
総合評価
(92件)| 18 | ||
| 38 | ||
| 25 | ||
| 2 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
入江駒子 駒子の母 駒子の姉 駒子の妹 駒子の弟 瀬尾 はるか マリモ クジャク ウサギ 多香子 工藤 駒井まどか 愛ちゃん マホ リエ ミユキ ハヤミ アンナ 雅美 八重樫春一 宇佐美 高瀬 隼水
0投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
駒子シリーズ、三作目。 見知らぬ子宛の手紙が延々と続くから興味が持てず、だいぶ読み飛ばしてしまった。 自分で謎を解いてやるぜという気概を持ち合わせていないので、最後まで読んでから改めて手紙部分を中心に読み返した。 再読なのに、まるで覚えてなかった。 一度目も流し読みしてしまったのかもしれない。 垣間見るだけじゃなく、もっと瀬尾と駒子のことが読みたかった。 はるかとまどかのことも。
0投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
駒子シリーズ3作目 前二作から間が空いているしどうかなと思ったがとにかく読みやすかった。読みやすいは褒め言葉ではないとする向きもあるようだが、するする気持ちよく文章が入ってきて物語に引き込まれた。正月支度という地味でかつ家の中の賑やかな雰囲気がわかるところから始まるのも良い。 先に後半の話をするが、今まで駒子の友達として出てきていた愛ちゃんが怖い、めちゃくちゃ怖い。 自分が固執している友人(駒子)とこれから親しくなりそうなきざしのあるクラスメートに対して、大学のある神奈川から遥か離れた研修旅行先の岩手で集合時間をわざと遅く教える、点呼に間に合っていないのを知るとわざわざ居るように見せかけバスに乗り遅れさせる。携帯も無い時代の話でこれはものすごく怖い怖い…。展開的にこの乗り遅れ事件が「運命の出会い」となるのでスルーされてるけど、ここがほんとに怖かった。お金持ちでわがままだけど魅力的なかわいいこ、のはずだったんだけど…。 3作目なのでつくりはわかっている、その上で手紙が長い長い。これが駒子の書いた手紙ではないことはすぐわかるので、つまり誰とも知らない人が誰とも知らない人に出した手紙を延々読まされるのがしんどかった。内容から姉弟姉妹宛の手紙かなと推測したが双子のいれ代わりトリックにたどり着くとまでは思わなかった。しかしミステリの双子って大体入れ替わるか殺されるかしますね。 瀬尾さんと駒子もちょっと進展しそうでなにより。しかし前作の茜さんの時も感じたのですが、筆跡ってそんなに気にならないものだろうか。茜さんのときはともかく(名前だけを、しかも一瞬しか見ないだろうし)、瀬尾さんは駒子の手紙を何度も読み返しているだろうに、一瞬でこれを書いたのは駒子ではないとわかってしまうのでは…。照れ隠しの可能性?(無いと思う) スペース、を受けてのバック・スペースは中編の種明かし編として面白かった。外から見た駒子がどう見えるかもわかったし。やはり天然不思議ちゃんか…。痴漢と本の話は嫌な気持ちを追体験できたし駒子もまどかもいい子だなと思った。 ところで、あんにゃ、は兄とか兄さんではなかろうか…。あと方言ってそんなにピンポイントで単語だけは出ない気がする。 次作では駒子の弟さんの進路が決まっているだろうか。無事に桜が咲くといいですね。
0投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最新刊の駒子シリーズのoneを読んで、本棚から引っ張り出して久しぶりに読んだ。 駒子シリーズとしては、これは3作目に当たるのだけどすっかり内容は忘れていて… おかげで新鮮な気持ちで読むことができた。 そして、多分前もそうだったと思いますが、自分の思い込みの視点で読み進めていたことに気がつき、視点を変えてもう一度読み直すと、いろいろと腑に落ちることがあり、すっきりできた。 そう、視点を変えてもう一度読むと、またストーリーの違う側面が見えてきて面白かった。
1投稿日: 2025.01.22
powered by ブクログ駒子シリーズ3作目。手紙が重要なアイテムなのはわかっているが今回は2話のうち1話は何通もの長い手紙がほとんどの「スペース」を埋めている。駒子から瀬尾さんに託された手紙と言う名の謎、よくわからないままながらも読み進めると駒子のいじらしい気持ちが見られる。2話目はその裏側、そして気になるその後にも触れている。期待した駒子の活躍はあまりなかったけど楽しかった。人の幸せってどこにあるかわからないものだ。置かれた場所で〜と言う本もあるけど自分から動き見つけ取りに行くことも大事だと思う。謎のようなあったかい恋愛もの。
1投稿日: 2024.10.29
powered by ブクログあなたは最近『手紙』を出したことがあるでしょうか? 10月1日から郵便料金が値上げされます。今まで84円で出せていた手紙も110円と、遂に3桁のお金を出さないと利用できなくなってしまいました。22年に渡って郵便の利用数が減少の一歩を辿る状況にあってはこれも致し方ないことなのかもしれません。そもそもそんな風に書いている私自身『手紙』を出したことはあってもそれがいつのことかの記憶がありません。そう簡単には思い出せないくらいに過去の話であることは間違いありません。 LINEやメールで好きな時に幾らでも連絡が取れる現代社会にあって、わざわざ『手紙』という方法を使って相手に何かを伝えなければいけないというシチュエーション自体思い浮かばないとも言えます。また、そもそも『手紙』は紙という誰でも読める媒体を利用しているが故に本人以外も見ることができてしまうという問題もあります。 『手紙っていうのは本来、宛先の人以外は読むべきじゃないでしょう?』 はい、そうです。これは大原則だと思います。差出人は『宛先の人以外』に読まれることを想定しているはずがないからです。では、そんな他人宛の手紙を読んだとしたらそこにはどんな思いが湧き上がるのでしょうか? さてここに、『前略はるか様』と始まる14通ものおびただしい分量の『手紙』を読むことになる物語があります。女子大生が書いたと思われる特にどうということのない『手紙』が掲載されたこの作品。そんな『手紙』の裏側がその先に見えてくるこの作品。そしてそれは、加納朋子さんが10年以上の時を経て続編を描かれた駒子シリーズな物語です。 『〈魔が差す〉という瞬間は、たぶんどんな人にも一度や二度は訪れるものなのだ』と、『大晦日』の日のことを語るのは主人公の入江駒子(いりえ こまこ)。『前夜から』『お節料理に』『せっせと取り組』む『母と姉』は『てきぱきと作業を続けて』います。そんな中、『渡された買い物リストを眺めた』駒子は『なに、この松葉って』と『首を傾げ』ます。『なにって、松葉は松葉よ。松の葉っぱ』、『お節の飾りにするんじゃない』と『当然とばかりに』言う母親は『そこら辺の公園に生えてるでしょ、松くらい』と続けます。『私に公園の木を折ってこい、と?』と訊く駒子に『やあねえ、人聞きの悪い。葉っぱをほんの少し分けていただくのよ』と『母は澄まして』答えます。身支度を終えた駒子はやむなく『行ってきまあすと玄関を飛び出し』ましたが『いつもの習慣で郵便受けを覗くと、底にぺたりと貼り付くようにして、一枚の葉書が入っていま』した。駒子宛のその葉書には『表に手書きで赤く〈年賀〉とあ』ります。誤って『大晦日に配達されてしまったものらしい』と葉書を見る駒子は『気の早い年賀状の差出人は、駒井はるかだ』と思いつつ『赤いコートのポケットに入れ』ます。 場面は変わり、『駅前に着いた』駒子は『デパートでお茶菓子を購入し』、『途中、花屋があったので覗いてみると、時節柄かちゃんと松の枝を売ってい』ます。しかし、『三本一組で七百九十円もする』のを見て『さて、どうしよう』と考えます。『姉なら律儀に公園に行くかもしれない』が気の弱さから実行できない、『私ならそれができると見込まれたわけだが、どうもあまり面白くない』と思う駒子ですが『いざ値札を見てしまうとその選択はもはや、あり得ない』とも思います。そして、『デパートから一歩踏み出したとき』『ぴたりと立ち止まった』駒子。『左右に巨大な門松が飾ってある。太い孟宗竹を中心に据えた、ものすごく立派な一対』、『門松というからにはもちろん、艶やかな松がふんだんに使われて』いました。『つまり ー ふと魔が差したのは、このとき』でした。『どっちみちデパートの門松なんてあっという間にゴミとして捨てられちゃうのよねとか、まあそういった極めて利己的な思惑』を『考えるよりはやや早く、身体が勝手に反応して』しまいます。『裏側の手頃な一枝につと手を伸ばし、その先端をちょいとひねった』駒子は、『一応は気を遣って、なるべく目立たない箇所を選んだつもり』でしたが、『松というのは案外に丈夫らしく、なかなかぽきんとは折れてくれ』ません。そして、『焦っていると、ふいに声をかけられてぎょっと』する駒子。『もしもしお客さま、何をしているんですか?』『すぐそばに、いかめしい制服に身を固めた警備員さんが、腰に手を当てて立ってい』ます。『ひぇーっ!』と、『漫画の登場人物みたいな叫び声を上げ』る駒子。しかし、『続いて起こったのは、怒号でも阿鼻叫喚の修羅場でも』ありませんでした。『そんなもの、いったい何に使うんだい?』と『涼しげな、そして笑いを含んだ声で尋ねる警備員さん。『恐る恐る顔を上げると、そこには瀬尾さんの、笑いをこらえるような顔があ』りました。『大晦日』の情景からスタートする物語、駒子シリーズ第三作な物語が描かれていきます。 “クリスマス・イブを駆け抜けた大事件のあと、大晦日に再会した瀬尾さんと駒子。ふたりのキーワードは“謎”。『ななつのこ』『魔法飛行』に続く、待望久しい駒子シリーズ第三作”と内容紹介にうたわれるこの作品。加納朋子さんの代表作の一つであり、このレビュー執筆時に四作目までが登場している人気シリーズの三作目がこの「スペース」になります。まずは、そんなシリーズを振り返っておきましょう。 ①「ななつのこ」(1992年9月1日刊): 主人公の入江駒子が『書店の新刊本コーナーで』偶然に見つけた「ななつのこ」という短編集の内容が入れ子になる形で構成された、身近な”なぜ?”に向き合っていく物語 ②「魔法飛行」(1993年7月1日刊): 主人公の入江駒子が書いたとされる四つの小説を、小説を書くよう駒子にアドバイスをしてくれる瀬尾への手紙と小説を読んだ瀬尾の感想がサンドイッチのような構成で描かれるミステリな物語 ③「スペース」(2004年5月31日刊): 〈スペース〉と〈バックスペース〉の二編から構成されるこの物語 シリーズと言っても②から③の間には十年以上もの年月が経過しているのがわかります。 “スローテンポにも程があると、我ながら呆れてしまいます” そんな風におっしゃる加納さんは、間が空いてしまったことは認めつつもこんなお願いを読者にされます。 “できましたら『スペース』単体ではなく、『ななつのこ』『魔法飛行』と順番に読んでいただけたらなあ…と” 実はこのお願いがとても重要になってきます。ブクログのレビューにもその大切さに触れている方がいらっしゃいますが、実際この作品は、シリーズを順番に読んできた読者にこそ楽しめる作品になっています。というより、正直なところ、この作品を単体で読むくらいなら読まない方が良いです!(大胆発言(笑)) というのも順に読んできた私でさえ、読書に間を空けてしまった結果論として少しちんぷんかんぷんな読書になってしまったからです(汗)。このシリーズは、「ななつのこ」も「魔法飛行」もとても技巧的な作りがなされています。よろしければそれぞれの作品の私のレビューに詳細にその構成を紹介していますのでご覧いただきたいと思いますが、それはこの三作目も同様でやはり凝った作りがなされています。この側面からこの作品の構成上の二つのポイントを順にご紹介したいと思います。 まず一つ目は、最初の短編〈スペース〉の第二章の作りです。この章はなんと『前略はるか様』から始まる手紙だけでまるまる構成されているのです。 ・『お元気ですか…っていっても、ついこないだまで顔をつき合わせていたんだよね』。 ・『お久しぶり。レポート用紙でごめんね。ゆっくり手紙を書く時間がないので、学校で書いています』。 ・『お手紙ありがとう。返事が遅れてごめんね。まったく入学早々、レポートが多くて嫌になっちゃうのでありました』 そんな書き出しから始まる手紙がひたすらに続いていきます。 『葉書は省いても、全部で十四通。期間は入学した直後の四月から七月頭までだから、ひと月あたり四通以上にもなる。しかも一通、たいてい便箋七、八枚はある』 そんな風にある人物によってその次の章で分析もされていく手紙群ですが、これがとにかく曲者です。手紙が多数登場する作品と言えば56通の手紙が登場する湊かなえさん「往復書簡」、179通の手紙だけで構成される三浦しをんさん「ののはな通信」などがあります。しかし、湊さんの作品もしをんさんの作品も複数名での手紙のやり取りがそこにはあります。それに対してこの加納さんの作品では『はるか』宛の手紙だけがひたすらに続いていきます。しかもどこまでこの先のストーリー展開に意味があるものなのかが全く分からないようなごく普通の日常を淡々と記したものなのです。 ・『スキーといえばさ、覚えてる?高校の修学旅行。八幡平に行ったよね』。 ・『この間、山下公園に行ってきました。県立図書館の見学で、授業はなし』。 ・『そういえば、旅行の話は全然しなかったよね。明日二十九日からの二泊三日です』。 大学生活を説明するものであることは間違いありませんが、それは他人が書いた他人宛の手紙をただただ読まされているだけではないか?という感覚が襲います。これが相当に苦痛です。正直、大好きな加納さんの作品でこんな苦痛な読書を強いられるとは思いませんでした。そして、このことが私の集中力を一気に削いでしまいました。 次に、二つ目です。これこそが加納さんのお得意の形式です。私が加納さんの作品で一番好きなのが「いつかの岸辺に跳ねていく」です。〈フラット〉と〈レリーフ〉の二つの短編から構成される物語はゴツゴツした非常に読みづらい〈フラット〉で数多埋め込まれていた伏線の数々が〈レリーフ〉で鮮やかに回収されていく中に感涙必至の物語が描かれていきます。この「スペース」もある意味で「いつかの岸辺に跳ねていく」と同じ構成をとっています。上記した〈スペース〉にただひたすらに記述されていた手紙の背景事情が〈バックスペース〉で描かれていくのです。この作品の醍醐味は恐らくはこの答え合わせのごとく展開する〈バックスペース〉の物語なのだと思います。〈スペース〉を読んでいる際に恐らくそうだろうなと予想した私でしたが、ここに問題が生じました。そうです。上記した通り、手紙の内容のあまりの散漫さに集中力が切れてしまった私は、〈バックスペース〉さえ流し読みになってしまったのです。 …ということで駒子シリーズ第三作のこの作品、私にはちんぷんかんぷんな読後、とても残念な読後が待っていました。私のように無駄な読書時間とならないようにこれからこの作品を読まれる方に以下をお伝えしたいと思います。 注1) 「ななつのこ」、「魔法飛行」というシリーズ前二作を、その記憶が薄れる前に読みましょう。 注2) どんなに退屈、もしくは苦行だと感じても〈スペース〉の第二章の14通の手紙は集中力を切らさずに読みましょう。 この作品の私のレビューでお伝えしたいのは以上となります。加納さんの作品が面白くないはずがありません。他の方のレビューでは、★4つ、★5つという方もいらっしゃいます。しかし、私には頑張って★をつけても3つが限界です。しかも自身の読み方の反省をこめて3つにしました。感覚的には本来★1つです。そういう意味でも読み方に注意が必要な作品だと思いました。 『僕が言いたかったのは、手紙というものは、必ずしも事実のすべてを伝えはしないってことさ』。 駒子シリーズ第三作として20年前に刊行されたこの作品。そこには二つの短編がセットで魅せる物語の姿がありました。〈スペース〉に描かれる手紙が読書に曲者なこの作品。〈バックスペース〉とペアで一つのこの作品。 いつか集中力を切らさずに再読したいと思うものの、恐らく手にすることはないかなとも思う、私にとって苦い読書の時間となった作品でした。
245投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログ<再登録>「ななつのこ」シリーズ第三弾。表題作「スペース」と、関係するある人物の視点がら描いた「バック・スペース」を収録。 今作は変化球という感じで、駒子と瀬尾さんの活躍をもっと読みたかったという物足りなさも感じました。「バック・スペース」は、偶然が重なり過ぎてる感じでたが、こんな「はじまりかた」は加納さんらしいとも思えます。番外編に見えて、実は重要な転機でもある作品だったようです。
0投稿日: 2024.05.23
powered by ブクログ駒子シリーズの第三弾、第二弾から11年。駒子が瀬尾さん読んでもらいたい手紙があると渡した手紙が延々と続いてゆく。前略はるか様となる手紙。淡々と日常が綴られただけの手紙。はるかさんて誰。誰がはるかさんに書いた手紙? 瀬尾さんの謎解きが始まると、あ~ なるほどとなる。人と人の縁、繋がり、どこでどうなるか解らないところが生きていくうえでの不思議。そして瀬尾さんの過去もちらほらと。柔らかい、青春系日常ミステリでした。そして第三弾から20年後の第四弾「1(ONE)」がどう続いてゆくのか読むのが楽しみです。
2投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さすが北村薫好きを公言する作家。出だしのお節の話が本当に北村薫っぽい。フードプロセッサーの描写が北村薫のテフロンのフライパンに関する描写(「私」シリーズの「夜の蝉」だったか?)に共通するものを感じる。 これから、いよいよ謎解き、と分かるときは一気に読みたい。だからその雰囲気が分かるのは本当にありがたい。 2章は瀬尾さんに駒子が出した、手紙。はるちゃんへの手紙である。 瀬尾さんへの謎の提示のためミスリードがある。 はるちゃんへの手紙を書いたのが駒子だと思わせている。 ウサギさんが愛ちゃんだと思わせている。実際には愛ちゃんはクジャクさん。 ふみさんがネコさん。けっきょくウサギさんが誰なのか、私には分からなかった。 しかし愛ちゃん、結構えげつないことをする。 まどかさんを置いてきぼりにしたのは愛ちゃんが主犯だ。駒子はそれを知っても大丈夫なのだろうか。ふみさんが入ることによって、落ち着いた、とはあったが。 そして瀬尾さんはじれったい。 手紙のやり取りだけだからかもしれないけれど、じれったい。 このような進み具合だから、いいのかもしれない、とも思うけれど。
4投稿日: 2024.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
駒子の短大時代のクラスメイトの話。駒井まどかとはるかという双子が主人公とも言えるが、それを大きく包んで駒子と瀬尾さんの存在がある。劇中劇のような花巻置いてけぼり観光バス案内エピソードは面白かった。
0投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ駒子シリーズ第三弾。 「スペース「バック・スペース」の中編二本の連作。 駒子が瀬尾さんに読んで頂きたい手紙があると言って渡す手紙は、前略はるか様で始まる長文。 「スペース」は、人と人との空白の物語で、これは誰が書いた手紙なんだろうと疑問に思いながら読み進め、「バック・スペース」でもやっとした頭の中が、冴え渡るような感覚になる。 なるほど、自分がいるべき場所を懸命に探そうとして辿り着いた居場所なんだとわかる。 バスに置いてけぼりを喰らったまどかが、バス運転士と結ばれるというのも運命的である。 今回は、駒子と瀬尾さんのやりとりは少なかったが、2人の気持ちがうっすらと感じられたような気がした。
61投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログ過去作との繋がりが見えたとたんに景色変わる! 仕掛けもすごいし、いい映画を見た後のような読後感。 ネット公開されている著者本人のインタビューだと全4部作という証言がある。 ななつのこ 単行本:1992年9月 東京創元社 ISBN 4488023347 魔法飛行 単行本:1993年7月 東京創元社 ISBN 4488012507 スペース 単行本:2004年5月 東京創元社 ISBN 4488012981 2作目までのインターバルが1年、 3作目までのインターバルが11年、 4作目までのインターバル、、、、、、。
9投稿日: 2023.07.15
powered by ブクログ『ななつのこ』『魔法飛行』に続く〈駒子〉シリーズ第三弾。今回は中編二本の前後編によるラブ・ストーリー。 前作から少し時間が空いてからの刊行のせいもあるのか、三作目にしてさらに趣向を変えてきた。駒子と瀬尾さんの関係がどうなっていくのか?が気になりつつ、まったく別視点の物語が描かれていく。前半の手紙の部分が読みにくく、「何を読まされているんだろう?」となったのだが、他のレビューをみると多くの人が同じ感想を抱いたようだ。さらに、出来すぎた偶然が重なるのがやりすぎに思え、ミステリーとしての驚きはあるものの、今ひとつスッキリしないところはある。しかし読後感はほっこり、ラブ・ストーリーとしての完成度は高い。 単体の作品としては前作に劣るが、シリーズものとして考えると重要な通過点に思える。ぜひとも完結編を望むところだけれども、いかんせん一作目が30年前だし望み薄か……(泣)。
6投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログ駒子シリーズの「ななつのこ」「魔法飛行」に続く第3作目。 今回はロマンス要素が高めの中編2本。とはいえ、ちゃんと謎解きが入っています。是非、前2作を読んでから手に取って欲しい。そうでないと内容の説明が難しいんです(笑) 駒子達が俯瞰的に描かれるシーンなど、加納さんの奥深さを感じました。 ミステリマニアには少し消化不良のところがあるかもしれませんが、駒子という女性の成長譚として、楽しみながら読みました。 文庫版解説は、光原百合さん。 確かに、前2作への言及やネタバレ無しでの解説は難しかったと思います(笑) 光原さんらしい、丁寧で細やか、かつユーモアと愛情溢れる解説でした。 今年、まさか光原さんの訃報に接するとは思ってもいませんでした。そのことはとても残念です。
1投稿日: 2022.12.12
powered by ブクログ手紙長っ。 シリーズものではないみたいに前二作と趣が違って、ちょっと戸惑いました。手紙がなくて、無理に駒子も絡めず(あるいはスピンオフとして作られていて)、はるちゃん主人公のパートだけだったらよかったな。
3投稿日: 2021.08.06
powered by ブクログ前半の手紙の羅列がやはり苦手。 挫折しかかるも、なんとか我慢して後半まで読み進むと、そこからは一気に物語に入り込めた。 出来過ぎた話と言えばそう見えるけれど、駒子シリーズの完結編(?)として、スペース(空白)として残っていたパズルのピースが適切な位置に埋められていくような心地よさがある。 瀬尾さんの過去のつらい時が語られて、それもまたピースの一つとして見事に嵌るのが著者の手腕の凄みだと思われる。
1投稿日: 2021.07.04
powered by ブクログ駒子ちゃんシリーズ3作目。 毎回異なる趣向で驚かされるこのシリーズだが、今回、前半の話の殆どが駒子ちゃんが書いたと思しき十数通の手紙を読むのに費やされる。 これらを読むと、遡って駒子ちゃんの入学仕立てのキャンパスライフがよく分かるが、何故相手からの返信はなく出した手紙ばかりとか、いつものようにプチ謎が入っているけど手紙の中で解けているようでないようでとか、こんなに親しい駒井はるかって友達これまで出てきていたかなとか、そう言えば愛ちゃんとかふみさんはどうしたのみたいな、微妙な違和感。 勿論、瀬尾さんの手によってこの違和感の訳は明かされるのだが、手紙ばかり読まされたことには、今回はちょっと策に走り過ぎたかという感じをそこでは抱いた。 ところが後半、今度は同級生のまどかという子が語る話になり、手紙で書かれていた時期のことが繰り返されるのだが、同じ出来事に対して手紙には書かれなかったことがその行間を埋めるように語られ、明かされたタネには更に別の仕掛けがあって、読み終えた時には全体の話の印象がまたもやガラリと変わってしまう。 いくら何でもこの出会いは出来過ぎだろうと思うのだが、それも許せちゃうくらいに自分の居場所を探す女の子たちの懸命さ切なさにしみじみ浸る佳い話に。 駒子ちゃんや瀬尾さんは脇役みたいな扱いなのだが、終わってみればしっかりと印象を残すところも巧みで、今回もまた作者の思惑通りに楽しまされてしまった。 これまでも読んだ本の中に「宮沢賢治」や「銀河鉄道の夜」に触れた話が結構あったが、本作でもその存在感たるや大。
9投稿日: 2021.07.03
powered by ブクログシリーズ三作目は、駒子は手紙を一束まとめて渡します。その手紙を元にした表題作と、それに繋がる二編目「バックスペース」。後半は裏話的な話なのかなと思いつつもこの運命的なお話にしっかりのめり込みとにかく幸せな気持ちになりました。こういうお話は本当に好きです。そして最後、今回も思いがけなくラストに綺麗に話が繋がります。ああ、やっぱり上手い。しばらく余韻に浸ってしまいました。
1投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ女の子はみんな誰かの特別になりたいよね! 謎もあるし、読み終わるとほっこり心温まる繋がる二作のミステリ。
1投稿日: 2019.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前半は女の子に宛てた手紙。 後半は送り主の女の子目線のお話。 (間にまた、仕掛けが入るが。) 最初置いてけぼり感があって、もやもやしながら読み進めるが 再読すると、散りばめられた伏線にナルホド、と。 タイトルのスペース、余白 というキーワードも物語の核になっていて、 時系列を確認する為シリーズ1作目も読み返したくなる。 シリーズ1作目に恋バナ好きな方はきゅんきゅんするのでは、という感想を抱いたが、 今作もなかなかな運命的展開でした。 出会いが無い、とよく言うけれど、出会いは溢れているけれど、出会い方が重要なのかもしれない。。。 若しくは出会いを一瞬にするか、特別なものにするか、惚れやすい子がこの才能が特化しているのではないだろうか。。 またしても、やはり中高生の女の子に読ませたいな、と思った。 主人公の見え方は他人の目を通すとこうなるのか、と驚き。 友人も、やりすぎでは。。。 『同じとき、同じ場所にいて、同じ空気を吸っていても、やはりそれぞれの世界は全く違うのだと、何だか不思議な気持ちになる。』 また、手紙の送り主の子の 仲良かった子と疎遠になる水を足していったスープのたとえ話になるほど、と。 矢印の太さが違う、若しくは違って行ってしまう事を考えると、仲が続いている子がいることは奇跡なのかもしれないな、と。 4月で新生活を始める子にも読んで欲しい。
1投稿日: 2018.04.05
powered by ブクログ駒子シリーズ3作目。駒子と瀬尾さんが一歩進展。でも今回は「はるか」と「まどか」という双子の物語でもある。でもラストではそれまでそっと控えていた駒子と瀬尾さんが再び浮き上がる見事な構成。駒ちゃんに惚れる。
1投稿日: 2018.02.13
powered by ブクログ駒子シリーズ第三作。最初の手紙が長かった・・・。後半から面白くなっていきました。でも、もう少し駒子に出てきてほしかった。これで駒子シリーズが終わるのはイヤだなぁ。解説を読んでいると続編の予定ありとの事ですが、まだ出てないのかな?それともこれで終わり?駒子と瀬尾さんの二人も気になるので続きが読みたいです。
1投稿日: 2016.12.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリとしては、読後のそうきたか感はあるが、過去作の期待値からすると、それほど驚くこともなかった。 正直、前半は長い日常シーンに飽きかけもした。 後半、駒子を客観的視点から見ることになり、こんな子の本を今まで読んでいたんだな、と爽やかな気持ちになれました。 少しの驚きと、今まで見守ってきた駒子がこんなに良い子だったんだ、と安心するストーリー、がこの本だと思う。
1投稿日: 2016.11.21
powered by ブクログ面白かったーーー!誰と誰の手紙のやり取りなんだろうと気になりながらも面白く読めた。前作よりかも好きかも!
1投稿日: 2015.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まどかがはるかに送る手紙の淡々とした日常の様子、自分が学生時代に戻ったように引き込まれました。 徒然なるままに書き続けたような本当に些細な出来事なのに、作者の文章力でおもしろおかしい気分で読みすすめていました。 駒子ちゃんを客観的にまどかの目線から綴っているところも面白かったです。駒子ちゃんは他のお話ではものすごく頭の良い子というイメージがあるのですが、客観的にはとても天然っぽい天真爛漫な子という印象に見られているんですね。
1投稿日: 2015.03.15
powered by ブクログこの人は、すごい(^ ^ 日本の宝だ(^o^ いわゆる「駒子シリーズ」の一冊だが、 これまでとはちょっと毛色が変わっている。 というのも、一冊が大きく前後半に別れていて、 前半は駒子目線、後半は駒子の友人目線で進む。 そして、主観が違う前後半が、基本的には 同じ時間・場所を多く共有しているのが特徴で。 そのおかげで、一つの事件、一人の登場人物も、 主観が変わるとこんなに評価が変わるのか、 ということに驚かされる。 さらに、裏に流れる「もう一つの視点の変換」が 大きな物語のキーとなっている。詳しくは書けないが(^ ^; ともすると「ご都合主義」と言われかねない伏線を、 心暖まるエピソードに昇華しているのは、 作者の類い希なる筆力と緻密な構成力の賜(^o^ さらに、シリーズものなので、おなじみの登場人物も 数多く登場するのがうれしいところ。 のみならず、「おなじみの筈の人物」についても、 意外な展開が用意されていて(^ ^ 思わず「えぇっ、そう来るのか!?」と驚かされた。 これ、シリーズの書き始めの時点では、 どこまで想定していたんだろうか(^ ^; 最初からここまでのキャラ付け...と言うか 「裏のストーリー」を作り上げていたのなら、 それはそれで驚きだし(^ ^ 後から考えて編み込んでいったのだとすると、 それはまた驚嘆すべき構成力だ(^ ^ いや〜、とにかく面白いし感動できるし(^ ^ 読後、思わずシリーズ最初の「ななつのこ」を 再度読み始めてしまいましたとさ(^ ^
1投稿日: 2014.12.12
powered by ブクログ「ななつのこ」など入江駒子シリーズ未読だったため、瀬尾とヒロインの関係性がよく分からず、いきなり始まる手紙についても差出人の単なる近況報告のようで退屈に感じた。 が、手紙の謎と真相、そして結末を知ったら物語の色合いが変化し、伏線回収も小気味よく、なにより読後感が爽やかで清々しい。
4投稿日: 2014.10.21
powered by ブクログ前半80ページ程延々と近況報告を綴った手紙が続くのにはちょっと退屈したけれど、思いがけない真相に再び読み返してしまいました。 前二作とはまた違った趣向の今作、第三者目線で見る駒子と瀬尾さんが新鮮。友人のお話がメインになるのでふたりの出番は少なめでさみしいですが今まで描かれなかった時間の姿が見られて良かった。 そして駒子の友人愛ちゃんの別の人から見た一面も描かれるのですが、あとがきの「どちらが正しいという問題ではなく、『駒子は世界をそんなふうに見ることを選ぶ人である』ということなのでしょう」という言葉が印象的。駒子のように良いところに惹きつけられるように世界に飛び込んでいけたらいいなあ。
2投稿日: 2014.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スペース、バック・スペース の2作。 駒子シリーズなんだけど、主役の話よりも2作目の方が印象に残った。手紙は結構退屈だったんだけど、読み進めて行くと、冴えない手紙の理由がわかる。 シリーズ一作目から少しずつ色んなことがリンクしていて、こう繋がるのかーと終盤一気に面白くなった。 誰にも嫌われてなくても、誰の一番でもない。たった一人の誰かにとっての一番になりたい。そうなんだよね。
1投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スペース。 確かに今までも星や宇宙を二人でみる場面が何度かあったこのシリーズ、でもこのタイトルって? いつもの駒ちゃんのトボけたような日常に急に挟み込まれた「はるちゃん」宛の手紙。 「本を読んでいると、物語を書く人の頭の中って、まるで混沌とした宇宙みたいだってよく思います。完成稿に辿りつくまでに、どれほどたくさんの空白が埋められ、言葉が選ばれ捨てられていくのかしらね。考えるとめまいがしそう。 私ね、ちょっと思ったの。今の私って、まるで選ばれなかった場面みたいだって。 最近、どうして自分は今、ここにいるんだろうって、ふと思ったりします。間違った場所にいるような気がしてならないの。」 前作でもこんな台詞があったな。 でも、所々に違和感。 そしてこの手紙が瀬尾さんと駒ちゃんの間のスペースをちゅっと縮める。 最後のシーンにヤキモキしながらも駒ちゃん、ガンバッタ!とガッツポーズしてしまった。 そのまま二人に新たな展開?と期待して開いた「バックスペース」は駒ちゃんと瀬尾さんはほとんど出てこない。 でも、第三者からみた駒ちゃん達が新鮮。前章でも出てきたみる事ができるのは人の一部分という言葉がここでも生きる。 瀬尾さんの名前にニヤニヤし、二人のお話と並行にあった物語を堪能した。 「生きていればきっと、逃げ出すよりほかに道がないときだってある。遮二無二突進していって、その結果無惨に衝突するよりは、回れ右して逃げ出す方がずっといい。 一度打ち込んだ文字を、バックスペースキーでなかったことにしたっていいじゃないか? 少しくらい、後戻りしたっていい。やりなおしたっていい。まったく別な、新たな文字を打ち込むことだってできる。」 今までのシリーズではほんのり、ぼんやりとしてきたテーマが今回はくどいくらいガッツリ前面でちょっと戸惑う。 相変わらず読後の余韻も最初から読み直したくなるつながりっぷりも好きだけど。
4投稿日: 2014.02.03
powered by ブクログ駒子シリーズではあるのだけど、前2作とは、ずいぶん趣きが違う感じ。 中編2作収録。 瀬尾さんが手紙の謎を解くのはあいかわらずなのだけど、思いがけない 展開にびっくり。 正直、前の2作と間を空けずに読んだせいか、ん?って思うところが なきにしもあらずだったのだけど、そうくるか。 まさか、そこがそうなっているなんて思いもしなかった。 2編目のあれも、お見事。 気付かないってば、そりゃないよって感じ(笑) 3作でのきれいなラストに心の中で拍手。 でも、愛ちゃんのその後は、もうちょっと読みたかったかな。
1投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログこの本を手に取ってくださった皆様、どうもありがとうございます。本作品は、『ななつのこ』『魔法飛行』(共に創元推理文庫)に続くシリーズ第三作にあたります。私が『ななつのこ』でデビューしたのが一九九二年、その続編が出たのが翌九三年のことですから、「続きはまだ?」というありがたいお声を耳にしつつ、お待たせすること十年以上……もう誰一人待ってくださってなんかいないのでは、と怯えつつ、ようやく『スペース』を上梓することができました。スローテンポにも程があると、我ながら呆れてしまいます。 そういう、なんとも間延びした間抜けなシリーズなので、この上お願いするのはあまりに厚かましくて気が引けるのですが、できましたら『スペース』単体ではなく、『ななつのこ』『魔法飛行』と順番に読んでいただけたらなあ……と。 もちろん、本作品だけでも完結したひとつのお話としてお読みいただくことはできます。ですから私のこのお願いは作者の単なるわがまま、もしくは「冷めないうちに食べてね」という、おかあさんの台詞のようなものとして、お心に留め置いていただけましたら幸いです。 (著者からのコメント『スペース』巻頭より) 駒子さんシリーズ第3弾。 うわあ、うれしい! と思ったんですが、第2弾の魔法飛行が2年半前、第1弾のななつのこは4年前に読んだので、さっぱり覚えていない。 駒子さんや瀬尾さんのことは記憶にありますが、どんな出来事があったのか忘れちゃってました。 読んでいて気になって仕方なかったいろんな矛盾に「うふふ、こんなコトに気づくなんて私って結構やるでしょ」なんていい気になっていたんですが、なんのこっちゃない、それは作者さんの計算された伏線でした。 あー恥ずかしい(笑)。 駒子さんシリーズは、最後の最後できれいにつながるところが醍醐味ですよね。 あーすっきり!って感じ。 ちょっと胸きゅんでした~。
2投稿日: 2013.10.22
powered by ブクログ加納朋子は日常のミステリがうまいなぁ 人が死んだの事件が起こるだのではない、日常の断片をつなげるミステリ シリーズものと気づかずに買ったので、今度は1作目から読んでみようと思う
1投稿日: 2013.07.23
powered by ブクログとてもよかった。 『駒子シリーズ』の中で、一番好きなところかも…。 スペースもバックスペースも、とっても良くて、特にバックスペースでは、今まで語られてこなかった(書かれていなかった)余白みたいな部分が、書かれていて、凄く面白かった。 何かきっかけがあれば、人は、自分で自分の居場所みたいなものを見つけられるんだなぁ…っと感じました。 これが、シリーズの完結なんだと思うとなんだかもったいないなぁ…とか思いました。
1投稿日: 2013.04.22
powered by ブクログ駒子シリーズと呼ばれる「ななつのこ」「魔法飛行」に続く三冊目らしいが、知らずにこちらから読んでしまった。多少、「おそらく前の二冊で説明されているんだろうな」というところはあったが、読むのに問題はなかった。「スペース」と「バックスペース」の、連作のような裏表のような2作品。日常ミステリ。手紙文が延々と続く箇所があって、そこは読むのがしんどかったが、最後はとても優しい気持ちになれた。
3投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログあーもー良かったすごい良かった。平和なのが大好きなんで雰囲気とかドンピシャ。一週間は穏やかな気分で過ごせる。
1投稿日: 2013.02.07
powered by ブクログここではないどこかで生きること。 勇気はいるけど、「自分の居場所じゃない」と感じるところで生き続けるよりはよっぽどいいんじゃないかな、と感じた。 勇気さえ持てれば。。
1投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ読んだ後、暖かい気持ちになれる。自分自身に重ねて、そっと応援してくれるような話。駒子シリーズ、「ななつのこ」から通して読みたくなった。
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ★3.5 「スペース」「バックスペース」の二作品が入った駒子シリーズ第三弾。 いつもの駒子シリーズとはひと味違って、少し遠い目線からの駒子達を見ることができ新鮮だった。 何より「バックスペース」がすごく好き。 この物語の主人公の始まりでもあり、またもう少し枠を広げて見たとき、きっと大きな始まりの物語であることに気付くはず。 読み終わった後、悩みながら、遠回りしながら今の自分も“落ち着く場所”を探していると思うとちょっと明日が待ち遠しいような幸せな気持ちになる。 穏やかで温かい気持ちにさせてくれる一冊です。
2投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ前半は1人からの手紙が永遠と続いていてちょっと読みにくいです。今回はミステリーよりも恋愛の話がメインな気がします。もどかしかった駒子と瀬尾さんの距離感に少しずつ変化が見えるところが素敵でした。駒子からの質問に珍しく即答できない瀬尾さんがちょっと可愛いです。バック・スペースではスペースの手紙の差出人のまどかの、恋と共に訪れる心模様の変化が描かれてて、自分の居場所を見つけられたことの幸せを思いました。まどかがメインだけど、姉を無くした瀬尾さんが立ち直るストーリーでもあるな、と思い、ななつのこを読み返したくなります。
1投稿日: 2012.08.24
powered by ブクログ駒子シリーズ最終巻。 いくつかの短編がそれぞれ繋がり、最後は全部が一つにまとまっていく。 ちょっとした部分に謎や繋がりを見つけると、どんどん読み進めていきたくなる。 温かい雰囲気の作品で、好きです。
1投稿日: 2012.07.28
powered by ブクログ相変わらず表紙と扉絵が素敵です。 駒ちゃんと瀬尾さんが背景気味だったのは残念だけど、まどかさんにも、彼女視点での駒ちゃん、様々な人に共感しました。駒ちゃんシリーズはいつも「うんうん、そうだね、そうかも…」と思いながら読んでるな。そして素朴な種明かしに「…そっか!」となる。「スペース」から広がるイメージが不思議。 2人のそれまでとそれからが見れるんだろう完結編、読みたいなあ。
1投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログ犯罪性の全くないミステリー。日常の謎をご紹介という感じ。 普通に暮らす人々の生活がそうそう謎だらけでは困ってしまうわけで、残念ながら今回はあまりに牽強付会、そんな風に無理矢理つなげなくても充分な話は作れたと思う。 最終話のネタがあまりにわかりやすいのも残念。
1投稿日: 2012.07.04
powered by ブクログ駒子シリーズ 加納さんのミステリやっぱり好き~(^O^) ななつのこの主人公やその本が出てくる面白さ ”スペース”の意味をいろんな観点で見てるのも面白い 日常で起こる些細なミステリ、いろんなところで人々って繋がっているんだなぁと思うとまた興味深い
1投稿日: 2012.05.29
powered by ブクログ再読。駒子シリーズの3作目。 前2作は短編でそれぞれ日常の謎を解決するストーリーでしたが、これは長編です。 前半が駒子が瀬尾さんに謎を投げかける話で、それを解く瀬尾さんはやはり凄い。 後半は同じだけど別の恋の話です。 速水くんの正体に驚き、最後まで楽しませてもらいました。
1投稿日: 2012.05.16
powered by ブクログ「駒子シリーズ」の三作目。 「ななつのこ」はおもしろかったけど、なんだか作り物めいていて(まあ小説なんだけど)、読後感はいいものの。。って感じ。もちろんおもしろいんだけれども。 「魔法飛行」は一作目のそういう部分を感じさせない、たくさんの伏線とその回収が清清しい作品。 この「スペース」はうーんなんだろう、僕はすごい好みでした。今回は瀬尾さんあんまり活躍しなかったけど、細かい伏線をちゃんと読み飛ばさずに考えれるってのはすごい。 ここがよかったってのが書けないのが推理小説のつらいところ。あえていうなら崇徳院。 加納さんの話はとてもドラマチックで、感動的で、またいつか読み返したくなるだろうから、そしたら三冊まとめて買ってしまうんだろうなあ。
2投稿日: 2012.05.06
powered by ブクログ「スペース」 ふわふわで口あたりがいいけど、なんかちょっと大味なムースだなあ、と思って食べていたら。。。 「バックスペース」 おお!下から濃厚なチョコレートソースが出てきた~!!! という、加納さんらしい構成の妙でした!
1投稿日: 2012.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正直、「スペース」は、読むのがつらかった。なかなか進まず・・・。オチも結局そんなとこか・・・って感じで、正直期待外れだった。 しかし! 「バックスペース」で、完全にひっくり返されました^^ よかったです。「スペース」読み返してしまいました。 絶対に「ななつの子」「魔法飛行」の後に読むべき作品ですね。
1投稿日: 2012.04.07
powered by ブクログお話しは前後ふたつに構成されています。それぞれ別の主人公なのですが、ふたつの話は視点を変えて語られているだけで、深く関連しているのが読んでいると分かってきます。この辺りのからくりは加納朋子の得意とする部分でもあります。 シリーズにもなっている入江駒子とおなじみの謎の男性、瀬尾さんが登場する手紙を巡ってのやりとりは、タイトルにある"スペース"すなわち空白の部分の謎解きです。 語られないことや省略されていることなど空白に見える部分に何もないことはない、とは瀬尾さんの言葉。 駒子とお友達の駒井さん、どちらも思わぬところで出逢った人により空白の部分が見えてきます。いいですねえ、結局のところ、こんな些細なことが人生の醍醐味なのでしょう。
2投稿日: 2012.03.17
powered by ブクログなんか、きゅんとしました。作者さんは思わぬところでどんでん返しをしてくるので面白いです。え、そこ?って毎回思います。ただひっくり返しているだけじゃないのがすごい。驚かせりゃいいってもんじゃあない。ドッペルゲンガー。瀬尾さん駒ちゃんをもうちょっとしっかりみたいですよ。
1投稿日: 2012.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第三弾です、読む前から気にかかることはヒロイン駒ちゃんと瀬尾さんの行く末です。 著者は北村薫氏の『円紫さんと私』に大きな影響を受けているようで、個人的にも北村氏のシリーズは読破しており、比較しつつシリーズを読んでいました。筆者が男性と女性という違いはあるものの「日常の謎」をテーマとしており優越をつけるのはおこがましいのですが、決定的に違うのは「恋」を描けているか?という部分だと思います。 以下ネタばれがかなりあります、ご注意ください! 第一作のラストでヒロイン駒ちゃんの前に現れたのは、瀬尾さん…シリーズの謎解き役であり、愛する人を失った人であり、星を愛してやまない魅力的すぎるキャラ設定でした。第二弾でも期待高まる終わり方であり、今作となりました。 今作は二部構成となっています、前作忙しかったクリスマスイヴそして正月、駒ちゃんは瀬尾さんに申し出ます!その気持ちの裏には彼女の思いがあるわけですが、それはラストで明かされます。それは彼女のとっておきの隠し玉、瀬尾さんに投げる魔球というべきものでした。 かくして第一部はほとんどが手紙というスタイルです、シリーズを通してですが駒ちゃんが短大に入学し新しい生活、新しい友人との出会い、「ななつのこ」との出会い、そして瀬尾さん…そして年が明けて…と三冊で語られるのは9~10ヶ月の間の出来事です、手紙はその間の出来事をなぞっていきます、友人との出会い、そして秘められた悩み。そして最後に駒ちゃんが投げた言葉、それを受け止めた瀬尾さんの言葉、あぁ~あぁ~もう一度20代に戻って…などとアホな妄想に駆られることしきりでした。 そして、第二部となりますが…ここで衝撃の展開でした!第二部で語られるのは、第一部の真相とでもいうべき、駒ちゃんとは別人物の恋物語でした。そんな偶然あるかぁ?と通常ならば突っ込みたくなるものの、シリーズの魔法にかかっていた自分としては、自分になぞらえても信じたくなるようなベタベタの運命の恋でした。 ただそれだけでなく、隠されていた瀬尾さんの秘密も明かされることになります。シリーズの重要な鍵である手紙との係わり、死別した姉とのこと、全てが明かされてのラストですが、一番気になる駒ちゃんと瀬尾さんについては、短い手紙の中で語られるだけで終わりました。 かくして読者が待ち望んでいた結末は読者のそれぞれの妄想の中で紡いでいくことになってしまいました。ここにこそ筆者の荒業があったのでしょうか?中途半端な気持ちではあるものの、独り妄想の中でストーリーを作り、一人ニヤつく喜び、言葉で表現しずらくも、個人的に喜びには違いないのです。なんとも読者を裏切ってくれる作家さんだなぁ~と思いつつも決して嫌いではないです。 とにかく大満足のシリーズでした、あと絵本『ななつのこものがたり』も近いうちに読んでみようと思います。
1投稿日: 2012.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ3作目にして異色の構造。 年の瀬、駒子は「はるかちゃん」に宛てて書いた手紙の束を瀬尾さんに渡す。 その手紙の内容と、それに隠された仕掛けが第一部。 第一部と背中合わせになっている第二部。 こちら単体では切なくも胸きゅんなラブストーリー。 第二部は面白かったけど、 第一部の80ページ近い手紙部分、どうでもいい内容が延々続いて辛くて、ちょっと疲労感。 ミステリーとしてのオチも、まあそんなもんか、、。 裏表の作品にしたいのはよーくわかったけれど、加納さんのファンじゃなければ途中で投げ出していたのではないでしょうか。 二部は主人公のひりひりする心の傷とそれが癒えていく過程がとてもよいだけに、なんだかもったいない。 そして次の作品への布石が、ちらほら。
1投稿日: 2012.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。加納朋子さんのデビュー作「ななつのこ」で登場した瀬尾さんと駒子さんのシリーズ。 書簡形式のやり取りで「日常の謎」を説くという小説で、北村薫さんの円紫師匠と私シリーズに通じる楽しさを感じられるシリーズで、今作は「ななつのこ」「魔法飛行」の2冊の間のエピソードという扱いです。 「スペース」は前2作とは異なって、瀬尾さんに駒子が送った手紙が長く、そのやり取りもほとんどが瀬尾さんとの間の手紙ではないんですよね。「ん??」と思いながらもふんわりとするエピソードを読んでいると、強烈な瀬尾さんの言葉で、物語がガラッと景色を変えてしまいます。死人がでなくても、探偵が現れなくても素敵なミステリーはやっぱり素敵です。 2つめの「バックスペース」は「スペース」で描かれたストーリーを別の方向でみた番外編。こちらも気持ちが穏やかになる素敵なストーリーです。 加納朋子さんの魅力が詰まった一冊です。できれば「ななつのこ」「魔法飛行」を読んで、この世界を楽しんで欲しいなぁ。
1投稿日: 2012.01.29
powered by ブクログ「ななつのこ」「魔法飛行」を読んでから読む本。できすぎな恋愛小説が、意表をついた構成と丁寧な描写で自然に読め、感動までついてきます。
1投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログ駒子シリーズ第3作だったのね〜。 何も考えず図書館で借りる。が、第1作目の『ななつのこ』は読んでるんだよなぁ、覚えてないけど。 「バック・スペース」の寮の話のあたりは学生時代を思い出して懐かしかった。縁があったのね春一と。すごい偶然で会うところはゾゾーっとした。男女の仲に限らず、巡りあわされるということはあると思うな。
1投稿日: 2011.10.08
powered by ブクログ駒子シリーズ第三弾です。 前二作を読んでから大分間が空いてしまったので、 (10年以上経っていると思う) 細かい所は覚えていない。 もう一度読み返してからとも思ったが、 今回の主人公は駒子ではないので問題なかった。 花巻で暮らしているまどか。 あの地震の時はきっと大変だったのだろうなと思ってしまった。
1投稿日: 2011.09.16
powered by ブクログ再読。一番最初に読んだときはなんとなく分かった。ただし何かに気付いたのではなく直感で。伏線を見つけることと温かい内容で再読を楽しめました。
1投稿日: 2011.04.19
powered by ブクログご存じだろうか。<魔が差す>という瞬間は、たぶんどんな人にも1度や2度は訪れるものなのだ。そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいかけ離れている駒子にさえ、その瞬間は突然やってきたのだから。クリスマスにひいた風邪が軽快し、空はすこんと晴れあがった大晦日、出かけたデパートであるものに目を奪われたばかりに、息が止まりそうな思いをした駒子は・・・。(紹介文参照) --------------------------------
1投稿日: 2011.03.22
powered by ブクログ「スペース」と「バックスペース」の2作で裏表の物語になっています。手紙に綴られた楽しい学生生活と、そこでは語られなかった想い。この物語の主人公に共感して涙が止まりませんでした。
1投稿日: 2011.01.25
powered by ブクログいつもとはちょっと違う感じがした. 前半はいつものとおり駒子の話だけど,手紙が中心. そして,後半は本当の手紙の主の物語. いつも駒子目線の物語だったけど,違う人から駒子やそのまわりの人物の描写があるのが新鮮だった.
1投稿日: 2011.01.18
powered by ブクログご存じだろうか。“魔が差す”という瞬間は、たぶんどんな人にも一度や二度は訪れるものなのだ。そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいにかけ離れている駒子にさえ、その瞬間は突然やってきたのだから。クリスマスにひいた風邪が軽快し、空はすこんと晴れ上がった大晦日、出かけたデパートであるものに目を奪われたばかりに、息が止まりそうな思いをした駒子は…。 駒子シリーズ第3弾であり、現行最新作。 このシリーズ、書評サイトで見るにつけ「良い」と、 好評率がかなり高く、気になっていたけれど、 そもそも新刊本にばかり気がいく性質のわたし、 なかなか手に取れずにいた。 3作通じて、期待以上に好みだ。 日常のちょっとした謎を孕みつつ、 女の子独特の思いや成長、恋物語と、 内容満載で、主人公たる駒子の「天然」っぷり、 けれども人を惹きつけずにはいられない 「天真爛漫」で、「素直」で、 すっかり大人になったわたしには、 その何もかもが可愛いのだ。 解説でも触れられているが、 このシリーズ、少なくともあと1作は構想されていると・・・ うん、そうでなくちゃ、肝心の駒子の恋の行方が、 個人的な夢想で終わるもの。 ああ、早く読みたいっ♪ 《2010年1月17日 読了》
1投稿日: 2011.01.12
powered by ブクログ初・加納朋子だった。 はるかちゃんに宛てた手紙が長くて滅入り、何度も放置したため読むのに半年かかった。 でもそれ以外はあっさり読めましたし面白かった。 手紙のところは、ざっと目を通せば良いのではないだろうか。
1投稿日: 2010.10.08
powered by ブクログ駒子シリーズの第3弾。これまでの連作短編とは形式が違っていたけど、シリーズのまとめのようなところもあり、楽しめました。
1投稿日: 2010.09.23
powered by ブクログ駒子シリーズ第3弾。 2007年に『ななつのこ』『魔法飛行』に出会い大好きになり、『スペース』の文庫化を心待ちにしていました。本屋さんで見つけた時は嬉しくて嬉しくて、迷うことなく即購入。私にしては珍しい行為でした。 前作と今作の出版の期間はかなり空いていますが、話の中ではほんの数日の間です。それでも「お久しぶり、最近見ないうちに変わったね」という感じではなく、「一週間ぶりだね」と言えるほどの違和感の無さは不思議で素晴らしく思いました。 毎回そうなのですが、話の作り方に驚かされます。こんな読み方、今までしたことない!と。 スペース、バックスペース。まどかさんの話、駒子と瀬尾さんの話。 これからの人生、自分の居場所に不安を感じる女子大生という少女達(私も含め)の代弁をしてくれているような、憧れを表してくれているような、そんな物語でした。 そう。ずっと明かされていなかった瀬尾さんの名前も明らかに! 実は以前こんな名前だったらいいな、なんて私が勝手に妄想していたのと全く同じで驚いたり。 あと、これを読んで、とても岩手に行きたくなりました。 宮沢賢治記念館とひっつみ定食に興味津々です。
1投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログ読み終わってみれば素晴らしい物語だった。 前半の「スペース」と後半の「バックスペース」に分かれているこの物語。正直、「スペース」を読んでるときには、またダラダラした女子大生の日常かよっ!と延々と続く手紙に辟易していた。謎解きも、ふーんそうなんだぁ。程度のことしか思わなかった。 なのに「バックスペース」に入ったとたん、「スペース」だけでなく、「ななつのこ」「魔法飛行」までもが、ここに至るまでの長い長い序章だったかのような趣を見せる。 これは素晴らしかった。 謎解き要素などなくても(いや、むしろないほうが)、十分に心温まるとってもやさしい物語の締めくくりでした。
1投稿日: 2010.09.19
powered by ブクログ駒子シリーズ 代3弾。 駒子の友人の話。 今回スペースとバックスペース2編のみだが、連作短編集では あるが、スペースの物語を違う視点から展開させたのが バックスペース。 このシリーズはミステリーとして読み進めないので、ドンデン返しに もはや違和感さえもってしまう。 本当に不思議な物語をよく考え付くなと思うほど、このシリーズは 楽しく、この『スペース』がこの作者のもので一番面白かった。
1投稿日: 2010.09.13
powered by ブクログ駒子シリーズ3作目。 「スペース」と「バック・スペース」の二編で構成される、ミステリーというよりちょっと今回は恋愛小説寄りのお話。 途中の手紙のくだりでちょっとダレて読むペースが落ちてしまったのだけど、手紙終了以降は止まらず一気に読んでしまった。 期待通り、おもしろかった! 物語構成には毎度脱帽。読後の爽快感がホントたまらない。 読み終わった後もう一度最初から読み直して、種明かし後のちりばめられた複線たち探しをするのが毎度の楽しみ。 ダレた手紙部分も、結末を知っていれば必要不可欠な長さと記述量であった。 ちょっとできすぎ?感もあるけど、お話なんだからこれぐらいでいいじゃない。と思ってしまう。 「スペース」の結末といい、これまだ続編続くでしょう! と思って解説読んだら、どうやらあと1本、長編が出るらしい。 超楽しみ!! 気長に待つことにしよう。
1投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログ後追い読者であるワタクシは、幸か不幸か、 『ななつのこ』および『魔法飛行』から 『スペース』までの長い長い時間を感じずに、本書を手にしている。 加納作品については、『モノレールねこ』、『ななつのこ』、 『ななつのこものがたり』、『魔法飛行』、本書の順に読んでいる。 新しいものから最初に戻り、行き過ぎて、戻って、ここに来た。 他のミステリーもほとんど読んでいない。 だから、彼女の作品が誰に似ているとか、立ち位置とか、 『魔法飛行』から本書までの変遷とかそういうこともまったく知らない。 私が書くものは、 そんな背景知識がまるでない者のコメントになってしまう。 きちんとした背景知識がある方の評は、ハードカバーに対して 投稿されているのでご参照いただければと思う。 『ななつのこ』と『魔法飛行』の間は、 本の中の時間では半年、 実際の2冊の出版時期の差は1年ぐらいなので、 それほどの違いはないだろう。 だが、『魔法飛行』と『スペース』の間は、 本の中の時間は1週間、 実際の2冊の出版時期の差は11年である。 リアルタイムで読んでいれば、 最初の2冊のときは同世代だったワタクシだが、 ハードカバー出版時でもう30代になっている。 本書の時間は1週間後、さらに、ちょっと戻ったりもするので、 『ななつのこ』や『魔法飛行』と同じ時間とも言える。 それを11年後の著者が書いて、 止まっていた時間を再び動かしても、 まるで違和感がないのは見事である。 私は、個人的なこだわりのため、 『魔法飛行』以降11年も待っていては 具合が悪くなっていただろう。 なんでよなんでよなんでよ・・・と コワイ顔でつぶやき続ける物の怪になっていたかもしれない? 間髪入れずに読めて幸せだった。 花は枯れずに外界の時間とは関係なく 美しいまま冷凍保存されていて、 解凍しても生きていたのだ。 それにしても、本に流れる時間は実に不思議だ。 こうやって、流行から大きく遅れて今頃会いにきた、 私のような人間にも 「今」という名の同じ時間を与えてくれるのだから。 本書は、今までの謎掛けがあって謎解きがあってというリズムが 振り子を揺らすように交互にやってくるあれとは違う。 「スペース」と「バック・スペース」の2部構成だ。 途中から、手紙手紙手紙手紙手紙・・・。 枚数分書いてやろうと思ったけど、あぁ、疲れた。 といった具合で、これがまた往復じゃなくて、 往信ばっかりの手紙の山。 これが、「スペース」の中央を占めるのだけど、 これを全部読んで謎解きをした瀬尾さんを、私は尊敬する。 私は正直、途中からブチ切れそうだった。 そして、悟った。 私は、「本読み」ではなくて、最初から「本語り」だったのだ。 聞き上手じゃなくて、 本を片手に自分を語りたいタイプだったのだと。 おかげで、手紙の中から大事なヒントを読み解くという作業が 途中からできなくなっていた。 手紙は、過去2作の復習をさせるため? なんでこんなに長いんだ? そのため、『モノレールねこ』の表題作や『ななつのこ』では、 完璧ではないまでも、 名前の秘密はなんとなく途中でわかったのだが、 今回は、すこーんとやられてしまったクチである。 似ているのは、双子だけではなかった、ということである。 そして、「タイトル」、「章タイトル」、 「名前」にも深い意味があり、 語られないことには語られないなりの理由があったのだと、 わかったことが嬉しかった。 これは、途中投げ出さずに、 最後まで読んだら、嬉しくなってしまう作品なのだと思った。 4つの作品(長編の完結編を構想中らしいので最終的には5作?)は、 実は、1つのスコアで書かれていた1つの曲で、各楽器(登場人物)は、 それぞれに、メロディーやハーモニーを奏でながら、 みんなつながっていたのだ。 今、『スペース』までようやっと追いつき、 『ななつのこ』読了のときの、 リアルタイム読者じゃなくて悔しかったという思いが、 1週間のうちに一気に4冊読めてよかったという思いに変わっている。 『魔法飛行』を読了した瞬間の、 どーしてこんなことするのぉという勝手な被害妄想が氷解している。 職業倫理の大切さは絶対に譲らないけど、 再読したらもう少し余裕を持って読める、もっと周りも見える、自信はある。 1つのスコアで書かれている1つの楽曲の中にいる登場人物たちは、 とても縁がある者たちだ。 手紙でつながっているだけではなくて、 現実世界でもきちんとつながっている。 何度も不思議なところで邂逅するだけでいては、 その縁は、ちょっとした偶然の、弱いものだったのかもしれない。 それを「縁」として、結んでいくのは、本人達の行動である。 手紙の世界から駒子達は踏み出した。 勇気を出して。 時代が変わり、新しい媒体や方法が出てきても、 どんな媒体を使おうと、どんな方法を使おうと、 人が求めるのは、コミュニケーションである。 私たちは、どこまでも、 わかりたくて、 わかってほしくて、 わかりあいたい生き物なのだと思った。
2投稿日: 2010.07.11
powered by ブクログ「ななつのこ」の駒子シリーズ。 *スペース *バックスペース の2編収録。 物事には、表と裏がある。陰と陽がある。反する二つのものは、遠い別のところに存在しているのではなく、背中あわせにそこにある。 そんな感じの中編集です。 そして、全体を抱く不思議な柔らかさ。というか、温かさというか、愛情。 いい話を読んだなと、しみじみしてしまった。 うん、駒子シリーズの中で一番好きかも。 にしても、いつまでたっても、瀬尾さんは謎だww
1投稿日: 2010.06.25
powered by ブクログ駒子シリーズ第三弾。 スペース・バックスペースの中編二作からなる。 スペースをどう訳するか? 考えて読み直したくなる作品。 結末での心地良い衝撃に打ちのめされてください。
1投稿日: 2010.04.12
powered by ブクログそこまで推理ができるものかと多少思うが、一人の女性の成長が感じられ、読んでいて楽しい。宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」についてのシーンが特に面白かった。続きが読みたいシリーズ。
1投稿日: 2010.01.20
powered by ブクログほんわか、ほのぼの。でもいつの間にか謎はあった。手紙のくだりが長いように感じたが、真実を知ってから読み返すとこれがなかなか面白い。期待にはちゃんと応えてくれた一冊。読後感もいい。賢治の話とか雑学?蘊蓄?も読書家にはニヤリとさせられる。あと、女将さんが良い人過ぎ。この店行きたいなぁ。
1投稿日: 2010.01.19
powered by ブクログ手紙形式の部分が若干冗長に感じたりしたけど、読後感の良い作品。作者はきっと本が大好きで、書くことを楽しんでいるんだろうなと思った。
1投稿日: 2010.01.13
powered by ブクログこの手紙の中にも謎はあったでしょう?――十数通の手紙に描かれた学生生活、そして“書かれなかったある物語”とは。『ななつのこ』『魔法飛行』に続く駒子シリーズ第3作
1投稿日: 2009.12.23
powered by ブクログ瀬尾さんと駒子のシリーズ3作目。駒ちゃんとはるちゃんの手紙を瀬尾さんに読んでもらって問いかけた謎は実は2つ。前半手紙形式なのでちょっと読みづらいのと最後それは出来過ぎでは、、、というのはありましたが、バスの運転手さんと女子大生のお話はそれらの少しの違和感を補って余りあるとても心のなごむものでした。駒子と愛ちゃん、ふみさん、たまちゃんなどのおなじみの面々も別の視点から書かれていて、興味深かったです。あと1作長編でシリーズが完結する見込というようなことが解説にあり、それを読むのが楽しみです。
1投稿日: 2009.12.06
powered by ブクログ連作中編2本からなる、大きい事件が起こるわけではない優しいミステリ。 途中までちょっとまったりな感じだったけど、2本目を読み終わったときの読後感がすごく良かったです。 『ななつのこ』、『魔法飛行』から続くシリーズですが、解説によると続編(完結編?)が出るかもしれないようで、楽しみにしています。
1投稿日: 2009.11.16
powered by ブクログ〈魔が差す〉という瞬間は、たぶんどんな人にも一度や二度は訪れるものなのだ・・・・例えば私のように、どちらかというと正義感が強く、そのくせ妙に気が弱い、要するに犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいにかけ離れてる人間にさえ、ある日突然それはやってくる・・・・・。 冒頭参照・・・・。 クリスマスに風邪を引いた駒子は、母親に頼まれデパートに買い物に行く。 そこで、瀬尾さんに会う。 彼女は、彼に読んで欲しい手紙があると言った。 十通の長い手紙にの中に潜む謎とは? 手紙の中に書かれなかったもう一つの物語・・・。 少女たちの恋心を描いた作品です。 日常のちょっとした謎を書いていた、駒子シリーズの第三弾です。 今回は連作の中篇が二作で一つの物語になってます。 ミステリー要素は、少なくなってますがほんのり切なくほんのり温かい文章は、健在です。 今回は、ミステリーと言うより恋愛小説に近い形になってます。 今、高校生・大学生くらいの女の子が読めば、少し勇気がわくかも知れませんね~。 駒子シリーズを読んでない人は、ぜひ読んで欲しいです。
1投稿日: 2009.10.23
powered by ブクログ駒子シリーズ第3弾。 「一度打ち込んだ文字を、バックスペースキーでなかったことにしたっていいじゃないか?」 この言葉が好きです。 ミステリーというより恋愛小説かな。 表紙の絵もかわいくてステキ。
1投稿日: 2009.10.08
powered by ブクログ謎を謎であると提示していないミステリだったと思います。 お気に入りなのは、書かれている思いのほう。
0投稿日: 2009.10.04
powered by ブクログ運命の恋人、綺麗すぎる理想かもしれない。 でも、主人公に女性特有の女々しさとか嫌味さとかがないから、素直にいいなーと思える。 こんな彼女いたら、愛しくて仕方ないんだろうなーとか。 ミステリ要素に関しては、あの境遇であの渾名になるのは不自然なんでは…。
0投稿日: 2009.09.24
powered by ブクログどっかから抜粋。 『ご存じだろうか。 “魔が差す”という瞬間は、たぶんどんな人にも一度や二度は訪れるものなのだ。 そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいにかけ離れている駒子にさえ、その瞬間は突然やってきたのだから。 クリスマスにひいた風邪が軽快し、空はすこんと晴れ上がった大晦日、出かけたデパートであるものに目を奪われたばかりに、息が止まりそうな思いをした駒子は…。』 今回の駒子、かなりいじらしく感じました。 瀬尾さんの気を引きたいがため、大胆な謎に加担してしまうんだから。 瀬尾さんについても触れられていて、バックスペースでは「なるほど」と感激しました。 そこから、ななつのこにつながるのか、と。 この作品を手に取る前に、是非『ななつのこ』と『魔法飛行』をお読みになることをオススメします。
0投稿日: 2009.08.24
powered by ブクログ「ななつのこ」「魔法飛行」に続く駒子シリーズ第三作。ついに文庫本に…ということを最近遅れて知り、買いました。 やっぱりいいですねえ加納さんの小説…。 駒子視点だと駒子ってしっかりしてるように見えるんですが、まどか視点だと駒子はちょっとぽわんとした変わった子に映るんですね。 しかし…幸せそうな二人の物語を読んでると恋がしたくなりました(笑) もう一作出される予定があるということで…期待してます! 090806
0投稿日: 2009.08.14
powered by ブクログ最近、読んだ本。 あらすじ 「ご存じだろうか。“魔が差す”という瞬間は、たぶんどんな人にも一度や二度は訪れるものなのだ。 そう、犯罪行為などとは地球とアンドロメダ星雲くらいにかけ離れている駒子にさえ、 その瞬間は突然やってきたのだから。クリスマスにひいた風邪が軽快し、 空はすこんと晴れ上がった大晦日、出かけたデパートであるものに目を奪われたばかりに、息が止まりそうな思いをした駒子は…。」 amazon より転載 駒子シリーズの3作品目。 感想 シリーズ3作品目なのに、初めに読んだっていう。 恋愛系ミステリ小説です。取り扱っているのは、日常的な謎ですね。 2部構成になっていて、それぞれ別の主人公の視点で描かれています。 本当に些細な点から裏にある人間関係を読み解くような感じ。 個人的は「空飛ぶ馬」(著;北村薫)を思い出しました。あれは恋愛要素薄いけど。 後、加納さんは10代20代の女の子の心理描写や行動を書かせるのが上手いなぁと感心しました。 あぁ、それ、判るわーと思う部分が多いです。 1作目、スペース。 手紙から、展開が読み取れなくて、解決部分を読んで、 納得しました。 なるほど!そう読み解けば良かったのね〜と納得する部分があります。 こちらの方が推理要素強めです。 普通の女の子の書いた手紙から、相手の背景を読み解いていくという部分が 良かったなぁ。 2作目、バック・スペース。 個人的にはこちらの方が好きかも。 ただし、恋愛色も強いです。甘い恋愛が苦手な方はダメかも。 1作目のスペースの補足的話ですが、スペースで?となった部分を 全て補完してもらえたので。 ちなみに、推理が、結果とまるで違っていた恋愛感覚0の自分に絶望した! (ホラー系を想像してたw加納作品にあるまじきことだと解決編読んで思った) 後、超個人的な話ですが、モデルになった土地に、 なじみがあったので、面白かったのもあります。 後、自分自身、実家から一人暮らしをして、寂しかったりなんだりしてたんで、 主人公に共感してしまいました。 後、作中の描写で宮沢賢治記念館に行きたくなってきた。
0投稿日: 2009.07.26
powered by ブクログ加納朋子のスペースを読みました。入江駒子さん通称駒ちゃんが主人公のミステリーでした。スペースとバック・スペースの2本立てで、スペースで語られる物語が実は全然別の側面からバック・スペースで語られるという凝った構成の加納朋子らしい物語でした。大学生の女性たちの日常がみずみずしく描かれていて、あっという間に読み終えてしまいます。しかも、そこにはいろいろななぞが隠されていて、バック・スペースではその種明かしがされていきます。このシリーズに出てくる童話「ななつのこ」も発売されているとのことなので、早速買って読んでみましょうか。
0投稿日: 2009.06.29
powered by ブクログ駒子シリーズ第3作。 手紙の主が駒子ではない、とはすぐ気づく。 愛ちゃんがとても良いなぁと思う。 謎に対して、何のために、というラストが気に入らない。
0投稿日: 2009.06.28
powered by ブクログ駒子シリーズ第三弾 スペースとバックスペースの中編二本でできているこの物語は、 スペースを読んで、バックスペースを読んで「やられた!」と思った 「こうつながるのか…すごいなあ」の一言。 とりあえず読んでて楽しかった★ 解説に書かれているとおり完結編がでるのなら、気長にまっておこう。 楽しみ楽しみ
0投稿日: 2009.06.24
powered by ブクログ駒子シリーズ第三弾…間が空きすぎて前の話忘れた( ´-`) スペースとバックスペースの中編2編からなる小説 別々の過程で発表された話みたいだけど、完全に一対で一冊の小説と案っている。 作中の手紙のシーンのあまりの長さに途中ちょっと萎えかけたが きっちりまとまっていて、そしてほんわかさせられる一冊 ミステリー日常の謎恋愛風味か しかし、この人の書く生活はすごく良い意味で日本の昔の生活を思わせる 家庭料理が食べたくなります。
0投稿日: 2009.06.19
powered by ブクログ駒子シリーズ第3弾。 収録作「バック・スペース」は今までと異なる視点でありながら 重要性を秘めていて、読了後、シリーズ全体の面白さが 一気に深まった。
0投稿日: 2009.06.14
powered by ブクログななつのこも魔法飛行も読んだはずなのに、おぼろにしか、内容覚えてない・・・まあそんなに覚えてなくても読めるんだけど。しかし、北村薫に似ていすぎやしませんか。このシリーズ。お上品なところも謎の出し方も。おもしろくない訳ではないんだけど、とってもいい子すぎて突っ込み入れたくなったり。まあ、バックスペースで裏も描かれていて、バックスペースの方が個人的には好きだったりします。スペースの手紙の内容、クジャクさんと、ウサギちゃんのこと、駒ちゃん、正直どう思ってるのよ?そして、なんで、マリモちゃんのこと、そんなに煮え切らない態度なのよ?そして、謎を残して、「それは次回の手紙で」みたいな手紙の終わり方は気持ち悪いぞー。とか、突っ込みまくり。それも狙いなのでしょうが・・・・おもしろくない訳じゃないんだ。だけどだけどなー。
0投稿日: 2009.05.28
powered by ブクログじんわりといいですね。駒子とは別の人の物語を書きながらも、駒子と瀬尾さんのストーリーが透けて見えてくるような。「ささらさや」と「てるてるあした」でもそうでたが、ある人物を中心とした物語に、別の人の物語を絡ませることで、世界の広がり・繋がりを感じられることがとても気持ちいい。もはやミステリーの要素は殆どなくなっていますが、それも気になりません。とはいえミステリー好きの人間としては、次回作で再び謎解きを楽しみつつ、駒子/瀬尾さんの物語を読みたいと思ってしまいます。
0投稿日: 2009.05.23
powered by ブクログ▼ちょっと四月中に「鬱のもと」ばっかり読んでいて、なんにもできなかったんだけど、やっと一冊。 ▼なにせ9年ぶりのシリーズな訳です! 前作の『魔法飛行』を読んでいたのが中学生の時だからね! ▼『居場所』をテーマにした話って懐かしい・・・! こういうものを読んで中二病の私は心を慰めていた訳かと、優しい気持ちになりました。結構、恵まれた環境に生きていたなと思った。 ▼まあ、表紙と内容とのバランスが非常に良くて、軽いがうまいし結構厳しいと、思春期の少年少女全員に読ませたい小説でした。(09/5/12 読了)
0投稿日: 2009.05.20
powered by ブクログちょっと待て、瀬尾さんってそんなビジュアルだったっけ??と言うか、今までビジュアルに関する描写ってあったっけ??いや、想像してたのとずいぶん違ったから、びっくりした。
0投稿日: 2009.05.16
