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英国妖異譚
英国妖異譚
篠原美季/講談社
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総合評価

18件)
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    英国妖異譚シリーズの初巻、篠原美季さんのデビュー作だそうです。 他の巻の表紙のイラストに惹かれて、折角なので最初から読もうと手に取りました。 余談ですが、初巻のイラストは顎が長く、下手…というかまぁ、今から24年前だものね。 で、内容ですが、とにかく主人公のユウリが、モダモダメソメソしてて、イライラする。 もっと男らしく、しっかりして欲しい。 そしてその守護者?たるシモンは、何故ユウリを守るのか、理由が分からず仕舞いでした。 まぁ、今後の巻で、出会いとかその辺りの話が出てくるのかも。 文章も、東野圭吾さんを読んだ後だったからか、ちょっと単純というか、内容は小難しいんだけど、のめり込めないというか。 ちょっとご都合主義なところもあるかな。 ニアリーBL。少女漫画的なところも。 でも、3巻くらいから面白くなるそうなので、しばらく読み続けてみようと思います。 ファンタジーホラーかと思っていたけど、オカルトファンタジーかな、そのカテゴリは好きなので。 あ、不気味さは無いです。 人死には出てるけど、死ぬ意味あったのかな?という感じ。

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    投稿日: 2025.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イギリス西南部のパブリックスクール、セント・ラファエロ。夏の夜、寮生たちが日本の百物語を模して開いた怪談大会。 シモンが披露した図書館の古い文献にあった物語。 妖精に恋した青年ジャックの魂は、新しい肉体を求め、夜ごと彷徨っているという。 そんな湖にまつわる忌まわしい伝説が語られた時から、異変が始まった。 開かずの霊廟で生徒の一人が姿を消し、一緒にいた生徒は何かに怯えるようになり。 見えざるものが見えてしまうユウリと、ユウリの保護者的なシモンは奇人と噂のアシュレイに振り回されつつ、事件の解決に奔走する。 この文庫なので、仕方がないんだけどイラストがイメージと合わず、ツライ。 そして、そうだよね、この環境、やっぱボーイズだよねー。 まだまだ先が長いシリーズのようだけど、とりあえず、1冊目は決着がついたのでまたの機会にしようかな

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    投稿日: 2020.10.10
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    私のオカルトファンタジー好きに拍車をかけた作品です。シリーズ全20巻第一部完的な終わり方をしました。挿絵も綺麗ですし、オカルトファンタジー好きの方におすすめです。

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    投稿日: 2017.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第8回ホワイトハート大賞の優秀賞受賞作とのことです・・・。いわゆる、著者の「デビュー作」と、なるんかしら。 イラストといい内容といい、わりとレトロやなあと思ったけど、初版は2001年やったので、比較的新しい・・・。 ・・・わけでもないか。15年前か汗。 その後著者は続々と執筆されているようなので、順調に作家人生を歩んではる様子やねんけど(何やねん)、とりあえずこの話に関しては 「・・・うん・・・」 ちゅう具合。 わりと斜め読み(本来の意味での)をして、かなりのスピードで読了した。 イギリスの寮を舞台にした、しかも登場人物は男子学生が9割を占めるという舞台で、テーマとしては面白いのかもしれへんけどもう少しこぢんまりとした話でもよかったかも・・・、ちゅう具合(好みの問題やけど)。 誰が誰かを理解するのにしばらくかかったし(そこは私の読解力の問題)、百物語の後、グレイがいう(百物語の)参加人数と、ユウリが把握しているそれでは1人人数が違うというところから 「シモンは間違いなく黒幕やろう」 と、期待してたけど、そんなことはなかった。 シモンが黒幕で、じつはアシュレイとユウリがなんだかんだいうてコンビを組むんやろう とか思ってたのに、そんなことはなかった(二度目)。 ヨーロッパの貴族社会のこととか、文化、またイギリスの寮についてもわりと細かく説明してくれたり、登場人物についても書き込むのが、却って「がんばりすぎてる感」が、あって、なかなか世界観に入り込めない・・・。 ルビをいちいちいろんな国の言葉で振るのも・・・面倒臭いなとか・・・。 これはもう、対象年齢の差なのかな・・・(と、いつも思う)。 もう少し、書きたいものだけを面白く書いたらいいのにー、と、思っていたのだけど、巻末の選評を読んで 「どうもすいませんでした!」 と、なった(笑)。選評者の評が辛い辛い! こんなに書けるのに、こんなにコキ下ろされるのか! と、プロの世界がコワッとなりました。笑 シリーズとして結構長い様子なので、次々と読んでいったらキャラがよりつかめるんかなあ。 今回は、登場するたびに説明調で誰それは何々、と、語られたのが目について(キャラそのものが)あまり頭に入らなかったので、ちっとも魅力的には感じなかった。 こういった学園モノ(?)ホラーで、キャラに魅力を感じなかったら何を基準に読めばいいのだ(筋だよ)。 続きを読もうか・・・。どうしようか・・・。 借りるなら読む、ちゅうレベルではあるんやけども・・・。 あとはもう・・・。挿絵がいらん・・・。笑 すいません、挿絵がいりません。 そこやなー、この作品全体を素人臭くしちゃってるのって、ここのようなー・・・(ほんますいません)。 (2016.09.18)

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    投稿日: 2016.10.31
  • 楽しく読めます

    結構しっかりと事件が起こるのに、暗くならず読みやすい作品だと思います。

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    投稿日: 2015.04.15
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    湖の妖精に恋した青年ジャックの魂は、新しい肉体を求め、夜ごと彷徨っているという。夏の夜、寮生たちが日本の百物語を模して開いた怪談大会。だが、湖にまつわる忌まわしい伝説が語られた時から、異変が始まった。開かずの霊廟で生徒の一人が姿を消し、一緒にいた生徒も悪霊に取り憑かれてしまう。湖畔に建つ全寮制のパブリックスクールを舞台に、霊感少年のユウリが活躍する!第八回ホワイトハート大賞“優秀賞”受賞作。 (BOOKデータベースより) *** 英国、学園(寮生活)、ホラー(オカルト)風味と、好みな要素てんこ盛りだったので読んでみました。 そして読了、やっぱり面白かった。 でも水鏡とかの説明のとこがちょっとわかりづらかったかな。 まだまだ謎な部分も多いけど、20巻くらい続くようなので追ってみたいと思います。

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    投稿日: 2012.02.25
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    井沢元彦や、西風隆介と同様の、不思議解き明かし系。 ナゾを解き明かす気持よさが痛快。 “英国”“パブリックスクール”“ケルト”に萌えたい人も。

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    投稿日: 2012.01.12
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    なんとな~く図書館の返却コーナーから直借りしてにあるのを手にして(それも途中巻から)、とびとびで読むこと3冊目ぐらいで大はまりしてしまったシリーズ。あとから、1巻から読み出したけど、1~2巻ぐらいではおもしろさが発揮されてないかも。 作者の成長の賜物なのかもしれませんが。

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    投稿日: 2011.07.24
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    なんとな〜く図書館の返却コーナーから直借りしてにあるのを手にして(それも途中巻から)、とびとびで読むこと3冊目ぐらいで大はまりしてしまったシリーズ。あとから、1巻から読み出したけど、1〜2巻ぐらいではおもしろさが発揮されてないかも。 作者の成長の賜物なのかもしれませんが。

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    投稿日: 2011.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    番外編まで読み終わって再読。 アシュレイの口調が違う!!! 1巻だけでは解らなかったけど、全部を読んでしまうと、ユウリとヒューの関係がわかるから、ユウリが気持ちを引きずってしまうのも理解できる。今まで霊的な事件に巻き込まれたのが少なかったのはシモンの「陽」による?三度目の正直でアシュレイにバレて、巻き込まれるのが多くなったせいもあるだろうけど。

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    投稿日: 2011.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後に妖精が出て来てちょっと冷めましたが、選評で夢枕先生が書いてくれてました。 幽霊だけで終わって欲しかったなあ。

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    投稿日: 2011.05.30
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    2010年1月12日読了 内容としてはオカルト+ミステリー…?幽霊騒動にオカルト色が加わった感じ。 この巻だけなら幽霊騒動で片付くけど、ユウリの体質から考えてオカルトに転じていくんだろうなってのは理解できる。なにせ、今後20巻近くまでこのネタでいくんだもんな(笑) 初巻なので少しポイントが分散しすぎているのがなー。 さらっとキャラの生い立ちみたいなのが掘り下げられているんだけど、もうちょっとヒューとの絡みを出した方がユウリの決意的な面も強調されて良かったんじゃないのか…とか思いました。番外編でユウリ&シモンの出会い編があるそうなのでそこで少し掘り下げられるのを期待しておこう。 他にも中途半端にキャラの過去っぽいものが見え隠れするので、寧ろいらんじゃないかとか思ってしまった。つーか、キャラ解説でシモンに"ユウリの守護者"とか書かれている割には作中にそんな部分なかったので「ちょ、待てーーー!」ってなった。……無意識の守護者というか、彼がいるだけであっち側のモノが来ないっつーのは分かったんだが、そういうことなのか?そんな誓いが交わされるシーンがあるのかとか思ったんだけどさ…ないからさ…orz ユウリももうちょっと積極的でもいいんじゃないかなー。力を隠しているから、少しネガな方向に行くのもわかるんだけど。事件解決にもう少し意欲を持って欲しかった。このままじゃ主人公がシモンになってしまうwww アシュレイはいい味っていうか、美味しいよね?憎めないキャラってーの?私は断然アシュレイ派なんだけど、あのちょっとおかしいとこはな…見た目だけはいいのに、残念だwww正統派美形のシモンよりもアシュレイの見た目の方が好きってだけなんだけどねー。これからヤツに付きまとわれるであろう2人が大変だなーとかしみじみしてしまうww うわ、感想がちょいと否定的になってしまった。でも、期待は持ってるよ!今後楽しみ!! この内容だと確実にシモン×ユウリじゃ?で、アシュレイ割って入る的な?(待て) 予習してないので今後どんな展開になるのかわからんのですが、現時点で20巻…?出てるらしいので、頑張って消費していきたいと思いますwww

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    投稿日: 2010.01.13
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    SF? に入るのでしょうか。 とにかく面白い。キリストの聖杯を巡るのをメインテーマとしており、それに纏わる逸話に感心します。 とりあえず、ユウリ編は完結。

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    投稿日: 2009.10.23
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    ホラーというよりファンタジー?神話系?ただ、主人公が基本的に事件から遠かったせいか、やや微妙な読後感でした。

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    投稿日: 2009.10.04
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    私が読むにしてはめずらしく英国もの。 最新刊まで読みきったわけではないですが、なかなか楽しいです。

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    投稿日: 2007.07.04
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    シリーズ第一弾。 個人的には湖の御方が好きなので、ちょっと切ない。 でも、一番気になるのは、ユウリの「かぐや姫」(笑)。 シモンとヒューのユウリ争い、短編とかでいいから読みたいよう。しかし、我ながらアシュレイ占有率は、かなり低いなと思うコメント。

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    投稿日: 2007.06.23
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    かつくら最新号を眺めていて「をを、そういえばこれって読んだことないよ!」と思って購入。作者のデビュー作。 ハマるのハマらないのって、そりゃあハマるだろう!!という感じにハマりました(笑) ホワイトハートのシックな装丁に合った、パブリックスクールを舞台にした妖異譚。とはいえ、怪談という訳でもない。ちょっと不思議な話、という感じ。周囲のキャラクターが魅力的なお話って、主人公が「何でこんなやつがこんなに好かれてるんだろ…」って子な時が結構あるんですが、私はこの主人公(ユウリ)は好きだなと思いました。シリーズを読み進めていくとまたどんどんユウリが成長していくので、魅力的な主人公だなあと思います。 と、既に読み進めているように(笑)このまま怒涛の勢いで英国妖異譚シリーズを読破していくのであった…。

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    投稿日: 2006.05.23
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    妖精、精霊、魔法(??)の世界大好きです。悠里とアシュレイのからみが密かに好きだったりするvv(注、そういう趣味はありませんよι)話しが最後には一本の筋となって、「あぁ〜、そういう事やったんや〜」ってなるのが好きです。話しも細かくって、すごいです。

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    投稿日: 2005.01.14