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powered by ブクログAI&IoTの技術や事例をまとめた本 最新キーワード、動向がさくっと理解できますが、もうちょい掘り下げがほしいところです。 最新キーワードの技術編として8個の技術が解説されています。 人工知能、汎用人工知能、データサイエンティスト、IoT、IoT通信、VR、ロボット、ブロックチェーン ビジネス編としては21の事例が紹介されています。 Amazon Go、Amazon Echo、第4次産業革命、FinTech、HRテクノロジー、AgriTech、EdTech、自動運転、シェアリングエコノミー、CDO、改正個人情報保護法、情報銀行、オープンイノベーション 新聞にも良く取り上げられる言葉なので、大体の人はこれらのキーワードは知っているのでは? また、これらキーワードのより詳細を理解するために、それぞれ書籍へのリンクも用意されています。 さらに業界・業務別ケーススタディとして 製造IoT最先端としてGEの事例(GEが目指す未来工場、真相学習で機器は自動修復) 営業・接客への AI活用(JINS、大丸東京店、ネスレ日本) 勘と経験より AI予測(新生銀行、ウェザーニューズ) クルマデータは 異業種に商機(NTTドコモ、東京無線、富士通交通・道路データサービス) 経営最前線 意思決定はAIで(ソフトバンク、JINS、三菱ケミカル) として、各社の導入活用事例が述べられています。 やはり、AI活用となると 業務最適化(ダウンタイム削減) 商品提案(レコメンド、コンシェルジュ) 未来予測(需要予測、購入予測、販売予測、売り上げ高予測、気象予測) コールセンター といったところが主なようです。 今回の事例紹介の中で導入をやめてほしいのがJINSが開発したJINS MEME+JINS OFFICE! メガネ型デバイスからオフィスワーカーの集中度合いや疲労度合いが一目瞭然でわかるものです。 誰が集中して作業しているかがわかるとコメントしていますが、誰がうとうとサボっているかもわかってしまいます(笑) 本書の後半では、AI活用するために必要なこととしてのオープンイノベーションについての各社の取り組み事例なども盛り込まれています。 そのなかで、イノベーションに必要なのは お金(Money)、アイデア(Idea)、才能(Talent)とイノベーションハブ(協働する場)といっています。 ほかにもスタートアップでの戦い方なんかも解説しています。 冒頭述べたとおり、本書はいっぱい事例を紹介しようとするあまり、それぞれの紹介が薄いところが残念。ただし、書籍へのリンクでそれをカバーしてくれています。 まずは、全体を理解しておきたい、知っておきたいという方にはお勧め!
1投稿日: 2017.07.17
