Reader Store
ミッドナイト・コール
ミッドナイト・コール
田口ランディ/PHP研究所
作品詳細ページへ戻る

総合評価

30件)
3.5
4
11
10
2
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    田口サンディさんの短編集『ミッドナイト・コール』を読了。帯には恋愛短編集と書いてあるのだが、僕は読んでいてそうは思わなかった。確かにどの短編も恋愛に悩む女性が登場するのだが、登場する主人公である女性がすべからく不安を抱えているというのが特徴で、僕には今の未婚女性の生き方の難しさ、男性との距離のとりかたの難しさを描いた小説のように思われた。とはいっても思うところはやはり女性の事は自分はわかっていないなあというところがやはり強く残るのだが、わからないなりに悩みの深さは伝わってきて、世の中面白いとは思うが、恋愛までも大変な時代になってしまったかとちょっと哀しい気持ちにもなった。つたない経験から思うのは、自分の気持ちがストレートに伝えられないってつらいし、また良い関係構築のうえで全く駄目だよね。まあそういうちょっとほろ苦い頑張っている女性達の物語を読むBGMに選んだのがKeiko Lee.

    0
    投稿日: 2016.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    田口ランディは好きだけど、この本は好きじゃなかった たぶん私が恋愛が面倒で(本当はしたいけど、気持ちや行動を縛られるとすぐに逃げ出したくなってしまう)、昔から好きな人もなかなかできないし、できてもすぐに冷めたり、恋愛にのめりこめずにきてるから、なんかそんな風に逃げてる部分には少なからずこの小説の中の女たちと共通するところがあるからなのかもしれない。 ずっと目をそらしているところを見せられているような。こんな女たちになりたくないから、恋愛をしないでいるのかもしれないから、見ないでいるものを見せないでと思うのだろうか? でも実際ここに登場する女たちの行動や心理は理解できないことだらけでもあったけど。 あっという間に今の年齢になってて、身体を壊して男と関係すら持てない状態になっている。そんな自分の生き方もまあいっかと思うけど、まっすぐにこの小説の女たちみたいになれないのも、女としてどうなのかなともお思う。

    0
    投稿日: 2016.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    要領が悪くて うまく生きることができない。 男好きな独身女性は是非読んでほしい。 だめ女必見です。 短編集です。 個人的には「海辺のピクニック」がお気に入りです。 ランディさんの文章は 毒があるのに 憎めなくて 大好きです♪

    0
    投稿日: 2014.03.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいて思わず「あるある」と言ってしまう。「100万年の孤独」松村一穂の「自分の中に何かこうしてほしいイメージがあるくせに、それをはっきり言わないで、相手にわからせようとする」の台詞に言う側の立場も言われる側の立場もよくあるし、理解できる。「電話を待ちながら」のいつまで待っても電話してこない東大卒の松島君より、携帯を拾ってしつこいくらい電話を掛けてくる変態男にひかれるのはよく分かる。必要な時に側にいなければ心は離れて行ってしまうものだよね^ ^

    0
    投稿日: 2013.03.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なにに期待してなにに傷付いてるんだろう。 男友達と呑んで、帰ろうかと言われた時、あたしもいつもそう思う。 別に泊まりたいわけじゃないのに、なぜかこのままわかれるのがたまらなく寂しくなる。 本当、男女の仲って難しい。

    0
    投稿日: 2013.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    西暦2000年、二十世紀最後の師走に、女は煩悩を抱え受話器を持って佇む。 好きだなー、この情景。この彼女が2013年の今日、どうしてるのか知りたい!そんな悩める女性たちのストーリー。私の人生だって負けちゃいないぞ

    0
    投稿日: 2012.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    30代の心理なのかな。 わがまま過ぎない程度に素直でいたい。さみしい時はさみしい、会いたい時は会いたいって言える人を好きでいたいな。 ま、女はあべこべの態度取っちゃうんだけどね!かわいくないものなのだ!

    0
    投稿日: 2012.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少し辛口なコメントになってしまったので、お好きな方はごめんなさい。 本の中にも出てくる言葉ですが、「思考の99%が」恋愛に閉められている女の人達の話。私はそうではないので、少し、読んでいて退屈してしまいました。 後、麻薬を吸う男の子の話が出てくるのですが、そういうのって、読んでいる若い子に悪影響を与えると思うので、悪ぶっているような感じがして、少し作者が好きじゃなくなってしまいました。 でも面白い部分は何点かありました。海辺のピクニックの中で、「なんでも深く考えてしまう。自然に任せることができないんだ」にすごく共感しました。周りの勇気ある決断をしている友達を眺めている私には特に。 京都の夜のなか。外国で暮らしていた女の人が、日本人の男性の愛情表現に不満を持つ。帰国子女の私から言うと、こんなのは幻想。実際の友達の中でも、外人じゃないとっていう女の子は大抵、小さい頃の海外経験はなく、大人になってからの経験で、それを自慢げに吹聴する子が多い。世間の思い込みを書いた様に感じる。

    0
    投稿日: 2011.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    自信がなくて、さびしくて。 自分は最低だ、馬鹿みたい。 そんな感情の揺れに わたし自身も揺さぶられるような錯覚に陥って。 「花嫁の男友達」のラスト一文が きらり、と輝いて読めたのは 私だけだろうか。 傍目にどう映ろうと、 また前を見て歩いていくんだ。 そんな姿が、きらきらと美しかった。

    0
    投稿日: 2011.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    吉本ばななと田口ランディはなんとなく避けていたわたしだが吉本ばななのキッチンおもろかったしとおもって読んでみたらおもろかった! なんか わかるわー そうゆうのあるわーみたいなとこあって 出てくる女性達に親近感

    0
    投稿日: 2011.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-149.html

    0
    投稿日: 2010.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    23歳くらいのときに初めて読んで つまらないわと思ったのですが、 今日読み返してみたら案外面白かった。 というか、当時しっくりこなかった 主人公やそのまわりの人のあれこれが なんだか身につまされるような感じがして。 主人公の年に近くなったからなのかしら。 あと、最近落ち込むことが多かったのだけれど、 この本の中の 「女も30近くなればいろいろ人に言えないこともある」 という言葉にちょっとほっとしました。

    0
    投稿日: 2009.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きな男友達としこたま飲んだ夜、雨の中を一人マンションに帰された加津子は、猛烈な怒りを押さえられないでいた。やりきれない傷みとさびしさにまかせ、過去につきあった男たちに次々と無言電話をかける加津子。やがて一年前に婚約解消された高木につながり…(「アカシヤの雨に打たれて」)。自信をもって誰かを好きになるために、本当の自分を探している女性たちを描いた恋愛小説集。 どこかで、話がつながってて読みやすく、なるほどー といった面白さもあったりした印象ですね♪

    0
    投稿日: 2009.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自意識過剰で嫌な感じの女達の、うまくいかない恋愛を描いた短編集。切なくてやっぱり官能的。こんな風に女性って考えるもんかなぁと少し思ったり。 一番良い話は…またしても後書き(笑) 恋って、自分の気持ちにピッタリな石を見つけて、誰かに届けることなんだってさ。

    0
    投稿日: 2008.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    帯で「誰かとつながりたいという狂おしい衝動」とあった。 まさにそう。 異常な執着心、自意識過剰、抱えきれないほどの不安、ありとあらゆるモノへの不信感‥ いやーなんか疲れちゃった。

    0
    投稿日: 2008.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「自分の中にこうしてほしいイメージがあるくせに、それをはっきり言わないで、相手にわからせようとする」 読んだ瞬間息が詰まった。 女性なら一度は感じたことのある感情が詰まっている一冊。 一人の夜のお供に。

    0
    投稿日: 2008.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋愛短編小説。 不器用な女性達の物語。失恋した時に読んだら、何だかすごく勇気をもらえた気がします。 以下の3作が特にオススメ★ 酔った勢いで、昔の男に無言電話をかけ始める、『アカシヤの雨に打たれて』。 絵本の『100万年生きたねこ』みたいな男と付き合い別れるまでの『100万年の孤独』。 男からの連絡を待っている間、落とした携帯電話を拾った変態からかかってきた電話がだんだん気になりだす『電話を待ちながら』。

    0
    投稿日: 2007.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    わかるような、わからないような。ちょっとお子チャマの私には遠い大人の恋愛の、微妙な関係と心情を突いたリアルで切ない恋愛小説。 さらさらと読みやすい。

    0
    投稿日: 2007.09.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて携帯で小説を買ったのだが、良い本過ぎて、本でも買ってしまった。。。やっぱり良い本、文章は手元に紙で持っていたい。 どの短編も、傷ついてしまった、しまっている女の子たちが、何かに気付く物語。それがなんとなく前に向かっている感じがしてすき。どうしようもなく男を好きになって、あほな行動を起こして、あほな感情を持っているのに、なんともしがたいのはきっと、それが気持ちが良いからなんだよなぁ。しかしそっから、どうにか立ち直ったり、立ち上がったり。出来るもんなんです。きっと。特に「海辺のピクニック」と「4月になると彼女は」があまりにも身につまされる。田口ランディが、私の信頼する作家の内の一人となった作品。

    0
    投稿日: 2007.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    男からの電話を待つ女の話の短編集。この作者は男が嫌いなのだと思っていた。でも、この本に出てくる女はカワイイ (2005-11-01)

    0
    投稿日: 2006.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    披露宴のスピーチを男友達に頼んで、 「アナタが好きだったのよ」って10年間の想いを込めて、相手を見つめるシーンがすごく好き。花嫁なのに。

    0
    投稿日: 2006.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本、だいすき。 『一〇〇万年の孤独』 泣かないかずほ、すぐ泣くしもださん。 この役回りはなんだろう。これはきっと、必然。 しもださんは、無意識に、かずほのために泣いてたんだ。 しもださんは、自分はかずほを愛し、殺した一〇〇万人のうちのたった一人にすぎないって思ってるけど、 かずほのために泣いたのはたった一人、しもださんだけだよ。 かずほの心にはきっと刻まれてるから、大丈夫。

    0
    投稿日: 2006.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    31自分の不実や、自分のわがまま、自分の気変わりの全てを、沈黙することで私に無理矢理納得させようとしているのだ。 34恋愛は、降り遅れた方があわてて馬鹿を見るのだ。 38男は時々、思い出したように優しい。残酷なほど。 42こういう会話しかできないのだ。あなたとは。こういう形でしかつながることができないのだ。あなたの存在が、あたしの嫌な部分を引き出してくれるのだ。 73一番たまらないのは、心移りされることなのだ。

    0
    投稿日: 2006.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    不器用な女性たちの不器用な恋物語。まだ“本当”に出会っていない女性にお薦めです。要所要所でとても共感できました。 短編で、非常に読みやすいです。

    0
    投稿日: 2006.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちょっとエッチな表現があるものの女性の心理がよく描かれている。好かれて嫌な気分になる女性はいない、などなるほどな部分も

    0
    投稿日: 2006.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これもブックオフで買った一冊 彼女の作品を読むたび、アネゴ的イメージを感じてしまう。 かなり男女間のどろどろとした事を扱っている割に、なぜか透明感みたいな物を感じてしまう 本気で愛している事が本気でないみたいな そんな感じがする

    0
    投稿日: 2005.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    納得してしまったり、痛いとこを突かれたなあと感じたりした。女性は読んでみるといいと思う。勿論、男性にも読んでほしい。

    0
    投稿日: 2005.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    20代後半。女。仕事をもっている。自分のお金も自分の生活もある。趣味がある。友達もいる。きっと未来だってあるはずなんだけど、全体に漂うのは、あきらめと倦怠感。そんな女たちの短編集。めっさ等身大ですわ。そういう年頃になったんだなあ、と妙に感心。軽妙な会話も、おしゃれなシチュエーションも、どこかうわすべりで、本気じゃない。現実でありながら実感の希薄なそれぞれの日常。

    0
    投稿日: 2005.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    痛い。けどその気持ちすごくよく分かる。自分にだぶるところがありすぎてちょっとびっくりしたけど、こういう女性って多いのかな。

    0
    投稿日: 2005.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    仮に、セックスが男女の境界を超えられる唯一の手段となるならば、性差なんてものは結構アバウトな気がしてしまう。やりきれない思いは両者関係なく存在するし異性に対する感情や相手の身体や行為に対する幻想のギャップは激しい。結局は、それを埋める若しくは曖昧にしてしまうような効果しかない関係は寂しいとしか言えない。僕らは相手とどう向き合うか再考する必要があるのかもしれない。 ただ、出てくる男がみんな上手ってのもなー。下手な男は記憶にも残らないってか…(悲

    0
    投稿日: 2004.10.08