲していたが、新しい恋人を作り、リックの元を去る。しかし、リックの思い出は消えない。トラッシュとして捨てることが出来ない。人間が弱くて、悲しくて、愛おしい存在だと思える一冊。
1投稿日: 2011.01.15
powered by ブクログ『私は彼が死んだことは、どうも思わないの。だって会ったこともない他人だもの。私が泣いているのは、貴方が彼が死んで、傷ついて悲しんでいるからよ。あなたが大事だから泣いてるの』がすごく印象に残ってる。
0投稿日: 2011.01.08
powered by ブクログ山田詠美にはまるきっかけになった1冊。 これも100回以上は読んでいる。 この本を読んで、人はこんなにも人を愛せるのかと思った。 そして、その愛し方は人によってそんなに違うのかと。 ココのように全身全霊で人を愛することは素敵だ。 でも、人は大人になるにつれてそんな愛し方をしなくなる。 その思いが断ち切られてしまったときに傷つかないように。 でも、ココは全身全霊で人を愛す。 いつまでもココのような愛し方が出来たら素敵だと思う。
0投稿日: 2010.09.13
powered by ブクログ助けてもらった本。答えがたくさんかいてある。ご本人にサインも頂いちゃいました。吉祥寺のkukuって高山みなみさんのいらっしゃったお店で。
0投稿日: 2010.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んだのはずいぶん前・・・うーん独身のときだったような。 さんざんイライラしながら読み進めて、最後めっちゃ泣いたような記憶がありますが・・・もう内容ほとんど覚えていない・・・
0投稿日: 2010.05.26
powered by ブクログ久しく恋愛小説から離れていました。 大人の恋愛事情に振り回されるジェシーと、愛しているという現実に正面から向き合うことのできないリックの親子がとても痛々しかった。
0投稿日: 2010.03.26
powered by ブクログ久し振りに恋愛小説を読んだ。 世界に入り込める様になるまで大分時間が掛かり、 読み始めから読み終わりまでかなり経ってしまった…。 山田詠美の小説の中にはときどき、 自分の語彙力では言い表すことのできない感情を、 ずばり言い当てられているような文章がある。 この本にも、そんな箇所がいくつかあったなあ。 全体としては、まぁまぁでも、 その部分だけで、惹き付けられてしまう。 その部分のために、読む、といっても間違いではないと思う。
0投稿日: 2010.03.07
powered by ブクログ山田さんの世界観の中のニューヨークどっぷり。 解説が宮本輝さんなのだが、この解説もなんかすごい。 高校生の頃、夢中になって宮本輝読んだなぁ。。。 どちらも言葉を紡ぐって感じなんだよなぁ。
0投稿日: 2009.07.23
powered by ブクログせつない恋愛の話。 で、ありながら、私の心に残ったのはバッキーの一言。 そうだよ、生まれながらに恵まれた人ばかりじゃないんだ。 人によって磨かれるからすばらしいんだ。
0投稿日: 2009.07.04
powered by ブクログなんていうんだろう、非常に微妙な場所をついた作品だと思う。けっこう好き。腑に落ちないこともない、ていうような。
0投稿日: 2008.09.08
powered by ブクログすきですきでたまらない作品。 ココとジェシーの関係がなんだかこそばゆくてもどかしくて、 それからリックはとてもいたいけで、 一章の終わりは何度読んでも涙が止まりません。
0投稿日: 2008.09.05
powered by ブクログ「ジェシーの背骨」のココとジェシーがとても気に入った組み合わせだったのでその続編と知って大変昂奮した記憶があります。結論として恋じゃない男女関係というのは、燃える。ロマンがある。彼女らはその境界線を愛していける素敵な二人です。「ぼくは勉強ができない」ほどトントントン、と纏められてある話ではないんですが、勘違いかもですが作者の産みの苦しみを感じました。
0投稿日: 2007.10.21
powered by ブクログ山田詠美で1番好きかも…長いけど、平気だし、恋愛小説が嫌いだけど、彼女の書く恋愛だけは大丈夫!好きなのです。
0投稿日: 2007.06.15
powered by ブクログやばい。 詠美作品の中で1位をあらそうモノとであってしまった。。。 ココの愛し方。複雑化する恋愛感情のなかで、 なぜかドロドロしない透明感のある生き方。 真似したくてもできないからこそ、 大切にしたい浮ついた感情。 圧巻。。。
0投稿日: 2007.05.29
powered by ブクログソフィーの世界並みに分厚い長編。 過去の恋愛を不意に思い出して、小説世界とリンクしてしまい、泣けてしまった。 この人の書く小説の、感覚をリアルにイメージできる表現がたまらなく好きだ。
0投稿日: 2007.05.22
powered by ブクログまさに恋愛の話。いろんな大切なことが詰め込まれている。この本に出てくる誰一人として憎めない。主人公がすごくいい女だ(ちなみにココってゆう名前も好き。)やはり詠美はいい。
0投稿日: 2007.04.22
powered by ブクログNYで黒人男性リックとその息子ジェシーと暮らす日本人女性ココ。アルコールに溺れるリックとの別れ、新しく出会った青年ランディとの恋を描いた長編。不器用に傷つきながら、真摯に人と向き合い、愛することをやめないココに共感する。ハードカバーで400ページとボリュームも内容も重い。しかし、語られる言葉は素直に心に響く。「相手を深く愛すれば愛する程、その人に幸福を与えるために心を砕く。完璧にくつろぐ愛なんてありえない。相手を思いやることのためにいつも心は働いている」ただ、最後のオチは余計だったような。リックとの別れ(350Pくらい)で終わってたほうが個人的にはよかった。
0投稿日: 2007.01.17
powered by ブクログもう10回以上読み返した私の1番お気に入りの本。自分と主人公のココの気持ちがシンクロして本当に胸が痛くなった。ある意味私を救ってくれた恩人でもある。これから幾度となく人生の中で読み返すと思う。
0投稿日: 2006.11.03
powered by ブクログ何度読み返したかわからない。私にたくさんの言い表しがたい気持ちを教え、それを表現する術を教えた最高の一冊。
0投稿日: 2006.09.16
powered by ブクログ高校生のときに初めて出会いました。大人の愛と死というのはこういうものなのか、と衝撃をうけました。 登場人物が誰もみな、それぞれにしかなしえない人生を悩みながら生きている。幸せと不幸は、自らの中からやってくるものであるけれど、他者によって構成されるものであるのだということ。傷ついて傷つけて、それでもただ幸せになりたくて毎日を送る。年を経ること、経験をつみかさねていくことが必ずしも安心につながっていかないことも、私はこの本で知った。 男だったり女だったり、若かったり結婚していたり、何かに溺れていたり。様々な愛情と友情が交錯します。読みながらぼろぼろ泣きました。皆が幸せになればいいのに、と。 読み終わったとき、まず自分を愛することから始めようと思いました。
0投稿日: 2006.08.09
powered by ブクログよく覚えていない。。山田詠美の恋愛モノの典型、と思った記憶が。山田詠美のぐっとくる心理描写はすごいと思うが、恋愛モノより少年少女モノのほうが共感できるんだよね…なぜか。
0投稿日: 2006.07.29
powered by ブクログある意味で虐待をうけていたジェシーとその父との恋愛。 このラストはせつなすぎる・・・ 人を愛するっていうことをどうかみなさん忘れないで下さい。
0投稿日: 2006.02.10
powered by ブクログどおでもいいことだけど、この本のレビューを書いてる人の多くがエイミー口調でした。何故??やっぱりエイミーだからかっこいいんですよねー
0投稿日: 2006.02.06
powered by ブクログあんまりよく覚えてない。。 雰囲気としてはベッドタイムアイズや指の戯れに似てるかな。 けっこう内容がヘビィだった気もする。。
0投稿日: 2006.01.09
powered by ブクログ切ない。たぶん多くの人が体験している切ない気持ちを丁寧に書いているから、だから読んだ人に何かしらの思いを残すんだろうなあ。
0投稿日: 2005.10.26
powered by ブクログすごく良かった。分厚いから時間がかかったぶん、その間に色々な事を考えさせられた。本の内容のことも、関係ないことも。色々な形の愛があって、それぞれにしかわからない気持ちがある。泣ける。本当にすごく考えた本。
0投稿日: 2005.10.05
powered by ブクログNYに行く前にNYの生活に憧れて読んだ。 この本の主人公のような生活は あたしにはできないだろう。
0投稿日: 2005.06.13
powered by ブクログ人間の終わりは死ぬことなんかじゃないよ。自分を嫌いになることだよ。いったん嫌いになったら、好きになるのは難しいよ。それは他人に対してとおんなじなの。ひとつの体に二つの心が棲んでるんだ。ネガティヴとポジティヴ。解る?ココ、ネガティヴがひとりの人間を占領し始めた時点で、色々なことが終わりに向かって動き始めるんだ。(p.135)
0投稿日: 2001.11.05
