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素敵探偵ラビリンス(8)
素敵探偵ラビリンス(8)
若山晴司、万城めいと/講談社
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総合評価

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     <完>って書いてある通り、最終巻。  やったね!もう「探偵」要素は微塵も残ってないね。  1巻の頃から感じていたけれど、出版社サイドから無理矢理「ミステリ枠」のオーダー受けたんだろうね。  ドサクサにまぎれて、ミステリー要素を排して、見事アクションファンタジー路線に持ち込んで終われた手腕は、作者にとっては見事と言えるかな。  このお題でスタートして、自分の得意なSFジャンルにスライドさせて、辻褄を合わせられた作家もいるし、スライドさせられずに未だにミステリを書かされているコナ〇くんみたいなのもある。  「探偵」に釣られて全巻買っちゃった層から言えば、もう全然どうでもいい、ご都合展開の末、綺麗に終わったぐらいの感想。  可愛いキャラ「素敵」の部分に反応した読者には、満足のいく結末だったかもしれないね。  これ変に日本を舞台にしてなかったら、もう少し共感の余地もあったと思うんだよね。  「探偵」に釣られた読者は、提示された情報を整理して考えちゃうから、あとから出た矛盾が気になって仕方なくて、物語に入り込めなくなっちゃった部分はあると思うの。  そもそもの舞台がファンタジーだったら、もっと面白く読めたかもなぁ…と、思わないでもない。  なんにしろ、完結。

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    投稿日: 2020.03.12