トトラッシュ@さんのレビュー
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ジョジョの奇妙な冒険 第8部 ジョジョリオン 14
荒木飛呂彦 / ウルトラジャンプ
“ウォーキング・ハート・ブレイキング・ハート”は前巻から読み返さないと、あっけにとられるような感じ。
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前巻からの続きで、東方鳩と田最環との戦い“ウォーキング・ハート・ブレイキング・ハート”から始まり、
東方常敏の短編“ミラグロマン”、そして東方花都が登場し、東方家に現れるところまで収録。
“ミラグ…ロマン”は、今までのジョジョのショートストーリーにありがちな内容でしたが、面白かったです。
常敏が、岸辺露伴とか、ポルナレフのような位置づけなんでしょうか?色々、巻き込まれていますね。
さて、14巻というと物語の折り返し地点になるとおもいますが、ジョジョリオンは当初意味不明なまま
読んでおりましたが、ここ数巻で大きく物語が進展し、面白くなってきました。
とくに(見た目から言うと)意外な強敵、田最環は魅力的でした。
“ウォーキングハート・ブレイキング・ハート”は前巻がクライマックス手前というところで終わっており、
田最さんの巻き返しが見たくて悶々としていましたが、あっけない終わり方で少し残念。
前巻から読み返さないと、この戦いの面白さが半減しますので、13巻を読み直してからどうぞ。 続きを読む投稿日:2017.01.23
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ケンガンアシュラ(17)
サンドロビッチ・ヤバ子, だろめおん / 裏少年サンデー
おまけ漫画が面白い!
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2回戦 第2仕合 呉雷庵vs十鬼蛇王馬と、第3仕合 ユリウス・ラインホルトvs若槻武士、
そして第4仕合 ムテバ・ギゼンガvs関林ジュンのイントロまで掲載。
第2仕合は予定通りの結末でしたが、ん?…という終わり方でした。その後の山下一夫はかっこよかった。
第3仕合は、ん?という展開、そしてん?という結末。おまけ漫画の伏線?
第4仕合はイントロまでですが、なかなかの熱戦になりそう。
おまけ漫画は東洋電力チーム6人が出会うシーンが中心。ギャグ漫画調でしたが、
こういう消えて行ったキャラクターに光を当てるのは嬉しい。そして面白かったです。
ちょっと今巻は仕合の結末が、ん?というものが多かったですが、おまけ漫画でかなり救われた気がします。
おまけ漫画目当てに読むのもいいかもしれませんね。 続きを読む投稿日:2016.09.15
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ヴィンランド・サガ(18)
幸村誠 / アフタヌーン
懐かしい顔ぶれ登場。"侠気のトルフィン"に鳥肌。
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17巻のヒルドとの悶着が終わったところから、トルフィンがヨーム戦士団の次期団長を勧められるところまで
掲載されています。
懐かしい顔ぶれの登場に思わず、嬉しくなりました。
またトルフィンも"侠気…のトルフィン"と呼ばれていたころを髣髴させる戦闘シーンの描写に鳥肌でした。
久しぶりの新巻なので忘れていた設定もちらほら。久しぶりに読み直そうと思います。
あと"シグやん"がどんどん好きになってきた・・・こういうキャラも本作の魅力ですね。 続きを読む投稿日:2016.08.24
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闇金ウシジマくん(37)
真鍋昌平 / ビッグスピリッツ
逃亡者くんが続きます・・・
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逃亡者として、沖縄で金融屋をするマサルが、徐々にウシジマに追い詰められていきます。
ウシジマ達がマサルを襲撃する10分前まで掲載。
淡々と物語が進んでいますが、キャラクターが見せる少しの間に、それ…ぞれの苦渋がうまく
表現できているように感じました。前巻に比べるとあまり大きなアクションはないですが、
次巻への期待が持てる展開でした。
なお整形しても、すぐにばれているマサルにどことなく悲しさを感じました。 続きを読む投稿日:2016.07.30
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狂四郎2030 1
徳弘正也 / スーパージャンプ
名作。本当に色々な人に読んでほしい。
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『ジャングルの王者ターちゃん』の作者、徳弘正也の名作です。
もう20年近く前の作品ですが、善悪とはなにか?愛とは何か?という重いテーマが散りばめられており、
そのテーマの元、現代社会に通ずる社会情…勢を舞台に、主人公;廻狂四朗と、ヒロイン:ユリカが
それらに振り回されながらも、たくましく生き抜く姿が、圧倒的な表現力で描写されていきます。
連載当初、徳弘正也ファンの私も、1話から下ネタ全開でずっこけましたが、読むにつれて、
その世界観にはまってしまいました。
まずは“八木編”が完結する5巻まで読んでみてください。5巻までにこの漫画、いや作者の徳弘正也の
魅力(私は良い意味での陰湿さだと思いますが・・・)が詰まっていると思います。本当に大好きな作品です。
是非、お読みになってください。 続きを読む投稿日:2016.07.01
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ザ・ファブル(6)
南勝久 / ヤングマガジン
小島vs砂川に佐藤(兄)襲撃
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小島と砂川の争いに巻き揉まれた岬を助けるため、佐藤兄妹が奮戦。
佐藤(兄)が小島と砂川が対峙している現場を襲撃し、小島を拉致するところまで掲載しています。
展開はさておき、圧倒的なテンポに加えて佐…藤(兄)の活躍っぷりに脱帽です。
また佐藤(兄)の師匠?である、“ファブル”も登場。海老原との会話も秀逸。
なぜ佐藤兄妹に1年の休暇を与えたのか、佐藤(兄)に対する感情を見ることができました。
本巻も面白かったです! 続きを読む投稿日:2016.06.05