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なぜ、この人と話をすると楽になるのか
吉田 尚記 / 太田出版
毛繕いみたいな会話があってもいいじゃない
10
<こんな本>
ラジオ局である、ニッポン放送アナウンサーが自身の体験を踏まえて「コミュニケーションとはなんぞや」をラジオ番組で話したことをまとめた本。
コミュニケーションの本ではあるが、「自分の考えや意…志を正確に相手に伝える」方ではなく「相手との距離感が近くなる」に焦点をあてています。
<こんな人にお勧め>
・伝達事項がある会話は難なくこなせるが、いわゆる雑談が苦手なひと。
・自分語りが長すぎると、相手に良い印象を与えないことは理解しているが、止められないひと。
・会話がない間が耐えられないひと。
<感想>
コミュ障という言葉が市民権を得て随分たちます。コミュ障とは、コミュニケーション障がいを略したものですが、一向に数が減る傾向にありません。
コミュニケーションが不得手な人を障がい者扱いすること事態が間違っていると、目の付けどこが違います。
もともと、出来て当たり前のことが怪我や病気で出来なくなった状態を障がいと呼びます。
コミュニケーションが出来ない状態を障がいと呼ぶ、裏を返すと「コミュニケーションが出来て当たり前」だという考えが浸透している証拠でありますが、この考え方がコミュ障と呼ばれる人が少なくならない原因だと考察しており、私もなるほどなと納得しました。
例えば世の中には泳げない人がいます。世間ではこれらの人をカナヅチとは呼んでも、水泳障がい者とは呼びません。 なぜなら、ほとんどの人は習わないと泳げないからです。
教育や練習が必要なものは、たとえできなくても障がい者とは呼ばれないのです。
元来、コミュニケーションは「教育」されて始めてできるものなのに、そう思われていないことが不幸となっているのです。
さて、著者の吉田氏はラジオ局に入社したとはいえ、アナウンサー希望ではなかったそうです。そして、話をするのは得意どころか不得手で、コミュ障だったと暴露しているくらいで失敗談も書かれています。
<こんな本>でも書きましたが、本書は如何に相手と仲良くなれるか! を目指しています。
○相手に興味を持つ
○自分は二の次
○誇張は良いけど、ウソはダメ
○ウソを吐くくらいなら、黙秘権を使え
相手に興味を持つ、自分は二の次にするは特に目新しくはありませんが、誇張は良いけどウソはダメの考え方は面白かったです。
倫理的には誇張はダメなのでしょうけど、あくまで会話における技術における誇張はドンドンやれというスタイルです。
映画の宣伝によくある、「全米が泣いた」も、友人のアメリカ人が全員泣いていたなら大げさなだけでウソにはならないわけです。
「兄ちゃん、アメリカ人の友人なんかいたんかい?」
「そりゃ、架空のアメリカの友人くらい、みんないるでしょ?」
「架空かよ」
「架空が気に入らないなら、一方的に知ってるアメリカの友人でもいいのよ」
「それ、友人じゃない」
うむ、話は盛り上がるかもしれない。
誇張は良いのに、なぜウソはダメなのか?
経験や知識がある人の前では、一発でばれるからです。
そして、吉田氏のウソがダメの基準はけっこう厳しい。
番組編成のため、アシスタントが変更になった状況での話し。
既にアシスタントが誰になったかは知られてはいるが、外部には知らせてはいけない場面。
「吉田さん、もう新しいアシスタントが誰か決まったんですか?」
「ごめん、まだ知らないんだ」
これは、アウトだそうです。
私の中ではかなり厳しいラインだと感じましたが、ウソは吐かない為に世の中には「黙秘権」がある。この話で納得しました。
本では、もう少し深い話をしていますので、気になる人はお手にとってください。
電子書籍でしか、本を読まないという方は本を購入してください。
最後に。
会話はスポーツと同じです。練習しなければ失敗するのが当たり前。
プロ野球選手やJリーガー、オリンピック選手を見て、素人が同じプレイができないことを嘆かないのと同じように、会話が上手な人と同じように喋れないと嘆く必要はないのです。
スポーツと同じで、正しく練習すれば会話は上達するのです。
会話の上達は出来て当たり前という呪縛から、目が覚めた瞬間から始まるのです。 続きを読む投稿日:2015.07.10
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あなたの思考に革命を起こす!「考えること」リスト
中島孝志 / ゴマブックス
論理と感情のバランスが大事
7
副題にあるように「ロジカルに考えてクリティカルに行動せよ」がこの本においての中核となります。
ロジカルとクリティカルは論理と直感、理知的と感情、「白と黒」とグレーと言い換えていますが、どちらも大切であ…り相反する存在ではないと訴えています。
ロジカルシンキングは倫理的に正解を導くために必要なスキルであり、発言に説得力を持たせるためになくてはならないものです。
ただ、人は「正しい」論理だけでは、納得はしてくれません。行動も起こしてくれません。
・綺麗ごとをいいやがってー!
・正論を振りかざすんじゃない!
・言いたいことは、わかりますが。
日常的によく見られる光景ですね。
えっ? こんな台詞日常的に発生しないですって?
それは、幸せな環境にいるのか、それとも言いたいことも言えない世知辛い世界に住んでいるかのどちらかです。
と、言われると感情的に反発したくなりませんか?
そう、人は「納得する・しない」の判断は感情で行います。もっと正確に表現すれば、感情が共感すれば納得をし、感情が反発すれば拒絶します。
本書では、いくつか感情が人を動かす話を載せていますが、目を引いたのはフランスの詩人であるアンドレ・ブルトンのもの。
目の悪いホームレスが、「わたしは目が見えません」の看板を持って空き缶にコインを入れてもらおうとしてはいるが、誰しもが無視をしている状態。
そこにアンドレ・ブルトンが、そのホームレスに看板に一文を付け加えると、さっきまでと打って変わって空き缶に入りきれないほどのコインが投げ込まれるようになった。ビックリしたホームレスはアンドレ・ブルトンに尋ねました。
「だんなさん、いったいなんて書いたんです?」
「知りたいかい? こう書いたんだよ。」
「春はまもなくやってきます。でも、わたしはそれを見ることができません。」
「目が見えません」という事実の前には、「大変だな」という理解はできても、それだけでは行動には移さない。これは、人々が冷たいからではなく、行動に移してもらうにはインパクトが必要であることを示しています。
「誰にでも平等に訪れるはずの春が、この人には訪れない」という感情を揺さぶる一文が加わったことで人々は動いた。
「人は理解では動かない、感情で動く動物」と本書では言い切ってます。
少し前までは、猫も杓子もロジカルシンキングがもてはやされていましたが、感情の大切さが見直されているように感じます。これは急速なコンピューター社会になりビックデーターから論的な解を導くにはコンピューターの得意分野になってきたこと。それどころか「データーの見えざる手」という本では、仮説を立てるという分野でさえビックデーターの前では人間は敵わなくなっていると伝えていました。こういった空気を肌で感じているかもしれません。
肌で感じるなんて、ロジカルシンキングではありませんが、これが大事なことなんです。
ロジカルシンキングとクリティカルシンキングは、お互いを補うもの。ロジカルシンキングで思考を論理的に組み立てていき、クリティカルシンキングで組立てた思考をチェックしていく。
これが、本書の伝えたいことであり、これからの時代に必要なスキルであるとうったえています。 続きを読む投稿日:2015.04.25
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大空のサムライ
坂井三郎 / 光人社NF文庫
第二の天性を育てるこそ、強み
4
<こんな人にお奨め>
・漠然と戦争は悪いもので、思考が止まってる人。
・仕事や人生において、自分の壁にぶつかっている人。
<こんな本>
坂井氏が戦争中の半生である手記をしたためたもの。
世界が坂井氏…の存在を知らしめた本であり、「日本人だって人間なんだ」と、当事敵国だったアメリカに衝撃を与えた本。
<感想>
『「あとがき」に代えて』は絶対に読んで貰いたい。
ドラッガーでも「自分の強みを生かす」が大切だと説いてますが、まさに坂井氏の半生はこれの実践でした。
当事、レーダーがない戦闘機どうしの戦いでは、相手より先に見つけることが非常に大切です。
いわゆる「視力の良さ」が強みなわけです。
そういうわけで、視力が悪くなるような生活はしない。視力が良くなるように生活に目が良いものを取り入れたそうです。
遠くの緑のモノを見るのが目に良いならば、時間を作って遠くの緑色のものを眺め。
視力がよくなれば、昼間でも星が見えると聞くと、昼間に星が見えるように訓練を施すなど。
(ちなみに、視力がよくなると昼間でも星を見ることができます。私は小さい星こそ見ることはできませんが、昼間の青空に浮かぶ白い影である月は見ることができます。視力が良くなると星もあのように見えるそうです。)
視力の他にも、戦闘機で必要な能力があれば、日常の生活に取り入れていったそうです。
また、心構えの点でも「1対15」という圧倒的劣勢でも、状況を冷静に分析することと「最後まで諦めない」ことが生き残ることができたと仰られています。
「あきらめたら人生終了」の場面はそうそう体験はしないでしょうが、「あきらめたら試合終了」や「あきらめたら信用失墜」は生きている上で、そういう場面に遭遇するでしょう。
「あきらめない」為にはどうすればいいのか?
やはり、日々、自分に自信をつけるための「自分の強み」を成長させる必要がある。
これに、つきるのでしょう。 続きを読む投稿日:2015.05.17
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本気になればすべてが変わる 生きる技術をみがく70のヒント
松岡修造 / 文春文庫
自分を幸せにできるのは、自分だけである。だから、人間は誰よりも自分という存在を知らないといけない。
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<こんな人にお奨め>
・日々ストレスと闘ってる人
・自己コントロールを行いたいと思いつつ、どうすれば分からない人
<こんな本>
・自分自身を理解するためには、「自分の取扱説明書」を作成するのが早道。…
・ストレスが貯まることは当たり前のこと、ストレスからのリカバリーが肝心。
・決断力は日々の生活で鍛えれる。
・「頑張る」ことはカッコいい。
・「真剣」と「深刻は」紙一重
・良い条件が良い環境とは限らない。
・「坦々と同じことを反復していける人は強い」。繰り返しを新鮮に感じるコツとは。
・「立ち止まり」の時こそ気付きがある。
・自身がテニスプレイヤーだった時の経験だけでなく、キャスターとして世界と戦ってるスポーツマンを通して戦いとは、最終的に自分とどう向き合うべきかを教えてくれる本。
<感想>
松岡修造さんは暑苦しいというイメージがありますが、このご時世にエネルギッシュでありながら、礼節を重んじる人柄が好かれているかと思います。これは、本著においてもその人柄の良さがでています。
少し古い本ではありますが、東日本大震災直後に書かれており困難に打ち勝つためにエッセンスが詰め込まれています。
人はみな自分のことが分かっているようで分かってない。家電製品も取扱説明書を読んで初めて気付くことがあると思います。この例のように「自分の取扱説明書」を読んで初めて気付くことがある。では、どうすれば「自分の取扱説明書」を手に入れることができるのか?
松岡さんは、日記をつけることを推奨しています。
・気分が落ち込んだこと。
・気分がよくなったこと。
・何をしたら体調がよくなり、又は悪くなったか。
時系列でまとめておくと、客観的に自分のことを知る手助けになるとのこと。
「真剣」と「深刻」は紙一重のことですが、プロスポーツで「楽しんでプレー」をすることにおいて怒る人がいるそうです。怒る理由が、「真剣」にプレーを行っていないと感じてるそうなのです。松岡さんは、「真剣」と「深刻」が紙一重であると感じおり、不安や恐れを払拭して集中するために必要である。そのため、「楽しんでプレーをする」行為を批判するのは間違っていると論じています。
この辺は、自分も同じ考えです。「楽しむ」ことは、仕事を行う上でモチベーションや努力する上で必要なことだと日々感じています。本番において「楽しむ」くらいの心の余裕を持つことは非常に大切なことだと思います。
良い条件が良い環境ではない。これは、北京オリンピックで銅メダルをとった松田丈志選手のエピソードで語られています。本当の自分がやりたいことを聞くことを怠ると、自分探しの迷路に陥ってしまうとのこと。
日記や「自分の取扱説明書」を用いて自分と向き合う時間を作ると、自分の心の声を聞く力が養われるそうです。
この辺は、本当に反省の反省を行わなくては。特に昨今ですね、自分の心の声を聞くようになったのは。
己を知り敵を知れば百選危うしからずという言葉あります。この己を知ることは、非常に大切です。自分を過大評価もしなければ過小評価もしない。自分の欠点は自分の長所を伸ばすことで欠点を克服していく。
長所を伸ばすために、頑張ることはカッコいいことであり、頑張るということは坦々と反復することを惜しまないことである。
・・・まったくもってその通りだと納得してしまいました。
言葉は願掛けでもあり、呪いでもある。だから、ポジティブの言葉は口にだしてはいけない。
やることをやって、それでも状況が変わらなかったら。リズムやテンポに変化つけるという全く新しいことを行う勇気も必要である。
「有り難う」と「難有り」
松岡さんの交友の中でプロ意識が高い人ほど「感謝する」気持ちがあるそうです。困難とは出会いたくないは「本音」としてはそうです。しかし、困難があるから、知恵を絞りたくましくもなるという事実も忘れてはいけない。
そして、その困難に乗り越えたのは自分自身だけの力だけではない、だから感謝する。
本書では、イチロー選手の話が出てきますが、イチロー選手は本当にグローブやバットを大切にするそうです。イチロー選手の練習はストイックで有名ではありますが、彼が活躍できるのはグローブやバットという道具があるから。
感謝の言葉である「ありがとう」は漢字を入れると「有り難う」。「難」が「有」る時ほど感謝の気持ちを忘れないことが大切であるということでしょうか。
そういえば、イエスキリストも「汝の敵を愛せよ」という言葉を残しています。
人としての心持ちとして、本当に大切なことなのかもしれません。 続きを読む投稿日:2015.05.10
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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉
小倉広 / ダイヤモンド社
”世界は信じがたいほどシンプルだ。では、何が複雑にしているのか?”
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<こんな人にお奨め>
○アドラー心理学に興味があって、アドラーがどんな言葉を残したかを知りたい人。
○アドラー心理学の辞書的なものが欲しい人。
<この本は避けた方が良い人>
○アドラー心理学の本質を…深く知りたい人。
<こんな本です>
アルフレッド・アドラーが残した言葉に著者の小倉氏が解説をつけている本です。
<感想>
アドラー心理学の考えはいたってシンプルです。
世界に意味づけしているのは、すべて人間である自分。
そして、すべての問題は対人関係に起因すると。
私によっては、前書きの「自己啓発の父・アドラーはなぜ無名なのか?」を読んで引き込まれました。
そして、なぜ無名なのかは次のエピソードで納得しました。
アドラーの講演を聴いた聴衆の質問
「あんたの話は、あたりまえの話(コモンセンス)ではないか?」
アドラーの答え
「それで、コモンセンスのどこがいけないのか?」
最後に気に入った言葉を紹介して感想を終わります。
『怒りなどの感情をコントロールしようとするのは無駄である。
感情は「排泄物」なのだ。
「排泄物」を操作しても何も変わらないだろう。』
思い切り、泣いたり、笑ったり、怒ったりした時はスッキリしますからね。
怒りの感情は悪いといいますが、怒った後は排泄物をトイレで流してそれっきりすれば良いこと。
確かに排泄物を流さないでいじり回すことは、不健全です(笑)
感情は暴走させて、人を傷付けさえしなければ、大いに発散するべきものですよ、感情は。 続きを読む投稿日:2015.05.07
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ガンも生活習慣病も体を温めれば治る! 病気しらずの「強い体」をつくる生活術
石原結實 / 角川oneテーマ21
健康でいたければ、体の免疫機能の邪魔をするな
3
なかなか、考えさせられた本でした。
全部が全部、信じるわけにはいきませんでしたが、無視できない説得力がありました。
発熱や下痢になるのは、体が体内の病原菌の殺傷や毒物の排除を行う生理現象なのは周知の…事実ですが、実際には直ぐに薬を使ってその症状をとめてしまうのは、体に害があるものを排出しきれない問題が残ります。
また、発熱して体温が上げるもう一つの理由が、免疫力の代表格である白血球の活動を活発にするためです。
最近は、活性酸素が体に悪いという情報が飛び交ってますが活性酸素はもともと免疫機能の一つなのです。白血球が攻撃相手に活性酸素を使って相手を弱らせてから捕食する。この時に、体の組織も活性酸素に晒されるのでダメージを受けます。したがって、白血球が活躍するような身体の状態を改善しない限り、活性酸素だけに着目しても意味がありません。
「今まで病気一つしてこなかったのに、よりによってガンになるなんて」こんな話をよく聞きますが。
今まで病気一つしてこなかったから、ガンになったと著者は言っています。
病気の症状である発熱などは、体の浄化を行っている現象であり、熱を出したことが今までないのであれば、体内の老廃物や有毒物が貯まることで大病の原因となると主張されています。
確かに清潔な場所にはばい菌の繁殖は抑えられ、不潔なところにはばい菌が繁殖する。これが、体内でばい菌が繁殖する条件がそろっていたらと考えると、一理あるように思ってしまいます。
清潔や不潔の話では、身の回りや体臭などを気にしたことはあっても、そういう意識を持って体の中を気にしたことがある人はどのくらいいるのでしょう。少なくとも自分は、腸内細菌までしか思いに至りませんでした。
さて、ガンの話に戻り、体温が35.度で一番増殖し、39.3度で死滅するそうです。したがって、体温が低めの人がガンになりやすい。新陳代謝が亢進し、発汗・発熱が激しくなるバセドウ病疾患の患者がガンになりにくいことや、イタリアのポンティン湿原の周辺に住んでいた人々は、数百年の間ガンにかかっていなかったそうです。その湿原にはマラリアの病原菌をもった蚊が生息しており、マラリアで高熱を出していたことがガン予防になっていたそうです。
免疫の観点から考えて、体を冷やさないことが大切になりますが、現実的には冷え性の方が増えています。5つの原因が考えられています。
一つ目は、筋力不足。二つ目は、必要以上の水分の取り過ぎ。 三つ目は、塩分不足。四つ目は、食べ過ぎ。五つ目は、ストレス。
本書の後半では、健康のための食事について書かれています。基本は、体の体質にあった食事を行うことが重要であり、過食は体に悪く逆に少ないくらいが丁度良いと仰っています。
なお、サプリメントは次の要素「便通、小便の出が良くなる」「体が温まる」「気分がよくなる」が満たされれば摂ってもよい、だそうです。
さて、最近著名人がガンで亡くなったり、乳房の切除をしたニュースで「ガン」についてクローズアップしていますが、残念ながらガンについては未だによくわかっていないのが真相みたいです。
ただ、生活習慣や食生活でなるべくしてなったガンは例え切除しても、その環境を変えない限りは再発は免れないということ。
そして、体の免疫機能はガンに対してもともと対応できるようになっていることから、その免疫力を衰えさせない生活を送ることが大切である。
その生活を送る上で、本書は一つのヒントを与えてくれています。 続きを読む投稿日:2015.11.07