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大使閣下の料理人(1)
大使閣下の料理人(1)
西村ミツル、かわすみひろし/講談社
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総合評価

11件)
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  • 歴史の学習みたいです

    60超えてマンガを読んでいます。何々の料理人って他のもあったような。同じ作者でしょうか。 ベトナム駐在大使館を舞台とした、歴史の学習みたいで、ただし書きが多くあって面倒な気がしますが、物語が政治的に限らず、人の生き方、男女関係、観光案内など、いろんな角度からの物語で、楽しく読むことできました。

    0
    投稿日: 2017.11.05
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    "料理は食材じゃない!心を込めて作れば,どんな食材でも人を感動させられるんだ!" っていう作者が一番伝えたいことには懐疑的なんだけど,まあ漫画だからな。 あと,子供は作らないって言ってたのに,酔って帰ってきて…って設定とか,家族に相談なしに職場のホテルをやめてくるとかも微妙だし,単身赴任先のベトナムで現地のバツイチ女性といい感じになるのもちょっとなって感じです。

    0
    投稿日: 2016.05.21
  • 異文化圏での仕事に一歩踏み出す勇気をくれる名作。

    私は現在ある国に駐在して仕事をしていますが、海外での仕事に踏み出す勇気をくれたのが、この大使閣下の料理人でした。特に初めからそういう内容を期待していたのではなく、購入のきっかけはタイトルと、表紙の上品な雰囲気。 主人公の公が、異国の地で心を通わせていくまでの葛藤や、単身赴任の家庭人としての苦悩を経験しながらも、あくまで1人の「料理馬鹿」として、大使館の皿の上に自分ができる最高の仕事を表現し続ける。外交の卓上では様々な人々の思惑や政治的バックグラウンドが入り乱れ、一触即発の危機的状況が何度となく訪れるが、啀み合いながらもそこは各国外交の最前線で真剣に仕事をする人たち、公の真摯な仕事を口にして、少しずつ腹を割り、饒舌になっていく。そんな公の仕事は、倉木大使にとってもかけがえのない武器となっていく。 私の現場は業界的にも緩いため、ここまで敵愾心を剥き出しにされる事は当然ありませんが、私の異文化の中での生き方の根底には大使閣下の料理人の教えがあると思っています。 物語はベトナムから始まりますが、倉木大使の仕事内容はだんだんと、ライフワークである日中関係にシフトしていきます。また、第三国において繰り広げられる日中外交戦略を見せてくれる外交漫画、という点でも興味深い漫画だと思います。 今となっては話題として古いものも有りますが、原作者というよりも、当時の講談社の編集者の努力と勉強熱心さに頭が下がります。 (大使閣下の料理人以降の同原作者のストーリーには、ここまで骨太なものを見出すことが出来なかったので) 電子書籍版も文庫版も出ているので、是非、将来の仕事像が定まっていない当時の私のような大学生や、最前線で働きたい/働いている社会人の方に読んで頂きたいです。 (2015/1/4追記) 2015年の正月特番でドラマ化されましたね。 上手くまとめていて、日本への一時帰国最後の夜だったにも関わらず、海外に戻る支度もせず最後まで観てしまいました。 ファンが増えると良いなぁ。

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    投稿日: 2015.01.02
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    一流ホテルの料理人から、ベトナム大使館の料理人になった男が、いろいろな外交の場面で料理の腕をふるうという話。中盤からは、日本に舞台が移って、料理と外交(外国との関係)の密接な結びつきが描かれる。 ストーリー的には、料理で難題を解決する『信長のシェフ』に似たフォーマットだけれど、この作品の場合は料理で解決する問題がより分かりづらいところが面白さを生んでいると思う。外交的に対立している場合に出す料理、というエピソードもあるけれども、実際は「もっと仲良くしたい」とか「なにが問題なのか分からない」という曖昧な場面で、料理をきっかけに解決策を模索するところがこの漫画のキモだと思う。 登場人物は、一見して反日的な人や悪人や俗物政治家でも、ちゃんと血が通った人物として描かれていて、単純に料理でやりこめるといった話は少ない。また、血が通った人物として描かれているので、エピソードごとの終りには、感情に訴えかけられる結末が待っている。このストーリー展開のうまさが、長編漫画として支持されたポイントなのかなぁと(料理漫画はだいたい長編化するけれど) それ以外にも、前半のベトナム編から世界中を巡る旅をするようになるで、外国の文化や料理に触れ合うというのも見所の一つだと思う。主人公の大沢公はフレンチのシェフなので、フランス料理が出る場面が多いものの、その他にも様々な国の料理が出てくる。東南アジアの料理についてはほとんど知識がなかったので、読んでて食べてみたいと思ったり、興味深かったり。あと、外交という「国益」の最大化を目指すものをテーマとしていつつも、政治的に右寄りにも左寄りにもならない描き方が功を奏していた。この辺りは、原作者の実体験を元にしているということが寄与しているのかも。 個人的には、中盤以降のベトナム大使館から帰国して、特命大使の料理人になって以降の展開ができすぎのような気がする。ベトナム編で描くものがなくなって、キャラクター他を一新したかったという理由があるのかなぁと思うのだけれど、主人公のキャラクター含めてエリゼ宮で料理を作ったり、ほとんど外交官のようなことをするのはちょっとどうかと。でも、エリゼ宮のエピソードが、その後のニューヨークでのエピソードでの大沢公の成長に繋がっていたりと、面白さは損なわれていない。 エピソードは中盤以降、実際の事件や出来事を元にしたストーリー展開が多くなる。これについては、否定的に描こうと思えばいくらでも描けるものを、かなりフェアな姿勢でストーリーに組み込んでいる。料理という国の文化を代表するテーマで、舞台が大使館という政治的な空間でありながら、WIN-WINの関係を目指すという外交の目的にも沿った物語だったと思う。 あと、主人公がモテモテすぎだよね。魅力的なキャラだけれど。

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    投稿日: 2013.11.04
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    友人に借りたもの。 料理マンガは数あれど、より専門的でプロの料理を見られて楽しめる。 主人公の公、自分の理想を目指す姿は素敵だけれど、奥さんの気持ちをわかっているならやり方があると思う… それができない不器用さがこの人なんだろうけど…。

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    投稿日: 2013.01.08
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    この漫画を読んでベトナム料理食べ歩きたい!ベトナムに旅行したい!と思った。 す~ごい料理描写がすばらしいし物語的にもあたたかみがあります。 主人公がとってもあったかい人柄で、そのせいもあり。好きです。 大使閣下のシェフなので、やや政治絡みになってくるところなんかも面白いと思います。何年か前に読んだので、もうあまり覚えてないですけど。 ベトナム料理はフレンチに合うんですね。 ベトナムがフランスの植民地だったということもあるんでしょう。 (この漫画を読んで数年後くらいに、フレンチ風ベトナム料理のお店が身近なところにオープンしていて、おおおと思いました。) 美味しんぼや他の料理マンガもいいけど大使閣下いい!面白くって美味しい、おすすめです。 料理漫画の中ではイチオシします。

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    投稿日: 2010.07.16
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    料理漫画であり、外交も学べる一石二鳥の作品。 主人公の公がいい。料理人としてはもちろん、人間として素晴らしい。

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    投稿日: 2010.04.25
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    主人公、大沢公はベトナム大使館料理人。 一見間の抜けた男だが、料理をさせたら一流のシェフ。 料理の勉強になる本はたくさんありますが、大使館が舞台であるせいか、外交問題もしばしば。文化や歴史などの重さを感じさせる漫画です。

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    投稿日: 2007.10.16
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    料理マンガで面白いと思ったのは 「包丁人味平」以来。 前、日記で美味しんぼの事書いたけど 比べ物にならないくらい面白い! 主人公の大沢公、ベトナム大使館 専属の公邸料理人。 妻娘を日本に置いて行っちゃう様な 料理バカだが、仕事の腕は超一流! 国交外交を食卓にて料理で表現する、 大使の補佐官みたいなスーパーシェフ。 時には無理難題な注文も、なんのその。 料理の事も他国との国交問題についても 非常に勉強になるマンガです。 巻が進むに連れ、出会い、悩み、決断、別れと 読み手と一緒に成長して行っている様な 感じのする和み腹減り系です。 面白すぎてマン喫13時間読み続けちゃいました。

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    投稿日: 2007.02.18
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    全巻初版で持っています。主人公である大沢公もさることながら、公を支える倉木大使の人柄が素晴らしい!!こんな上司が欲しいです。

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    投稿日: 2006.12.19
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    久々に実家に帰って読み始めたら、止まらない。公が日本に帰国するところで買うのを止めたんだけど、今はどうなってるのかな?

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    投稿日: 2005.11.23