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マリアビートル
マリアビートル
伊坂幸太郎/KADOKAWA
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総合評価

1322件)
4.3
549
519
145
19
3
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    ハリウッドで映画になるほどのエンタメ性。圧倒的スピード感の新幹線のなかで繰り広げられる殺し屋たちの奔走は複数視点を飛び交い、目にも止まらぬ伏線を置いていく。ユニークなキャラクターたちを生き来する数時間は先の読めないスリリング劇場。分厚い文庫本は気づけば終わっている、その爽快な読書体験を是非…!あまり気にしなくれいいかもしれませんが一応グラスホッパーの後に読むのをオススメします。

    1
    投稿日: 2026.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ゴールデンスランバー』が典型だが、伊坂幸太郎さんのミステリーは読むのが疲れる。何故かは分からない。でも、本作は疲れながらも面白く読めた。 最後の終わり方がとっても良かった。憎き人を始末したのが木村の両親で秀逸な終わり方。

    0
    投稿日: 2026.08.16
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    バッタを読み終えてからすぐにてんとう虫を読めたので良かった。1作目からの繋がりもあり、一気に読了してしまう魅力が詰まった作品である。登場人物のキャラが良く、ここで退場してしまうのか…と悲しい気持ちにさせられた。

    0
    投稿日: 2026.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おそらく4度目くらいの再読。今だにこれ以上に面白かった本と出会ったことがない。さすがに3回も読んでいたので、大まかなストーリーは頭の中にしっかり刻まれていたが、その分細かいセリフに散りばめられていた伏線(と言うと簡単だけど本当にしれっと貼られているから怖い)やら、拳銃の行方やら、座席の位置など、頭の中で考えられる余裕が生まれて何倍も楽しめた印象。まだ、この本味がする。むしろ、美味い。 今回改めて思うのは、七尾一番運が良い説。 ついてないようで、一番ついてる。もし、仮に最初の依頼通り上野に降りていたら、檸檬蜜柑に殺されていただろうし、木村と王子のあれこれも上手くかわしてる上に、最後には蛇のおかげで茂夫婦とのいざこざにも巻き込まれずにいる。しかも峰岸はスズメバチがやってくれてるし。ただ、本人は自分は運が良いことに気付いてないから、やっぱりついてないのか。 あと、王子の「信じさせる側に立つことだよ」の一連の話が近年のフェイクニュースとかにも紐づいて、今までよりも鮮明に刺さってしまった。伊坂さん、すごすぎるわ。 ※毎回読むたびに、改めて実写にするとたら誰だ?と考えるんだけど、25年前くらいのキャスティングくらいしか思いつかない。自分の中では、王子は神木くんだし、七尾は堺雅人、木村は佐藤浩一、ただ肝心の檸檬蜜柑が出てこない。

    3
    投稿日: 2026.08.14
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    伊坂幸太郎さん『マリアビートル』読了 何これ、めっちゃおもろいんやけど。 もっとはよ読んどいたらよかった 新幹線の中での殺し屋達のドタバタ活劇というか、とんでもエンターテイメントでした。 マリアビートル単体でも楽しめますが、グラスホッパー読後やとより楽しめます。

    2
    投稿日: 2026.08.14
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    一作目で話の進み方がわかったからかすんなり読めた キャラクター一人一人が個性的で、前作の登場人物も含めてすごく好きだった! これはきっと777まで読んだ後1から読み直すことになる

    3
    投稿日: 2026.08.14
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    学生時代以来の再読にもかかわらず、一気読み。七尾と同じくこちらも降りれなくなる没入感がクセになる、面白い

    2
    投稿日: 2026.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺し屋シリーズでまず4作目の777を読んでとっても面白かったので、1作目のグラスホッパーを読み始めたがハマらず半分くらいで離脱。2作目のマリアビートルをオーディブルで拝聴。面白かった。後半に進んだいくにあたり疾走感に溢れていてとても面白かった。天道虫と蜜柑と檸檬が好きだ。あと老夫婦。

    2
    投稿日: 2026.08.09
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    新幹線という限られた空間で次々と起こる事件。ドキドキ、ハラハラしながらページをめくり、一気に読んだ。 悪魔のような中学生・王子には、読み進めるほど嫌悪感が増していった。

    2
    投稿日: 2026.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ▪️殺し屋シリーズ第2作目 おっもしれー!!  新幹線という動く密室の中で、殺し屋たちがそれぞれの目的遂行のために動き出す。なんといっても新幹線という、逃げ場のない閉鎖空間で巻き起こる殺し屋たちの交錯が、読んでてハラハラドキドキの連続で面白すぎる! 今回も個性溢れるキャラが多くて、ユーモア全開の読んでて飽きさせない!  特に、果物コンビのやりとりが好きすぎて、蜜柑と檸檬が魅力的だった。とことんついていない七尾の不運っぷりも、読んでて同情したくなるほどでキャラが立っている!  そして王子は憎すぎる!!文字から伝わってくるこの嫌悪感はなんなんだ…。王子を許すな  その他にも魅力的な人物が多くて、一度読み始めたら止まらない!  鮮やかな伏線回収といい、最後の結末も良いなぁ〜この人にしか書けない良さがある! 前作の続編ということで、グラスホッパーとの繋がりも垣間見えて良かった。また読み返したくなる。

    5
    投稿日: 2026.08.08
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    檸檬と蜜柑がめちゃくちゃいいキャラでした。 何も考えず、AXから読んでしまったのでマリアビートルから読めば良かったと後悔しています。

    1
    投稿日: 2026.08.08
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    東京ー盛岡間を走る新幹線の中で起きるノンストップ•デスマッチ。 個性的な殺し屋たちが乗る密室で暗躍する中学生•王子。 彼は他人を精神的に追い詰め、自分の思い通りに動かす知的サディスト。 無垢な子供の仮面がプロの殺し屋に通用するか? 終着直前、予想外の人物の登場に物語は一気に反転する。 王子が相手によって使い分けてきた仮面が剥がされる屈辱。 自尊心が傷つき現れる素顔。 密室デスマッチ、生き残るのは誰だ⁈

    2
    投稿日: 2026.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    新幹線の中での殺し屋同士の戦い。一般人を決して巻き込まないという暗黙のルールの中読み合いや駆け引きが生まれて面白かった。ひたすら悪役の王子が胸糞悪かったけど最後はまあスッキリとした終わり方。 蜜柑と檸檬好きだったなあ…人間臭くて 前作の蝉といい、この作家は推しキャラをすんなり退場させちゃうのが残念… 続編読みたくなる。面白かった。

    1
    投稿日: 2026.08.02
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    トリプルセブンがすごく面白かったので即購入。 キラキラの高帯がたまらん…!そろえたい。 走り続ける東北新幹線車内で、ミッション遂行のために駆け引きし合う殺し屋たち。 そこに悪魔の中学生“王子”が絡むことで一気に事態が複雑化する。 それにしてもこの王子が本当に嫌な奴!ムカつきつつも、感情に動かされてしまう周りの大人たちも哀れに映る。 恐怖で人心掌握するやり口は、今の政治を見ていると実際に行われていると感じる。王子は周囲の人を面白く支配したいだけな分、まだ可愛いと言えるか。 七尾のアクションシーンは言わずもがなカッコいいが、とにかく運が悪すぎる…笑 回想シーンを少し読み飛ばしたくなってしまったから、全体の構成としては実地の出来事にフォーカスしているトリプルセブンの方が好みかな。 いずれにせよ、新幹線同様読み始めたら(発車したら)止まれない。

    6
    投稿日: 2026.08.02
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    前作のグラスホッパーを読んだので、続きで読みました。 グラスホッパーと比べて、個人的には正直に言って3倍も5倍も面白かったです。 共通して出てくるのは鈴木とあさがお、スズメバチなどでしたが、とにかく今作の登場人物が相当ユーモアあり狡猾さあり間抜けさありで楽しめました。 途中では、王子と蜜柑檸檬に、かなり分があるのかなぁーと思っていたんですが。 木村は最後まさかの展開に、王子もこういう終わり方ね、というところで、蜜柑と檸檬は本当に良いキャラクターをしていて勝ち残って欲しいと思いましたが、。ちゃんとエンディングで出てくるところが良し。スズメバチがいるんだからそっちが勝ちかと思ったりもしましたが、半勝ちみたいな感じで。そしてタイトルがマリアビートルですからね、マリアと七尾には相応のラストが待っていましたね。 伊坂さんの地元仙台を通る東北新幹線の車両内で話大半を占めるところも、そして読みながら(audlble聴きながら)新幹線移動をしていたので、よりイメージがしやすく、本当に良いエンターテイメント作品でした。5点付けます。

    11
    投稿日: 2026.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『グラスホッパー』に続く殺し屋シリーズ第2作。個性豊かな殺し屋たちが新幹線という限られた舞台で交錯し、それぞれの思惑が複雑に絡み合う展開に最後まで引き込まれた。伏線の回収や人物同士の意外なつながりはさすが伊坂幸太郎。特に木村の両親の圧倒的な存在感が印象的で、終盤は一気読みだった。シリーズを読んでいる人はもちろん、ノンストップのサスペンスが好きな人にもおすすめ 展開が読めなかった。 相変わらず読みやすくて、面白かった。

    2
    投稿日: 2026.07.30
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    個人的に伊坂幸太郎さんの最高傑作だと思ってます! 最初から最後まで話のテンポも良く、一気読みでした。 登場人物も皆んな魅力的で、1番のお気に入りは七尾です。 不運だけど、死にそうな場面で結果的に死なないのは、強運なのかな? そこも七尾の魅力ですね。 檸檬も蜜柑も良いキャラだし、日本版で是非映画化して欲しい作品です! 何度でも言わせてください! 最高!!!

    0
    投稿日: 2026.07.28
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    殺し屋シリーズ、「グラスホッパー」に続き読了。新幹線という限られた空間での登場人物たちの絡み合いが絶妙で、怖さとハラハラ感がたまらなかった。 序盤を越えて波に乗ってからはページをめくる手が止まらず、一気に駆け抜けた。前作の鈴木さんが少し登場してくれたのも地味に嬉しいポイント! 次は「AX」を読みます!

    0
    投稿日: 2026.07.27
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    『マリアビートル』を読んでまず感じたのは、これは新幹線を舞台にした殺し屋たちのアクション小説ではなく、「偶然」と「必然」の境界を描いた物語だということだった。 東京から盛岡へ向かう東北新幹線。その車内には、殺し屋、復讐を誓う男、冷酷な少年、裏社会の人間たちが、それぞれ異なる目的を抱えて乗り合わせている。一見すると無関係に動いているように見える彼らの運命は、車内という限られた空間で少しずつ交錯し、やがて思いもよらない形で一つの物語へと収束していく。次々と立場が入れ替わり、予想を覆す展開が続くが、読み終えたときに強く残るのは、事件の派手さではなく、その裏で巧みに積み重ねられていた因果の連鎖だった。 この作品が描いているのは、殺し屋同士の戦いではない。人は自分の選択から逃れることはできないという事実である。登場人物たちは皆、「運が悪かった」「たまたまだった」と口にしながらも、その状況を生み出したのは過去の自分自身の選択でもある。偶然に見える出来事が連鎖し、それぞれの人生を思いもよらない方向へ運んでいく。その構成を見ていると、人生は運命によって決まるのではなく、無数の小さな選択が積み重なった結果なのだと感じさせられる。 印象的だったのは、どれほど危険な状況であっても、登場人物たちの会話にはどこか軽妙さがあることだった。特に蜜柑と檸檬のやり取りはユーモアに満ちており、張り詰めた空気の中で不思議な温かさを生み出している。その一方で、七尾は「運が悪い」と嘆きながらも、どこか憎めない人間味を持ち、王子は年齢からは想像できないほど冷酷な価値観を見せる。それぞれが強烈な個性を持ちながら、単なる善人や悪人には描かれていないからこそ、物語に厚みが生まれている。読んでいて何度も考えたのは、人は自分を「運がいい」「運が悪い」と説明したくなるが、その裏には必ず自分自身の選択が存在しているということだった。 そして終盤、それまで無数に張り巡らされていた伏線が鮮やかにつながる瞬間は圧巻だった。しかし、この作品の魅力は驚きの結末だけではない。すべてが明らかになったあと、「偶然だった」と思っていた出来事が、「そうなるべくしてそうなった」と見えてくる構成の見事さこそ、この作品の真骨頂である。伊坂幸太郎らしい遊び心と緻密な設計が最後まで貫かれている。 『マリアビートル』は、殺し屋たちが命を懸けて戦う物語ではない。人生は偶然の連続に見えても、その一つひとつは自分自身の選択と誰かの選択が複雑に絡み合った結果であることを描いた作品である。読み終えたあとに残るのは、巧妙な伏線回収への驚きだけではない。今の自分を形づくっているのは運命なのか、それとも積み重ねてきた選択なのかという静かな問いだった。

    22
    投稿日: 2026.07.27
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    『グラスホッパー』に続く「殺し屋シリーズ」の第2作。 新幹線の車内を舞台に、さまざまな事情を抱えた殺し屋たちの思惑が交錯するサスペンス小説。 偶然のように見える出来事が次第につながり、予想外の展開と巧みな伏線回収が楽しめる作品でした。 殺し屋たちがとてもクールでかっこいい描写に魅了されます。 こんな新幹線には乗りたくない笑

    28
    投稿日: 2026.07.26
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    新幹線という密室に、それぞれの事情を抱えた殺し屋と悪人たちが乗り合わせる設定だけで、もう面白い。 『グラスホッパー』の登場人物や世界観ともつながっていて、殺し屋シリーズを読んでいる人は更に楽しめると思う。鈴木も重要な役割で登場する。 単体のお話としても、もちろん楽しめるし、順番も気にしなくても良いと思う。 読んでいて一番印象に残るのは、まるで悪の化身の様な中学生の王子。悪とは何か、人は悪にどう向き合えばいいのか。エンタメとして夢中でページをめくりながら、気づけばそんなことを考えていました。 続けて『AX アックス』も読もうと思う。

    19
    投稿日: 2026.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    順番が逆だけど、777から殺し屋シリーズを読み進めてます。 きっと最後はスッキリするんだと伊坂さんを信じつつ読んではいたけど(笑)ずーっと王子が胸糞すぎてしんどかった…最後はありがとう、木村夫妻!!!! 檸檬が愛おしいキャラクターで好き。 殺し屋シリーズは残酷な描写が苦手ではあるけど、キャラクターに愛着が湧く不思議な作品。 次はAXとグラスホッパー読む!777も読み直そう。

    2
    投稿日: 2026.07.25
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    面白い。どんな会話があったのか、また読みたくなる。 新幹線という密室でこれでもかとトラブルが発生。 500頁を超える長編ながら、スピーディな展開で続きが気になり一気に読んでしまいました。

    3
    投稿日: 2026.07.21
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    先が気になりすぎて、あっという間に読んでしまった! 身近に王子みたいな人間がいなくて本当に良かった。蜜柑と檸檬、いいコンビだなぁ

    2
    投稿日: 2026.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作『グラスホッパー』の1.5倍ほどの厚みがあり、時間がある時に読み始めよう!と思って積んでいましたが、この度、旅行中の新幹線で読み始めました。 まさか新幹線が舞台だったとは! 新幹線の車内という限られた空間の中で、これだけのスリルを味わえるのが、本当にすごい。 七尾の頭のキレ、檸檬と蜜柑の不器用ながらも相手を思う心、そして中学生、極悪非道すぎるやろ! 最高の読書体験となりました。 『AX』『777』と、今から楽しみで仕方ないです。 文句なしの⭐︎5!

    1
    投稿日: 2026.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺し屋シリーズ第2弾。 酒浸りの元殺し屋「木村」、狡猾な中学生「王子」、腕利きの二人組「檸檬と蜜柑」、不運な殺し屋「天道虫」。東京盛岡間を走る東北新幹線〈はやて〉に物騒な人々が乗り込んでくる。 最近777を読んで、天道虫の身に何が起こっていたのか思い出すべく再読。 韓国ドラマを見てるように次みたい!次みたい!で読み進め5日で読み終わってしまった。めっちゃ面白かった。777はなんで星3にしたんだろう… 王子は残酷だけどコメント見てるほどイライラはしなかった。「なんで人を殺してはいけないの」という質問に対する各人の回答に彼はどう思うのだろうか、と気になった。 ただ、天道虫があまりに王子を疑おうとせず、違和感に気づき始めてもすぐに単なる優等生の子供だ思い込むところに、おい!と声を荒げたくなった。檸檬と蜜柑も殺しちゃうし。 一方どんな局面でも悉くついてる王子については、不運な天道虫との相乗効果で常に助かってしまって、いつ誰が倒すことができるのかと最後の最後まで楽しませてもらった。 鈴木先生全然思い出せなかった。グラスホッパー読み直さないと。

    1
    投稿日: 2026.07.18
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    2026.07.17 最新作の777から読んだので順番は前後したが、問題なく読めた。圧倒的なテンポの良さとエンタメ感満載で、飽きることなく一気に読了。 アヒルと鴨のコインロッカーで伊坂幸太郎作品を初めて読んだが、このシリーズの満足度が高すぎてなんでもっと早くに読まなかったんだろうと後悔した。 読書していてこういう瞬間に立ち会えるのはとても好きなので嬉しい。 グラスホッパーを次に読むので楽しみ。

    1
    投稿日: 2026.07.17
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    読み終わって「これほんとに面白い?評価どのくらいよ?」とブクログを見たら結構高くて面食らった。キャラクターもスピード感も良いのでサスペンス好きなら刺さるんだな。読むのは1回で十分かな。

    1
    投稿日: 2026.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすが伊坂幸太郎! 一人一人キャラクターが個性的で、バラバラの個性を上手くまとめ上げ、凄いと思いました。 内容も凄くよく、楽しかったです しかし、自分は小説で進んで行く、新幹線の中の様子がイメージできない所があったのと 最後、王子がなんと無く、死んだのだなぁっとふわっと終わったのが残念に思ってしまった 王子が本当に胸糞悪くて、完全に死亡したのかどうか知りたかった。 これも、伊坂幸太郎のキャラ作りが凄すぎて、より知りたくなってしまうのだろう!!

    1
    投稿日: 2026.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初は胸くそすぎて読んでるのも辛くてなかなか進まなかったのに、終盤は怒号の展開が続いてクソ食らえ!って感じで小気味良かった。 でもなぁ、せっかくだから王子がどうなったのか知りたかったなぁ。 おじいさん、おばあさん最高。

    0
    投稿日: 2026.07.12
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    各視点が綺麗に収束していく様が魅力的な物語。 前作のグラスホッパーより面白かったが、 特別面白いかと言われると、、、

    1
    投稿日: 2026.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    王子が君悪すぎて腹立たしすぎて 途中目で追うのが嫌になった 逆にそこまでの底なしの悪意を描ける表現力がすごいんだろうな もっと言えばそんな王子の最期を見てスカッとしたかったけど、倫理的にね、、、

    0
    投稿日: 2026.07.08
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    本当に面白かった! キャラクターの全員が魅力的だった。その中でも檸檬というキャラは言っていることがめちゃくちゃで笑ってしまった。 あれが伏線になるんだ、というものが後半になるにつれて畳み掛けるように出てきて最高で、気持ちよくもあった

    0
    投稿日: 2026.07.08
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    ヤバい!めっちゃ、おもしろい!! 『マリアビートル』伊坂幸太郎 #読了 息もつかせぬ怒涛の展開に、ラストまでハラハラしっぱなし。緊迫した新幹線を舞台に、個性豊かな殺し屋たちが次々登場する中で、わたしはもう、とにかく「てんとう虫」こと、七尾に感情移入しまくり。 尋常じゃないツキのなさで毎回不運に巻き込まれ、「もう嫌だ、帰りたい」と嘆いている姿が、愛おしすぎる最高の推しキャラ。彼がピンチになるたびに、心の中で「お願いだから、生き残って…!」と祈るようにページをめくり続け、気づけば一気読み。 スリリングな疾走感の一方で、物語の芯にはずっしりとした重い問いがある。 作中、中学生の王子が何度も繰り返す「どうして人を殺したらいけないんですか?」という質問。何ページにも及ぶ鈴木の答えが本当に深い。あの一見遠回りに思える語りの中に、人生の真理が詰まってる。「自分だったら、どう答えるだろう?」と考えずにはいられない。 張り巡らされた伏線が鮮やかに回収され、最後はスカッと爽快!サイコーに大満足の読書時間。未読の方に超絶おススメ!

    0
    投稿日: 2026.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後までハラハラしながら読めた! 「最後は王子に酷い目にあって欲しい」と思うとともに、「しかし中学生に対して過激描写がはたしてできるのだろうか?」とも思っていたけど、やっぱりはっきりしたシーンはなかったね〜 もう少しハッキリプライド折れるところ見たかった!(こんなこと言ってると木村父に臭がられるのかな...)

    1
    投稿日: 2026.06.30
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    殺し屋シリーズ第2弾のこちら グラスホッパーに出てくるキャラが登場するので熱い 新幹線の中という閉じられた空間の中で話が展開するのか?と思いきや、さすがの伊坂幸太郎で最後まで次が気になる構成に 王子という中学生のキャラに終始いらいらしますがまあ…

    2
    投稿日: 2026.06.16
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    殺し屋シリーズ第二弾。 相変わらずキャラクターが魅力的で、中でも私は天道虫が一番好き。 大人を馬鹿にしてる王子がめちゃくちゃ腹立たしくて、こいつがどう成敗されるのかが知りたくて読み進めていた部分もある(笑) これが新幹線内のたった2時間半の出来事とは思えないくらいのものすごく重厚な1冊だった。 面白かった!!!

    4
    投稿日: 2026.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ”殺し屋シリーズ”2作目と呼ばれる同著の舞台は東北新幹線車内、登場人物はほぼ全員が過去/現在において殺しを生業にしていたか、殺しを日常的に愉しんでいるという人物という一風変わった状況設定。章ごとに登場人物の視点が切り替わる構成ながら、キャラクターの倫理観や嗜好が細かに描写されているため新幹線の疾走感も相まってか、読者を飽きさせない作品だと感じた。 全体的に登場人物間で交わされる台詞はユニーク混じりで飄々としたものが多かったが、その一見緩やかな雰囲気と反して密度が高いのが不思議だった。相手の言葉の中に含まれる意図が表情や行動と掛け合わさり、その場の力関係や攻勢が逆転する場面などはハラハラした。 「どうして人を殺してはいけないの」という質問を最後まで繰り返していた中学生、王子の悪意が人を信じる勇気にあっけなく瓦解されるラストは、王子に共感できる部分が一切見出せなかったからこそ、なんて孤独で寂しい生き方なんだろうという哀れみを感じずにはいられなかった。

    0
    投稿日: 2026.06.14
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    一気読みしたくなるほど面白かった。 殺し屋シリーズの2作目?で、酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な面々を乗せた新幹線内で死体の山が作られます。 それぞれの殺し屋はみんな特徴があって個性的。ユーモラスな部分も多くあって、暗い感じじゃないです。 上記以外にもスズメバチなる毒殺専用の殺し屋も乗っていて、王子に屋上から落とされた木村の息子の周りを守るあさがお、木村の両親は殺し屋のレジェンドだったり。。凄すぎる!

    9
    投稿日: 2026.06.14
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    殺し屋とサイコパスの狂想曲。 『グラスホッパー』の、あの2人も参戦で、カオス新幹線の行方やいかに?! 舞台は東北新幹線。 東京〜盛岡の2時間30分の激闘が描かれる。 尋常じゃないほど不運に見舞われる殺し屋・七尾と、兄弟みたいな2人組殺し屋・檸檬&蜜柑、復讐のために新幹線に乗り込んできた殺し屋・木村、前作『グラスホッパー』から存在が仄めかされている殺し屋・ミツバチ… だけかと思いきや、木村の仇であるサイコパス中学生・王子まで参戦。 そこに、前作の登場人物・鈴木と槿まで参戦! ずっとジェットコースターみたいで「これ。どうなるの?!」の連続。 何がスゴいって、新幹線の中でしか物騒な事件が起きない! 限定された場所で、こんなに分厚い物語が書けるのか!と伊坂先生の手腕に脱帽。 ということで、次の『AX』に進もうと思います。

    29
    投稿日: 2026.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白すぎる。 王子に対する読者の憎悪感をこれでもかと募らせてくれる。誰か早くこの悪ガキを退治して〜!と叫ばずにはいられない。 最も不運な人間と最も幸運な人間の戦い。 こんなに主人公級のキャラが勢揃いで収集つくのかと心配になったが、それを気づけばスッキリ収めて治めてくれているのが著者のすごいところ。 殺し屋シリーズがきっかけですっかり伊坂幸太郎のファンになりました! これからもシリーズどんどん続けてほしい。 木村夫婦が主人公のバージョンとか、スズメバチをもっと掘り下げた話とか、そしてやっぱり押し屋は気になる。何者!?もっと知りたい!劇団もね、フォーカスしたら面白そう〜

    0
    投稿日: 2026.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テンポ良くて面白かった! あー木村立って!!王子やっちゃって!とか、蜜柑と檸檬そんなあっさり!?とか、一人で忙しくツッコミながら読んでました。 じぃじとばぁばがカッコよくて最後全部持って行った感じ。最後しか出てないのにこの小説で一番カッコよかった。

    0
    投稿日: 2026.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    続きが気になると思って読み進めたけど、読み終わるまで何日もかかってしまって心が折れそうだった。 蜜柑と檸檬が死んだのは悲しかった、王子が終始胸糞悪かった。

    0
    投稿日: 2026.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんか既視感あるなと思ったら映画で見たことがあった(ブレット・トレイン) ハチャメチャでそうはならんだろ…感がとても面白かった

    1
    投稿日: 2026.05.27
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    伊坂幸太郎さんの殺し屋シリーズ第2弾。 同じ東北新幹線に乗り合わせた殺し屋、サイコパス、変わった乗客たち。狙う者と狙われる者が交錯する…。 4作目の『777 トリプルセブン』に登場した天道虫が好きだったので、初登場する本作も読了しました。 相変わらず不運と強運に見舞われる天道虫と、相まみえる殺し屋たちとの静かな戦いにひりつかせてもらいました。 今回印象的だったのは14歳の中学生、王子。(あだ名ではなく名字!) 一見優等生な箱入り息子なのにクラスメイトを牛耳り、裏社会の人まで操るサイコパス。 ここまで来ると天晴れな悪役なので、いつ制裁されるのか楽しみに読み進めました…。笑 話は逸れますが、王子を見ていると私が一番サイコパスだと思っている『悪の教典』(貴志祐介さん著)のハスミンを思い出します。 ハスミンはまた違ったベクトル(?)のサイコキラーですが、王子も成長するハスミン予備軍となる素質はありそうです。 大人になった王子とハスミンのデスゲーム…実現したら興味深いですね。(本当のサイコパス) 本作は殺し合いの物理的なアクションに加えて心理戦が秀逸で、退場したキャラクターも魅力的でした。 解説で言及されている“「悪」に対抗できるのは「正義」ではない。”その答えを登場人物たちの戦いと心情から少しだけ垣間見た気がします。 明らかに一般人ではなさそうな塾講師の鈴木さんは、読了後にシリーズ前作の主人公と知って驚きです。何者なんだ…。 今後も少しずつ殺し屋シリーズを読破していきたいです。

    60
    投稿日: 2026.05.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    <目次> 略 <内容> 東北新幹線という密室の中で、殺し屋同士の丁々発止。次々と殺し屋が消えていくのだが、そのやりとりが面白い。王子といういけ好かない中学生の、「どうして人を殺しちゃいけないのですか?」に対する、塾講師(?)鈴木の答えが秀逸。「テントウムシ」が生き残るのもまあ、いいかな?でも王子に感情移入しちゃった私はなに?

    1
    投稿日: 2026.05.16
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    新幹線の中で繰り広げられる、殺し屋たちの駆け引きと戦いを描いたサスペンス。テンポがとても良く、次の展開が気になってページを捲る手が止まらなかった。登場人物同士の掛け合いや緊張感のある展開も面白く、最後まで一気に楽しめた。読後感もすっきりしていて満足感が高い。『グラスホッパー』を読んだ後だったので、つながりを感じられたのも良かった。

    1
    投稿日: 2026.05.11
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    会話が多くて読みやすかった。続きが気になったので500ページ超えていてもあっという間に読み終わった。最初から最後まで王子に対して嫌悪感しか抱かない。今までの登場人物で一番嫌い。嫌いすぎる。

    2
    投稿日: 2026.05.09
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    殺し屋シリーズ②弾 グラスホッパーに続き様々な殺し屋が登場。 新幹線が発車してから2時間30分のノンストップ映画を見ている感じ… 今回も暗い物語のなかに蜜柑と檸檬、ついてない七尾などブラックジョーク的な役回りの個性溢れる登場人物が登場。 王子の掻き回しが物語を複雑にさせる… エンターテイメント作品として素晴らしい仕上がりになっている… AXも早く読みたい

    29
    投稿日: 2026.05.07
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    古くから存在しているものには、敬意を感じる。 逆に、子供が知っていても大人が知らないことはある。 大人になるにつれて、忘れてしまうのだろうか、、 “毎日こんなに楽しいよ”ってことを。 やりたい時にやれ、人生は日々減っていく。 さあ、 弾丸列車でも観ようか。

    10
    投稿日: 2026.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4.5 凄く面白い 5人の登場人物一人一人の個性が濃くて、全員が主人公のようだった。それぞれの視点をこうもうまく描き切れるものかと感動 檸檬と蜜柑はぶっとんでて好きだったから死んでしまって悲しい。檸檬は残忍で直情的だけど、だからこその歯切れの良さがよかった。更木剣八感。 王子の残忍性と人を見下すような態度が本当に気分悪かった。檸檬も殺されたし。でも鈴木先生と木村夫妻のおかげで最後スッキリした なぜ人を殺してはいけないのかと言う問いに対してのそれぞれの意見も面白かった。

    0
    投稿日: 2026.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とにかく終始おもしろかった…。愛らしいキャラばっかり。途中退場して減っていくにつれて悲しくなる。 特に檸檬が好きだった。 檸檬と蜜柑の軽快でユーモアある会話は楽しいし、 王子は残忍な性格をしていたけれど中二病的な可愛さがあって憎めない。 また天道虫は"ついてない"おもしろいキャラでつい笑ってしまう。あとへたれキャラに見えてめっちゃ強いというギャップがかっこいい。殺し屋シリーズに登場するキャラはみんなクセがあって魅力的で生き生きとしているように感じる。きっと誰かを好きになる。ストーリーも最後までどうなるか予想がつかなかった。

    3
    投稿日: 2026.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2回目の読了。 やっぱりおもしろい。長いのにおもしろい。スピード感もあるし、繋がっていく感じが最高。王子に制裁が与えられるの最高。木村が生きてるの最高。前回読んだときはグラスホッパー読んでなかったから、槿も鈴木もただの登場人物としてしかわからなかったけど、今回は前段を知ってるのでよりおもしろい。鈴木が無事に生きてくれててよかった。

    3
    投稿日: 2026.04.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    複数の殺し屋の物語が並列して描かれ、やがてカタストロフィーを迎えるといった構成が抜群に面白かった『グラスホッパー』の続編に当たるのが、本作『マリアビートル』だ。前回はタイトルに当たる”バッタ”が比喩的に使われていたのだが、本作ではズバリ殺し屋の一人のあだな”てんとう虫”で、その登場人物の名前がそのままタイトルになっているというわけだ。ちなみに本作はブラッド・ピットが主演したハリウッド大作『ブレット・トレイン』の原作・・という位置付けになっているのだが、映画版はほとんどオリジナルストーリーということで、映画を観た人でも本作は面白くみることができる。 前作『グラスホッパー』の魅力は、殺し屋という現実離れした仕事をしている人間たちが繰り広げるドタバタ劇と、それぞれの動きがやがて一本の大きな線につながるといった構成にあった。劇中では殺人の場面が多く出てくるにも関わらず、決して暗さを感じさせることはなく、どちらかというと、殺しという職業に就いているおかしみや悲しみを覗かせつつも、全体としてはむしろさわやかですらあった。 その前作に比べると、本作は手触りは変わらないものの、作品全体を包むトーンは遥かに重いものとなっている。そのような感覚を持つのは、本作のテーマを象徴する存在である中学生の王子が存在しているからだ。 前作の主人公を含めて、このシリーズに登場してくる殺し屋は、どこか人間として憎めない悲しさのようなものを持っている。殺し屋稼業を仕事と呼び、おそらくこれ以外の「仕事」では生きていくことができない、あるいは人生の進んでいく結果として、殺し屋を選んでしまったような人たちの中で、王子だけは全く別の生き物として存在している。 劇中ではほとんど彼の家族について語られることはないのだが、少なくとも祖母がいる普通の家庭で育ち、成績はこちらもおそらく悪くはなく、顔立ちは整っているらしい。身長は14歳にしてはやや小さいようだが、それも含めて多くの大人が”好ましい”と感じる外見と雰囲気を持っている。 ところがその一見すると普通の中学生である王子は、陳腐な言葉になるが「絶対悪」とでもいうべき、空っぽの悪意の塊である。人間を思い通りにコントロールすることが無上の喜びであり、チャンスがあれば躊躇なく人を殺すこともできる。ただし本作で出てくる殺し屋たちとは違い、特別なトレーニングを積んでいるわけではないので、荒事を自分から仕掛けることはない。あくまでその研ぎ澄まされた知性と自らの特徴を活かして、ただ自分の楽しみのためだけに人を殺していくのがこの王子という存在だ。 本作の核となるのは、この絶対悪と言える王子と、偶然に新幹線に乗ってしまった業者(殺し屋)達との戦いだ。ただしこの戦いが奇妙なのは終盤に至るまで、殺し屋たちが本当の敵は王子であると気が付かないことにある。 正確に言えば登場人物の中で最も殺し屋らしい殺し屋である檸檬と蜜柑は、それぞれのタイミングで王子の邪悪に気がつくのだが、二人とも王子を排除する前に不運により逆に死んでしまう。そう、本作における悪の象徴である王子は、絶対的な幸運にも恵まれているというという設定になっているのだ(「幸運」に愛されている子供のような絶対悪というと、ジョジョの奇妙な冒険の第五部の大ボスであるディアブロを思い出される)。 この無敵と言っても良い存在をどう倒すのか・・というのがまさに本作の見所になるわけだが、それを可能にするのは本書巻末に収められている解説がいうような「勇気」ではない(この解説、ちゃんと読んでから書いたのか?と思うくらいピントがずれている)。七尾という自分も認める圧倒的な「不運」と、その不運を活かすことができるだけの圧倒的な暴力を持つ2人の殺し屋の力量こそが、この王子を窮地に追い込むために必要なものになる。 つまり、本作における王子を構成する二つの要素である「幸運」と「生まれ持った悪」に対して、それぞれ「不運」と「鍛え上げられた悪」をぶつけることで、最終的に生き残った殺し屋達は、新幹線から無事に生還を果たすことになるのだ。 エンタメの世界では、殺し屋というのは“悪“として描かれるだけではなく、主人公として描かれることも多い。世界一有名なスパイである007も「殺しのライセンス」を持った存在であるし、多くの映画ではCIAが主人公になり敵を倒していく。 殺人という罪を犯す彼らが我々に支持され、物語の根幹を担う存在となれるのは、彼らの犯す「悪(殺人)」が仕事として行われているからだ。彼らはあくまで自分が生き延びるために、あるいはもう少し卑近な言い方をすれば明日の飯の種として、人を殺す。そこには個人的な嗜好は介在していないし、趣味として人を傷つけることもない。 そんな彼らが、プロフェッショナルとして「純粋な悪」にどのように対峙し、そして最終的に勝利を収めるまでを描いたのが本作だとすれば、そこに隠されたテーマはむしろ「勇気」といった言葉ではなく、もっと冷徹な「結果として善」であろうと思う。そこにはヒロイズムもなければ正義感もないが、日々の積み重ねの結果の先に、良きことを成し遂げる土台が築かれていく。 そして一方で、本作において最終的に王子にとどめを指すことになるのが、息子と孫を守るために新幹線に飛び乗ることになる老夫婦であることも忘れてはいけない。彼らを守るのはプロフェッショナルとして培った能力ではあるが(劇中では伝説の殺し屋として語り継がれている)、その動機は純粋な肉親への愛だ。 とはいえ、「愛こそが悪に勝つ」といった安易な結論を導く・・というのも本作で狙ったところではないだろう。あくまで、エンターテインメントに徹している本作では、愛はキャラクターを動かす原動力ではあるものの、彼らを勝利に導くのはやはり鍛え上げられた「悪をなすためのスキル」に他ならない。

    3
    投稿日: 2026.04.29
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    久しぶりに読書して読書にハマらせてくれた作品 何回も声が出そうになる展開があっておもしろかった キャラの魅力も全員にあっだからこそのめり込めた

    8
    投稿日: 2026.04.29
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    読了! おもしろかった!! 王子~! 鈴木~!! どうなったの?? グラスホッパーを読んだ後だからどっぷり浸かれます。 新幹線って凄い乗り物だったんだと((笑 今年は良作に恵まれています!!

    3
    投稿日: 2026.04.27
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    伊坂作品でいちばん好き。 殺し屋シリーズ第2弾。 前作とは違い、完全にエンタメに振り切った作品。 新幹線の車内が舞台で疾走感があり、ずっとハラハラドキドキ。 600ページほどあるのに、一瞬で読み終えた。 キャラが前作以上に魅力的で、みんな好き。 運のなさすぎる七尾にはさすがに同情。 檸檬と蜜柑のやり取りは毎回クスッと笑ってしまう。 生意気な中学生・王子が後半どんどん追い詰められていく展開が爽快で最高。 中学生って、大人がバカに見える時期なんだよね…と、ちょっと自分を思い出した。 「悪」に対抗できるのは「正義」ではなく「勇気」。 「大事なのは(正しくないことを)“信じさせる側”に回ることなんだ」 「なぜ人を殺してはいけないのか」 この問いの回収がお見事。

    24
    投稿日: 2026.04.26
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    前作グラスホッパーがよかったからと購入したものの、元々殺し屋とかそういったテーマにあまり興味がなく、買ってからしばらく積読していた。 しかしある日そろそろ読んでみようかなぁと思い読み始めたら、時間を忘れて没頭できる面白さで、積読していたのが嘘のように一気読みしていた。(笑) 物騒な話のはずなのにうまい具合にほっこりする場面や考えさせられる一言もあり、いまさらながらだけど満足度の高い一冊。

    7
    投稿日: 2026.04.22
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    ストーリーこそが人間の記憶に残るものだと改めて認識した。これは大統領にも会社にも当てはまる。 伊坂幸太郎は悪に対して正義ではなく、直感と勇気で戦うことが大事だと伝えている。 王子に対してすごくイライラするが、これは同族嫌悪なのかそれともこういう人間に対してイライラしているからなのかどちらなのだろうか。

    4
    投稿日: 2026.04.20
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    殺し屋シリーズの第2作。出てくる殺し屋たちのキャラが立ってて特徴的なので、ばんばん人が死ぬのにコミカルに読めます。 「蜜柑」と「檸檬」のコンビと前作から登場している「槿」が好きなキャラクターです。 一見すると優等生の中学生である「王子」が伊坂作品でも屈指の悪役なのは意外性がありました。 「王子」に殺し屋たちが翻弄されるのをもやもやしながら読んでいましたが、最後には……。

    4
    投稿日: 2026.04.17
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    伊坂幸太郎作品20冊は読んでるが一番好きな一冊、蜜柑檸檬の二人の人気が高いようだけど私は木村父母だな。読後、映画も見たら木村父は真田広之、流石ハリウッド、ブラビやら外国人配役だけど、父は真田広之かー。別の作品になっていましたが楽しめました。

    4
    投稿日: 2026.04.14
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    ○本のタイトル『マリアビートル』 ○著者名 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう) ○『殺し屋』シリーズ 2作目! ―――――――――――――― ○感想 新幹線の中で繰り広げられる緊迫した殺し屋たちの戦いが描かれている。 この物語では、限られた時間の中で次々と起こる予想外の出来事に、目が離せなくなるだろう。 殺し屋たちが行っているミッションは一見簡単に思えるかもしれないが、実際にはさまざまな要素が絡み合い、単純な話ではなくなっていくから面白い。 個性豊かなキャラクターたちにどんどん引き込まれる感覚が気持ちいい。 誰が勝者となり、誰が敗者となるのか。 ミスをすれば依頼主からどんな制裁が下るのかと想像してしまい、緊張感が途切れない。 一瞬の油断が命取りとなる展開が続き、最後まで目が離せない。 ある人物から難しい疑問が繰り返し投げかけられ、登場人物たちがそれに答えるシーンが何度か登場する。 彼らの返事を聞いているうちに、自分の価値観を見つめ直すきっかけを得るだろう。私は明確な答えを出せず、難しくて考え込んでしまった。 そして、私のお気に入りのキャラクターの蜜柑と檸檬は、容姿が似ていて双子だと誤解されるほどだが、本人たちはそれを嫌がっている。 しかし、彼らの信頼と絆を知ることで、その関係の美しさに気づき、感動する。 そして、ある人物に対して、悪いことをしたら、しっかりと罰を与えるべきだと読み進める中で、その願いがずっと心にあった。 読後はすっきりとした気持ちになり、もやもやした感情が解消されて、かわいそうだが最高だった。 ハリウッド映画化されたこの作品は、殺し屋の魅力がたっぷりと詰まった一冊。 納得する面白さなので、ぜひたくさんの人に読んで欲しい!

    31
    投稿日: 2026.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    分厚くて読書初心者の私には少し飽きがきてしまった 最初いろんな人が出てきて覚えるまでに時間がかかった 果物ペア好きだったから死んでしまったのは 悲しかった 天道虫は生きててよかった 木村父母にはびっくり 王子嫌いだったので懲らしめられて ざまぁだった(笑)

    1
    投稿日: 2026.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終始トラブルが起きる展開で読む手が止まらない。 七尾のヤレヤレ系の性格がとても良かった。 王子に対しては読んでて不愉快極まりなかったけどサイコパスってこういう考えなのかなと感じることができた。 ラスト王子がしっかり報いを受けるのはスッキリした笑

    1
    投稿日: 2026.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱ私は殺人系の本とかが好きだなって思った 繋がってなさそうなのに実は複雑に絡み合ってて、あ〜あの人はこの人に殺されたんだ!とか最後の方のスズメバチの薄気味悪さとか鈴木の肝の座り方とか本当に面白かった ただなんで殺さないんだろう?って思った場面も多かったかな〜 王子が本当に嫌いすぎてずっと王子が死ぬことだけを望んでたから木村夫妻にボコボコにされたと思うとそこまで描写して欲しかったなとも思う 王子の俺の方が優位だってずっとカーストだけを気にしてる感じが中学生特有だなとか、それを分かった上で淡々と返答する鈴木の教師らしさとか、木村夫妻の何をしても勝てない経験値の差とか、殺し屋の話で現実味ないはずなのに身近な話をされてるかのような気持ちになった 渉が無事って知るまで感情をあまり出さなかった王子はやっぱり凄いし、それまでの微かな変化を読み取ってた七尾はこんな殺し屋だらけの空間を逃げ切れるだけのスキルを持ってたんだなと思う。だからこの2人は最後まで生きていられたんだろうな。王子が木村夫妻にボロボロにされてる瞬間は爽快だったけど。 人を殺しちゃいけない理由って確かに難しいな〜久々にグラスホッパーも読みたくなった

    1
    投稿日: 2026.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長い道のりでしたが、読了。蜜柑と檸檬のことが好きになった旅でしたが、、(泣) てんとう虫はいっそ清々しいほどの不運描写で笑ってしまいました。王子はマジで許さん。木村さん方は。。天晴。

    1
    投稿日: 2026.04.07
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    マリアビートル★3.8 ブラピ主演で実写化された映画を観たことがあったが、原作は初めて。一部グラスホッパーの登場人物と被っていて懐かしさを感じた。登場人物ほぼ全員殺し屋で物語は東京から岩手にむかう新幹線の中だけで展開される。殺し屋同士も誰が敵かわからない中、お互いを牽制し合いながら戦うのがハラハラして面白かった。生意気でサイコパスな中学生王子がおじいちゃん殺し屋に全て見透かされてやられるのが爽快でした。

    10
    投稿日: 2026.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった!正直なところ、あまり期待してなかったのですが、すっごく楽しめました!どんでん返しの連続で、全く先の読めない展開。特に蜜柑と檸檬がまさかあんな終わり方をするとは思わず、呆然としました。態度と行動全てにおいて王子がムカついて仕方がなかったのですが、とりあえずすっきりかな。王子の処遇は知らぬが仏か。とにかく全く飽きることなく読み進められたので、伊坂さんの違う本も読んでいきたいです!そういえば、王子がトランクから抜き取ったカード。何の伏線でもなかったんですね?少し気になります。

    2
    投稿日: 2026.03.24
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    東北新幹線の車内で起こる様々な出来事を描いたストーリー。伊坂幸太郎を避けていたのが残念に感じられるほど、面白かった。これは読者を笑わせようとしてるのか?って思うような痛快なストーリー。 幼い息子の仇討ちを企むアル中の元殺し屋と、幼く可愛い顔を持ちながらも、人を支配し苦痛で歪む様を楽しむ悪魔のような中学生。闇社会で仕事を請け負う凄腕の二人組の蜜柑と檸檬。他にも、殺し屋なのに気が弱く運も悪い男など、次々と殺し屋や復讐者、闇社会の業者などが現れ、互いの利害が交錯する。 疾走感のある面白さで、この分厚さでも一気に読めてしまった。

    2
    投稿日: 2026.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    息子の渉に重傷を負わせた子供・王子に復讐するため、盛岡駅行きの新幹線に乗り込む木村。監禁から救出されたドラ息子と金の護送を依頼され、新幹線に乗り込む蜜柑と檸檬。金の入ったトランクを奪い途中駅で降りるよう命じられて新幹線に乗る七尾。新幹線というある意味密室の空間に居合わせる殺し屋たちのストーリーが交錯し、展開していく様は、長さを感じさせなかった。中学生でありながら木村をはじめとする大人を見下し、達観したようなことを言う王子に、読みながらフラストレーションが溜まりながらも、ハッとさせられる場面は何度もあった。「正しいとは何か」「なぜ戦争や虐殺は無くならないのか」「なぜ人を殺してはいけないのか」。悪役の子供にあえてこれを語らせることで、反論したくてもできない自分に愕然とする構図は、これらの問いに対する答えの難しさを浮き彫りにさせる。ラストにかけて、怒涛の展開を迎えていくが、きちんと読者に(少なくとも自分は感じた)カタルシスを感じさせるような結末になっているのも良かった。鈴木や槿など、前作からのキャラクターが出ているのも、続けて読んだものにとっては嬉しかった。

    0
    投稿日: 2026.03.21
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    ■殺し屋シリーズ第2作(2010年9月)書き下ろし 不運な殺し屋、七尾が主人公。 快速列車内の密室で起きる殺人事件。 10年以上前に読んだので、最新作の『777』を読んでから再読。映像版も見てみました。 シリーズで一番登場人物が多いのと、一番話が長い。海外の映像版はそのキャラクター性にフォーカスした作風で、小説とは違う海外受けしそうなエンタメアレンジ作品だった。 木村の父親(茂)が伝説の殺し屋っぽいが、何をやっていた殺し屋なんだろう。 王子のクソっぷりも、映像では悪ガキくらいに収まっている。(女の子だしw)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■今回居なくなった業者たち 狼、スズメバチ雌、檸檬、蜜柑 峰岸、峰岸息子、王子、王子の雇われ業者 ■脳内配役 七尾…高橋一生 檸檬…綾野剛 蜜柑…小栗旬 木村雄一… 木村茂…(渋めのおじさん) 王子慧…(演技派の子役)

    21
    投稿日: 2026.03.10
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    グラスホッパーに続く伊坂幸太郎殺し屋シリーズ。映画化されることを狙ったというだけあって、頭からハリウッド的にストーリーが急展開するといえばいいのか、その狙い通りにブラッドピット主演で映画化されたとは大したものだ。 しかし殺し屋たちは手際良く仕事が出来ずにいろいろ混乱する。これでいいのか檸檬と蜜柑。腹立つ中学生も全くなんだ。ついてないやつを見守るスラップコメディーか。作者の思惑にまんまと嵌められて新幹線の進行と共にストーリーを追いかける。新幹線に追われる感じすらある。結局は人は死ぬけどそれほど酷い話でもないと思わせてしまうとは罪な作家だ。終わりのオチもまあちょっと洒落がある。 出張の途中では読みたくないか、たまたま観光旅行の飛行機の中で読み終えたが、国際線なら何か話は作れるか、いやまあそういうのもあったかも。何冊か続けて伊坂ワールドに浸ってきたからもう中毒だ。まだまだいくよ、この先も。

    74
    投稿日: 2026.03.08
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    面白かった!東北新幹線の車内で繰り広げられる闘争と駆け引き。全ての人物が個性的で伊坂ワールド満載。「果物」がいい味を出してました

    15
    投稿日: 2026.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2007年くらいにグラスホッパーを読んだきり、 時を経てなんとなくマリアビートルを買った。 木村→果物→七尾と展開が始まるわけですが、 冒頭から木村が出てきてこれが主人公(?)と思いきや、ここで提示していたのは完全巨悪の王子の存在、そのあと七尾のコミカルさを認識して初めてこっちが主役かと気付く。 王子に関しては一から十まで不快さを覚えさせてくれた。 特に暴発拳銃や檸檬の合言葉など、前半で仕掛けた伏線を王子が全て、見事にかわしてしまう、読者からみれば不快で仕方がない。 「思惑が外れて苛立ちを感じる読者を王子というキャラクターが嘲笑っている」という意味合いもあるんだろうか。そうだとしたらうまいことやられたな、と。 さらに、自分は生まれながらにして機関車トーマスのアンチであり、トーマス関連の比喩が散見するたびむず痒さがあった。電車に顔が付いていたり、先頭車両を顔と例えるような話題も凄く嫌いで、なんならトーマスデザインの幼児服も見るだけで不快感を覚える、いわゆるトーマスアレルギーの持ち主。アレルギーのせいでマリアビートルを充分に楽しめなかったところがある。2週目を読んだらアナフィラキーショックで死んでしまうかもしれない。 スズメバチ(女の方)に関しては外見への言及的に漫画版「魔王JR」のキャラクターを逆輸入したように見受けられたのが感慨深い。一瞬で出番終わったけど、まあそんなもんだろ。 これから映画版見る。

    2
    投稿日: 2026.03.06
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    アクション映画のような緊張感と高揚感を味わえた。人を殺してはいけない理由で、「国家が困るから」は新視点。王子の最後にスカッとしました笑

    4
    投稿日: 2026.03.04
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    映画を先に観たため、 映画との違いに戸惑ったが、 慣れてからはスピード感を楽しみながら 読むことができた

    2
    投稿日: 2026.02.21
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    ページ数は多かったが展開のスピード感からかあっという間に読み終えた。やはり何でも自分の思い通りになると思ったら痛い目に遭う。

    3
    投稿日: 2026.02.19
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    殺し屋シリーズ2作目。まさか新幹線が密室殺人のような臨場感を生み出す装置になるとは思わず、驚かされた。ページ数の多さを忘れるほど、スピード感のある殺し屋たちの群像劇に引き込まれる。そしてやはり伊坂さんの作品は登場人物たちが魅力的で、会話も抜群に面白い!

    3
    投稿日: 2026.02.17
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    殺し屋シリーズ2作目。 1作目「グラスホッパー」よりも長く、読み応えがあります。 また、大勢の殺し屋が1つの電車に乗り合わせているため、こちらにまで緊張感が伝わってきます。 好きな殺し屋:蜜柑と檸檬

    3
    投稿日: 2026.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂流行りに陰りが見えつつ、グラスホッパーの続編ということなので読んでみました。昆虫シリーズ(オフィシャルには殺し屋シリーズです)。 映画『ブレット・トレイン』の原作だと言うし。 読むのに結構時間がかかったのは、王子のキャラクターが苦手過ぎました。 こういう狡猾で残酷なキャラが本当にだめで、読むのが辛かった。周りがどんどん不幸になるのがきつい。 相変わらずどんどん人が死ぬし、前回はクールに大仕事をしたスズメバチすら死ぬしなんだか麻痺してしまうんだけれど、王子は死なない。可愛くない。 本当に辛かった。 でも最後の最後に王子は失敗する。 これで世の中はほんのちょっと良くなった。 そして彼が殺そうと企てた木村親子は助かった。 フィクションは作者や読者というメタ視点の存在がきちんと悪者を見ていて、最終的に悪者が懲らしめられるので現実よりはましかもな、と思ってみたり。 王子以外の語り部は憎めないところがあるので、檸檬と蜜柑が死んだのは残念だった。しかしなんと軽い死か。 前作から引き続き鈴木とスズメバチとアサガオが登場。 アサガオは前作より少し人間味がある。個人的には前作くらいクールでも良いと思うが、まあ好みの問題。 伏線回収はどうかな? あまりそういった技巧を見つけなかったが、私が気づいていないだけかもしれない。 ストーリー以外にも細かな演出があって(章タイトルのハンコ)、面白いとは思うけれど、それを評価するのは人によるように思う。 だらだらと書いているのは、王子のせいでストーリーに没入できなかったので、断片的な記憶になっているせい。 木村おじいちゃんじゃないけど、最高に臭い。

    4
    投稿日: 2026.02.11
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    ずっと新幹線の中で風景が変わらず飽きる 馴染みの東北新幹線が舞台だったけど東北の駅名が登場する程度で強く共感するところはなかった 蜜柑と檸檬の会話劇は面白かったけど他のキャラクターたちは物足りない 読み終わってから『グラスホッパー』の続編だと知った

    5
    投稿日: 2026.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人の弱みにつけ込み、大人をからかいもて遊ぶ王子には終始イライラさせられたが、最後に木村も渉も救われてほっとした。 登場人物は皆クセが強く、それぞれ軽妙な会話を交わしながらも、ピンチに陥ると必死に思考を巡らせ、駆け引きと心理戦を繰り広げていく。派手なアクションシーンは多くないが、次の一手を考えるスピード感や緊張感があり、読んでいて疾走感を感じた。 「人は直感に従って行動するものだ」と言って人の心を読んでいるつもりでいた王子が、その本性を最後は理屈ではなく直感で木村父に見破られるところが痛快だった。頭脳や言葉で人を操ろうとする者が、最後はもっと根源的な人の勘に敗れる。この逆転が強く印象に残った。

    6
    投稿日: 2026.02.04
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    #読了 #マリアビートル 10年以上前の伊坂幸太郎の作品。 尊敬する介護士がおすすめしており、登場人物として殺し屋ばかりが出てくるのに「なぜ人を殺してはいけないのか」がわかる本と言っていた。 この本、591ページ。よく読んだと自分を褒めてやりたい。 内容はめっちゃ面白い!そして、この終わり方。読み終わった後、伏線回収するため、もう一度ところどころ読み返してしまいました(笑) 冒頭の質問への回答には納得してしまいました。 著者の前作?の『グラスホッパー』の続編的な要素があるらしく(同じ登場人物が出てくる)、こちらも読んでみたくなりました。 2025年9冊目 38

    2
    投稿日: 2026.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結構な物騒なお話なのに、前回のグラスホッパー同様、軽妙な会話が楽しい。 蜜柑&檸檬の殺し屋コンビが大好き。 殺し屋なのに応援してしまうのはなんなのか。 さすが伊坂さん! トーマス大好きな檸檬が特に好き。 檸檬のジャケットに文庫があったという。 蜜柑おすすめの本だよね。 泣けてくる。 グラスホッパーの鈴木や槿(あさがお)がまた登場して嬉しかった。 中学生の王子だけは許せない。 伊坂さんの作品は登場人物みんな憎めなくなってしまうのに、こんなにも嫌いなキャラが出てくるのも珍しいかも。

    13
    投稿日: 2026.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    100点。 1/11に読了。忘れていたので今投稿。 うわああああああよかったあああああ。 マリアビートル良すぎないか。その、殺し屋シリーズって読むたび興奮を更新してくる気がする。グラスホッパーめっちゃ好きだったけど今はもうマリアビートルが好きだもん。 めっちゃ長かった。久しぶりにここまでの長編読んだ。けど読み進めるたびに見所があって、次、そしてまた次と進んでしまうね。この東北新幹線のように、ぐんぐん止まらず次へ次へ。それぞれのキャラクターが本当に魅力的。トーマス大好き直情型の檸檬と読書家冷静型の蜜柑のコンビに、中学生ながらに賢く周りの人間を操作する王子、不器用だが息子のために復讐に駆られる木村、不運に苛まれながらも仕事は鮮やか天道虫、、、今回もまた個性豊かで愛すべきキャラクターが多かった。王子はずっと鼻についてたけどね。各々に目的があって新幹線に乗っていて、それぞれ交差していくのがまた良い。思惑が絡み合って切れて。 はあ、しんどい。檸檬と蜜柑良すぎるだろ……。最初、檸檬のトーマス好きはただの特徴的なキャラ付けと感じていたけれど、こんなにも愛らしくなるなんて。蜜柑の、「あれだけいつも、あいつに言われてれば、少しは覚える」が良すぎる。普通に泣いた。トーマスの話うざがりながらもずっと聞いてたもんな。嫌でも覚えるよなそりゃ。そして檸檬が慣れない本を読んでいたみたいでそれに対して蜜柑が、「頑張って、ここまで読んだみたいだな」も。泣かせるなよーーー!本当に良いコンビだ。最初なんかあんまり波長合わないななんだこの2人と思ってたけどそんなことはなかった確かに凸凹なんだけど最高の2人だった。気付いたら好きになってたな。またあの2人を見たいな。蜜柑と檸檬は復活するんだろ。 その後てんとう虫があっけなく蜜柑を殺してしまうのもかっこよすぎる。あんな僕は不運キャラですよってやってるのに本人はすごい強いからあっさりぽきぽき倒しちゃうの惚れちゃうね。気持ち良いくらいだった。 そしてずっと木村パートはあの不器用なおじさんの話だと思っていたら実際は木村の両親のパートだったわけだよね。すごい良い裏切りだった。たしかに木村ではある。そして蜜柑と檸檬が散々寝起きが悪い伝説の殺し屋の話をしていたらそれは木村父だったという伏線回収激アツすぎてにやにやしてた。木村父安心感あってかっこよすぎるな。鼻についていた王子をきっちり成敗してくれてうれしい。ぜひ生きたまま切り刻んでもろて。お父さん出てきて木村のおじさんのことも改めて好きになったし生きていて欲しかったなって思わせた後にちゃんと生存報告してくれるの助かる。後味良くて本当に良かった。 やっぱりシリーズ通して知ってる名前が出てくるのすごく楽しい。あさがおだったり後のスズメバチだったり。喜ばせ方がうまいね。また読み返したくなった。 そしてちらっと見返したんだけど、鈴木ってやっぱりあの鈴木っぽいしAXでちらっと檸檬と蜜柑が出てきてたっぽくて、当時は何とも思ってなかったけど今見たら「お前ら、ここにいたのか……」の気持ちになったし、スズメバチの話もまた違う心意気で見ることになった。楽しすぎるな。 同じ作品の中でも伏線回収が上手い。散りばめられていて、すすすと回収していってくれて良かった。後半のカタルシスすごい。序盤中盤は色々散りばめていっているわけだけれどそれが作業じゃなくて怒涛のページめくらせストーリー。引き込まれる体験だった。 この作品は伊坂幸太郎の中で最上位だと思う。

    2
    投稿日: 2026.02.01
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    久しぶりに長編を読みました 飽きずに読み切れるかなと思ったのですがさすが伊坂さん! 続きが気になってぐいぐい読んじゃいました あるキャラクターにずっとイライラしながら早く痛い目に遭わないかなと期待しながら読んでいました(笑) 具体的なことは書かれてはいないですが、きっとそういうことなのだろうと想像で補填できます 映画もあるみたいなので観てみようと思います

    2
    投稿日: 2026.01.31
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    前作の登場人物も美味しく活躍する、ハードボイルドな伊坂幸太郎ワールドの2作目 今回は少しコミカルさもあり読みやすく、後半の怒涛の展開はイッキ読みしてしまう面白さ あえて暴発拳銃のスカシと老人のカッコよさには痺れた

    2
    投稿日: 2026.01.29
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    王子だけが個性ありかと思いきや、読むほどに他もキャラ立ちしてると分かり良かった。七尾が大好き、純粋だし不運なのにめちゃくちゃ強い。不運で強いっていうと『ダイ・ハード』とか想像しちゃうんだけど本人はブルースウィルスとは真逆の気弱な見た目なのもポイント高い。王子を見てるとめちゃくちゃイライラするが、それだけ作者の描写力がすごいってことなのかも。王子もそうだけど、皆何かしら哲学を持っているのが伊坂作品だよなぁと。檸檬の脳筋に見えて意外と鋭いとことか、どのキャラも意外性を秘めている。最後は人生経験の長いじーちゃんばーちゃんが頼りになるのは個人的最高傑作『モダンタイムス』と類似してると感じる。

    1
    投稿日: 2026.01.26
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    まさか「殺し屋」シリーズでこんなにも感動したり勇気を貰ったり、深い考察を余儀なくさせられるなんて思いもしませんでした。 心が疲れた時に伊坂さんのユーモアとエンタメ性溢れる作品が大好きで手に取ります。 こちらは10年以上ぶりに再読。 殺し屋の話なんだけど、子供にも読ませたいと思うようなテーマがしっかりとあって。 王子のキャラクター、怖いですよね怖すぎます。でも悪とは人の心に住みつくもので、集団が決める“正解“が非常に曖昧で脆いものだと本当に考えさせられます。 それから王子も話していたルワンダの虐殺の話、作り話であってほしいと思うくらい恐ろしいけど事実なんですよね。戦争もいつの時代も終わりません。 でもそこに立ち向かう心を、ぐっと歯を食いしばりながら育てていけるような作品なんじゃないかな。色んな感動があって読み終えて改めて涙しました。

    2
    投稿日: 2026.01.14
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    サクサク疾走する読みやすさ。 そして突飛な物語。 カジュアルな殺し屋は伊坂幸太郎の骨頂。 これは、勇気の話よ

    2
    投稿日: 2026.01.09
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    めちゃくちゃ面白かった! 分厚いから読むのに時間かかるかと思ったが、そんなことはなくどんどんページが進む。 王子は本当に嫌なやつだ。 子どもと一緒にトーマスをみた時に、ディーゼルが出てきて思わず「コイツは意地悪なやつだ」と言ってしまった笑

    4
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    殺し屋シリーズ2冊目!やっぱり最高! トーマス大好きな檸檬が個人的にはお気に入り♩ 王子は『死神の浮力』の本城くらい嫌な奴だった( ・᷅-・᷄ ) 人の入れ替わるタイミングがよくて、どんどん読み進められる〜!! 【印象に残った台詞】 「でも、トーマス君はいいこと言うんだぜ」 「何て」 「『記録なんて壊されるためにあるのさ!』」 「相手の記録を勝手に壊したやつが口にする言葉じゃないな。そこまで、心の琴線に触れる触れない台詞も珍しい」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「いいか、ダックはこう言った。『僕には考えつきません!』とな。そりゃそうだ。そんな気の利いた悪口、そうそう思いつくわけがねえんだよ」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「だからね、僕はいつもそういう問いかけを聞くと、ただ単に、『人を殺す』という過激なテーマを持ち出して、大人を困らせようとしているだけなんじゃないか、とまず疑ってしまうんだ。申し訳ないけど」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 「でもね、いつもだったらわたしも、手加減してあげて、ってこの人を宥めるんだけれど、さすがに今回ばかりは、止められないわね」 「何でですか」 「あら」「わたしたちの孫に手を出したのに、楽に死ねると思ったの?」

    2
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わってから1ヶ月以上経っての記録。 グラスホッパーに引き続き、伊坂さんの本。 面白かった。新幹線という密室での話で、はじめは「新幹線の中だけで話は終わるのか…?」と勝手な心配をしていたが、なんてことはない。最後まで楽しめた。 最後の「スカッと感」もあり、続編の「魔王」も読み始めている。(途中で止まってはいるが…)

    1
    投稿日: 2026.01.04
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    毎日通勤で読んでいたため、細切れになってしまってあまり楽しめなかったように思う。 一気に読んだらまた少し違かったのかもしれない。 伊坂幸太郎先生の作品にサイコパスが出てくると、無双すぎて絶望してしまう。 よく考えてみたら新幹線って動く密室なんだなと、気づかされた。

    5
    投稿日: 2026.01.01
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    「あいつはそういうタイプじゃない、、、」 「役に立つ機関車になりたいやつだ」 いやー、最近は連続で面白い本に当たるなぁ。 不運の女神に魅入られた殺し屋の七尾 文学好きの蜜柑とトーマス好きの檸檬の凄腕殺し屋コンビ アル中に半分足を突っ込んでいる木村 そんな木村を狡猾にたくみに操る王子 みんな良いキャラ! こんな個性的なメンツを作れる伊坂先生最高すぎる! さらに前作グラスホッパーとの繋がりで、物語はより濃厚に! いやー、きたねー。サイコパスキャラ。 王子はマジで怖いわー。 そして、七尾の運の悪さ!まるで、ついてない洋一君並!笑 蜜柑と檸檬もいいコンビ!トーマス好きすぎ!! 小説に限らず、映画や漫画も最初は少し退屈なのに、 マリアービートルは最初から最後まで全然失速しなかった。 伊坂幸太郎作品で1番好きかもってぐらい面白かった!!

    62
    投稿日: 2025.12.31
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    相変わらずスラスラ読めておもしろいけど長すぎて良さが半減してる。グラスホッパーの方が好き。 ブラピの映画はおもろそうだから観る。

    2
    投稿日: 2025.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回の舞台は東北新幹線はやと。 東京〜盛岡間で殺し屋達の攻防が繰り広げられる。 不運なことばかり起きる天道虫。 文学好きな蜜柑とトーマス好きの檸檬。 幼い息子の仇打ちに来た元殺し屋木村。 その仇である中学生、王子。 毒殺が得意な蜜蜂。 嫌な奴を描くなぁと苦虫を噛み潰したような感覚がずっとあった。その嫌な奴は勿論王子。 優等生を装っているけど実際には悪魔のような存在。それなのに世渡り上手で、悪いことをしてもバレない。計算高く人を服従させる力がある。こういう嫌な人いるよな〜の最終系のようなキャラクター。 早く成敗してほしい!って思ってるのに中々思い通りにならなくてもどかしかった。 天道虫のついてなさ、分かってなさもこのもどかしさを加速させて、いらいらしてしまった。 毎回思うけど今回も相当長かった。 それでも後半は続きが気になって一気に読めるくらい面白かったです。

    2
    投稿日: 2025.12.29
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    グラスホッパーを読んでから、続けてこのマリアビートルを読みました。 いやあ、面白かった。 まだ読んでいない人がいるとしたら、グラスホッパーを読んでからマリアビートルを読むことをお勧めしたい。 いろいろな繋がりが、最後結びつく気持ちよさはグラスホッパーを読んだ人の方が気持ちいいだろう。 次に読む、AXも楽しみである。

    4
    投稿日: 2025.12.19
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    スピード感があって、たくさんの登場人物が絶妙に関係し合ってあっという間に読んでしまいました! 檸檬と蜜柑は生き残って欲しかった。。

    3
    投稿日: 2025.12.17
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    とても面白かった! 皆さんが伊坂幸太郎さんを好きな理由が 良く分かりました 登場人物のそれぞれにしっかりした 性格や心情、思考方法があり 愛すべき者や憎めない者、はっきりと嫌な者が 良いテンポで良く練られたストーリーを ドタンバタンと飽きさせる事なく 結末まで大忙しです(笑) 新幹線が舞台というのも面白く 停車駅に着くまで降りる事が出来ず 先頭から最後尾までは一本道なので 逃げる隠れるも一般客もいるので 戦うも大変、知恵と運が必要 伊坂幸太郎さんは登場人物に容赦がないので どこで誰がどうなるか分からずその点でも ハラハラしましたね(笑) 日本にこんなに殺し屋がいるか? とか思う軽妙なセリフとタッチで描かれる 面白く不思議な伊坂ワールド おすすめしますよ 殺し屋シリーズと呼ばれる中の1冊らしく その他の物語も読まねばと 楽しみが増えました

    1
    投稿日: 2025.12.13