イノカイさんのレビュー
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39
このユーザーのレビュー
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アイアムアヒーロー(2)
花沢健吾 / ビッグスピリッツ
周囲は既に狂ってる
1
静かな立ち上がりから一転、この巻からグロく成って来ます。もうなんか生々しいです。物を食べながら読むことは推奨出来ませんね。人間が気持ち悪くなりますから。それにしてもこんなにも人は人を殺せるのか……と…も思いましたけどね。それに主人公は彼女(だった)人が最初の遭遇に成ったわけですけど、案外冷静です。
あの状態で知り合いが出てきたらもう「うわあああああああ!!」なり叫びそうですけど、なんとか説得というか声を掛けて正気に戻そうとします。人としては正しいんでしょうけど、出来るかな? と。
なんせあの状態ですから……あの状態がなんなのかは読んでみてください。
取り敢えずここからようやく始まった––という感じです。 続きを読む投稿日:2013.11.25
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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
渡航, ぽんかん8 / ガガガ文庫
引き谷君@頑張ります!
0
この作品は最初、アニメで知りました。一話見て面白い! と思ったんですよね。なんかネットの方では一話は散々な評価でしたけど……まあだけど感性は人それぞれです。自分は一話は見て電子書籍書いました。ここじ…ゃないんですけどね。この作品はなんだかスラスラと読めてしまいます。
作者の方の書き方が美味いんでしょう。こんなにスラスラ読めるのは初めてです。基本引き谷君の独り語りですけど、アニメでは削られる部分も沢山あるんだな……と分かってより深く引き谷君の考えがわかります。
内容はボッチの引き谷君が奉仕部と言う部活に強制加入させられてそこで一人の女の子+αと共に、困り者達を助けていく感じです。でもそれが普通とは違ってというか、引き谷君がボッチ的思考で自分を犠牲に解決してくのです。そこには彼のボッチなりの信念とプライドがある。
そんな姿が読者やアニメも話題になったし、共感を呼ぶんでしょう。アニメだけでは勿体無い作品です。アニメは一巻から六巻を詰め込んだ内容ですからね。普通のラノベアニメよりもかなり大胆に省略されてます。だから原作を手にとって頂きたい。
少しでもこの作品が誰かの目に止まればいいな〜と思います。あと一つ、タイトルで敬遠しないでください! 続きを読む投稿日:2013.11.25
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アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5
榊一郎, ゆーげん / 講談社ラノベ文庫
アウトブレイク!
1
今までは皇帝ペトラルカを頂点にしたエルダント帝国だけでしたけど、今回は異世界の世界が広がって舞台は隣国––というか敵国のバハイラムになります。原因は主人公誘拐。そしてエルダントは大騒ぎ、日本政府はこ…の際だから新しい奴をあてがおうと救出する気無し!
エルダントも膠着状態にある敵国を下手に刺激して大戦になるのは不味い……頼りになるはずの軍も自衛隊も動かない。そこで思いつめたミュセルが行動を起こします。それにみのりさんも賛同して、道案内にエルビアを巻き込みます。
今巻は今までと違って主人公とミュセルの視点が入り混じってます。ミュセルが主人公をどう思ってるのか、怖いくらいにわかります。そしてそんな心配を他所に主人公と来たらまた幼女に手を出しかけて……うらやまけしからんとはこの事ですな! それに救出部隊も全員美少女……お前はヒロインかと。
まあ男がひとり居ましたけど……それは生徒で、エルフとドワーフの子達です。でもこの子達がとにかくすごかったです。いやもう後半大活躍でした。戦闘も機動戦士かトランスフォーマーやってました!
わけ分かんないでしょうけど……僕もわけ分かんないです。あれは時間操作とかそんなちっぽけなもんなじゃねぇ……もっとこう……なんか凄かったです。 続きを読む投稿日:2013.10.21
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アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者4
榊一郎, ゆーげん / 講談社ラノベ文庫
動画投稿サイトの恐怖!!
3
––はさておき、今巻は前巻の超次元サッカーがネットに流出しちゃってあら大変! どうしよう! このままでは異世界の存在が公に! よし、映画って事にしよう! ––ってお話です。表紙の可愛い衣装来たペトラ…ルカはその映画の主人公『魔法少女ペトラルカ』なのだ!!
可愛い。可愛すぎるからアニメでは是非とも映像化を希望します。それに制服に身を包んだミュセルとかもみたいしね。まあ本人達は完成披露試写会で悶絶してましたけど……こういうのは勢いで突っ走って後悔するのが青春ですね。
でもただ楽しいだけじゃなく、表紙のペトラルカの色々な重責もありました。こう見えても皇帝陛下……大変なのです。あと自衛官のみのりさんの意外な過去も……ちょっと悲しかったですね。いいお姉さん(ちょっと腐ってるけど)で時には主人公の相談相手で、姉のようであり頼れる護衛官の彼女も今までの人生を生きてきたのです。
皆が幸せになって欲しい。それには主人公に世界統一でもしてもらって全員を抱え込むしか無いですね。 続きを読む投稿日:2013.10.21
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アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3
榊一郎, ゆーげん / 講談社ラノベ文庫
超次元サッカー……そして生まれる理解?
2
今巻のメインは……というか見せ場は派手なサッカーなのは間違いないです。けど前巻で色々と露わになってきた種族間の確執とか、身分の差、そんな一筋縄ではいかない、事が少し前進した話だったと思います。
底…辺層のリザードマン達は爬虫類の姿をしてて表情も分かりづらい……そんなせいで色々と誤解を受けていたのです。そして主人公の傍にも一人のリザードマンがいます。ブルークと言う庭師です。今巻はそんなブルークの謎が紐解けた話でもあります。
良い奴だとは思ってけど……まさかリア充だったとは。まあ厳密にはリア充になりそこねてた訳ですけど……そこら辺を主人公が超次元サッカーを駆使してついでになんとかしよう! ––と。
今巻はとにかく今までよりもお祭り感がありました。あと、エルビアになら押し倒されても良いと思いました。 続きを読む投稿日:2013.10.21
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アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者2
榊一郎, ゆーげん / 講談社ラノベ文庫
大変宜しい。
3
今巻は主人公の悩みが大きくありました。オタクと言う文化を異世界に持ち込む事は文化侵略なんじゃないのか……これは正しい事なのか?––ってな感じです。これは主人公が学校を作り、生徒達が積極的にオタクに染…まってく中、やっぱり起こる色々な問題がそんな悩みを想起させます。
そしてそんな中、日本政府の真の企みが更に主人公を自己否定の深みへと誘うのです。一体どうしたら……ちっぽけな元自宅警備員の主人公の出した結論は!?
今巻は色々と異世界の生活とかも見えてきました。学校というのは社会の縮図––とは言ったものです。特にエルフとドワーフ仲悪すぎ!! 続きを読む投稿日:2013.10.21