
総合評価
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powered by ブクログ昔話の安寿と厨子王、好きだったな。 何でだろう。2人の名前が不思議でカッコよかったからかな。それともお母さんと厨子王に救いがあったからかな。 久しぶりに見た懐かしいけどちょっと様子の変わった名前と外観。読後、の悲壮感はない。ご都合の良いままで終わる。
0投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヒグチユウコの絵の表紙に惹かれて図書館で借りた。吉田修一の本を読んだのは初めてだった。『説教節』は決まり文句の多い語り口らしいから、それを踏襲していると思われる七五調的な文章は決まり文句に慣れると音読していて心地よかった。童話の『安寿姫と厨子王丸』はきちんと読んだ記憶はないが、アニメで何となく観た気がしないでもない。私にとって読書は眠気との闘いなので、内容の記憶が飛んでいるところがある。アンジュは亡くなってしまったのだっけ?。終盤は現代らしき日本が舞台となり、古典作品を読んでいると勘違いしていた私はなぜ現代の地名などや三越が出てくるのか戸惑った。三越はそんな昔からあったのかと、舞台は何時代だっけ?と混乱したりしたが、すぐに吉田修一の作品だったと思い出した。 『アンジュと頭獅王』を読んでいて、この作品に関しては古川日出男の近年の作品に似ていると思った。今私は古川日出男の『紫式部本人による現代語訳「紫式部日記」』と『超空洞物語』を読んでいるが、これらは古典をモチーフにした作品である。 吉田修一は『怒り』などを読んでみたいと思っていたが、上下巻だし、なかなか読む機会がなかった。これを期に他の吉田修一作品も読んでいこうかな、と思っている。
0投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログライオンに乗りたいっす ってな事で、吉田修一の『アンジュと頭獅王』 ヒグチユウコ好きのハラダさんから頂いた本 装丁のブックカバーはコレクションしてる様なので裸で頂きました(笑) 日本の童話を吉田修一がちょっぴり現代とMixした様な感じかな 童話にしては残酷な内容で泣けてくる……。 映画にもなってるみたいじゃし、海外にも訳して広がってるみたいじゃが、わしは初めて知った(笑) そして、そんなに感想は無い 2020年33冊目
0投稿日: 2024.01.22
powered by ブクログ文体のリズムは心地よかったけど、内容はちょっと難しかった。 原点の安寿と厨子王か、森鴎外の山椒太夫を知っていると楽しめるのかもしれない。 拷問のシーンが、それほど文章は多くないがあるので、苦手な人は注意。まぁそこが本作のテーマなのでしょうがないんだけど。
1投稿日: 2023.05.16
powered by ブクログ「安寿と厨子王」から派生した異世界ロックファンタジーという感じのお話。口語調というのか文章にリズムがあって、たいへん読み心地が良かった。 それにしても日本の昔話って身も蓋もない感じのものが多いよなぁ…良い行いをした人も悪い行いをした人も相応に報われるのだけれど、悪い人への報復があっけらかんとえげつない。因果応報とはいうけれど、寛容は特に必要ないのかな。この単純さがいっそ不思議というか面白いというか…現代人の私は戸惑ってしまう。 吉田修一さんは何故このお話を書こうと思ったのだろう?
3投稿日: 2023.03.24
powered by ブクログ安寿と厨子王の日本の童話を時空を超えてのお話。 父を訪ね求めて母とアンジュと頭獅王の姉弟は旅に出るものの、人買いに売られ、母と別れ、姉弟は非道な主に無理な仕事を手伝われてる日々を送る。 一度の脱出に失敗し、二度目はアンジュがその身を犠牲にして頭獅王がお寺に助けられながらも乞食とサーカスに拾われ、六条院夫婦の養子となり 再び姉アンジュと母と再会するまで。 意外(?) と読めて、面白かった。
1投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログあの安寿と厨子王が。。 古典が大冒険になってる感じ。 途中から何歳?何百年生きてる?不思議だった。 さくっと読める。
3投稿日: 2022.12.17
powered by ブクログ名著と言われる作品であり、たまたま読んでいる最中に見かけたピンポイントで、「山椒大夫」の主人公の名前があったので、つまみ読み。読書のこう言うLinkって面白いですね。でもって、文体なんかをなぞりながら、内容を飛躍させる流れで、積年の恨み、想いと言うものが結実すると、こんな感じって言うお話でして、奇想天外と言うよりも並行し読書できたことを素敵な体験と感じられました。
1投稿日: 2021.12.20
powered by ブクログ昔話の『安寿と厨子王』をもとに、主人公のアンジュと頭獅王が最後には現代まで生きている…というお話。 なんだか荒唐無稽すぎて、ついていけない。
1投稿日: 2021.11.14
powered by ブクログ「安寿と厨子王」「山椒大夫」が現代に現れた! 最近、NHKラジオで森鴎外「山椒大夫」の英語版をリスニングした。 子ども時代に童話を読んだきりだったので、懐かしく聞いていたところ、こういう本が出ていることを知り、興味深く拝読。 アンジュと頭獅王にとってはお母さんに会えてハッピーエンドだけど、物語の残酷さを再確認した。 山椒大夫と三郎、人でなしすぎるでしょ。 そして、慈悲をかけるふりして「黄泉の国」を贈る頭獅王の報復もこわい。処刑の仕方は「山椒大夫」(by森鴎外)通りかな。 オリジナルストーリーは加えられているものの、話の筋としては元の話の通り。 死んだはずのアンジュが現代の新宿で再登場した場面は、舞台のカーテンコールを見ているようだった(カーテンコールでは死んだ人も手に手を取って再登場する)。 GoogleとAppleとソフトバンクの株を…というくだりはちょっと笑えたな。 この本の、というより、安寿と厨子王の思い出が少しだけある。 小学校一年時の友達が、童話「安寿と厨子王」を「私の大好きなお話なの!」と言っていた。 当時「大好きな物語」と言えるようなものがまだなかった私は、安寿と厨子王をさぞ素敵な物語だと思っていた。ワクワクするプリンセスのお話かと思ったほどだ。 それを母に伝えたら、嫌な顔されて「私は嫌いよ。残酷だから。」と一蹴された。 その後も、20歳の頃に「安寿と厨子王」が好きだという友達に会った。 今となっては、彼女たち、若年にして「安寿と厨子王」好きだってのは変わってるなぁと、改めて思う。 おそらく、現代人にとって、この人身売買と虐待と報復の物語が、受け入れ難いと思う。 それくらい、すごく、かわいそうで残酷な話なんだよね。 もともとは浄瑠璃なんだとか。 子ども向け童話にしたのが「安寿と厨子王」らしい。これを子ども向け童話にしようと思った人、逆にすごいな。
5投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログベイサイドエリアの瀟洒なショッピングモールにある駄菓子屋さんみたいな一冊。なぜ?なぜそこにそれが?え?どうして?どういうこと?そのアンマッチさが何かを生み出しているかというと、そんなことないなって思っちゃう。なんか残念な一冊。 スタートの号砲と同時にわざと倒れ込んで笑い取ろうとして顰蹙をかったオタクの動画を思い出した。衒った奇が脳で消化されずに肛門からそのまま出てきてしまって…トイレで読んでて驚いてしまった。
1投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ山椒大夫の現代版&ハッピーエンド版 安寿はアンジュとして、歌舞伎町の遊郭に売られて、頭子王と再会し、 頭子王(厨子王)は、1000年経ってサーカスの大獅子の世話をしている所が目に留まり、 養子になり、 母親も目が見えるよになったり、 場所も現代の新宿になったり、 パロディとして楽しめた。 山椒太夫と三郎の悪行は原作から引き続きキツかった!
1投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログなんかよくわからんかった アンジュと厨子王読んだことなかったから 古本屋で買ったけど 途中で「コレジャナイ!!!」と気づく 結局元の話を知らないままなので 何がどうなっとるのかわからん 星は2つ 装丁がキレかったから それなかったら星1つ
1投稿日: 2021.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
原作は未読。 非常に読みやすかったが、後半に行くにつれトンデモ展開になり苦笑した。 この作品の登場人物には寿命というものがないらしい。 人買いにたらい回しにされ、行き着いた先で下人として働く姉弟だが、指示された芝刈りや塩取り?を教わろうともしないで出来ない辛いと嘆くばかり。 ヒグチユウコの装画のように幼子なら仕方ないと思うが、姉の方は16歳程らしく昔は成人してるような年齢では? 姉弟の共依存もひどく、全く同情できなかった。 知恵も勇気もなく他人に頼りきりで、結局は血筋で大逆転する話だ。 原作では死ぬらしいけど、当然の帰結だろう。
1投稿日: 2020.12.11
powered by ブクログ安寿と厨子王のあらすじは知っていたけど、時代が1000年くらい進んで現代的なアイテムがたくさん出てきても確かに山椒大夫…となって面白い時間でした。 頭獅王や聖や母、太夫たちも当たり前のようにずっと生きてるけど、あの人たちずっと生きてる…ってならないのかな。。そこが不思議でした。 現代的なアイテムたくさん出てきても、話し言葉は古いのでちぐはぐさも面白かったです。 ヒグチユウコさんの挿絵がたくさんだと思っていたら表紙だけだったのでそこはちょっと寂しかった。。
1投稿日: 2020.11.29
powered by ブクログ吉田修一さん初めてかな? 元ネタの昔話を知らないので読みたい。 横道世之介を読みたかったんだけど、見つけられずにとりあえず前知識もなく読んだ作品。
1投稿日: 2020.10.22
powered by ブクログ吉田修一の本、「パークライフ」しか読んだことない。この本はヒグチユウコの表紙だから手に取った。ライオンのクルクルのたてがみと凛々しい横顔、もう心を鷲摑みされた。 「安寿と厨子王」です。内容的には。それを「アンジュと頭獅王」にしたのは、何か考えがあったからでしょうね・・・ 文体も古典風。ファンでもないし、興味もないから深くは追求しません。音読してると、文章のリズムは面白いかな。 アンジュと頭獅王、讒言で筑紫の国に流された父に会うため、母と旅に出ます。世間知らずのため、途中、人攫いに親子ともども騙されて、悲しいかな生き別れ。奴隷として売り飛ばされた先の山椒大夫に酷使され、宿願果たす機を奪われる。これじゃ、あかん! 頭獅王や、お前だけでも逃げ延びて、父に会い、父と共に私を救いに来ておくれ!と姉のアンジュ、必死の訴え。おとうと頭獅王、えっ、えっ、姉ちゃん、俺こわいよと、おどおど。うじうじ弟に姉、張り手! 地蔵菩薩様がついていてくれるから、早く行きなさい! アンジュと頭獅王は果たして父と会えるのか、騙されて生き別れになった母との再会はかなうのか。知るは地蔵菩薩のみ。なぜならこれは仏教説話だから。 これ読んだ後に森鴎外の「山椒大夫」も読んだけど、どっちが面白かった?と訊かれたら鴎外のほうって答える。 ファンは違う読み方をするんでしょうね。 ファンの方のレビューをお待ちしています。
1投稿日: 2020.10.10
powered by ブクログ古典の名作『山椒太夫』をベースにという事で、、、原本を読んだことなかったので魅力半減なのかも。 声に出して読みたくなるようとのふれこみ通り、言葉の並びは気持ち良かった。 超個人的な感想だけど、野田マップっぽい世界観だな。時空を越えてーとか。
1投稿日: 2020.10.07
powered by ブクログ山椒大夫の本を読んだことがあるのですが、それと違うところは、ちょっと時が流れすぎてないかな? いきなり1000年すぎます。私たちの聞きなれた地名なども出てくると、あれ?昔の話じゃなかったっけ?と、混乱します。
3投稿日: 2020.09.20
powered by ブクログ安寿と厨子王ってどんな話だったっけ?から始まった私には、アンジュと頭獅王が時空超えてる??? という内容でしたが、さらっと読めました
0投稿日: 2020.07.23
powered by ブクログ子供のころ安寿と厨子王の絵本を読み聞かせてもらい、森鴎外の山椒大夫も読んでいる。二十一世紀版山椒大夫ということで期待して読んだ。前半は山椒大夫そのままに話が進むが、自分の記憶の中の安寿と厨子王よりもアンジュも頭獅王も弱い。こんなに泣いてこんなに助けてもらったかしら??と思いつつ読み進めた後半、一気に物語が化けた。お聖の背中で一気に動く流れの様はまさに声に出して読みたくなるリズムとスピード。厨子王が頭獅王であるのが納得のラスト。気持ち良かった。素晴らしいヒグチユウコさんの装画が読後はさらに輝いて見える。
0投稿日: 2020.05.21
powered by ブクログ読み進めていくうちに、途中から何だか突飛な展開になって?となったけど、不思議な味わいのある作品だった。
0投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログそういえばこんな話だったな。古典に出てくる悪人はほんとに悪人で心底嫌な感じ。古文読んでる感じで面白かったです。
1投稿日: 2020.02.19
powered by ブクログ途中までなんでこんな本出そうと思ったんだと思いながら読んだが、最後の方になってなるほどなーの一言。原作よりもハッピーエンド寄りで、これはこれで良き哉。表紙が素敵。
0投稿日: 2020.01.30
powered by ブクログどんな本か知らずに読んだので、始めは古典?!と驚いた。 安寿と厨子王の話が好きじゃないので前半はあまり好きになれず。 だってお母さんも兄弟も、位が高いとはいえ生きる能力なさ過ぎないか?! 泣いてばかりいないで柴くらい刈ってまとめなよ... 身を投げる乳母も、なぜそこで死ぬの?! と思ってしまうので。 後半、お聖様が背負って旅するあたりから盛り返す。 馴染みの地名が出てくるようになり、時間の流れの感じさせ方は流石! ワクワクさせる。 でもやっぱり御苑のあたりでお聖様が主人公を置いていくのがなんでよ??と思わずにいられなかった。 ここで捨てられてもね...
2投稿日: 2020.01.26
powered by ブクログ安寿と厨子王丸を読んだ事が無いので、吉田さんと今回の作品との比較が出来なかったので大変残念でした。ただ、時代を超え辛かった幼少時代から一気に時の人となっていく様はシンデレラストーリーみたいでとても読みやすかったです。
0投稿日: 2020.01.22
powered by ブクログ『安寿と厨子王丸』の吉田さん版。令和版? 現代風にアレンジしてなかなかの内容でした。最後の方はもう独特の世界、そこまでいっちゃいますかと言ったところ、長い旅だねえ。元々のとセットで残したい作品。滞りなく読み進めて、おもしかったあ。いろんなもの描ける人だね、素晴らしい。
14投稿日: 2020.01.19
powered by ブクログふむ。 不思議な感じ。 読んで、よかった。 読み進めるの、迷ったもので。 改めて表紙を。 コレもいい。 現代版‼︎
0投稿日: 2020.01.15
powered by ブクログまさに時空を超えた吉田修一ワールド全開‼️ 森鴎外の「山椒大夫」のリメイクみたいですね。さらに森鴎外の「山椒大夫」も昔話の「安寿姫と厨子王」のリメイクなので、リメイクのリメイク(笑) 中盤までは安寿と厨子王ですが、当然歩き続けると、そこは新宿(゜ロ゜)800年も歩いてたのか‼️ 展開はあくまでオリジナルに沿っていますが、GoogleやApple、SoftBankまで(笑)
0投稿日: 2019.12.30
powered by ブクログ題材を吉田修一なりにアレンジした作品。吉田修一っぽさは感じたかな、と。 現代要素を散りばめる着眼点が面白い。
1投稿日: 2019.12.24
powered by ブクログ何ということでしょう。サッパリわかりません。字面を目で追っても、脳みそにまるっきり入ってきません。これは元ネタを知っていないと楽しめないのでしょうか??それとも私が本当におバカなのでしょうか??その両方なのでしょうか??同著者『国宝』も難儀だと思った私には、この手の文体が不向きなんだなあとつくづく実感。
0投稿日: 2019.12.19
powered by ブクログ説教節の現代語訳かと思ったら、後半から加速度がついて荒唐無稽な物語を語り始めます。筒井康隆のように弾けるのか?と読み進めると、常識的な着地点です。実験するなら、説教節のある意味ぶっ飛んだところを現代的に移植して欲しかったなぁ。でも、ヒグチユウコさんの装画はgood! 彼女の挿絵で「不思議の国のアリス」を読みたい。
1投稿日: 2019.12.04
powered by ブクログ基本は安寿と厨子王の時代を飛び越したバージョン.なんだかよくわからなかったが,表紙のヒグチユウコさんの絵がとても綺麗だ.
0投稿日: 2019.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うんうん、こんな話と思って読み進めていたら、途中で、ん?何の話?となるのだけど、そこに慣れてくると、楽しめてくる。そして、もう一度古典の山椒大夫を読みたくなる。 聖に背負われて、空間も時間もどんどんと旅をしていくシーンが好き。 朗読で聴きたい。
0投稿日: 2019.12.01
powered by ブクログ有名な『安寿と厨子王』の童話をモチーフに超アレンジした作品で、現代までやってくる厨子王やよみがえったアンジュがまた遡って過去の山椒太夫と三郎他を懲らしめるというなんとも奇妙な展開であらよあらよという間に一気に読み終わる誰もが楽しめる童話、とは言いがたいが自分は好き。ただ、あまりにも表紙が内容と乖離しすぎているのが減点。
0投稿日: 2019.11.26
powered by ブクログ古典を題材に作者が独自にアレンジした作品。不思議なテイストで何とも感想を述べにくいのだが、作者の独特の感性と発想力が発揮された作品。短いのであっという間に読める。
7投稿日: 2019.11.19
powered by ブクログ山椒太夫をベースに、中世から令和までの時代をまたいで語られる、アンジュと頭獅王の物語。 山椒太夫の現代語訳かと思いつつ、二人の非情な運命をしみじみとたどって読んでいたら、一気に時が流れGoogleやらAppleも登場する現代へ。 じつに小気味よいテンポの語り口調で、いつの時代も変わらない慈悲の心を、適度な遊び心を交えながら伝えている。 もともとの「安寿」と「厨子王」の表記をあえて変えたのは、オリジナルストーリーであることを強調するためなのか。 ヒグチユウコの装画が素晴らしく、これだけでも見惚れてしまった。
0投稿日: 2019.11.16
powered by ブクログ前半は説教節山椒大夫を現代語訳。 後半は、頭獅王が助けられた僧に800年背負われて現代の東京に着き、サーカスの動物係に採用されたところ、光源氏の子孫で製鉄や通信システムで財を成した六条院の養子となって、獅子に乗って山椒大夫を討ち、鳥を追う盲目の母親を救う、という荒唐無稽な物語。全然面白くなかった。
0投稿日: 2019.11.14
powered by ブクログ一気に読めました。 でも、ちょっとよく分からなかった‥ いきなり令和とか出てきて現代になったりと、めまぐるしかった。 でも、やっぱりかわいそうな話し。
2投稿日: 2019.11.11
powered by ブクログ始めは『安寿と厨子王』を現代訳風なのかと読み進めていくと、あれよあれよと幾千の年を超え、時代は令和に。 かと思うと、また過去に。 いつの時代も、善の執着と悪の執着は変わらないということか。
0投稿日: 2019.11.10
powered by ブクログ逃亡小説出したばかりなのに、また新しいの出てますよ吉田さん。 国宝を読んでるときを彷彿とさせる書き味。やはりうまい。
0投稿日: 2019.11.10
powered by ブクログ時代劇かと思って読んでたら、時間跳躍モノのSFだった。古代と近代がゴッチャになって、正直、よく分からなかった。原典も似た感じなんだろうか?
0投稿日: 2019.11.04
powered by ブクログこの姉弟ダメダメだ(︶^︶)母もだけど、高貴だからなんて理由にならないくらい、なんにも出来ない。出来ないのはしょうがないけど、芝刈りだの汐汲だのって、見様見真似でなんとかなるだろうよ。自分でやりもしないで助けてくれってそればっか。なんでこれで救われるのか不思議だわ。
0投稿日: 2019.11.04
powered by ブクログ個人的にはダメでした。 ですから気に入らない方はこの先は読まないで下さい。 物語の前半は原作(森鴎外)に沿った形で進みます。変更点も有るのでしょうが、少なくとも粗筋や雰囲気はそのままです。ところが後半に入ると一気に「語り」が走り始めます。舞台も時空を飛び越えて、とはいえ勧善懲悪的な大筋は変更なく。 この「語り」をどう評価するか。「疾走感」「名調子」と肯定評価する人が多いのですが、私はついて行けず。そうなると「空回り」。走ってる感じは判りますが、刹那に走り去って残らないのです。もっとも文章そのものは流石で、ちゃんと読ませてはくれるのですが。 ま、私の好みの問題でもあるのでしょう、森見登美彦さんの『走れメロス』もダメだったし。 元々は神仏の縁起などを語った民衆芸能である説経節の『さんせう太夫』で金焼地蔵の縁起を語ったもの。それが浄瑠璃になり童話『安寿と厨子王丸』になり、さらに森鴎外によって『山椒大夫』として小説化される。 なんで「頭獅王」と思ってたら、そうか後半に大獅子に乗ってパレードするシーンがあるからなのか。 疑問に思ったのは、どういういきさつでこの本が書かれたのか? 調べたら開業25周年を迎えたパーク ハイアット 東京から執筆を依頼されたものなのですね。条件は「テーマは何でも良いのでうちのホテルで書いてくれ」というもの。このホテルのコンセプトが「タイムレス」で、それが古い物語を現代に繋ぐストーリーにつながったのでしょうね。
0投稿日: 2019.10.29
powered by ブクログ「人の幸せに隔てがあってはならぬ。慈悲の心を失っては人ではないぞ」 古典の名作「山椒太夫」をベースに、安寿と厨子王が時空を超えて繰り広げる大冒険。誰かのために生きる時代を模索する今、慈悲の心の尊さを問う。 森鴎外の「山椒大夫」は読んだ記憶がない。「安寿と厨子王」の話はむかし童話で読んはずなのだけれどすっかり忘れていた。だから本作の前半を読んで「こんな話だったか」と思った。ところが中盤以降は……!! …吉田修一の才気煥発に圧倒された感じだった。 (B)
0投稿日: 2019.10.27
powered by ブクログ吉田修一の新境地ともいえる本書は、誰かのために生きる時代を模索する今だからこそ蘇る、二十一世紀版山椒太夫。古典の名作『山椒太夫』をベースに、上古も今も末代も、慈悲の心の尊さとはいかに、を現代に問う問題作だ。あの安寿と厨子王が千年の時空を超えて繰り広げる、善の執着と悪の執着を描く大冒険は、文字を追うごとに、思わず声に出して読みたくなる圧巻の言葉とリズムにあふれている。 うーん、原作をあんまり覚えていないせいもあるかもしれないが、せっかくの古典をアレンジしたのに何が言いたいのかあまり伝わってこない。一応ハッピーエンドなんだけど、これを現代にうつす必要ってあったんだろうか?テンポはよくて確かに声に出したくなるような言い回しだけれど。前世で死んだ人アンジュが出てくるのなら、乳母も生き返って再会しても良かったのでは・・・。太郎と二郎の行く末は頭獅王の慈悲深さが出て良かった。
1投稿日: 2019.10.26
powered by ブクログ吉田修一さん『アンジュと頭獅王』 鴎外『山椒大夫』を原作とし、オリジナルストーリーを加えた 時空を超える大冒険の始まりです。
0投稿日: 2019.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーむ、吉田修一の引き出しにはまだ新しい世界があったんだな、いや、びっくりしましたよ。 まさかの古典!しかも誰もが知っている『山椒大夫』、あるいは『安寿と厨子王』のお話がベースになるとは! いや、知ってはいるけれど、『山椒大夫』をきちんと読んだことってあったっけ?子ども向け絵本としては何度も読んでいるけれど、本当の物語ってどんなんだっけ…と不安になり、思わず調べちゃいました。 そして、吉田版「安寿と厨子王」の広さと細やかさ!800年の時を経て令和の新宿にたどり着いた頭獅王。令和の世に現れた平安の者。なのに、なんの違和感もなくそこに存在するこの不思議。 テンポよく進む物語と歯切れのいい展開、そして何より言葉の美しさ!まさに声に出して読みたいファンタジ古典ですな。
3投稿日: 2019.10.03
