ロップイヤーさんのレビュー
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3617
このユーザーのレビュー
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転生したらスライムだった件(1)
川上泰樹, 伏瀬, みっつばー / 月刊少年シリウス
スライム無双(^^)d
8
小説家になろう作品のコミカライズです。
最弱モンスターのスライムに転生した主人公が、徐々に強くなって仲間を増やしていきます。
仲間に命名することで力を分け与え進化させていったり、倒したモンスターを補食…して相手のスキルを取り込んでいくというのがそれなりに面白いですね。
Web版は本編が完結していて番外編が不定期に投稿されています。
2015年11月の時点で書籍は6巻まで出版されています。書籍版はWeb版と大筋は同じですが、Web版にはないストーリーが大幅に加筆されています。漫画版ではその辺りどちらのストーリーを盛り込んでいくのか、漫画版独自のエピソードを描くのかちょっと楽しみです。
巻末には、1巻の展開をヴェルドラ視点で纏められた原作者による書き下ろし短編が納められています。
続きを読む投稿日:2015.11.21
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本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部 「本がないなら作ればいい! 1」
鈴華, 香月美夜, 椎名優 / コロナ・コミックス
良いコミカライズ作品です(^-^)/
8
小説家になろう発のラノベを原作にしたコミカライズ作品です。
本好きな女子大生が、本が高価な異世界の病弱で貧しい家の娘に転生してしまったというところからストーリーが始まります。
異世界転生ものとしては…結構リアルな世界観で、ゲームみたいにステータスやスキル等という都合の良いものがありません。中世ヨーロッパ風の世界観で、一般人の識字率がかなり低い状態です。
そんな世界に本が好きで好きで堪らない人間が転生してしまったのだから、本を手に入れるためなら自作も辞さない決意です。
家が貧しく本人も病弱な女児、会話ができてもヒロイン自身も文字が読めない状態で、1からどころかマイナスから始める本作り。原作は次々と挑戦していくヒロインの様子や、それに巻き込まれつつも一緒に色々な物を作っていくキャラクターたちが良い味を出す面白いストーリーですが、コミカライズでどこまで描写が広がっていくのかこの先が楽しみです。 続きを読む投稿日:2016.02.06
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極黒のブリュンヒルデ 1
岡本倫 / 週刊ヤングジャンプ
絵と話のシリアスさにギャップがありますね~(><;)
8
以前にアニメ化されたエルフェンリートの作者の方の作品です。
かわいい女の子がたくさん描かれている作品ですが、それがどうした?っていうくらい残酷に死んでしまいます(嗚呼もったいない・・・)。
人体実験か…ら脱走した異能の少女たち。
主人公のもとに次第に身を寄せていく。
薬を飲まなくては死んでしまう。
脱走した施設からの追手。
死から逃れて普通に生きるために協力していく主人公たち。
いいですね~。
誰がどんな目に合うのかわからないので、話の展開にドキドキしてしまいます。
集英社のコミックスは紙媒体よりも価格がお手頃なので買いやすいですね~\(^A^)/ 続きを読む投稿日:2013.10.16
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ダンジョン飯 2巻
九井諒子 / HARTA COMIX
シュールなグルメファンタジー(^^)d
8
ドラゴンに食べられた妹を救うため、ダンジョン内でモンスターを食料として調理しながら攻略していくシュールなストーリーです。
ゴーレムの活用法が面白いですね。これまでは狩って調理して食べるばかりでしたが…しっかりと有効活用しています。
おやつ
見た目はともかく、あれはちょっと…。
料理方法もしっかりとしていて、食材さえ調達できれば見よう見まねで作れそうなリアリティーがあって面白い作品です。
3巻ではどんな食材(=モンスター)が一行の前に登場するのか楽しみです。 続きを読む投稿日:2015.08.14
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居酒屋ぼったくり
秋川滝美, しわすだ / アルファポリス
人情味溢れる下町の居酒屋(^^)d(^^)d
8
web小説の書籍化作品です。
web小説は専らラノベ系のファンタジー作品ばかり読んでいましたが、この作品を読んで驚きました。居酒屋という小さなスペースで、しっかりとキャラクターたちが人情味溢れるドラマ…を繰り広げています。一人一人に違った味わいがあって掛け合わさってどんどんと作品に深みを与えています。
短編形式で、毎回美味しそうなお酒と料理が登場します。そこには格式張ったものはなく、店に来る客に楽しんでもらおうとするもてなしの気持ちに溢れています。
作品には長期的に、男と女のちょっとした駆け引きというか付き合いみたいなものもあって、これの行方もどうなるのか目が離せないですね。 続きを読む投稿日:2016.05.31
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六花の勇者 4
山形石雄 / ダッシュエックス文庫DIGITAL
展開が読めなくてドキドキします(^^;
8
6人と定められている勇者たち。
勇者の証を宿して集まったのは1人多い7人。
7人目が誰なのか?
4巻は7人目の重要な手がかりである「黒の徒花」の情報を求めるお話です。
手がかりの目的地を守る屍兵とな…ってしまった故郷の人間をどうやって突破するのか?
黒の徒花の情報を知っているものの、屍兵として操られる主人公アドレットの親友ライナの葛藤。
仲間からは反対されながらも屍兵を救おうと奮闘するロロニア。
故郷の人間を救いたくとも救う手段が見いだせず苦悩するアドレッド。
あらゆる状況が疑心暗鬼を招いてしまう中、真実を見いだせるのかドキドキしながら読んでしまいます。
萌えはありませんが燃えがあります。 続きを読む投稿日:2013.11.09