松さんのレビュー
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10
このユーザーのレビュー
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ありをりはべり(5)
日向なつお / Kiss
初めから無いと思えば、でも。
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「おいてけぼりの棲処」という「私と神様」より前に描かれた作品が収められている。何度も経験する寂しさに抗う主人公の処世術は、最も簡単な手段であるが、得るものは少ない。
投稿日:2015.01.13
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ありをりはべり(4)
日向なつお / Kiss
見える存在でさえも
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この巻に「神や神のつかいとされるものは、人の記憶の中にあってこそ存在できるものなのだ」というセリフがある。これって生きている人間にもあてはまることだと思った。その人のことを思い出さなくなったら、私の中…では存在していないも同じだと。 続きを読む
投稿日:2015.01.10
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ありをりはべり(3)
日向なつお / Kiss
神様がかわいい
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庚申待ちで、神様が相談している様子が描かれていますが、それがわいいのです。実際にそういうことが行われているのかもと想像すると、楽しくなって来ます。
また、雛祭りの話にしてもそうだけど、神様との行事を通…して、自分の周りの人との親睦や思いやる気持ちを深める意味もあるんだなと、改めて実感した巻でした。 続きを読む投稿日:2015.01.08
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ありをりはべり(2)
日向なつお / Kiss
主人公が中学生の時の話も。
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2巻には主人公が”見える“ようになったばかりの頃の話「私と神様」が収められている。本編より内向的な趣向になっているため、より心に引っ掛かる部分が多い。
投稿日:2015.01.07
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ありをりはべり(1)
日向なつお / Kiss
浄化作用があります。
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神様が登場する話に共通して思うのは、心が穏やかになる感覚。
この作品は丸っきり毒がないので、気持ちが荒んでいるとイラっとする場面もあるけれど、読み進めると何か大きな存在が見え心が洗われる気がします。投稿日:2014.12.31
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たそがれたかこ(1)
入江喜和 / BE・LOVE
万人受けではない作風ですが。
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ボケつつある母と二人暮らしの日常。コミュニケーション能力の低さに自覚ありだと色々考えちゃうんだよねと、共感できてしまう部分もチラホラ。
一変、何気なく聞いたラジオで心に潤いが生まれる主人公。気になる人…がいると、生活に張りが出るっていうのよくわかる~。 続きを読む投稿日:2014.12.28