Reader Store
フレンチ警部と毒蛇の謎
フレンチ警部と毒蛇の謎
F・W・クロフツ、霜島義明/東京創元社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

5件)
3.7
0
2
1
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フレンチ警部シリーズ第18作。倒叙の形を底本に、配役の妙技を絡ませつつ、いつものフレンチ警部らしい地道で堅実な警察小説まで盛り込んだ中期の意欲作。三大倒叙をはじめ幾つかの倒叙作品を読んできたが、どれもが犯人の末路を考えると重苦しく苦味の強い作品ばかりだった。一方本作は、定型すぎてクサいところがあるが、ちゃんと救いが用意されており、同じ倒叙作品の中でもかなり特殊な造りになっている。

    0
    投稿日: 2024.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    倒叙と共犯者の行動を描くというところがあたらしいようだ。 この作品の面白いところは、中盤でしょうね。中盤が一番面白いミステリ。 最後は時代なのか、クロフツ自身の考え方なのか、今だったら絶対にこうならないでしょう。

    0
    投稿日: 2012.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なかなか面白かった。 丁寧な作品だし、共犯者からの視点で犯人がどうやって殺したという興味と後半フレンチが登場し謎を解く過程はいい。

    0
    投稿日: 2012.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人の二人が最後まで共犯相手を隠そうとするあたりが何か切なくなる。お金のことがなければ悪い人間じゃなかったのになーと・・・

    0
    投稿日: 2011.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    フレンチ警部シリーズ 借金に首が回らなくなり家庭生活も崩壊、愛人との生活を夢見て起こした行動。金持ちの叔母の遺産を期待したが担当弁護士の横領により遺産は無くなり、弁護士にそそのかせれるまま毒蛇の毒を採取。犯罪の手助けを・・・。殺害された動物園の教授。義弟の相談を受けたフレンチ主席警部が捜査を開始する。蛇にかまれた被害者の謎。  2010年3月27日購入    2010年6月9日読了

    0
    投稿日: 2010.03.28