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総合評価

22件)
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    淡幽とギンコが約束するシーンかなりグッときた。淡幽好きだ…… 綿胞子とギンコの、「僕らは悪くない」「俺らも悪かない」ってやり取りがこの作品で繰り返し描かれているテーマみたいなものなんだろうなと思う

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    ふぇふぇふぇ… あーなんだかね〜 きっもち悪いんだけど、ロマンがあるんですよ〜 「筆の海」では「禁種の蟲」を封じるために「蟲師」の体験談を書き続ける宿命の「筆記者」がいる。その筆記者が綴った書物を納めた書庫の扉を開けるとそこは「オペラ座の怪人」の部屋への通路みたいに真っ暗な中を行燈を灯して進まねばならない。だが、その貴重な書物に出来た紙魚(しみ)が紙を食べ始める。「蟲」のことを綴った文字そのものが「蟲」となって蠢きだす。だけど、その筆記者は負けずに書き続けるのだ。体中を「耳なし芳一」のように文字の蟲に覆われながら。 「綿胞子」では人間のお腹の中の子供を食べた「綿吐(ワタハキ)」という蟲が人間の母体からアメーバーのような形で生まれ、捨てられた縁の下でいつの間にか人間の赤ん坊の姿になる。そしてワタヒコと名付けられ、大切に育てられるのだが、ある程度の歳になると死んでしまう。だが、その時にはまた、縁の下で次のワタヒコが生まれている。クローンのように同じワタヒコが次々生まれている。子供の親の夫婦はすっかりワタヒコに情が移っているのだが、ギンコは「いくら人間の形をしていても綿吐は悪い蟲だから殺さねばならないと言う。そして殺されると知ったワタヒコ達は一致団結して家を焼き尽くす。 「蟲」って菌類の胞子のようでもあり、腫瘍のようでもある。人間の住む世界や人間の体の中にいて、普通は共存しているのだけれど、蟲が強くなりすぎたり増えすぎるたりすると「カビ」や「ガン細胞」のようになる。退治せねばならないが、根絶しようとすると人間もやられてしまう。そういった「カビ」や「ガン細胞」を画像で見ると化学的な解明に近づくが、そういう解決方法に頼らない時代、宗教やおまじないや祈りのような方法で戦ったり共存したり、科学だけでなく、想像力で解決してきたんだなと思う。

    69
    投稿日: 2025.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

     ギンコに心を寄せる淡幽。不自由な運命に対して心静かに抗う少女を描き、アニメ版でも秀逸だった「筆の海」。そして、母親の情の不明瞭さと不可思議さ、また脆さの中に潜む、子への愛の強さを画と物語で描出した逸品「綿胞子」。  他も素晴らしいライナップであるが、この二本には溜息をつくしかない程、つまり言葉にできない程素晴らしい。

    2
    投稿日: 2017.01.23
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    ハッピーエンド!というすっきりした終わり方はほぼないのですが、やはり独特の雰囲気や余韻にはまります。 ギンコだけ洋服なのがまた不思議でいい感じ。綿胞子の話がつらかったなあ。

    0
    投稿日: 2016.11.14
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    蟲師を初めて読んだけど、無茶苦茶面白いね。唯単に不可思議なだけではなく、自然と生きる人の姿がそこにあり、そこにとても憧れる。 綿胞子が好きです。 怪奇現象、妖怪、蟲、鬼、奇譚、神話、妖、物語など…この手の話は面白い。興味が尽きないね。

    0
    投稿日: 2016.03.26
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    読んでいる間、独特なこの蟲師の世界にどっぷりと浸っていられるのは至福の極みです。 特に、筆の海と、綿胞子のお話が美しくもおそろしく、とても好きです。 原作はアニメとはまた違った味わいがあっていいですね。

    0
    投稿日: 2014.01.30
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    読了。 1巻と変わらず、面白かった。 キャラクターの造形が凄く好み。 1話完結モノでこれだけ話を作れるんだから、凄いよなぁ。 10巻まで多分買うと思います。 あ、淡幽はまた出てくるんですよね……? あのキャラクターをここで置いて行ってしまうのはもったいない。

    0
    投稿日: 2012.10.06
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    一巻で感じた蟲を「生き物」として扱うこと、そしてこの二巻を読むことで、これは共生の物語なのかなという気持ちを強くした。それは「筆の海」の話ではっきり示したし、初めて蟲を滅しにかかった「綿胞子」でも最終的にああしている。ひとつのテーマを様々な形で描くことはなかなか難しい。それをきちんとこなしているのが、人気作たる所以かもしれない。

    2
    投稿日: 2012.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全巻通して、ぶっちぎりで一番好きな話が「筆の海」。 ただ淡幽が好き、というか、ギンコと同じ方向を向いて”今を生きている”キャラクターである淡幽の存在感が、やはり群を抜いている。

    0
    投稿日: 2012.05.26
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    「筆の海」「綿胞子」がよかった。 蟲と人との繋がり。情。 気付けば蟲に操られている人たちが痛々しく、切ない。

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    投稿日: 2012.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつぞやアニメ化した時はクオリティの高さや声の違和感0度に万歳しまくっていて、いざ映画化されたら……… あそこまで世界観を台無しにしてくれた実写映画は他に知らない。 最初から最後まで展開についていけず、突っ込みどころ満載で漫画の感動を返せ!!!と帰りの車で騒ぎまくった映画なんて、今のところあれだけだ。 無理矢理一話にするんじゃなく、短編集映画にすればもうちょい違ったろうに。 だいたいあれじゃ鬼太郎だ(笑) 今回はそんな蟲師のお話。 【蟲師】 漆原友紀 著 二巻の表紙にした理由は、二巻があまりに濃いから。映画では完璧な恋人扱いだった(ここ突っ込みポイント)淡幽の話や、映画では旅のパートナー扱い(ここも突っ込みポイント)虹郎の話が入っているから。 ではなく、あくまで個人的趣味に走ってます。 二巻の一話目である「やまねむる」 がアニメでも漫画でもいい仕事をしているからです。 まず題名になっている蟲師という職業ですが、幽霊とかとはちょいと違うけれど、見ることができる人は素質がある人だけで【蟲】を研究したり退治したりしている人達のこと。 主人公のギンコもそんな蟲師の一人。 ただ、蟲を寄せ付けやすい体質であるため、一カ所に長くとどまっていることはできません。 ヘビースモーカーですが、あれは蟲タバコと言って、蟲を追い払うために普段吸ってます。 それ以外の意味でも吸ってるだろうけど。 蟲についての説明は、一巻でギンコさんが詳しく説明してくれています。(ロリコン疑惑を付随しながら) さて、なぜ「やまねむる」を選んだか。 それは冒頭にギンコさんがずぞぞぞとそばを食べるシーンがあり、そのシーンが可愛くて(笑) アニメでは五回くらい連続で見直した気がする。連続じゃなければもっと。 え?そこ?とか突っ込み入れない。 ギンコさんは普段けっこう淡々としている感じですが、この話は特別キレてます。熱い男ギンコ!! キレてるところも何度も見直しましたよ、もちろん。 そして最後、またいつものギンコさんらしい感じにはなるものの、どこか……と、色々な表情を見せてくれてお得感があるから!!です。 蟲師は明るい話もあれば、ダークすぎる話もある。中には気持ち悪い話もある。この二巻だけ読んでも十分伝わると思います。 ギンコさんはたいてい干渉していても結末が第三者ってこともしばしば。 全ての話がハッピーエンドで終わらないのが、この蟲師の良いところなんだろうなぁ、きっと。

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    投稿日: 2012.01.18
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    初期のギンコは猫っぽいんだよね。だんだん犬化する。 漆原さんの優しい色遣いが好きだ。表紙の紙も和紙みたいな手触りで優しい。 「やまねむる」 ヌシを殺して成り代わり、蟲に殺され成り代わられる。因果応報の話。そうなるしかないと分かっていても、切ない。 「筆の海」 どこへも行けなくても、自由か不自由かは自分で決める。 「露を吸う群」 生きものはみんなそれぞれの時間を持っている。寿命が短い生きものが生きている時間は、恋のようなものなんだろうか。何度経験しても、何度同じ道を辿っても、特別に感じられる。恋のようなものなんだろうか。 「雨がくる虹が立つ」 蟲に魅了された男の息子の話。 「綿帽子」 情ってのは厄介だよな。人から正気を奪って、操り、人を生かす。 最後の 「不可解な生きものだ」 「いいからお前もう寝ろよ…」 の会話がツボに入って好きすぎて困る。別に困らないけど。

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    投稿日: 2011.11.16
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    筆の海っていう話が特に好きです。 あとがきの、収録されている話のそれぞれをまとめた絵がかわいらしくて好きです。いつも楽しんで見ています。 怖いし気持ち悪いしと思うこともあるけれど、それに済ませることはできない良さがあります。 今まで読んだことのなかったタイプの漫画です。

    0
    投稿日: 2010.09.04
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     1~7巻まで、一気読みした感想。  なんで、7巻まで全部同じですm(__)m  動物でもない、植物でもない、この世のものともいいきれない曖昧な存在、蟲。  それをとりまく人間達の悲喜こもごも。  アニメでみて、面白かったのでオトナ買いしましたww  いやあ、完成度高いっす。どうやらこれがデビュー作(1巻の「瞼の光」)なんだそうですが、すでに大家の貫禄が…。ま、ギンコの服装、つかズボン、へんですけどww   この幕末と明治の間の架空の時間、もしくはずっと鎖国を続けている日本、っていう時代OR舞台設定がすごく効いてます。  日本って美しい。  日本語って美しい。  そういうことをしみじみと感じさせてくれる秀作。

    0
    投稿日: 2010.04.24
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    “「………… お前も 蟲師か」 「蟲の話 集めてんだろ? 協力すれば 「狩房文庫」 閲覧できると 聞いたんだが」 「……悪いが 帰ってくれ 蟲を殺す話は もう たくさんだ」 どさっ 「じゃ 殺さねぇ 話しな あ―― そっちの方が 随分多いな」 「いや それでは 役に――」 「え―― まずは 黒子を食う 蟲の話」 「…… 黒子?」 「ん 何か 今 言いかけた だろ」 「……いや いい 話してくれ 蟲の話……」” 「やまねむる」 ムジカーー。悲しい。 「筆の海」 「露を吸う群」 蟲を選んだ女の子。 「雨がくる虹がたつ」 珍しくおっさんがメイン。 「綿胞子」 ちょっぴり薄気味悪いかも。 “「なぁ ……ギンコ と言ったな」 「ん」 「あんただって 何か目的があって 旅してたんじゃ ないのか 何故こんな…… 通りすがりの者に 手を貸す」 「だから 俺も それ 見たいだけ だよ」 ……特別 目的があって 旅してるわけじゃ なくてな…… でもまぁ…… ずっと 虹蛇<こうだ 探してるわけにも とりあえず 俺は…… そうだな 立秋までに 見つからなきゃ 手を引くよ そういう 契約なら いいだろ?」”

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    投稿日: 2010.04.11
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    「筆の海」の淡幽とギンコの会話がすごくいい。言葉も少なくて静かな場面だけど、交わす一言一言から二人の気持ちが静かに伝わってくきます。 どのエピソードも良いですが「やまねむる」「綿胞子」が蟲と人とのありかたを考えさせられて、印象に残りました。

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    投稿日: 2008.04.23
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    やまねむる 筆の海(ふでのうみ) 露を吸う群(つゆをすうむれ) 雨が来る虹がたつ(あめがくるにじがたつ) 綿胞子(わたぼうし)

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    投稿日: 2008.02.18
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    見慣れた動植物とは違う「蟲」というものをテーマに描かれている漫画です。次々と新しい「蟲」がでてくるこの作品。第2巻では「筆の海」や「雨が来る虹が立つ」などの5話。物悲しいような、懐かしいようなそんな気持ちにさせてくれるマンガです。

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    投稿日: 2006.12.20
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    1.やまねむる 2.筆の海 3.霞を吸う群 4.雨がくる虹がたつ 5.綿胞子の5話を収録。 すごいなあ、どっからこんな話思いつくのだろうと思わされる話ばかりです。「筆の海」とか。個人的には、虹の話が好き。

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    投稿日: 2006.08.10
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    蟲、と呼ばれる異形のものと、ヒトを繋ぐ蟲師ギンコの話(って説明が難しいなあ)。独特の世界観と、色使いが好き。特に「筆の海」の淡幽が好きなので二巻を。

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    投稿日: 2005.10.27
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    コレに収録されている「筆の海」という話がとても好き。動かない黒色の右足を持ち、蟲封じの秘書の「狩房文庫」を守る淡幽という娘の話。

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    投稿日: 2004.12.11
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    淡い幽玄の住人達の幻想生態観察記。 第二集収録作:「やまねむる」「筆の海」「露を吸う群」「雨がくる虹がたつ」「綿胞子」 和風異世界散策を好む方や、ファーブル昆虫記に夢中になった少年時代を持つ方にオススメ。

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    投稿日: 2004.11.26