
高齢出産、ひとり親、養子縁組…「子どものいる人生」この機会に本で学ぼう。
「私、いつか親になるのかな?」
子どもの頃から、大人になったら親になると思っていた。
大人になれば結婚して、結婚すれば子どもを産んで親になる。
それは、当たり前に用意された、将来の自然な姿だと思っていた。
現在35才。
ずっと自然だと思っていたことを手にすることが、決して簡単ではないと思い知らされている。
「私、いつか親になるのかな?」
最近になって、どうにも頭から離れないことを学んでみようと思う。
結婚はしない。でも、産みたい――。
結婚せずに出産する女性が増えている。統計では、母子家庭における未婚者の割合はこの5年間で3倍近くにも急上昇中だ。彼女たちの存在は、「セックス」「出産」「結婚」が三位一体となっていた時代の終わりを意味しているのだろうか? 著者は、結婚せずに子作りに協力してくれる人を求め、独自の「契約結婚」やゲイカップルとの人工授精を試みるなど、試行錯誤しながら念願の第一子を非婚出産。家族とは何か。結婚とは何か。現在、共同保育を実践中であるシングルマザーの著者が波乱万丈の半生を振り返りつつ、それらの問いについて綴ったエッセイ。
そもそも不公平だと思う。
どうしたって女には期限があって、なぜだか女の方が責任が重くて、どう生きるにしても女は決断を迫られる。
20代の頃、自立した人になるために一生懸命努力した。30代になって少しなりたい自分に近づいたと思った時には、目の前に次の「これから」を突き付けられた。未来に向かっていた想いが、出産から逆算された現実に押し返されていく。
「子どもは? 結婚は? ずっと一人でいるつもり?」
「時間はないよ! 先延ばしには出来ないんだよ! 早く決めなきゃ!」
結婚せずに子どもを産んだ人も、養子縁組をして母親になった人も、高齢出産に挑んだ人も、みんないろいろ考えたのかな?
男の人はこういう時に、どんなことを考えるのかな?
一つを選んだら他は諦めなきゃいけないと思ってきたことに、見過ごしている選択肢が加わったら、私は女性に生まれたことをもっと幸せに思えるかもしれない。
今はまだ描けない「子どものいる人生」を、これからも自分なりに学びながら考えてみようと思う。
「子どものいる人生」を考える本
「この機会に本で学ぼう。」アーカイブ














