
総合評価
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powered by ブクログ伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ第2弾。 同じ東北新幹線に乗り合わせた殺し屋、サイコパス、変わった乗客たち。狙う者と狙われる者が交錯する…。 4作目の『777 トリプルセブン』に登場した天道虫が好きだったので、初登場する本作も読了しました。 相変わらず不運と強運に見舞われる天道虫と、相まみえる殺し屋たちとの静かな戦いにひりつかせてもらいました。 今回印象的だったのは14歳の中学生、王子。(あだ名ではなく名字!) 一見優等生な箱入り息子なのにクラスメイトを牛耳り、裏社会の人まで操るサイコパス。 ここまで来ると天晴れな悪役なので、いつ制裁されるのか楽しみに読み進めました…。笑 話は逸れますが、王子を見ていると私が一番サイコパスだと思っている『悪の教典』(貴志祐介さん著)のハスミンを思い出します。 ハスミンはまた違ったベクトル(?)のサイコキラーですが、王子も成長するハスミン予備軍となる素質はありそうです。 大人になった王子とハスミンのデスゲーム…実現したら興味深いですね。(本当のサイコパス) 本作は殺し合いの物理的なアクションに加えて心理戦が秀逸で、退場したキャラクターも魅力的でした。 解説で言及されている“「悪」に対抗できるのは「正義」ではない。”その答えを登場人物たちの戦いと心情から少しだけ垣間見た気がします。 明らかに一般人ではなさそうな塾講師の鈴木さんは、読了後にシリーズ前作の主人公と知って驚きです。何者なんだ…。 今後も少しずつ殺し屋シリーズを読破していきたいです。
9投稿日: 2026.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<目次> 略 <内容> 東北新幹線という密室の中で、殺し屋同士の丁々発止。次々と殺し屋が消えていくのだが、そのやりとりが面白い。王子といういけ好かない中学生の、「どうして人を殺しちゃいけないのですか?」に対する、塾講師(?)鈴木の答えが秀逸。「テントウムシ」が生き残るのもまあ、いいかな?でも王子に感情移入しちゃった私はなに?
0投稿日: 2026.05.16
powered by ブクログ新幹線の中で繰り広げられる、殺し屋たちの駆け引きと戦いを描いたサスペンス。テンポがとても良く、次の展開が気になってページを捲る手が止まらなかった。登場人物同士の掛け合いや緊張感のある展開も面白く、最後まで一気に楽しめた。読後感もすっきりしていて満足感が高い。『グラスホッパー』を読んだ後だったので、つながりを感じられたのも良かった。
0投稿日: 2026.05.11
powered by ブクログ会話が多くて読みやすかった。続きが気になったので500ページ超えていてもあっという間に読み終わった。最初から最後まで王子に対して嫌悪感しか抱かない。今までの登場人物で一番嫌い。嫌いすぎる。
1投稿日: 2026.05.09
powered by ブクログ殺し屋シリーズ②弾 グラスホッパーに続き様々な殺し屋が登場。 新幹線が発車してから2時間30分のノンストップ映画を見ている感じ… 今回も暗い物語のなかに蜜柑と檸檬、ついてない七尾などブラックジョーク的な役回りの個性溢れる登場人物が登場。 王子の掻き回しが物語を複雑にさせる… エンターテイメント作品として素晴らしい仕上がりになっている… AXも早く読みたい
23投稿日: 2026.05.07
powered by ブクログ古くから存在しているものには、敬意を感じる。 逆に、子供が知っていても大人が知らないことはある。 大人になるにつれて、忘れてしまうのだろうか、、 “毎日こんなに楽しいよ”ってことを。 やりたい時にやれ、人生は日々減っていく。 さあ、 弾丸列車でも観ようか。
10投稿日: 2026.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4.5 凄く面白い 5人の登場人物一人一人の個性が濃くて、全員が主人公のようだった。それぞれの視点をこうもうまく描き切れるものかと感動 檸檬と蜜柑はぶっとんでて好きだったから死んでしまって悲しい。檸檬は残忍で直情的だけど、だからこその歯切れの良さがよかった。更木剣八感。 王子の残忍性と人を見下すような態度が本当に気分悪かった。檸檬も殺されたし。でも鈴木先生と木村夫妻のおかげで最後スッキリした なぜ人を殺してはいけないのかと言う問いに対してのそれぞれの意見も面白かった。
0投稿日: 2026.05.07
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とにかく終始おもしろかった…。愛らしいキャラばっかり。途中退場して減っていくにつれて悲しくなる。 特に檸檬が好きだった。 檸檬と蜜柑の軽快でユーモアある会話は楽しいし、 王子は残忍な性格をしていたけれど中二病的な可愛さがあって憎めない。 また天道虫は"ついてない"おもしろいキャラでつい笑ってしまう。あとへたれキャラに見えてめっちゃ強いというギャップがかっこいい。殺し屋シリーズに登場するキャラはみんなクセがあって魅力的で生き生きとしているように感じる。きっと誰かを好きになる。ストーリーも最後までどうなるか予想がつかなかった。
3投稿日: 2026.05.01
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2回目の読了。 やっぱりおもしろい。長いのにおもしろい。スピード感もあるし、繋がっていく感じが最高。王子に制裁が与えられるの最高。木村が生きてるの最高。前回読んだときはグラスホッパー読んでなかったから、槿も鈴木もただの登場人物としてしかわからなかったけど、今回は前段を知ってるのでよりおもしろい。鈴木が無事に生きてくれててよかった。
3投稿日: 2026.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
複数の殺し屋の物語が並列して描かれ、やがてカタストロフィーを迎えるといった構成が抜群に面白かった『グラスホッパー』の続編に当たるのが、本作『マリアビートル』だ。前回はタイトルに当たる”バッタ”が比喩的に使われていたのだが、本作ではズバリ殺し屋の一人のあだな”てんとう虫”で、その登場人物の名前がそのままタイトルになっているというわけだ。ちなみに本作はブラッド・ピットが主演したハリウッド大作『ブレット・トレイン』の原作・・という位置付けになっているのだが、映画版はほとんどオリジナルストーリーということで、映画を観た人でも本作は面白くみることができる。 前作『グラスホッパー』の魅力は、殺し屋という現実離れした仕事をしている人間たちが繰り広げるドタバタ劇と、それぞれの動きがやがて一本の大きな線につながるといった構成にあった。劇中では殺人の場面が多く出てくるにも関わらず、決して暗さを感じさせることはなく、どちらかというと、殺しという職業に就いているおかしみや悲しみを覗かせつつも、全体としてはむしろさわやかですらあった。 その前作に比べると、本作は手触りは変わらないものの、作品全体を包むトーンは遥かに重いものとなっている。そのような感覚を持つのは、本作のテーマを象徴する存在である中学生の王子が存在しているからだ。 前作の主人公を含めて、このシリーズに登場してくる殺し屋は、どこか人間として憎めない悲しさのようなものを持っている。殺し屋稼業を仕事と呼び、おそらくこれ以外の「仕事」では生きていくことができない、あるいは人生の進んでいく結果として、殺し屋を選んでしまったような人たちの中で、王子だけは全く別の生き物として存在している。 劇中ではほとんど彼の家族について語られることはないのだが、少なくとも祖母がいる普通の家庭で育ち、成績はこちらもおそらく悪くはなく、顔立ちは整っているらしい。身長は14歳にしてはやや小さいようだが、それも含めて多くの大人が”好ましい”と感じる外見と雰囲気を持っている。 ところがその一見すると普通の中学生である王子は、陳腐な言葉になるが「絶対悪」とでもいうべき、空っぽの悪意の塊である。人間を思い通りにコントロールすることが無上の喜びであり、チャンスがあれば躊躇なく人を殺すこともできる。ただし本作で出てくる殺し屋たちとは違い、特別なトレーニングを積んでいるわけではないので、荒事を自分から仕掛けることはない。あくまでその研ぎ澄まされた知性と自らの特徴を活かして、ただ自分の楽しみのためだけに人を殺していくのがこの王子という存在だ。 本作の核となるのは、この絶対悪と言える王子と、偶然に新幹線に乗ってしまった業者(殺し屋)達との戦いだ。ただしこの戦いが奇妙なのは終盤に至るまで、殺し屋たちが本当の敵は王子であると気が付かないことにある。 正確に言えば登場人物の中で最も殺し屋らしい殺し屋である檸檬と蜜柑は、それぞれのタイミングで王子の邪悪に気がつくのだが、二人とも王子を排除する前に不運により逆に死んでしまう。そう、本作における悪の象徴である王子は、絶対的な幸運にも恵まれているというという設定になっているのだ(「幸運」に愛されている子供のような絶対悪というと、ジョジョの奇妙な冒険の第五部の大ボスであるディアブロを思い出される)。 この無敵と言っても良い存在をどう倒すのか・・というのがまさに本作の見所になるわけだが、それを可能にするのは本書巻末に収められている解説がいうような「勇気」ではない(この解説、ちゃんと読んでから書いたのか?と思うくらいピントがずれている)。七尾という自分も認める圧倒的な「不運」と、その不運を活かすことができるだけの圧倒的な暴力を持つ2人の殺し屋の力量こそが、この王子を窮地に追い込むために必要なものになる。 つまり、本作における王子を構成する二つの要素である「幸運」と「生まれ持った悪」に対して、それぞれ「不運」と「鍛え上げられた悪」をぶつけることで、最終的に生き残った殺し屋達は、新幹線から無事に生還を果たすことになるのだ。 エンタメの世界では、殺し屋というのは“悪“として描かれるだけではなく、主人公として描かれることも多い。世界一有名なスパイである007も「殺しのライセンス」を持った存在であるし、多くの映画ではCIAが主人公になり敵を倒していく。 殺人という罪を犯す彼らが我々に支持され、物語の根幹を担う存在となれるのは、彼らの犯す「悪(殺人)」が仕事として行われているからだ。彼らはあくまで自分が生き延びるために、あるいはもう少し卑近な言い方をすれば明日の飯の種として、人を殺す。そこには個人的な嗜好は介在していないし、趣味として人を傷つけることもない。 そんな彼らが、プロフェッショナルとして「純粋な悪」にどのように対峙し、そして最終的に勝利を収めるまでを描いたのが本作だとすれば、そこに隠されたテーマはむしろ「勇気」といった言葉ではなく、もっと冷徹な「結果として善」であろうと思う。そこにはヒロイズムもなければ正義感もないが、日々の積み重ねの結果の先に、良きことを成し遂げる土台が築かれていく。 そして一方で、本作において最終的に王子にとどめを指すことになるのが、息子と孫を守るために新幹線に飛び乗ることになる老夫婦であることも忘れてはいけない。彼らを守るのはプロフェッショナルとして培った能力ではあるが(劇中では伝説の殺し屋として語り継がれている)、その動機は純粋な肉親への愛だ。 とはいえ、「愛こそが悪に勝つ」といった安易な結論を導く・・というのも本作で狙ったところではないだろう。あくまで、エンターテインメントに徹している本作では、愛はキャラクターを動かす原動力ではあるものの、彼らを勝利に導くのはやはり鍛え上げられた「悪をなすためのスキル」に他ならない。
2投稿日: 2026.04.29
powered by ブクログ久しぶりに読書して読書にハマらせてくれた作品 何回も声が出そうになる展開があっておもしろかった キャラの魅力も全員にあっだからこそのめり込めた
8投稿日: 2026.04.29
powered by ブクログ読了! おもしろかった!! 王子~! 鈴木~!! どうなったの?? グラスホッパーを読んだ後だからどっぷり浸かれます。 新幹線って凄い乗り物だったんだと((笑 今年は良作に恵まれています!!
3投稿日: 2026.04.27
powered by ブクログ伊坂作品でいちばん好き。 殺し屋シリーズ第2弾。 前作とは違い、完全にエンタメに振り切った作品。 新幹線の車内が舞台で疾走感があり、ずっとハラハラドキドキ。 600ページほどあるのに、一瞬で読み終えた。 キャラが前作以上に魅力的で、みんな好き。 運のなさすぎる七尾にはさすがに同情。 檸檬と蜜柑のやり取りは毎回クスッと笑ってしまう。 生意気な中学生・王子が後半どんどん追い詰められていく展開が爽快で最高。 中学生って、大人がバカに見える時期なんだよね…と、ちょっと自分を思い出した。 「悪」に対抗できるのは「正義」ではなく「勇気」。 「大事なのは(正しくないことを)“信じさせる側”に回ることなんだ」 「なぜ人を殺してはいけないのか」 この問いの回収がお見事。
24投稿日: 2026.04.26
powered by ブクログ前作グラスホッパーがよかったからと購入したものの、元々殺し屋とかそういったテーマにあまり興味がなく、買ってからしばらく積読していた。 しかしある日そろそろ読んでみようかなぁと思い読み始めたら、時間を忘れて没頭できる面白さで、積読していたのが嘘のように一気読みしていた。(笑) 物騒な話のはずなのにうまい具合にほっこりする場面や考えさせられる一言もあり、いまさらながらだけど満足度の高い一冊。
6投稿日: 2026.04.22
powered by ブクログストーリーこそが人間の記憶に残るものだと改めて認識した。これは大統領にも会社にも当てはまる。 伊坂幸太郎は悪に対して正義ではなく、直感と勇気で戦うことが大事だと伝えている。 王子に対してすごくイライラするが、これは同族嫌悪なのかそれともこういう人間に対してイライラしているからなのかどちらなのだろうか。
4投稿日: 2026.04.20
powered by ブクログ殺し屋シリーズの第2作。出てくる殺し屋たちのキャラが立ってて特徴的なので、ばんばん人が死ぬのにコミカルに読めます。 「蜜柑」と「檸檬」のコンビと前作から登場している「槿」が好きなキャラクターです。 一見すると優等生の中学生である「王子」が伊坂作品でも屈指の悪役なのは意外性がありました。 「王子」に殺し屋たちが翻弄されるのをもやもやしながら読んでいましたが、最後には……。
4投稿日: 2026.04.17
powered by ブクログ伊坂幸太郎作品20冊は読んでるが一番好きな一冊、蜜柑檸檬の二人の人気が高いようだけど私は木村父母だな。読後、映画も見たら木村父は真田広之、流石ハリウッド、ブラビやら外国人配役だけど、父は真田広之かー。別の作品になっていましたが楽しめました。
4投稿日: 2026.04.14
powered by ブクログ○本のタイトル『マリアビートル』 ○著者名 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう) ○『殺し屋』シリーズ 2作目! ―――――――――――――― ○感想 新幹線の中で繰り広げられる緊迫した殺し屋たちの戦いが描かれている。 この物語では、限られた時間の中で次々と起こる予想外の出来事に、目が離せなくなるだろう。 殺し屋たちが行っているミッションは一見簡単に思えるかもしれないが、実際にはさまざまな要素が絡み合い、単純な話ではなくなっていくから面白い。 個性豊かなキャラクターたちにどんどん引き込まれる感覚が気持ちいい。 誰が勝者となり、誰が敗者となるのか。 ミスをすれば依頼主からどんな制裁が下るのかと想像してしまい、緊張感が途切れない。 一瞬の油断が命取りとなる展開が続き、最後まで目が離せない。 ある人物から難しい疑問が繰り返し投げかけられ、登場人物たちがそれに答えるシーンが何度か登場する。 彼らの返事を聞いているうちに、自分の価値観を見つめ直すきっかけを得るだろう。私は明確な答えを出せず、難しくて考え込んでしまった。 そして、私のお気に入りのキャラクターの蜜柑と檸檬は、容姿が似ていて双子だと誤解されるほどだが、本人たちはそれを嫌がっている。 しかし、彼らの信頼と絆を知ることで、その関係の美しさに気づき、感動する。 そして、ある人物に対して、悪いことをしたら、しっかりと罰を与えるべきだと読み進める中で、その願いがずっと心にあった。 読後はすっきりとした気持ちになり、もやもやした感情が解消されて、かわいそうだが最高だった。 ハリウッド映画化されたこの作品は、殺し屋の魅力がたっぷりと詰まった一冊。 納得する面白さなので、ぜひたくさんの人に読んで欲しい!
29投稿日: 2026.04.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
分厚くて読書初心者の私には少し飽きがきてしまった 最初いろんな人が出てきて覚えるまでに時間がかかった 果物ペア好きだったから死んでしまったのは 悲しかった 天道虫は生きててよかった 木村父母にはびっくり 王子嫌いだったので懲らしめられて ざまぁだった(笑)
1投稿日: 2026.04.09
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終始トラブルが起きる展開で読む手が止まらない。 七尾のヤレヤレ系の性格がとても良かった。 王子に対しては読んでて不愉快極まりなかったけどサイコパスってこういう考えなのかなと感じることができた。 ラスト王子がしっかり報いを受けるのはスッキリした笑
1投稿日: 2026.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱ私は殺人系の本とかが好きだなって思った 繋がってなさそうなのに実は複雑に絡み合ってて、あ〜あの人はこの人に殺されたんだ!とか最後の方のスズメバチの薄気味悪さとか鈴木の肝の座り方とか本当に面白かった ただなんで殺さないんだろう?って思った場面も多かったかな〜 王子が本当に嫌いすぎてずっと王子が死ぬことだけを望んでたから木村夫妻にボコボコにされたと思うとそこまで描写して欲しかったなとも思う 王子の俺の方が優位だってずっとカーストだけを気にしてる感じが中学生特有だなとか、それを分かった上で淡々と返答する鈴木の教師らしさとか、木村夫妻の何をしても勝てない経験値の差とか、殺し屋の話で現実味ないはずなのに身近な話をされてるかのような気持ちになった 渉が無事って知るまで感情をあまり出さなかった王子はやっぱり凄いし、それまでの微かな変化を読み取ってた七尾はこんな殺し屋だらけの空間を逃げ切れるだけのスキルを持ってたんだなと思う。だからこの2人は最後まで生きていられたんだろうな。王子が木村夫妻にボロボロにされてる瞬間は爽快だったけど。 人を殺しちゃいけない理由って確かに難しいな〜久々にグラスホッパーも読みたくなった
1投稿日: 2026.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長い道のりでしたが、読了。蜜柑と檸檬のことが好きになった旅でしたが、、(泣) てんとう虫はいっそ清々しいほどの不運描写で笑ってしまいました。王子はマジで許さん。木村さん方は。。天晴。
1投稿日: 2026.04.07
powered by ブクログ3.7/5.0 最後まであまりハマれなかった。 物語の展開も、登場人物たちのユーモアという点でも前作『グラスホッパー』の方が好きだった。
2投稿日: 2026.04.04
powered by ブクログマリアビートル★3.8 ブラピ主演で実写化された映画を観たことがあったが、原作は初めて。一部グラスホッパーの登場人物と被っていて懐かしさを感じた。登場人物ほぼ全員殺し屋で物語は東京から岩手にむかう新幹線の中だけで展開される。殺し屋同士も誰が敵かわからない中、お互いを牽制し合いながら戦うのがハラハラして面白かった。生意気でサイコパスな中学生王子がおじいちゃん殺し屋に全て見透かされてやられるのが爽快でした。
10投稿日: 2026.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかった!正直なところ、あまり期待してなかったのですが、すっごく楽しめました!どんでん返しの連続で、全く先の読めない展開。特に蜜柑と檸檬がまさかあんな終わり方をするとは思わず、呆然としました。態度と行動全てにおいて王子がムカついて仕方がなかったのですが、とりあえずすっきりかな。王子の処遇は知らぬが仏か。とにかく全く飽きることなく読み進められたので、伊坂さんの違う本も読んでいきたいです!そういえば、王子がトランクから抜き取ったカード。何の伏線でもなかったんですね?少し気になります。
2投稿日: 2026.03.24
powered by ブクログ東北新幹線の車内で起こる様々な出来事を描いたストーリー。伊坂幸太郎を避けていたのが残念に感じられるほど、面白かった。これは読者を笑わせようとしてるのか?って思うような痛快なストーリー。 幼い息子の仇討ちを企むアル中の元殺し屋と、幼く可愛い顔を持ちながらも、人を支配し苦痛で歪む様を楽しむ悪魔のような中学生。闇社会で仕事を請け負う凄腕の二人組の蜜柑と檸檬。他にも、殺し屋なのに気が弱く運も悪い男など、次々と殺し屋や復讐者、闇社会の業者などが現れ、互いの利害が交錯する。 疾走感のある面白さで、この分厚さでも一気に読めてしまった。
2投稿日: 2026.03.23
powered by ブクログ2時間半、新幹線の中をウロウロするだけでこんなにハラハラドキドキする物語が描けるなんて… 個人的には天道虫さんが好き。最初は「あり得ないだろ」と思っていたことも、物語が進むにつれて、「あぁ、彼ならそうなるよな」と思えてしまう不思議。 映画も観てみようと思った。
3投稿日: 2026.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
息子の渉に重傷を負わせた子供・王子に復讐するため、盛岡駅行きの新幹線に乗り込む木村。監禁から救出されたドラ息子と金の護送を依頼され、新幹線に乗り込む蜜柑と檸檬。金の入ったトランクを奪い途中駅で降りるよう命じられて新幹線に乗る七尾。新幹線というある意味密室の空間に居合わせる殺し屋たちのストーリーが交錯し、展開していく様は、長さを感じさせなかった。中学生でありながら木村をはじめとする大人を見下し、達観したようなことを言う王子に、読みながらフラストレーションが溜まりながらも、ハッとさせられる場面は何度もあった。「正しいとは何か」「なぜ戦争や虐殺は無くならないのか」「なぜ人を殺してはいけないのか」。悪役の子供にあえてこれを語らせることで、反論したくてもできない自分に愕然とする構図は、これらの問いに対する答えの難しさを浮き彫りにさせる。ラストにかけて、怒涛の展開を迎えていくが、きちんと読者に(少なくとも自分は感じた)カタルシスを感じさせるような結末になっているのも良かった。鈴木や槿など、前作からのキャラクターが出ているのも、続けて読んだものにとっては嬉しかった。
0投稿日: 2026.03.21
powered by ブクログ■殺し屋シリーズ第2作(2010年9月)書き下ろし 不運な殺し屋、七尾が主人公。 快速列車内の密室で起きる殺人事件。 10年以上前に読んだので、最新作の『777』を読んでから再読。映像版も見てみました。 シリーズで一番登場人物が多いのと、一番話が長い。海外の映像版はそのキャラクター性にフォーカスした作風で、小説とは違う海外受けしそうなエンタメアレンジ作品だった。 木村の父親(茂)が伝説の殺し屋っぽいが、何をやっていた殺し屋なんだろう。 王子のクソっぷりも、映像では悪ガキくらいに収まっている。(女の子だしw)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■今回居なくなった業者たち 狼、スズメバチ雌、檸檬、蜜柑 峰岸、峰岸息子、王子、王子の雇われ業者 ■脳内配役 七尾…高橋一生 檸檬…綾野剛 蜜柑…小栗旬 木村雄一… 木村茂…(渋めのおじさん) 王子慧…(演技派の子役)
21投稿日: 2026.03.10
powered by ブクロググラスホッパーに続く伊坂幸太郎殺し屋シリーズ。映画化されることを狙ったというだけあって、頭からハリウッド的にストーリーが急展開するといえばいいのか、その狙い通りにブラッドピット主演で映画化されたとは大したものだ。 しかし殺し屋たちは手際良く仕事が出来ずにいろいろ混乱する。これでいいのか檸檬と蜜柑。腹立つ中学生も全くなんだ。ついてないやつを見守るスラップコメディーか。作者の思惑にまんまと嵌められて新幹線の進行と共にストーリーを追いかける。新幹線に追われる感じすらある。結局は人は死ぬけどそれほど酷い話でもないと思わせてしまうとは罪な作家だ。終わりのオチもまあちょっと洒落がある。 出張の途中では読みたくないか、たまたま観光旅行の飛行機の中で読み終えたが、国際線なら何か話は作れるか、いやまあそういうのもあったかも。何冊か続けて伊坂ワールドに浸ってきたからもう中毒だ。まだまだいくよ、この先も。
66投稿日: 2026.03.08
powered by ブクログ面白かった!東北新幹線の車内で繰り広げられる闘争と駆け引き。全ての人物が個性的で伊坂ワールド満載。「果物」がいい味を出してました
15投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2007年くらいにグラスホッパーを読んだきり、 時を経てなんとなくマリアビートルを買った。 木村→果物→七尾と展開が始まるわけですが、 冒頭から木村が出てきてこれが主人公(?)と思いきや、ここで提示していたのは完全巨悪の王子の存在、そのあと七尾のコミカルさを認識して初めてこっちが主役かと気付く。 王子に関しては一から十まで不快さを覚えさせてくれた。 特に暴発拳銃や檸檬の合言葉など、前半で仕掛けた伏線を王子が全て、見事にかわしてしまう、読者からみれば不快で仕方がない。 「思惑が外れて苛立ちを感じる読者を王子というキャラクターが嘲笑っている」という意味合いもあるんだろうか。そうだとしたらうまいことやられたな、と。 さらに、自分は生まれながらにして機関車トーマスのアンチであり、トーマス関連の比喩が散見するたびむず痒さがあった。電車に顔が付いていたり、先頭車両を顔と例えるような話題も凄く嫌いで、なんならトーマスデザインの幼児服も見るだけで不快感を覚える、いわゆるトーマスアレルギーの持ち主。アレルギーのせいでマリアビートルを充分に楽しめなかったところがある。2週目を読んだらアナフィラキーショックで死んでしまうかもしれない。 スズメバチ(女の方)に関しては外見への言及的に漫画版「魔王JR」のキャラクターを逆輸入したように見受けられたのが感慨深い。一瞬で出番終わったけど、まあそんなもんだろ。 これから映画版見る。
2投稿日: 2026.03.06
powered by ブクログアクション映画のような緊張感と高揚感を味わえた。人を殺してはいけない理由で、「国家が困るから」は新視点。王子の最後にスカッとしました笑
4投稿日: 2026.03.04
powered by ブクログ映画を先に観たため、 映画との違いに戸惑ったが、 慣れてからはスピード感を楽しみながら 読むことができた
2投稿日: 2026.02.21
powered by ブクログページ数は多かったが展開のスピード感からかあっという間に読み終えた。やはり何でも自分の思い通りになると思ったら痛い目に遭う。
3投稿日: 2026.02.19
powered by ブクログ殺し屋シリーズ2作目。まさか新幹線が密室殺人のような臨場感を生み出す装置になるとは思わず、驚かされた。ページ数の多さを忘れるほど、スピード感のある殺し屋たちの群像劇に引き込まれる。そしてやはり伊坂さんの作品は登場人物たちが魅力的で、会話も抜群に面白い!
3投稿日: 2026.02.17
powered by ブクログ殺し屋シリーズ2作目。 1作目「グラスホッパー」よりも長く、読み応えがあります。 また、大勢の殺し屋が1つの電車に乗り合わせているため、こちらにまで緊張感が伝わってきます。 好きな殺し屋:蜜柑と檸檬
3投稿日: 2026.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊坂流行りに陰りが見えつつ、グラスホッパーの続編ということなので読んでみました。昆虫シリーズ(オフィシャルには殺し屋シリーズです)。 映画『ブレット・トレイン』の原作だと言うし。 読むのに結構時間がかかったのは、王子のキャラクターが苦手過ぎました。 こういう狡猾で残酷なキャラが本当にだめで、読むのが辛かった。周りがどんどん不幸になるのがきつい。 相変わらずどんどん人が死ぬし、前回はクールに大仕事をしたスズメバチすら死ぬしなんだか麻痺してしまうんだけれど、王子は死なない。可愛くない。 本当に辛かった。 でも最後の最後に王子は失敗する。 これで世の中はほんのちょっと良くなった。 そして彼が殺そうと企てた木村親子は助かった。 フィクションは作者や読者というメタ視点の存在がきちんと悪者を見ていて、最終的に悪者が懲らしめられるので現実よりはましかもな、と思ってみたり。 王子以外の語り部は憎めないところがあるので、檸檬と蜜柑が死んだのは残念だった。しかしなんと軽い死か。 前作から引き続き鈴木とスズメバチとアサガオが登場。 アサガオは前作より少し人間味がある。個人的には前作くらいクールでも良いと思うが、まあ好みの問題。 伏線回収はどうかな? あまりそういった技巧を見つけなかったが、私が気づいていないだけかもしれない。 ストーリー以外にも細かな演出があって(章タイトルのハンコ)、面白いとは思うけれど、それを評価するのは人によるように思う。 だらだらと書いているのは、王子のせいでストーリーに没入できなかったので、断片的な記憶になっているせい。 木村おじいちゃんじゃないけど、最高に臭い。
4投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログずっと新幹線の中で風景が変わらず飽きる 馴染みの東北新幹線が舞台だったけど東北の駅名が登場する程度で強く共感するところはなかった 蜜柑と檸檬の会話劇は面白かったけど他のキャラクターたちは物足りない 読み終わってから『グラスホッパー』の続編だと知った
4投稿日: 2026.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人の弱みにつけ込み、大人をからかいもて遊ぶ王子には終始イライラさせられたが、最後に木村も渉も救われてほっとした。 登場人物は皆クセが強く、それぞれ軽妙な会話を交わしながらも、ピンチに陥ると必死に思考を巡らせ、駆け引きと心理戦を繰り広げていく。派手なアクションシーンは多くないが、次の一手を考えるスピード感や緊張感があり、読んでいて疾走感を感じた。 「人は直感に従って行動するものだ」と言って人の心を読んでいるつもりでいた王子が、その本性を最後は理屈ではなく直感で木村父に見破られるところが痛快だった。頭脳や言葉で人を操ろうとする者が、最後はもっと根源的な人の勘に敗れる。この逆転が強く印象に残った。
6投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログ#読了 #マリアビートル 10年以上前の伊坂幸太郎の作品。 尊敬する介護士がおすすめしており、登場人物として殺し屋ばかりが出てくるのに「なぜ人を殺してはいけないのか」がわかる本と言っていた。 この本、591ページ。よく読んだと自分を褒めてやりたい。 内容はめっちゃ面白い!そして、この終わり方。読み終わった後、伏線回収するため、もう一度ところどころ読み返してしまいました(笑) 冒頭の質問への回答には納得してしまいました。 著者の前作?の『グラスホッパー』の続編的な要素があるらしく(同じ登場人物が出てくる)、こちらも読んでみたくなりました。 2025年9冊目 38
2投稿日: 2026.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結構な物騒なお話なのに、前回のグラスホッパー同様、軽妙な会話が楽しい。 蜜柑&檸檬の殺し屋コンビが大好き。 殺し屋なのに応援してしまうのはなんなのか。 さすが伊坂さん! トーマス大好きな檸檬が特に好き。 檸檬のジャケットに文庫があったという。 蜜柑おすすめの本だよね。 泣けてくる。 グラスホッパーの鈴木や槿(あさがお)がまた登場して嬉しかった。 中学生の王子だけは許せない。 伊坂さんの作品は登場人物みんな憎めなくなってしまうのに、こんなにも嫌いなキャラが出てくるのも珍しいかも。
11投稿日: 2026.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
100点。 1/11に読了。忘れていたので今投稿。 うわああああああよかったあああああ。 マリアビートル良すぎないか。その、殺し屋シリーズって読むたび興奮を更新してくる気がする。グラスホッパーめっちゃ好きだったけど今はもうマリアビートルが好きだもん。 めっちゃ長かった。久しぶりにここまでの長編読んだ。けど読み進めるたびに見所があって、次、そしてまた次と進んでしまうね。この東北新幹線のように、ぐんぐん止まらず次へ次へ。それぞれのキャラクターが本当に魅力的。トーマス大好き直情型の檸檬と読書家冷静型の蜜柑のコンビに、中学生ながらに賢く周りの人間を操作する王子、不器用だが息子のために復讐に駆られる木村、不運に苛まれながらも仕事は鮮やか天道虫、、、今回もまた個性豊かで愛すべきキャラクターが多かった。王子はずっと鼻についてたけどね。各々に目的があって新幹線に乗っていて、それぞれ交差していくのがまた良い。思惑が絡み合って切れて。 はあ、しんどい。檸檬と蜜柑良すぎるだろ……。最初、檸檬のトーマス好きはただの特徴的なキャラ付けと感じていたけれど、こんなにも愛らしくなるなんて。蜜柑の、「あれだけいつも、あいつに言われてれば、少しは覚える」が良すぎる。普通に泣いた。トーマスの話うざがりながらもずっと聞いてたもんな。嫌でも覚えるよなそりゃ。そして檸檬が慣れない本を読んでいたみたいでそれに対して蜜柑が、「頑張って、ここまで読んだみたいだな」も。泣かせるなよーーー!本当に良いコンビだ。最初なんかあんまり波長合わないななんだこの2人と思ってたけどそんなことはなかった確かに凸凹なんだけど最高の2人だった。気付いたら好きになってたな。またあの2人を見たいな。蜜柑と檸檬は復活するんだろ。 その後てんとう虫があっけなく蜜柑を殺してしまうのもかっこよすぎる。あんな僕は不運キャラですよってやってるのに本人はすごい強いからあっさりぽきぽき倒しちゃうの惚れちゃうね。気持ち良いくらいだった。 そしてずっと木村パートはあの不器用なおじさんの話だと思っていたら実際は木村の両親のパートだったわけだよね。すごい良い裏切りだった。たしかに木村ではある。そして蜜柑と檸檬が散々寝起きが悪い伝説の殺し屋の話をしていたらそれは木村父だったという伏線回収激アツすぎてにやにやしてた。木村父安心感あってかっこよすぎるな。鼻についていた王子をきっちり成敗してくれてうれしい。ぜひ生きたまま切り刻んでもろて。お父さん出てきて木村のおじさんのことも改めて好きになったし生きていて欲しかったなって思わせた後にちゃんと生存報告してくれるの助かる。後味良くて本当に良かった。 やっぱりシリーズ通して知ってる名前が出てくるのすごく楽しい。あさがおだったり後のスズメバチだったり。喜ばせ方がうまいね。また読み返したくなった。 そしてちらっと見返したんだけど、鈴木ってやっぱりあの鈴木っぽいしAXでちらっと檸檬と蜜柑が出てきてたっぽくて、当時は何とも思ってなかったけど今見たら「お前ら、ここにいたのか……」の気持ちになったし、スズメバチの話もまた違う心意気で見ることになった。楽しすぎるな。 同じ作品の中でも伏線回収が上手い。散りばめられていて、すすすと回収していってくれて良かった。後半のカタルシスすごい。序盤中盤は色々散りばめていっているわけだけれどそれが作業じゃなくて怒涛のページめくらせストーリー。引き込まれる体験だった。 この作品は伊坂幸太郎の中で最上位だと思う。
2投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ久しぶりに長編を読みました 飽きずに読み切れるかなと思ったのですがさすが伊坂さん! 続きが気になってぐいぐい読んじゃいました あるキャラクターにずっとイライラしながら早く痛い目に遭わないかなと期待しながら読んでいました(笑) 具体的なことは書かれてはいないですが、きっとそういうことなのだろうと想像で補填できます 映画もあるみたいなので観てみようと思います
2投稿日: 2026.01.31
powered by ブクログ前作の登場人物も美味しく活躍する、ハードボイルドな伊坂幸太郎ワールドの2作目 今回は少しコミカルさもあり読みやすく、後半の怒涛の展開はイッキ読みしてしまう面白さ あえて暴発拳銃のスカシと老人のカッコよさには痺れた
2投稿日: 2026.01.29
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王子だけが個性ありかと思いきや、読むほどに他もキャラ立ちしてると分かり良かった。七尾が大好き、純粋だし不運なのにめちゃくちゃ強い。不運で強いっていうと『ダイ・ハード』とか想像しちゃうんだけど本人はブルースウィルスとは真逆の気弱な見た目なのもポイント高い。王子を見てるとめちゃくちゃイライラするが、それだけ作者の描写力がすごいってことなのかも。王子もそうだけど、皆何かしら哲学を持っているのが伊坂作品だよなぁと。檸檬の脳筋に見えて意外と鋭いとことか、どのキャラも意外性を秘めている。最後は人生経験の長いじーちゃんばーちゃんが頼りになるのは個人的最高傑作『モダンタイムス』と類似してると感じる。
1投稿日: 2026.01.26
powered by ブクログまさか「殺し屋」シリーズでこんなにも感動したり勇気を貰ったり、深い考察を余儀なくさせられるなんて思いもしませんでした。 心が疲れた時に伊坂さんのユーモアとエンタメ性溢れる作品が大好きで手に取ります。 こちらは10年以上ぶりに再読。 殺し屋の話なんだけど、子供にも読ませたいと思うようなテーマがしっかりとあって。 王子のキャラクター、怖いですよね怖すぎます。でも悪とは人の心に住みつくもので、集団が決める“正解“が非常に曖昧で脆いものだと本当に考えさせられます。 それから王子も話していたルワンダの虐殺の話、作り話であってほしいと思うくらい恐ろしいけど事実なんですよね。戦争もいつの時代も終わりません。 でもそこに立ち向かう心を、ぐっと歯を食いしばりながら育てていけるような作品なんじゃないかな。色んな感動があって読み終えて改めて涙しました。
2投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログサクサク疾走する読みやすさ。 そして突飛な物語。 カジュアルな殺し屋は伊坂幸太郎の骨頂。 これは、勇気の話よ
2投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった! 分厚いから読むのに時間かかるかと思ったが、そんなことはなくどんどんページが進む。 王子は本当に嫌なやつだ。 子どもと一緒にトーマスをみた時に、ディーゼルが出てきて思わず「コイツは意地悪なやつだ」と言ってしまった笑
4投稿日: 2026.01.06
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殺し屋シリーズ2冊目!やっぱり最高! トーマス大好きな檸檬が個人的にはお気に入り♩ 王子は『死神の浮力』の本城くらい嫌な奴だった( ・᷅-・᷄ ) 人の入れ替わるタイミングがよくて、どんどん読み進められる〜!! 【印象に残った台詞】 「でも、トーマス君はいいこと言うんだぜ」 「何て」 「『記録なんて壊されるためにあるのさ!』」 「相手の記録を勝手に壊したやつが口にする言葉じゃないな。そこまで、心の琴線に触れる触れない台詞も珍しい」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「いいか、ダックはこう言った。『僕には考えつきません!』とな。そりゃそうだ。そんな気の利いた悪口、そうそう思いつくわけがねえんだよ」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「だからね、僕はいつもそういう問いかけを聞くと、ただ単に、『人を殺す』という過激なテーマを持ち出して、大人を困らせようとしているだけなんじゃないか、とまず疑ってしまうんだ。申し訳ないけど」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「でもね、いつもだったらわたしも、手加減してあげて、ってこの人を宥めるんだけれど、さすがに今回ばかりは、止められないわね」 「何でですか」 「あら」「わたしたちの孫に手を出したのに、楽に死ねると思ったの?」
2投稿日: 2026.01.05
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読み終わってから1ヶ月以上経っての記録。 グラスホッパーに引き続き、伊坂さんの本。 面白かった。新幹線という密室での話で、はじめは「新幹線の中だけで話は終わるのか…?」と勝手な心配をしていたが、なんてことはない。最後まで楽しめた。 最後の「スカッと感」もあり、続編の「魔王」も読み始めている。(途中で止まってはいるが…)
1投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ毎日通勤で読んでいたため、細切れになってしまってあまり楽しめなかったように思う。 一気に読んだらまた少し違かったのかもしれない。 伊坂幸太郎先生の作品にサイコパスが出てくると、無双すぎて絶望してしまう。 よく考えてみたら新幹線って動く密室なんだなと、気づかされた。
4投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログ「あいつはそういうタイプじゃない、、、」 「役に立つ機関車になりたいやつだ」 いやー、最近は連続で面白い本に当たるなぁ。 不運の女神に魅入られた殺し屋の七尾 文学好きの蜜柑とトーマス好きの檸檬の凄腕殺し屋コンビ アル中に半分足を突っ込んでいる木村 そんな木村を狡猾にたくみに操る王子 みんな良いキャラ! こんな個性的なメンツを作れる伊坂先生最高すぎる! さらに前作グラスホッパーとの繋がりで、物語はより濃厚に! いやー、きたねー。サイコパスキャラ。 王子はマジで怖いわー。 そして、七尾の運の悪さ!まるで、ついてない洋一君並!笑 蜜柑と檸檬もいいコンビ!トーマス好きすぎ!! 小説に限らず、映画や漫画も最初は少し退屈なのに、 マリアービートルは最初から最後まで全然失速しなかった。 伊坂幸太郎作品で1番好きかもってぐらい面白かった!!
62投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ相変わらずスラスラ読めておもしろいけど長すぎて良さが半減してる。グラスホッパーの方が好き。 ブラピの映画はおもろそうだから観る。
2投稿日: 2025.12.29
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今回の舞台は東北新幹線はやと。 東京〜盛岡間で殺し屋達の攻防が繰り広げられる。 不運なことばかり起きる天道虫。 文学好きな蜜柑とトーマス好きの檸檬。 幼い息子の仇打ちに来た元殺し屋木村。 その仇である中学生、王子。 毒殺が得意な蜜蜂。 嫌な奴を描くなぁと苦虫を噛み潰したような感覚がずっとあった。その嫌な奴は勿論王子。 優等生を装っているけど実際には悪魔のような存在。それなのに世渡り上手で、悪いことをしてもバレない。計算高く人を服従させる力がある。こういう嫌な人いるよな〜の最終系のようなキャラクター。 早く成敗してほしい!って思ってるのに中々思い通りにならなくてもどかしかった。 天道虫のついてなさ、分かってなさもこのもどかしさを加速させて、いらいらしてしまった。 毎回思うけど今回も相当長かった。 それでも後半は続きが気になって一気に読めるくらい面白かったです。
2投稿日: 2025.12.29
powered by ブクロググラスホッパーを読んでから、続けてこのマリアビートルを読みました。 いやあ、面白かった。 まだ読んでいない人がいるとしたら、グラスホッパーを読んでからマリアビートルを読むことをお勧めしたい。 いろいろな繋がりが、最後結びつく気持ちよさはグラスホッパーを読んだ人の方が気持ちいいだろう。 次に読む、AXも楽しみである。
4投稿日: 2025.12.19
powered by ブクログスピード感があって、たくさんの登場人物が絶妙に関係し合ってあっという間に読んでしまいました! 檸檬と蜜柑は生き残って欲しかった。。
3投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログとても面白かった! 皆さんが伊坂幸太郎さんを好きな理由が 良く分かりました 登場人物のそれぞれにしっかりした 性格や心情、思考方法があり 愛すべき者や憎めない者、はっきりと嫌な者が 良いテンポで良く練られたストーリーを ドタンバタンと飽きさせる事なく 結末まで大忙しです(笑) 新幹線が舞台というのも面白く 停車駅に着くまで降りる事が出来ず 先頭から最後尾までは一本道なので 逃げる隠れるも一般客もいるので 戦うも大変、知恵と運が必要 伊坂幸太郎さんは登場人物に容赦がないので どこで誰がどうなるか分からずその点でも ハラハラしましたね(笑) 日本にこんなに殺し屋がいるか? とか思う軽妙なセリフとタッチで描かれる 面白く不思議な伊坂ワールド おすすめしますよ 殺し屋シリーズと呼ばれる中の1冊らしく その他の物語も読まねばと 楽しみが増えました
1投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログ数年ぶりに読んでみました。ざっくり内容は覚えているものの、細かくは覚えていないにも関わらず「面白かった」という記憶が残っていました。改めて読んでみてやっぱり面白かったです。七尾の普段は頼りないけど、機転が利いて実は強いっていう少年漫画の主人公にいそうなキャラ設定が、個人的には結構好き。
1投稿日: 2025.12.12
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檸檬と蜜柑のやり取りがすごく好きだったので2人とも死んじゃったのは残念だな〜 とはいえ抜群に面白かったです。 木村の両親が出てくるところなんか最高でしたね
4投稿日: 2025.12.07
powered by ブクロググラスホッパーの次に、と従姉妹にすすめられて。出てくる中学生がサイコパスすぎてこわおもしろい……!グラスホッパーのキャラクターがたくさん出てくるので、それもまた楽しめました!次はAX読むぞー!
1投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ伊坂節がしっかりと効いていて、とても面白かったです。 ちょうど子供が機関車トーマスにハマっているので、より楽しめました。 グラスホッパーを読んでからの方がより楽しめると思いますが、読まなくても十分楽しめます。
1投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ前作からやはり面白い。 主人公のひ弱そうなのに実は強いところがいい。 王子が素直に嫌いでした。 爽快感のある作品。
1投稿日: 2025.12.05
powered by ブクロググラスホッパーの続編であり、前作で出てきた鈴木が出てくるのだが、グラスホッパーを読んでいなくても十分楽しめる。 グラスホッパーのラストの鈴木の今後が気になっていたので、鈴木が出てきたことは個人的にはとても嬉しかった。 そして、この作品に出てくる王子という中学生がとにかくいけ好かない人物であり、伊坂幸太郎の描く悪人は解像度が高く、ストーリーの中でも重要な役割を果たしている。 殺し屋シリーズの3作目であるAXをすぐに読みたいと思う。
2投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
檸檬と蜜柑の相棒愛に感動。死体となった檸檬のジャケットから、小説が見つかった場面ほんとに感動した。 トーマスにしか興味なく、蜜柑の勧めた小説なんて読んでないと思ってたが、しっかり読もうとしてたんじゃん。もうなんで、、この2人には生きててほしかった(泣) てんとう虫、なぜあの場面で蜜柑を殺したんだよおぉ!!王子に騙されるなよ…… なんてことしてくれてんの!
5投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ小説ですが、漫画です。何をいっているのか分からないと思いますが、小説なのに、漫画を読んでいる感覚です。これを読んでいる人がいたら、小説を読んでいるように見せて、バトル漫画を読んでいます。
2投稿日: 2025.12.04
powered by ブクログ『マリアビートル』はスリル満点なのに、ところどころ人間味があって、気がつくと登場人物みんなを応援したくなる。 ラストのまとまり方がやっぱり最高で、読んだあとはちょっと元気をもらえた。
1投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ長いから時間がかかると思いきや、一瞬で読み終わった。それくらい、中弛みも一切なく、どの瞬間も面白すぎた。だから伊坂幸太郎はすごい。 王子がどう成敗されるか気になって気になって、なるほどそうきたか!と。 物語が繋がっていく瞬間が面白くて、悪はちゃんと罰される。読み応えたっぷりでした!
2投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ久しぶりに読書スランプに入ってしまって 何ヶ月もかけて読了。笑笑 伊坂先生の戦い方の表現、凄すぎる。なんかハッキリと自分の頭の中で出てきてすっごく分かりやすい。 蜜柑、どんなイケメンなんだ、気になる。笑笑 いやぁ、殺し屋シリーズ面白いな 次も楽しみ
1投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログ最終的に結構な人が死んでるんだけど、なんだかそれを感じさせない。それぞれの思惑が入り混じって、でもごちゃごちゃせずにうまぁく収束していった印象。 木村父、登場ページさえ少ないけど、あのレジェンド感。かっこよかった
3投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
殺し屋シリーズの第2弾。 またも個性的な殺し屋たちが、新幹線の中という限られた空間でいろんなことを起こす。 蜜柑と檸檬のコンビも面白いし、何より七尾の不運が面白い。 次はどんな事が起こるんだろうって期待しちゃう。 木村の両親にもびっくりだ。 あと、前作のキャラクターが出てくるとちょっとうれしいよね。 鈴木、お前もか!って。 登場人物が多く、それぞれにフォーカスが当たるので途中ちょっと中だるみ感があった。 けれど、最後はやっぱり面白いんだよね。 後半のスピード感が良い。
0投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ2025.11.6読了 わたしの初伊坂は『グラスホッパー』だった。次に読むのは世界線がつながっているという「殺し屋」シリーズの本作に手をのばしたが、その分厚さ(600ページ弱)にもかかわらず巻を措く能わずに読み切ってしまった。 テンポよし、舞台設定よし、なによりキャラ造形が素晴らしい。どいつもコイツもキャラが立っている。(ハリウッド映画化も納得の一級エンターテイメント) 物語を主にひっかき回すのが中坊サイコパスの王子。『ライアーゲーム』のヨコヤと北九州監禁事件の松永太をミックスさせたようなキャラには終始イライラさせられた。早く誰かコイツをやっつけてくれ!と、皆おもったのではないか? 檸檬と蜜柑が、それぞれ王子を詰めていくシーンも最高に手に汗にぎったし、その後の肩を落とす展開も、、 あと終盤で明かされる、モブだとおもった木村の両親の秘密。(まさかのマンガ『ARMS』設定!といえばネタバレか?) 読み手の感情をここまで文章で揺さぶることができるのかと、長年エンタメ小説の第一線を走り続けている伊坂幸太郎という作家の力量を改めて知らされた。なんで今まで読んでこなかったのか。 その当代一流の娯楽作品(最高の暇つぶし)を数百円で味わえるとは、読書とはほんとうにコスパがいい娯楽である。
1投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ最初から最後まで新幹線内での話。こんな新幹線があったら怖すぎます。 みな強烈なキャラクターではあるものの、どこか愛すべきところがあるのに、王子は悪の塊のような感じ。大人でないことを活かして、一度信じさせる側になればあとは同調してくれる、そして自分の立場を常に人より上にしていく。 スピード感があって面白かったです。何回絶対絶命のタイミングがあっただろう。いくつかは絶命でしたが。
64投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ映画化されてるみたいだけど、酷評そうなので見ないでおこう。 蜂に2回刺されたくらいでそんなすぐ死なないだろとツッコんだ。
2投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ読み終わるまで寝不足だった(寝る前に読む派)。『777』で伊坂作品デビューしちゃったもんだから、『777』→『グラスホッパー』→本作だった。『777』では天道虫くんが推しだったから、2作目で予期せず会えて私は”ついてる”。もし 『AX』にも登場するなら生き延びることネタバレになるけど、大歓迎。グロい描写は少なくていいけど、胸糞悪いガキを成敗するシーン”を除く”って思った(怒)。
1投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ前作「グラスホッパー」と同じように終始ハラハラドキドキ展開。心休まる瞬間はほとんどなかった。 前作の人たちが活躍していたり重要なカギを握っていたり、繋がらないと思っていた人たちが繋がったりとなんだかもう壮大すぎて面白かった。最後のスッキリも嬉しかったな。 新幹線の車内での出来事とは思えないくらい!
3投稿日: 2025.10.17
powered by ブクロググラスホッパーが好きなので、これも楽しく読めました。グラスホッパーよりもコメディ要素が多かったかな。でも、王子は現代の抱える問題で、元業者の老木村夫婦の活躍は温故知新的な教えで、登場する若い業者たちはそれぞれの個性でマイペースで、現代社会の構図にみえるような気もした。果物の名前だったり、トーマスだとか、とことんツイテナイとか、伊坂さんらしさが私は好きです。ちょっとだけ物足りなかったかなーとは感じました。期待しすぎたのかもしれないけど。ストーリーの先が読めてしまったので。でも面白かったです。
1投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もう序盤から面白すぎて困った。寝ずに読んだ。 檸檬と蜜柑好きだなー トーマスのシールのくだりがとても良かった 殺し屋シリーズで1番好きだけど777がまだなのでそちらも楽しみ
0投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログもう、本当に伊坂の作品は綺麗だなぁと思う。 頭にサラ〜と風景が浮かんでくる感覚。 この殺し屋シリーズ弟2弾。新幹線の逃げれない中でおきる、色々な展開。 キャラクターが完璧に出来上がって、映画を見ているような感覚。 騙されている大人達にイラつき、 どんでん返しがないかハラハラした、、 これは、読んで良かった❗️ グラスホッパーの登場人物も出てきて、嬉しくなった!
1投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ再読。全編ほぼ新幹線車内でのお話。うっすら鉄ヲタ気味の私にはそれだけでワクワク嬉しい…! 「グラスホッパー」の続編的な作品なので、知ってる人がちょいちょい出てくるのも面白いです。七尾君は今回も不運で可愛い。気弱なひょろひょろメガネ男子なのに腕っぷし強いの刺さり過ぎます。 次々人が死んでいくけどあっさりぽっくりすぎて何も感じないところに殺し屋業界を実感します。こわい。 それでとにかく中学2年の王子やばい。ずっとムカついてました。言ってることが世の中の本質をついてるからこそ煽られるんだよな…。
8投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ殺し屋と死体が多すぎる(笑) 東北新幹線の中で起こる殺し屋たちのエンタメ小説。 伊坂作品のキャラクターには、癖があってとても好き。 完璧じゃなく欠点があるのが、魅力をアップさせていると思う。 この新幹線に現実で乗ってしまったら地獄でしかないが、伊坂作品の溢れるユーモアとストーリー展開が、エンターテイメントとしてすごく面白かった。 一方で、王子の「悪」に特化したキャラクターは、伊坂作品では久しぶりの気がする。 『オーデュポンの祈り』の城山を思い出した。
3投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログこれぞ伊坂幸太郎!と言ったエンタメ作品。 分かりやすく悪意の強い悪役、独特なこだわりを持つスタイリッシュな敵キャラ、感情移入しやすく何処か欠点のある主役キャラなど漫画のようなデザインのキャラクター郡に、新幹線という閉ざされた舞台装置が機能し大変爽快な読み心地。 小説を初めて読むのにももってこい。読後感の気持ち良いサスペンスドラマを求める人にもオススメの一冊。
1投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新幹線車内で繰り広げられる殺し屋同士の群像劇。 ラッシュライフやグラスホッパーと違って、狭い空間というシチュエーションなお陰でよりスリリングな仕上がりに。 主人公の七尾が巻き込まれ体質で壊滅的に運が悪く、半泣き状態ながらも奮闘しているサマが思いのほか魅力的だった。「トホホ〜」みたいなリアクションしながらキルスコアを稼ぐんじゃあないよ。 読み進めてる時の俺の興味は目下“王子が如何に罰を受けるか”だったわけだが、はてさて・・・。後悔と苦痛に塗れながら死んでくれてることを願うばかりである。
3投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ蜜柑と檸檬のコンビ好きだな〜 性格は真反対だけど、お互いを信じ合ってる感じが良いなって思った! 「グラスホッパー」の鈴木と槿が出てきたのにはびっくりしたな〜 話は繋がってないけど、シリーズ前作の人物が登場するのはなんか嬉しかった!
0投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
少し読んだだけでこう祈るようになった。 どうかこの王子慧なる人物が「天才」伊坂幸太郎の手によっておよそ凡人には考えが及ばないほどの惨たらしい死が与えられますように。 直接描写はなかったがたぶんそんな死に方をしたんだと思うことにする。
0投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新幹線という狭く速い舞台で繰り広げられる、 息が詰まるような疾走感のある傑作! 登場人物に魅力、色がありすぎます。 単に好感というだけでなく、嫌悪や苛立ちといった負の面も刺激するような人々。 王子の狡猾さと悪運の強さには、驚きました。 “拳銃の暴発”や“秘密の暗号”といった、伏線を全て掻い潜るとは思っていなかった、、笑 だからこそ木村祖父母の素性が明かされ、木村教師に諭されていく終盤は少々の高揚がありました。 結局死んだのは、、5、6人ですか。 ほんで殺し屋オールスターみたいでしたね笑 ちなみに解説で書いてあった「悪魔に立ち向かう勇気」とは誰のことを指しているんだろう。 孫を守ろうとする木村一家? 不運に立ち向かう天童虫? そこをはっきり感じ取れていないのが、悔しいです。 最初は木村父が主人公だと思っていたけど、徐々に天童虫へ変化していきましたよね。 自然すぎて気が付かなかった。 基本的に緊迫した車内のお話だからこそ、 あさがおパートの柔らかくて淡い雰囲気が いいギャップだと思いました。
0投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログ映画「ブレットトレイン」の時に原作本を買ったのに今更やっと読み終わりました。 映画の脚色部分も脳内再生しながら最後までめちゃくちゃ楽しく読めてさすがの伊坂幸太郎でした!原作でも蜜柑と檸檬と王子すごくいいキャラで良かった〜!!
0投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ面白かった。ページ数は多いが、その分たっぷりとエンタメを楽しめる。グラスホッパーを読んだのがかなり前でキャラを忘れていたが、少しづつ思い出した。檸檬、蜜柑のような手練れもいいけど、大先輩達は流石の貫禄。後に連なる作品もあるようなので忘れないうちに読んでみよう。
0投稿日: 2025.08.23
powered by ブクロググラスホッパーに続いて殺し屋シリーズ2作目。 面白かったー!この疾走感! けど始終王子が胸糞悪かった。どんな新幹線やねんと思いながらもテンポが良く読む手が止まらない。どうして人を殺してはいけないのかと聞かれても自分はうまく言葉にできないな。
1投稿日: 2025.08.21
powered by ブクロググラスホッパーに次いで、こちらの作品もずっと手元に置いておきたい物語。 予測不能の物語が、最後にカチリと噛み合う心地よさ。 何度も読んでも素晴らしいと思える作品です。
9投稿日: 2025.08.18
powered by ブクロググラスホッパーに続けて読了。 前作よりも登場人物のキャラがビッシビシに立ってて愛着が湧きます。600p弱の長編ですが、たった数時間の間の話なのでかなり読みやすいです。 この作品だけの評価で言えば星3ですが、グラスホッパーやAXとの接続も含めると星4です!
7投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログ周りに殺し屋がこんなにいる世界はびっくりだけど、何となくあっても面白いような。シュールすぎないところが伊坂幸太郎っぽい。どこか人間くさい登場人物がそう思わせるのかも。
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東北新幹線『はやて』の中で繰り広げられる、殺し屋たちの攻防。追う者追われる者、命が狙われる者狙う者が、出発駅東京から終点盛岡までで繰り広げられるのがたまらなく楽しかった。 なんといっても、殺し屋たちのバトルシーンは圧巻。スピード感を文字だけでこんなに表せるなんてすごい。 前作から思っていたけど、一瞬一瞬大切な場面が切り取られて、それを頭で想像して動いているのがもう感動。 檸檬と蜜柑はわりかし好きだったから死んでしまったのが残念…。王子はなるようになってよかった!推しの七尾は相変わらず不運だけど生き残ってよかったー!タイトルのマリアビートルがテントウムシとつながるから、七尾が生き残るのは途中で確定していたのだろうな。 木村が息子と生きて再会できたのは予想外。でも今思えば、リアルな死の描写?死にそうな感覚を描いていたのは木村だけだったかも?アルコールからも脱したし、早く歩けるようになって渉と平穏な日々を過ごしていってほしい…。 あさがおと鈴木が出てくるのも、グラスホッパー読んだ後の人からすると胸アツな展開。もしかしたら2人が再会するのかと思ったけど、間接的な関わりで終わったのがなんとも爽やかで美しい。 後半はあっという間に読んでしまった…。次作が楽しみ。
0投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログ東北新幹線の中で仕事を依頼された殺し屋達が複雑に絡んでいく。まさにサイコパスな中学生、息子の復讐を誓う元殺し屋、果物の名前のペアの殺し屋、運の悪い殺し屋などそれぞれの目線で話が進んでいき、そこに鈴木、スズメバチ、蛇が絶妙に絡んで終点盛岡に着くと同時に一本にまとまって行く。AX、777も読むしかない4.1
0投稿日: 2025.08.08
powered by ブクログ王子の話が胸糞悪く、誰か何とかしてくれと読み進めていた。最高に不運な男、天道虫との係りで、次第に不運?(自業自得)に飲み込まれていくのが面白かった。木村老夫妻がカッコ良かった。
0投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ殺し屋たちが盛岡行きの新幹線に乗り込み、それぞれがすぐ終わる、簡単な仕事と踏んでいるがそうはいかない。元アル中の木村、性格が悪すぎる王子、不運な七尾、憎めないミカンとレモン。交錯の仕方が分かりやすくて、物騒なのに何故か落ち着いた文章に感じた。けど隠し球の2人が現れた途端に滅茶苦茶熱くなった。会話も面白おかしいキャッチボールって感じで最高だった。
1投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ東北新幹線の往復で読む。 悪とはなんなのか?勇気で立ち向かうものなのか?実は全ての人は善でもあり悪でもないのか? 本書はそんな問いだけではない。そこにはそれぞれの世界を持ちながらも、一つの運命共同体の中での生きる葛藤を描いている。 新幹線にのると、これからヒュッとするかもしれません。
0投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログ新幹線の車内に殺し屋集合と。密室でバタバタと繰り返される駆け引きと殺し合い。そして王子くんと両親との対決がとても良かった。人を何で殺してはいけないのか、への答えを伝えようとする作品ということだと思う。
4投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログめちゃくちゃ楽しかったー!!! 久々にどっぷり入り込んだ。改めてグラスホッパーを読んでから読んだのも良かったのかも。 かなり分厚いから、最初は「読み切るまで結構時間かかりそうだな」と思ったけど、楽しくてどんどん読んじゃって、実際時間はまあまあかかったけど、体感ではあっという間だった。 「あー終わっちゃった」て感じ。 本当に楽しかった。 ハリウッドで映画化されたみたいだけど、日本版が見たいな(о´▽`о)
0投稿日: 2025.07.25
powered by ブクロググラスホッパーに続けて読みました。 はやての列車内に殺し屋が集結。たった数時間の出来事にここまで惹き込まれるとは... 一気読みしてしまうくらい面白かったです。 寝起きが悪い殺し屋の伏線があんな形で回収されるなんて... 王子の全てが不快で、そこだけが気分が悪かったし、ラストハッキリとしないのも残念でした。
0投稿日: 2025.07.22
