nehtさんのレビュー
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チューリングの大聖堂 コンピュータの創造とデジタル世界の到来
ジョージ・ダイソン, 吉田三知世 / 単行本
コンピュータの始まりとその天才達
6
初期コンピューターの技術的な解説というよりも、
それに纏わる天才達の考え方、人間関係、エピソードがたくさん詰まった本です。
細かい技術的な側面は省いているので、初期コンピューターの理論的な解説を望んで…いらっしゃる方は、本書はオススメできません。
私達が日常生活で欠かすことの出来なくなったコンピューターの歴史の一端を垣間見るには良いです。
ボリュームはあっていいのですが、構成が少し纏まりに欠けている部分があるので、マイナス★1つです。 続きを読む投稿日:2013.12.07
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ワンクリック
リチャード・ブラント / 日経BP
過小評価されている天才
3
アマゾンを日常的に使うので、創業者のジェフ・ベゾス氏はどのような人物なのか、
前々から興味があったので読んでみました。
彼の半生、アマゾンがいかに成功を収め、巨大化していくか。
当たり前ですが、天才だ…な、という感想を持ちました。
これだけ利用されているのだから、もう少し日本でも評価されていいんじゃないでしょうか。
彼とアマゾンがこれからどんなサービスに挑戦していくのか、楽しみになります。 続きを読む投稿日:2013.12.07
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江戸の刑罰風俗誌
小野武雄 / 展望社
教科書には絶対に載せられない、興味深い一面
2
たくさん当時の絵が掲載してあり、教科書には絶対に載せられない、興味深い一面を知ることができました。
確かに酷い刑罰の数々ですが、その当時の社会や、そのあり方を考えると、このような罰が必要だったのかなと…いう気がします。また、日本的な刑罰の観念の一端も窺い知ることができると思います。
現代を生きる人間からすると、本書にあるような自白を引き出すための拷問により、どれだけの冤罪が生まれたのだろうかと思わずにいれませんでした。
現在のような科学の進化による物的証拠がないと、こうせざるをえない一面もあったのでしょう。 続きを読む投稿日:2013.12.07