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寝台鳩舎
寝台鳩舎
鳩山郁子/太田出版
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総合評価

3件)
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    ストーリー、イラスト、装丁、どれをとっても素晴らしすぎて切なくなる。 ストーリーについてはこれまで読んだ鳩山作品の中ではシンプルな構造かも。といっても哲学的で理解が難しい部分もあるんだけども。もうわかるわからないよりも感じとるのが正解な気もしてくる。 伝書鳩と寝台列車を掛け合わせるなんて発想、どこから思いつくんだろう。旅は夢のようなのに、戦争の残酷さと少年たちの痛みがどうにも悲しくて、それでいて美しかった。 イラストの方はどのページ、どのコマをとっても一枚の絵画みたいに綺麗。特にエピローグの見開きのイラストは美しすぎてしばらく目が離せなかった。アナログイラストだよね…?すごい手が込んでるけど締切に間に合ってるのかな、とか邪な疑問もわいてしまったw

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    投稿日: 2021.07.25
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    美しい…。 絵も言葉も、物語も。 読み終わって、胸が締め付けられる感じ。 「飛ぶか、死ぬか」 その二択しかない彼らは きっと死ぬまで飛ぶのだろうと思う。

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    投稿日: 2018.06.30
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    少年ダヴィーが寝台列車の中でたどり着いた寝台車両には、たくさんの傷付いた少年たちが居た。彼らはその脚に着けた信書管を託そうとする。 かつて戦地の通信手段として遣われていた、軍鳩をモチーフにした物語。 鳩山郁子さんの作品独特の玻璃のような果敢なさに加え、この作品には力強く痛ましい雰囲気も。どうか無数に散った迷える鳩たちが、彼らの家に帰れますように。

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    投稿日: 2017.09.27