
総合評価
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powered by ブクログ「生きる意味」とはなんなのだろうか。人生のステージ変わるたびにそのようなことを考えた経験がある。高校入試、大学入試、就活、、、この先もそのような場面に遭遇し、その度に考えるのだろう。 本書では、多くのことが学べる。ぜひ大学生や就職したての若者には一読してもらいたい。 他人が欲しがるものを欲しがるようになってないか?そういう社会の広告に惑わされていないか?自分が自分でなければならない理由はあるのか?自分は他人に置き換えられる存在だと思っていないか? 小中学校で点数が高いことが求められていた。親や社会も点数が高い方が良いと言う、なぜなら良い大学に入り、良い企業に入社できるから。そこには私たちの「生きる意味」は無視されていたのではないか?大人を責めてはいけない、大人も正解を知らないのだから。 何が良いことなのか変化していく社会で、求められている人材は高い点数を取る人材ではなく、高い点数をとりつつコミュニケーション力が高い人材である。そこにも私たちの「生きる意味」は無視されているのではないだろうか。 「生きる意味」はオーダーメイドの時代であると本書は言う。一人一人違う生きる意味を持っていい。考えた末に人と同じ生きる意味を見つけても、それはオーダーメイドであるから自信を持っていい。 違っていいけど、義務教育では同じ教育で点数の高い生徒がきちんと評価される。教育がいかに大切であるかを再認識した。親はどんな世界があるのか、どんなことにワクワクするのかを子に発見させなければならない。 教えるのではない、見つけさせるのだ。
9投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現代の日本人は、「透明な存在」 →かえがきく存在と、自覚している人が多い。 →他者から嫌われたくないため。 数字(給料、テストの点数など)に囚われすぎて、本当の幸せとは何かを考えていない。 数字の評価は、客観的で分かりやすい面もある 一点豪華主義 ワクワクすることを大切にする 違和感や苦悩がむしろ生きる意味を明らかに! 自分自身への信頼を高める。
0投稿日: 2025.07.17
powered by ブクログ統一化された他者の目、他者の欲求を満たすことを目的として過ごすことが是とされた時代から、多様性を重んじることが是とされる時代になった。現代において、生きる意味の設定、アップデートによる内的成長こそが幸福感向上を助けるのだと理解した。年収や仕事での評価、コミュニティ内での立ち位置を全く気にしなかったかと言われると嘘になるし、今後も他者の目から完全に逃れられるとは思わないが、自分なりの生きる意味と向き合う時間を意識して設けようと思った
1投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログ自分が果たして何のために生きているのか。ごく普通の一般家庭に生まれ、親は共働きで土日も働いているような時代。幼い頃は厳しい躾けと、毎日叱りつける親に少しでも怒られまい、褒められたいと思いながら、それが生きる意味であった様に感じる。学校に通い、社会に出ると人よりも稼ぎたい、高い地位につきたいと、常に人と比べた時に自分が如何に優位に立てるか、そんな所に生き甲斐や自分の存在価値を求めていた様に記憶する。振り込まれる給料の額、誰よりも早く昇進したいと毎日背伸びして出来もしない自分を演じていた。結果は会社での評価(点数)や貯金の額など、誰が見てもわかる客観的指標で高い数字に現れるから、自分でも疑いようもなく、私の価値は常に数字だった。 本書はそんな多くの現代人が、価値を数字にしか見出せなくなった時代に、本来の生きる意味、生きる価値とは何かを考える一冊である。確かに前述した様な自分は、自分がありたい姿とはかけ離れた数字と外観に惑わされた人間であったことがよく分かる。もしあの時、もし今でも「あなたがなりたかったもの、あなたが生きてやりたかった事はこれか」と問われれば、問題なく悩む事なく「違う」とえるであろう。でも、「何になりたいのか、やりたい事は」と聞かれても、即答できない自分もいる。自分の存在は周りの評価によって決められ、他人が欲しがるものは自分も欲しくなり、それを人よりも多く手に入れるという、他人との相対的な位置付けでしか自分が見えていない自分。仕事の成果も費やした時間と稼いだ額で決められる。そんな資本主義社会の申し子の様にしか過ごしてこれなかった。一番効率よく稼げる人間をマニュアル化し真似るだけの働き方。社員は均一化され個性を失う。そんな時代の、誰とも見分けがつかない人生。そして終焉。確かにこれは本書タイトル「生きる意味」そのまま、私の価値を私が理解できていない状態だ。 せめて残りの人生をどの様に過ごすか。平均寿命がいくら伸びた所で、早く気づけた方が、本当の自分に辿り着ける可能性・チャンスはあるに決まっている。もし今私がこの本に出会わなければ、そうした考えに足を止める、立ち止まって考える機会は無かっただろう。そうした意味で、自分の価値を今一度考え、将来どうありたいか、今何を成すべきか、考えるチャンスをくれているようだ。そう、私の生きる意味は数字の大きさではなく、内容、質が重要なのだ。 本書後半ではそうした生きる意味のヒントを沢山くれる。この世界の主人公は私であり、私から見えてるそれぞれの人も自分の物語の主人公だ。決して他人が主人公の世界の脇役では無い。自分の物語をハッピーエンドで迎えるか、悲しい悲劇で終わらせるか、それすらも自分が決めているに等しい。悲劇の中に何か光明を見つけて、前に進む歩みを止めない人生。深い落とし穴に落ちても、這い上がって太陽が再び額を照らす人生。同じ方角を目指す友がいるなら手を取り合えば良い。何処かで考え方や価値観に違いが見つかったなら、笑って別れて、それぞれの道を歩けば良い。またいつか気づけば、同じ道を歩く仲間がいるかもしれない。本書はそうした社会活動やコミュニティに身を投じるのも一つの価値の探究になると言ってくれる。 そして何より自分の物語に欠かすことの出来ない、かけがいの無い、自分という存在。先ずはそれに気付くこと。そして他人の決める価値観に生きるのではなく、自分の価値観で動く事。その為にはいろいろな場に身を置き、真に自分の価値や存在を認める事。中々、考えさせてくれる一冊であった。
0投稿日: 2024.07.03
powered by ブクログ毎日新聞の記事(著者の大学での取組)を読み著者に興味を持った。著者は「学生(生徒)が成績の奴隷となっているのではないか」との問題意識がある。教育に真摯に携わるものであればこの感覚は共有できるであろう。アンナ・ハーレンが説くように人間である(動物や奴隷でない)ための条件はなかなか過酷であるが、それでも人間らしく生きたいと思うがゆえに生きづらさを感じている者にとっては著者の言う「内的成長」は一つのヒントとなるものと思われる。
0投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログP128~ 多様性を肯定する時代へ 「数字信仰」からの解放が求められている。数字は私たちが使いこなすものだ。私たちが数字に使われるようになっては、私たちの「生命の輝き」は死んでしまう。 いまこそその数字への執着を手放すこと。そして真の豊かさ「生きる意味」の豊かさへとシフトすること。そのプロセスこそが、21世紀初頭の私たちの文明的課題なのである。
0投稿日: 2024.04.12
powered by ブクログもう20年近く前の本。新自由主義とか「構造改革」とかが台頭しつつある頃にあって、警鐘を鳴らしているような内容。それから20年近くがたち、まあ、まさに著者が危惧しているようなことが現実として落ち着いてしまっているように思う。 この本で書かれているべき論がそのとおりになれば、それはそれでよいのだろうけど、ちょっとアオいようにも感じてしまう。何を求めてこの本を読み始めたのかいまやおぼろだけど、この本を読んだところでやはり生きる意味はわからない。ただ、生きるって何があろうとひとまずは生きて(しまって)いるから生きているのだと思う。この本に生きる意味が書いてあるんじゃなくて、結局は自分なりの生きる意味を探すってことなんだろう。 でもそれって、あてのない自分探しと同じようなものだと思うので、心の片隅で生きる意味を問いながら、まずは日々を重ねていくということなのかと。
0投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログ■■評価■■ ★★★★☆ ■■概要・感想■■ ○愛する意味の著者と同じ方の書籍。出版年は2005年だが、扱われている問題はむしろ今のほうが深刻になっており共通である。 ●「自分の幸せのみを喜ぶものの幸せは有限である。しかし他人の幸せを我がことのように喜べるものの幸せは無限である」。 ○愛は与えると減るものではなく、増えていくものであるという著者の別の本にあるような考え方が大切なんだと思う。 ○相対化されたあるべき姿を目指すのは、経済的に生きていくためには必要。だけれど、個人の、絶対的な価値観でのワクワクを感じることだったり、理想に向かってのギャップを埋めていく作業こそが、生きる意味につながると感じた。 ○行間、具体例、想いを受け取って実施していくことが大事なのかと思った。
0投稿日: 2023.07.29
powered by ブクログ===qte=== 質問は自己表現だ 文化人類学者 上田紀行 2022/6/22付日本経済新聞 夕刊 大学でも、企業でも、講義やプレゼンテーションが終わった後の反応は日本と外国では全然違う。外国では話が終わった途端に我先にと手が上がり、質問やコメントが殺到する。日本はほかの人の質問を待つ人が多く、特定の人がいつも口火を切ることになりやすい。 それを痛感したのはアメリカ西海岸のスタンフォード大学で教えていた頃だ。90分の講義時間で50分以上話すと学生がイライラしだす。そして講義が終わるやいなや、矢のように質問が四方八方から飛んでくる。渡米直前に出版した『生きる意味』の中で、ぼくは日本人の創造性を封殺しているのは「他人の目」だと論じた。自分の言いたいことより「周囲からどう見えるか」を気にして牽制(けんせい)しあう。世界中から集まった学生たちの姿に、さらに思いが強まった。 講義の受け方がまず違う。日本では講義後に「質問ありますか?」と聞かれて考え始めるが、外国では講義の冒頭から「何を質問してやろうか」と考えながら聞いている。だから日本人は出遅れて、結局質問できない。また日本では小さい頃から「授業で分からなかったことを質問する」と思い込まされている。でも外国人学生にとっては自分の考えを、問題意識をぶつける場だ。質問は「自己表現」なのだ。 日本には日本の良さがある。でも「先生、ここがわかりませ~ん」と「先生、ここが納得できないんですけど……」の差は大きい。『生きる意味』も読みつがれて36刷になった。それは嬉(うれ)しいけど、日本社会のあり方は変わったのだろうか。「質問」を変えましょう! ===unqte===
1投稿日: 2022.06.25
powered by ブクログ大学時代にゼミで課題図書となっていた本。 社会人3年目も終わりに近づき、自分のやりたいことに立ち返る、もしくは再構築すべく、改めて読もうと思い立つ。 バブル期、終身雇用社会など、皆が目指す豊かさの理想像を追っていれば幸せだった時代から、 個人自立型社会となり、個人の幸せを追う(追わないといけない)時代になった。 与えられることに慣れている人間が、自らレールを作っていくって難しいなという原体験がある自分にとっても刺さる内容が多い。 特に第5章の内容がおすすめ。 誰の人生なのか。何を大切にしたいのか(人生における濃淡をつけること)。 生きる意味は、自分が置かれた状況によって進化していくものなので、節目節目での定義づけが必要だなと。 そのために、ワクワクすることと苦悩することに日々目を向け、それを発信することで自身の生きる意味を構築し、そこに共感いただけるコミュニティを大切にしていきたい。
0投稿日: 2022.01.16
powered by ブクログ生きる意味が見えない 社会を襲っている問題→「生きる意味」が見えないこと 疲れている、何故生きているのか分からないのが若者の標準となりつつある。 「学校のせい、社会のせい」 自分の人生がうまくいかない原因を周りのせいにする。 「空」の重なり 夢は空をつながっている 「空」とは言語の場 西欧化・近代化・グローバル化 世界中でグローバル化が進んでいるが、グローバル化は古代にもあった。 文化という課題 文化には「多様性を守る」という課題がある。 一冊の中に興味深いことや考えさせられることなどがたくさん書かれていた。「生きる意味」についてもじっくり考えていきたい。
0投稿日: 2021.10.17
powered by ブクログ本書に出てくる、この本が書かれた当時の「若者」というのは自分の世代のことで、合目的性、効率性の考えが染み付いていることは感じる。 誰かに提示されるものではない、オリジナリティのある生きる意味の創出に、NPOに可能性を見出している点は、最近読んだ斎藤幸平さんの「人新世の資本論」でのワーカーズコープの話と通じるものを感じた。 内的成長のために「ワクワク」と「苦悩」への感性を研ぎ澄ませることというのは参考になった。
0投稿日: 2021.03.07
powered by ブクログ2005年の本とは思えない程、2021年現在とリンクする話が多くのめり込んだ。 SNSの発達とコロナ禍で「他人の目」はより鮮明に意識されている。上田さんが執筆した2005年よりも遥かに「自分の生きる意味」が見えにくい未来が訪れているような気がした。
0投稿日: 2021.01.11
powered by ブクログ生きる意味を創造する自由が奪われている現在の日本の根源的な問題を扱っている。標語や数字を追い求めるのではなく、ひとりひとりの独自の生きる意味を創造することが大切
1投稿日: 2021.01.07
powered by ブクログ高度経済成長後の社会において、誰もが他人の欲しがるもの(他人と同じもの)を欲しがるっており、自分が本当に欲しいものを手に入れていない みんなと同じ欲求を持ち、みんなが目指す人生を歩むことが推奨された今、自分自身が生きる意味を見失った人が多い 現代日本人の虚しさの核心は、自分がどこまでも交換可能であるという意識からくる、「かけがえのなさの喪失」→日本の伝統の、他社の目を意識した恥の文化から来ている これを、日本文化のせいだ、親のせいだと言い続けることで、「自分を確立する」という次のステップに進むことから逃げている。自分が被害者、アダルトチルドレンの立場にとどまることへの言い訳を提供してしまっている。 グローバリズムの弊害 ①格差の拡大 ②自然環境と文化の破壊 バブル崩壊後の日本が構造改革を進めた結果、社会制度の持続性への不安を生んだ→人がヒトという経済成長のための道具として扱われ、透明な存在へと変わっていった。 グローバリズムは、「場」を重視する日本社会独自の閉鎖性への解放者かのように、日本に受け入れられた。 グローバル化とは効率性と評価による市場原理であり、それは自分の能力を常に効率的に生かし、ひとりひとりがより大きな社会に対して評価を問いていくものである。 →そんなことが全ての人間に可能なのか?一握りの強い人間にはいいが、弱い人間には、「努力が足りない」という自己責任論で見放すような社会となる。 →これからの社会で大事なのは、自分の弱さも他者の弱さも認める包容力のある人間 【数字信仰】から【人生の質へ】 数字は評価の場で、曖昧さがない圧倒的な強みを持つ。 世界には様々な文化があり、その中には多様性、生きる意味があるが、そうした多様性は効率性の悪いシステムである。そうした世界では客観的指標である「数字」により瞬時にコミュニケーションが取れるが、そういった誰にでも通用する意味を求めることが、結局誰の意味にもならない時代となっている。 これからは、自分の心、感じ方を尊重し、自分が一番何を求めているかを重視する「心の時代」 自分が好きなことに一点豪華主義を貫ける人間は強い 生きることの内的成長の豊かさを重視し、「生きる意味の創造者になる」 そのためには、「ワクワクすること」と、「苦悩」への感性を研ぎ澄ます ※苦悩とは、自分が何を求めているかが分からないため、何にワクワクするかをもがきながら探求していくこと。苦悩すべきときに苦悩することで、生きる意味の再構築につながる。 これら2つは、仲間との豊かなコミュニケーションにより強く育まれる。 他の人のワクワクすることと刺激し合って、相乗的に実現していき、また、苦悩が他社に受け止められ、自分の生きる意味をコミュニケーションの中から発見していけるようなコミュニティーの再創造が、今こそ求められている。 (NPO、ワークショップ、セルフ・ヘルプグループなど) 生きる意味を育むネットワークを、職場の内外に張り巡らせておく。
2投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログ1 「苦悩」の正体(「生きる意味」の病;「かけがえのなさ」の喪失) 2 数値化と効率化の果てに(グローバリズムと私たちの「喪失」;「数字信仰」から「人生の質」へ) 3 「生きる意味」を創る社会へ(「苦悩」がきりひらく「内的成長」;「内的成長」社会へ;かけがえのない「私」たち) 著者:上田紀行(1958-、東京都、文化人類学)
0投稿日: 2019.03.09
powered by ブクログ蜉ケ邇??荳贋クサ鄒ゥ縲∵ァ矩??謾ケ髱ゥ閾ウ荳贋クサ鄒ゥ縺九i縺ョ髢区叛縲 縲悟?逧??髟キ縲 縲後Ρ繧ッ繝ッ繧ッ縺吶k縺薙→縲阪?悟ョ牙ソ??阪r豎ゅa繧九? 縲碁&蜥梧─縲阪r蜃コ逋コ轤ケ縺ィ縺励?√?瑚協謔ゥ縲阪↓蜷代°縺?粋縺??
0投稿日: 2018.12.31
powered by ブクログ私達が直面しているのは「生きる意味の不況」 一人ひとりが生きる意味を構築していく、「生きる意味」のオーダーメイドの時代の到来 社会の中に信頼出来るもの、私を絶対に見捨てることがないもの をどれだけ持つことができるか、そのことが内的成長を深く支える基板となる 内的成長を援助する学びの場が必要
0投稿日: 2017.09.30
powered by ブクログ出版されて15年後に読んだわけですが、ここに込められているメッセージは色褪せないどころか、むしろその輝きを増している。恥知らずな不幸志向の弱肉強食の現代哲学が、さらに磨きをかけた、といえば良いか。 世界の中で愛する対象とつながること。 世界で愛とつながること。 それが大事であると。 何という力強いメッセージだろうか。 数字を追い求め続ける世界に背を向け、幸福と向き合おうと思いました。それが正しいことだと確信しました。
0投稿日: 2017.02.20
powered by ブクログ経済的価値から生きる価値に目標をすり替えているだけで、何ら解決しない。仏教にも関わりが深い方のようだが、方向性に疑問が残る。
0投稿日: 2016.12.02
powered by ブクログ前半はよくある「叩くだけ」の文章。 後半は後半でなんだか薄っぺらくて、読み応えがあったのは4章の「数字信仰」の部分くらいだった。
0投稿日: 2016.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生きる意味は、他人からもたらされるものではない。それば自分がっ探さなくてはならない。探すポイントは、ワクワクと苦悩 ワクワクする人にはひとが集ってきてコミュニケーションが生まれる。 苦悩は、他人に聞いてもらうことで他社とのコミュ二ケーションが生まれる。 ・・・今にも自殺しそうなほど追い込まれてる人には、無理な内容だと思った。 ■本 宗教クライシス/上田紀行 1995 菊と刀/ル-ス/ベネディクト 1948 アダルトチルドレンと共依存/緒方明 1996 アダルト・チルドレン完全理解 1996 レクサスとオリーブの木/トーマス・フリードマン 2000 ウィナー・テイク・オール/ロバート・フランク&フィリップ・クック/1998 長期不況論/松原隆一郎 2003 優しい経済学/高橋伸彰 2003 経済成長の終焉/佐伯啓思 2003 がんばらない/蒲田實 2000 終末期医療Ⅱ/大井玄 1993 勝者の代償/ロバート・ライシュ 2003 ザ・ワーク・オブ・ンェーションズ/ロバート・ライシュ 1991
0投稿日: 2016.02.07
powered by ブクログ文化人類学者が、多くの人々が「生きる意味」を見い出せない現代日本の現状を分析し、「生きる意味」を生み出す社会を創造するための提言を行っている。 著者は、「・・・現代日本人を象徴する言葉、それは「透明な存在」という言葉である。・・・現代日本人の空しさの核心は、自分がどこまでも交換可能であるという意識からくる、「かけがえのなさの喪失」だ・・・もし私たちが自分を透明化させず、人生に自分なりのこだわりがあったり、自分の色やにおいをもっている人間ならば、社会から少々受け入れられなくても、それでも生きていける。」と言う。 個々人がダイレクトにマーケットに対峙することを求められる「グローバリズム」と、経済成長から医療の現場にまで浸透する「数字信仰」が、「生きる意味」の喪失に拍車をかけているとも言う。 そして、「これからはモノの時代ではなく、心の時代だ。・・・自分自身の心に素直になって、自分がいま一番何を求めているのかに従って生きていこう、モノの多さ、地位の高さ、そして「他者の目」からの要求に惑わされず、自分の感じ方を尊重して生きていこうということこそが「心の時代」なのだ。・・・人生の満足度の高い人、それは「一点豪華主義」で生きている人である。・・・「釣りバカ」のハマちゃんは強い。」と語る。 壮大なテーマを、抽象的な表現に留まらずに分かりやすく説いており、人生への向き合い方、日々の過ごし方を今一度考えさせてくれる、有意義な一冊と思う。 (2005年1月了)
0投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログダライ・ラマとの対談をしているのをきっかけにこの本を読む。 著者の主張の出発点は、いまの世の中の閉塞感の本質は「生きる意味が見えない」という生きる意味不況であると定義。 仮に経済成長を復活して果たしたとしてもこの閉塞感はかわらないだろうと。 なぜ生きる意味不況になってしまったのか? それは高度経済成長を通じて「他者の欲しがるものを手にいれる」という人生観が主流になったからだと指摘。 その引き換えに物質的豊かさを手にいれることができたのでまだ代償として成立していた。16 しかしながら、経済的豊かさを手に入れた今、他者の欲しがるものを同じように欲しがって手に入れてもこれ以上、幸せになれないことをみなが知っている。 ゆえに閉塞感に襲われる。ではどうすればいいのか? 他者の欲しがるものを欲しがる自分ではなく、自分の欲しがるものを欲しがる価値観への転換を指摘。25 他者の欲求を自分の欲求とする生き方だとその人は交換可能な存在になる。がもしその人のやりたいことに従う価値観にかわると、その人はかけがえのない存在になる。 生きる意味は全員共通で「経済的に豊かになること」一色になってきていてそれがついに世界レベルに。グローバリズム。 グローバリズムについての批判も。 1991年にロバートライシュはワークオブネーションズを書き、知識社会&グローバリズムでニューエコノミーがうまれると提唱した。そしてそのあとインターネットが登場し実際に世界はそうなりつつあるよにおもう。 それでも生きづらさが増えてないか? らいしゅは数年後に勝者の代償を書くことになる。 グローバリズムによって国際水平分業が進み、土地がもつ「かけがえのなさ」は消失。 グローバリズムや構造改革は、人は常に鍛錬を怠らずにグローバルに競争しそして勝ち抜く。常に市場からどう評価されてるかを意識しながら鍛錬を怠らない。それを何十年も継続しよう。自己努力が足りないと、あなたは負け組になる。負け組は自己責任。 ということだけど、俺たちはほんとにそんなことをのぞんでるのか?という素朴な問いかけ。93 なかには超人のような強い個人もいるだろうけど大多数は負け組になる。そんな社会を望んでいるのか? それでもまだ成長を望む。 日本はすでにGDPは500兆円ありドイツ、フランス、イギリスの合計に匹敵するかそれ以上のGDPになってるのにまだ成長しようとする。これは成長という病気ではないかと。それよりもどう分配するか?を議論してもいいのではないか?と主張。 なのでここから大転換し、「生きる意味の創造者」になることを提唱。 典型例として釣りバカ日誌のハマちゃん。一点豪華主義。 経済の満足度とは別に、人生の満足度を考え直す時期ではないかと。ハマちゃんは自分の生きる意味をいきているので交換可能な人ではないが、スーさんは社長ではあるが交換可能な人というのがおもしろい。 一人一人が内的成長をすることを実現する社会をつくろうという筆者の主張。 一方で、経済成長という価値観を捨てることへの怖さを人はもっているとおもう。 それをどう克服するか? 別の書籍で筆者は仏教の可能性に言及しているが、内的成長を促す宗教と、経済成長を促す現代社会の高度な融合が必要とされてるのではとおもう。
0投稿日: 2015.06.20
powered by ブクログ癒しの祖と呼ばれる上田紀行さんの書です。 10年前に書かれた本ですが、この本に書かれた近代日本の生きづらさは今読んでも当てはまる部分が多いです。 この本の論旨は、近代化された社会では、効率化が徹底的に追求され、効率化という評価軸の中で人々は評価される。すべての人が同じ軸で評価されるため、その軸上で同じぐらいのポイントの人は交換可能な存在として扱われることになる。 社会の中で、自分は交換可能な存在であり、自分である必要はないという認識が、自分は重要でない存在という認識に変わり、人々は生きづらさを感じることになる。 物質的に豊かにはなっているが、精神的に満たされないという現代人の気持ちを筆者はこのロジックで説明している。 確かに現代人が感じるある種の虚しさはこの交換可能性からくるというのは納得できる。 筆者はこの解決策として、他人から借りてきた評価軸の中で生きるのではなくて、
0投稿日: 2015.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生きる意味を失ったのは、自分が欲しいものが自分で選んで手に入らなくなったから。バブル中の旺盛な消費欲だって、自分の価値でなく他人が買いたいものを所有することで悦に浸っていた。その価値基準が崩れたから、みんな迷いはじめたという指摘に納得。 収入だとか成績だとか他者から見て計りやすい数字で人生の勝ち負けを見定めるために、自分で自分の人生を輝かせられる意義を失っていく現代人。その癒しのためにはワークショップなどが必要と説く。 ご自身の活動の援護としての本という気がしないでもないが、読むと気は楽になるかも。しかし、現実はこうしたヒーリング自体が経済構造に組み込まれている現実がある。 経済成長よりもこころの内的成長を尊ぶ姿勢や教育が必要という趣旨には賛同。
0投稿日: 2014.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『池上彰の教養のススメ』の流れで読んだ。 生きる意味が見いだせないでいるのは何故か。そこには世間の目を気にするという日本的な恥の文化、新自由主義的グローバリズムによる構造改革の中で数値と画一的な価値観が押し付けられ、異質が排除されてしまいがちな状況がある。 家庭、学校、会社、社会のいずれも画一的な理想像に沿ったイイ子を求め、受け入れる一方で、それに対する違和感や反発、そして生きる意味が見いだせない状況。 生きる意味を見出すためには、自分自身のワクワク感と苦悩(現実とワクワクとのギャップ)に向き合うこと、そうした一人ひとりの価値観を認め合い高めあうようなコミュニケーション。 貧富の格差、所得の配分の問題と貧しさによる不幸が関連付けられて語られているところには違和感を覚えたが、全体の主張には納得するし、自分の徳を高める努力をしたいと思った。 14-135
0投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ解説に… 生きる意味 経済的不況よりもはるかに深刻な「生きる意味の不況」の中で、「本当に欲しい物」がわからない「空しさ」に苦しむ私たち。時には命をも奪うほどのこの苦しみはどこから来るのか?苦悩をむしろバネとして未来へ向かうために、いま出来ることは何か?生きることへの素直な欲求を肯定し合える社会づくりへ、熱い提言の書! と、あります。 日本人特有の習慣・思考パターンによって引き起こされる今の世の中の問題点が、明確に提示されており、なるほどと、納得できる内容でした。
0投稿日: 2014.08.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しばらく前のネット記事で、この本が数年前の大学入試の現代国語問題で一番多く採り上げられたというのを読んで興味を持ち、読んでみることにしました。 題名からの第一感は「説教くさくて鼻につきそう」というネガティブなもので、実際そういう要素がないわけでもないのですが、全体としては現代の日本社会の閉塞感の問題点を、社会心理学的に解き明かし、解決策を提言するというスタイルで、なかなか説得力があっておもしろかったです。文章は論理的で読みやすく、なるほどテーマから言っても入試問題向きというのがうなずけました。 経済政策をはじめとする政策提言についての見解に関しては、同意できない点も多かったのですが、社会に「新しいコミュニティ」が必要だという点には深く賛成。 子供達にも読ませたい本だと思いました。
0投稿日: 2014.04.16
powered by ブクログ新書としては内容にボリュームがあるのに加え、著者の言葉の概念を共有するのに時間がかかり案外と読みにくかった。前半を読んで、読むのをやめてしまおうかと思ったが、中盤から興味を持って読めた。
0投稿日: 2014.04.13
powered by ブクログ源氏物語の知識がなくても問題なく読めます。今まで名前しか知らなかった登場人物のキャラクターが見えてよかったです。そして本来とはかなり違った角度から描かれているため、改めて源氏物語を読むと、まっさらな状態で読む人とは違った感想になるんだろうなあ。
0投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログ刊行から少し時間が経ってしまっているゆえに、いろいろなことを考えさせられた。 筆者が指摘する職場、学校のみならず、経済、そして戦争の中でも個人の「かけがえのなさ」が蹂躙される状況は、むしろ現在の方が強まっているのだけれど・・・ ここで筆者が新しい動きとして期待しているNPOなどの活動、もっと言えばそこに参画することで新しい絆を獲得するという議論は、その後震災を経てずいぶん流布したと思う。 ただ・・・社会は本当に変わったのか。 最近、むしろ逆行する動きの方が目立つような気がしてならない。 なんだか絶望感を感じてしまう。 ところで、著者は「癒しブーム」の仕掛け人の一人だということ。本書で初めて知った。 どちらかというと癒しブームに嫌悪を感じてきた方なので、あまり本書の内容にも乗れないのかも。
0投稿日: 2013.06.19
powered by ブクログ「生きる意味」を過去と現在の社会における変化の点から比較し、現代社会における「生きる意味」を模索する試み。 高度経済成長期=バブルの時代は、株や土地など皆が欲しがるのを手に入れればよかった。 しかし、バブルが崩壊し、人々は生きる意味を喪失してしまい、 これからは、皆が欲しがるものを手に入れるのではなく、生きる意味のオーダーメイドの時代がくるという。 それは、世界の何と愛で繋がるか(どの価値観に重きを置くか)が重要な要素となり、そのつながるものを見つけた人は、一点豪華主義になる。 つまり、他のことがダメでも、それとさえつながっていれば幸せだと感じる何かを見つけるということになる。 このスタイルがワガママではなく、「我がまま」に生きる姿だという。 前半のバブルの考察は面白いが、後半の説得力や例がイマイチ。 オレは今からは個人の時代になってくるから、自分という個人をブランド化していき、あなただから一緒に組んで仕事がしたいとか、あなたのメッセージによって心を動かされるとか、「あなたじゃないとダメ」という人たちを作ることが、自分の存在価値、必要性であり、それが「生きる意味」に繋がってくると思う。 これからの時代を生きるにあたって大事なのは、工場労働者のような代替可能な人間から、クリエイティブな代替不可能な人間になることだ。
0投稿日: 2012.12.12
powered by ブクログ人の目を気にするのではなく、自分の価値観・評価軸を持って行きろ、というメッセージ。人の目を気にすると恥の文化、そうでなく、自立して自尊心を持ってプロ的に生きて行けば、法で定められたことを破らない限り罰せられない罪の文化ということ。何を求めて生きるかはとても大切なテーマ。俺には出来ているのだろうか。 しかし、マクドナルドからグローバル資本主義のくだりはその通りと思ってしまった。 これからは、哲学とかリベラルアーツとか、そういう領域のことを身につけないといけないと実感。知識ではなく、理念とか想いが大切なんだなあ。
0投稿日: 2012.11.14
powered by ブクログ昔スリランカの悪魔払いを友人からプレゼントされて以来の久々の上田先生。 なつかしみと期待を持ちつつじっくりと読了。 10年近く前に発行された本だけど、 今読んでも多々共感できるところがありました。 弱い者いじめ、私も大嫌い! そして、一点豪華主義の人生、とてもそう思う。 普段から思っていることが明文化してあってすっきりしました。
0投稿日: 2012.11.12
powered by ブクログ宗教学と文化人類学を専門とする著者が、「生きる意味」を失った現代世相を分析し、日本人が「生きる意味」を取り戻すために必要なことについて考察した本。どんなことも数値化して客観評価を行うことや、一人ひとりの個性や感情を無視してひたすら効率化に走ることが、均質化した「取り替え可能」な人間を生み出していることを指摘し、これこそが「生きる意味」を失うことの本質であると主張している。そして、この状況を打破するために、一人ひとりが自分にとっての「ワクワクすること」を見つけ、ときには「苦悩」しながら「内的成長」を遂げることで、自分自身の人生を取り戻すことを読者に促している。 本書で提案されている内容は、現代日本の「閉塞感」を打破する、という目的においては一定の説得力が認められる。しかし、「生きる意味」という大きなテーマに対峙するための議論としては、あまり機能しているような気がしない。 私は、長い間戦争から遠ざかり、食糧が潤沢に提供され、医療も飛躍的に発展し、ほとんどの若者にとって「生きる」ことが当たり前になっている現代日本において、「生きる」ことに対する主体的な情熱が失われつつある、ということが、本書のテーマの正確な表現だと考えている。そして、本書のタイトルとして掲げられている「生きる意味」は、そもそも初めから存在していない、というのが私の立場。こう書いてしまうと、身も蓋もなくなるのは分かっているけど…。
0投稿日: 2012.07.22
powered by ブクログブックカバーなしにこの本を読んでいたら 友人が半分真面目に心配してくれました(笑) 大丈夫、特に深刻に悩んでるわけじゃないですよ。 久々に更新したFBでお薦め本を募ったところ、 ある先輩がこれを挙げてくださったので手にしてみました。 タイトルほど重くはありませんよ。 終始問題提起の内容です。 現代社会が経済的に豊かになった代償として 生きる意味は失われているのではないかということ。 生きる意味がなくなるとは、 自分らしさの喪失であると述べています。 明確な結論は出していません。 みなが自問自答し、自分自身でそれを見出していくべきで そのために広く世界を見て、意味づけをしていきましょう、と。 目新しいものはありませんが、改めて警鐘を鳴らしてもらって、 日々目的を持ち、自らをモチベートしていくことが大事だと 再確認できました。
0投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生きる意味は何なのか。 かなり重たいテーマで、第一章は読んでて心にずしんときた。 他者の目線にあわせて生きることが求められていて、自分が何をしたいのかわからない。 だから、積極的に自分で生きる意味を見出していくことが必要。 そのために、どのような考え方が必要か。 こういう本を読んで、「自分から」生きる意味を考えられるようになるのが著者の願いなのだろう。 この本を指南書にしては、意味がないのだと思う。 前半の、現状の指摘・分析のところはすごく納得いったけど、後半はいまいちぴんとこなかった。難しい問題だから、簡単な答えがあるはずもない。
0投稿日: 2012.06.29
powered by ブクログ先に読んだ『生きる覚悟』『慈悲の怒り』とダブるところもありましたが、この本もよかったです。 人が「ヒト」と表記されることに見られるように、「人」を商品のように、足りなければ補充し、過多になれば削る、そんな簡単に取り替えがきくかのように捉える、他の誰かと交換可能なもののように扱う。 そして、数字信仰。 こういったものが、一人一人の「生きる意味」をなくしてしまっているのではないか。 「生きる意味」を一人一人が持つために、「数字信仰」からの解放が必要であり、また、私たちの「内的成長」を深く支える基盤になる支えが必要。 http://glorytogod.blog136.fc2.com/blog-entry-1078.html
0投稿日: 2012.01.31
powered by ブクログ(「BOOK」データベースより) 経済的不況よりもはるかに深刻な「生きる意味の不況」の中で、「本当に欲しいもの」がわからない「空しさ」に苦しむ私たち。時には命をも奪うほどのこの苦しみはどこから来るのか?苦悩をむしろバネとして未来へ向かうために、いま出来ることは何か?生きることへの素直な欲求を肯定し合える社会づくりへ、熱い提言の書。
0投稿日: 2012.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「世界にひとつだけの花」 という歌が流行った頃、 「生きる意味」は、オンリーワンであることだと思いました。 本書も、生きる意味について書かれています。 講演、音楽、読書、どの切り口からでも、自分の生きる意味を、自分自身で掴むことが大切だと思います。
0投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログ生きる意味は何か? という問いに対する回答ではなく(それは個々人が探していくものである)、 現代人がどういった社会的な縛りによって「生きる意味」から疎外されているのかを描き出すのが本書の中心になっている。
0投稿日: 2011.11.25
powered by ブクログ「生きる意味」……産まれてから死ぬまでの時間をどう過ごすか。そりゃ自分の心にだけしたがって生きればいい。まあ、簡単ではないけれど。 2017/09/11 なぜ登録したのか覚えてない。まあ、悩んでたんだろうな。 他者の欲求を生きるむなしさについて。 誰にでも通用する意味を求めると、その意味は誰の意味にもならなくなってしまう。 つまるところ、人生の意味など無い。 ルース・ベネディクトの菊と刀を読みたくなった。
0投稿日: 2011.11.07
powered by ブクログ「みんなが欲しがるものを欲しがりなさい」という同調圧力が、人から活力を殺いでいく。 これまでは「経済成長」という隠れ蓑でその病巣が隠れていた、と。
0投稿日: 2011.08.20
powered by ブクログレビューは今書くけど、実は結構前に読み終わった。人に勧められて読み始めた本。あらためて読み返す価値のある本だと思う。
0投稿日: 2011.06.28
powered by ブクログ[ 内容 ] 経済的不況よりもはるかに深刻な「生きる意味の不況」の中で、「本当に欲しいもの」がわからない「空しさ」に苦しむ私たち。 時には命をも奪うほどのこの苦しみはどこから来るのか? 苦悩をむしろバネとして未来へ向かうために、いま出来ることは何か? 生きることへの素直な欲求を肯定し合える社会づくりへ、熱い提言の書。 [ 目次 ] 1 「苦悩」の正体(「生きる意味」の病;「かけがえのなさ」の喪失) 2 数値化と効率化の果てに(グローバリズムと私たちの「喪失」;「数字信仰」から「人生の質」へ) 3 「生きる意味」を創る社会へ(「苦悩」がきりひらく「内的成長」;「内的成長」社会へ;かけがえのない「私」たち) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2011.05.14
powered by ブクログ数字信仰の功罪。もちろんこの本を読んだからといって生きる意味が見つかるわけではないが、自分自身のQOLと向き合うことになるかも。
0投稿日: 2011.02.24
powered by ブクログ「何故生きているのかが分からない。そういった若者がむしろ標準になりつつあるのだ」と筆者は言う。 なぜ生きる意味が見えないのか。数値化と効率化による表面的成長の重視により見放された「内面成長」、構造改革の弊害、失われた「中間社会」などからその原因を指摘してゆく。 他人が何を欲しているのかばかりを考える教育では、自分の欲求や感性を見失い、生きる意味を探求する力の弱体化が進行すると言う。 『かけがえのない人間』(講談社現代新書)にも筆者の一貫した考えが見て取れる。
0投稿日: 2011.02.13
powered by ブクログ生きる意味をさまざまな視点から問おうとしている。生きるとは、生きることによって自分にどのような利益があるのかを見つけることらしい。 どんなとっかかりでもいいから、生きることによって何を得するのかを考えれば、生きる意味は見えてくるはずだと思った。
0投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ(2010/7/22読了)同氏の『がんばれ仏教! 』が良かったので、期待して買ってみたものの。迷っている人がこれを読んでも、で、どうやって「かけがえのなさ」を感じればいいの?それが分からないから困ってるのに!と疑問が出るだけじゃないかな、という感じ(^^;
0投稿日: 2010.07.23
powered by ブクロググローバリズム×構造改革⇒均質化・効率化・弱肉強食⇒国と個人の間にあった、地域社会・学校・会社・家庭の弱体化⇒経済的不況×生きる意味の不況。経済的成長は手段であり目的ではない事の自覚、交換不可能な、個の生きる意味を育む内的成長社会の転換が必要 。
0投稿日: 2010.03.26
powered by ブクログ現代は生きる意味の見つけづらい時代だ、という前半は基本的に認識に相違ない。 成長が止まり、社会の価値・会社の価値・家族の価値・個人の価値が一致していた時代は終わり、そもそも社会は生きる意味を与えてくれなくなり、それでも対抗軸を打ち出せないため、目的のないまま競争だけさせられる状態。 大きな物語の喪失はポストモダンの定義なので、ここまではとても納得感がある。 他方、生きる意味=かけがえのなさと説く後半になると途端に納得感が薄れるのはどういうわけか。 ここで言っているかけがえのなさは、コミュニティに属すだとかいったことで、かけがえのなさ、という言葉の響きからは離れた陳腐なもののように思われて、それを生きる糧にしようと思うのは難しいのではないか。 また、かけがえであることができれば生きる意味(意欲)を持ちやすいのかもしれないが、かけがえのなさが生きる意味だと言われてもそれを実感できない人間は、自分ひとりの力でかけがえのない存在になれるわけではないし、もはやそうでないという理由で生きる意味を逆に喪失するのではないだろうか。 僕の考えでは、生きる意味などそもそもなく、人生は所詮死ぬまでの暇つぶしなのだから、どうやったら自分が自己満足して死ねるか、という視点が大切になる。 ある人はそのときそのときの快楽を最大化したいだろうし、ある人は何であれ自分の立てた計画を全うして生きることに喜びを感じるだろう。 用は他者との関係でかけがえのなさの不足に悩むよりは、自己満足で良いから、自分はら楽しめるように生きた方が生きる気もしてくるのではないかということだ。 ちなみに僕は良い事をしたい人間なので、世の中でいいこととは何かを見極め、それをすることが正しいと思えることを見つけ、納得することが自己満足への道だ。 だから他人なんてどうでも良いから、納得することのためだけに生きていたいのだが、所詮周りの評価や反応に一喜一憂してしまう点も捨てきれないのであり、人生をハッピーに生きているとは言い難い。
0投稿日: 2010.01.21
powered by ブクログ人々によって生きる意味というのはみんな違うと思います。 自分がやりたい仕事をやるのが生きる意味という人もいれば、生のため毎日必死で働いている人はお金が生きる意味という人もいます。人それぞれでしょうね。今まで、自分にとって生きる意味は何だろうと考えたことはないです。しかし、人に聞かれたら私はすぐ答えられます。それは、今の私にとっては自分を生んでくれた両親の幸せ、健康などが一番生きる意味だと思います。しかし、自分が結婚して子ともができたら子ともが全部で生きる意味になると思います。変化する生きる意味のために私たちは毎日頑張るではないでしょうか?
0投稿日: 2009.11.25
powered by ブクログ学校で買わされました・・・。 先生は私たちになにをもとめてるのかねぇ? なんか、逆にもやもやしたかも?
0投稿日: 2009.11.15
powered by ブクログ大学の専攻科での、私より1学年下から課題図書となっている。ゆえに、私自身が授業で読んだわけではないが、個人的に関心があったので読んだ。 「生きる意味」について深く考えさせられた。今までの自分は、テストでそこそこ点を取って、阪神の応援に球場に行って・・・という生活だった。 趣味といえば阪神の応援、野球の応援、それが全てだった。シーズンオフになると、何か物足りなさが付きまとった。 大学生になってから、自分は何のために生きているんだろう、と漠然と考えていた。 今も、答えは出ていない。本書は、読了すれば答えがはっきりと浮かぶというものではない。あくまで、結論に至るプロセスの一部を提供しているに過ぎない。 本書の主張は、凡そこうだ。 「この時代の病として、「人の目」と「効率性」ばかりを気にする、というものがある。高度経済成長期における「数字信仰」は現代にも強く残っている。しかし、私たちや私たちの社会を外から量的に見る見方だけではなく、「生きる意味の成長」といった人生の質に関わる成長を考えるべきではないか。そうした「内的成長」をもたらす社会への転換が求められているのである。」とした上で、「生きる意味」について、最終章などで考察している。 本書の批評を見ると、言葉が軽い、結論がはっきりと示されていない、などのマイナスの評価も少なくない。 もちろん、私自身、それに反論する気もなく、その視点はむしろ正しいとすら思っている。 しかしながら、本書から「生きる意味」を構築する上でのヒントをたくさん学ぶことができた。それは、言葉の軽さというものを補って余りあるのだ。 それに、結論はみな同じでは、この本の内容の場合、困るのである。自分で創造し、見出したものだからこそ、自分自身の「内的成長」を促進するものになりうるのである。 哲学的思考をくすぐられた良書である、という点で評価は5つ星とした。 教員、親など教育する立場の人間は必読だと思う。
0投稿日: 2009.11.01
powered by ブクログこの本には、生きる意味とは何かということが書いてあります。現在の子供は、理由もないのに人を殺したり、傷つけたりする。2000年のバスジャック事件などがそうである。ちょっとした些細な理由で凶悪犯罪をする子供が増えている。大人は、毎日、出世のことだけを考えて働いている。出世をすると飲む酒が変わり、自分が頑張ったんだということを実感する。生きる意味は、自分でしか見つけることができず、見つけだすことが人生ではないのか。
0投稿日: 2009.07.28
powered by ブクログ今の日本社会の問題点を、「生きる意味の喪失」という観点から熱く論じた一冊。その明快な論理展開と、様々な社会問題の関連付けは見事。 第1章で、日本社会は豊かであるにもかかわらずどこか人々が空虚なのは、社会の成熟化に伴い、戦後の高度経済成長のように「他者の欲望」を生きていればよい社会ではなくなり、「生きる意味」を見失っているためであると論じる。第2章で、そうやって時代が変化しているにも拘らず、日本社会には「世間の目」がはびこっていると指摘。周りや社会に「受け入れられる」ために「自己透明化」しなければならない、という筆者の指摘は、今の若者の人間関係を見ても明白であると思う。なお、ここまでの日本社会論は、日本の近代化論とも結びついてくる内容であろう。(cf. 「前近代」から「超近代」へ) 次に、第3章で、今度はグローバリズムと新自由主義経済の浸透について見解が述べられる。一見、ウォーラースティンの言う「メガトレンド」と絡めて考えても言えるように、日本のイエ・ムラ社会の「縛り」(≒「世間の目」)から個人を解放してくれるような錯覚を私たちに与えるグローバリズムだが、実はそれは間違いであると筆者は言う。むしろ、より大きな「世界」の目を意識しなければならない。その上、個々人が共同体から解放されることで、人々はかえって自分を失っていくという。さらに、第4章で、そのようなグローバリズムによって、一元的でわかりやすい「数字信仰」がますます進行し、その動きは加速するだろうと論じる。 ここまできて、今の日本に必要なものがだんだん見えてくる。それは、新たなかたちでの「共同体」の再構築である。その必要性が、残りの第5、6、7章に渡って述べられている。「縛り」を与え、人々を受動的にさせるような共同体(日本社会に従来存在していた運命共同体・血縁共同体、また「世間」)が社会を支配するのでもなければ、個々人をやみくもに共同体から解放し、路頭に彷徨わせるのでもない。人々がその多様な価値観を尊重しあい、同じような価値観を持つ人同士がコミュニティーを作り、認め合う社会。ただ単に「個性」だけを尊重して「わがまま」をまかり通させるのとは違う。「わがまま」は、周りの価値観との齟齬があって生じるものであり、「あるがまま」に生き、語っても、きちんと「聴く」人たちがいて、<対話>が生まれうる社会を作れば、「あるがまま」が「わがまま」ではなくなる。そのような社会が構築されたとき、人々は「生きる意味」を見出せるだろうというのが、筆者の結論である。ある意味、理想論に近いかもしれないが、近年のNPO/NGOの台頭、また教育活動を通して学校から教育コミュニティーを再構築する動きなどを見ると、それもあながち夢物語ではないのかもしれない、と思う今日この頃である。 <共同体>が<個>を作る時代から、<個>が<共同体>を作る時代へ。そんなことを考えるきっかけとなった一冊である。
0投稿日: 2008.05.30
powered by ブクログ社会学専攻の専攻決めレポートの課題で読みました。上田のいう「生きる意味のオーダーメイド」社会は「身近なところから一歩を踏み(p.222)」ださなければ、生きる意味がわからなくても、ずっと苦悩したままであっても知らないよ、という、ある意味で厳しい社会であるとも思う。「生きる意味」を強調しすぎるのもどうかと。そう言う社会は、自分らしさ「オリジナリティー」を重視するはずが、結局「生きる意味を持たねばならない」という「他者の欲求に生きる」ことになってしまっている、とも言えるかもしれない。もちろん生きる意味は持てるなら持てた方がいい。しかし、社会に広がる「生きる意味を持たねばならない」と言う思想もまた若者の苦悩の原因の一つになっているように思えてならない。
0投稿日: 2007.08.02
powered by ブクログ授業のテキスト。 生きる意味って考えなくても生きていられる人ってある意味、幸せなのかなと思った本。ブログみましたと著者から教授宛にメッセージがきてびっくりな一冊。
0投稿日: 2006.12.27
powered by ブクログある省の説明会で人事の方が紹介していた本。筆者は文化人類学者。哲学的な話かと思いきや、構造改革やグローバリズムの危うさを説き、今後の社会のあり方について語った本でした。筆者がすごく真剣に生きてきたことが文章ににじみ出ているように思えたし、内容にも説得力がありました。
0投稿日: 2006.12.20
powered by ブクログ信頼するキャリアカウンセラーの人に薦められた本。 今読み返しても、そのメッセージの輝きは失せることがありません。 何がほしいってよくわからないけれども、何となく飢餓感がある、幸せじゃないような気がする、 そんな感覚がどこから来るものなのか、社会学の見地から、納得のいくようにわかりやすく説明してくれます。 そして、今生きる意味が見えない時代に、何が求められているのか、未来の方向性についての一つのかたちを示してくれます。 この本を読んだから、すぐに癒される、報われる、という本ではありませんが、 今自分が立ち向かう苦悩に意味があるんだということ、そして生きる力を少し分けてもらえるような、 そういう本です。
0投稿日: 2006.07.16
powered by ブクログ「『生きる意味』とはなんだ?」 誰もが考えたことのあることだと思う。 他人の目を意識せずに自分の人生を生きてみては?という上田氏の励ましに勇気をもらえる。
0投稿日: 2006.01.15
