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バスカヴィル家の犬【阿部知二訳】
バスカヴィル家の犬【阿部知二訳】
コナン・ドイル、阿部知二/東京創元社
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総合評価

7件)
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    非常に有名なホームズですが、読んだのは初めて(のはず)。 今の小説だと、犬に見せかけて実際は人がやっていた!とかなりそうですが、実行犯はホントに犬でした。まあ、コントロールしていたのは人ですが。 最近こういったミステリとか読めてなかったような気がするので新鮮な気持ちで楽しめました。

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    投稿日: 2020.07.12
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    「21世紀版奇想天外」の有栖川有栖を読むに至り、記憶が朧になってたのでご本家を再読。 ホームズは児童版やら映画化やらオマージュだったり、パロディだったり色々出てる分だけ、記憶がごっちゃになってる…(-_-;)

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    投稿日: 2017.11.07
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    小学校4年のときだったか、学校の図書室で見つけた本。この出逢いは大きかった。シャーロック・ホームズそしてDr.ワトスンとの出逢いだった。 ロンドンが舞台でなく、ノーフォークの荒野である。未だ観ぬ(今も観ていないが)英国の風景に思いを馳せた。ワトスンの活躍と。それを見守るホームズの心遣い。そして真犯人の異常さ。この本に最初に出逢えたことはシャーロッッキアンとして幸運に思う。

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    投稿日: 2015.08.16
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    この前読んだドン・ウインズロウの『ストリートキッズ』にイギリスのムーアが出てきて読みたくなったのだがホームズの長編で一番好きなのがこのバスカヴィルだ。創元の深町版を読んだあとだったし、新潮のも本棚に入っているけど実は延原訳はあんまり得意じゃないので今回は阿部版で。深町版は次回がこのバスカヴィルらしいんだけど来年には出るのかな? 早くでないかなぁ。 さて、バスカヴィルだ。これは昔NHKでやってたドラマがすごく良かった印象がある。原作にはないけどたしかワトスンがホームズを犬から助けるシーンがあってそのときのワトスンのあまりのかっこよさにかなりほだされた記憶が…。あれを見たあと読み返してそんなシーンないじゃんと思ったような気がするが今回もやっぱりない。ドラマ上の演出か、やっぱり。今度機会があったらドラマをまた見てみたいな。 て、これじゃあ本の感想じゃなくドラマの感想だが、バスカヴィルは面白い。ミステリとしてもいくつも伏線が張られてたり騙し打ちがあったりかなりまともだし、ドラマがあるし、二部構成じゃないし。それにかなりワトスンが活躍するし、ホームズに誉めてもらえるし!← やっぱり長編ならバスカヴィル!

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    投稿日: 2012.10.16
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    呪われたバスカヴィル家の犬の伝説。 犬の呪いで死んだとされる前領主。新たに領主となったヘンリーのために護衛となりダートムアに向かうワトスン。 脱獄囚、怪しい昆虫学者兄妹。  2009年8月26日購入  2009年9月5日読了

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    投稿日: 2009.08.26
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    推理小説ではあるけれども、その謎解きの部分以上にさらに、舞台の設定や情景に際立った特徴がある小説だった。 とにかく、翻訳の文章が上手い。ダートムーアの荒野のおどろおどろしい雰囲気がとてもリアルに伝わってくる。そして、その舞台の空気にふさわしい登場人物たちと、次々と起こる奇妙な事件。日本でいうと横溝正史の小説のような、土着の伝説をベースにした、見事な構成になっている。 同時進行的に色々な出来事が起こりながら、それを解決するホームズのほうも、まったく別の事件も含めて同時並行であらゆる手段で推理を進めていき、最後にそれらが一気に解決に向けて収斂していく面白さがあった。 ところで、これはぼくの得意な道楽であって、ちがいは明白です。あなたの、ニグロとエスキモーとの頭蓋骨のちがいと同じように、ぼくの目には、タイムズの間隔のあいた五号活字の紙面と安物夕刊紙のお粗末な印刷とは大ちがいなのです。活字の判別ということは、犯罪専門家にとって、もっとも初歩的な知識の一部門です。もっとも、ぼくも若いころに一度リーズ・マーキュリー紙とウェスタン・モーニング・ニューズ紙とを混同したことがありますがね。(p.51) 「ワトスン」準男爵がいった。「犬が吠えたのだ」 彼の声がふっととぎれ、彼がにわかに恐怖にとらえられたのを知ったとき、ぼくは血管の血が凍るのを感じた。 「みなは、この声をなんといっているのですか」と彼はきいた。 「まるで無知ですからね。連中がいうことなんて問題にはなりませんよ」 「教えてください、ワトスン。連中はどういっているんです」 ぼくはためらったが、問いをかわすことはできなかった。 「バスカヴィル家の犬のさけびだといっています」 彼はうめいたが、それからしばらく沈黙した。(p.144) ぼくはカートライトを連れてきた。おぼえているだろう、あのメッセンジャー会社の小僧さ。それであの子がパンとかきれいなカラーとかと、ぼくの質素な要求はみたしてくれた。人間はこれだけで充分なのさ。(p.187) 彼は絵の前をはなれながら、めったにみられないふき出し笑いにむせびかえるのだった。私は彼が声高く笑うのを、そうたびたびはきいたことがないが、それはかならず、だれかにとって不吉な意味をもっているものだった。(p.210) 私が丘の頂きに達したとき、太陽はすでに沈みかかって、足もとにひろがるうねりは、片がわが金緑色にかがやき、反対のがわは灰色にかげっていた。はるかかなたの地平線に、もやが低くたれこめて、そのうえに、幻めくベリヴァとヴィクスンとの岩山がうき出していた。涯しない荒地に、もの音ひとつきこえず、動くものひとつなかった。鴎か帝釈しぎかであろう、一羽の大きな灰色の鳥が蒼天にたかく舞い上がっていた。この巨大な円天井とその下の荒地とのあいだに、生きているものは、その鳥と私とだけのように思われた。(p.179) シャーロック・ホームズの欠点の一つは、もっともそれを欠点と呼ぶとしての話だが、彼の全計画がいよいよ完成するというそのまぎわまでは、それを他人に明かすことを極端にきらうことであった。それはたしかに、ある程度は、まわりのものたちを圧倒し驚嘆させることを好むという、彼の英雄的性格からきていたことだ。それにまた、一部は職業的な用心深さからでもあって、けっして一か八かの冒険はしないということでもあった。(p.220)

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    投稿日: 2009.03.07
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    シャーロックホームズのお話は多分いつだったかどこかで読んだり観たりしているはずなのですが改めてきちんと読んでも面白い。これはやっぱりホームズと言うキャラクターと読者の視点に近いワトソン博士のコンビが上手くかみ合ってるからなんだろうなあ〜なんて思いながら読みました。面白かったです。

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    投稿日: 2009.02.25