herumanさんのレビュー
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人事部の掟 あなたの異動・昇進・昇給はこう決まる!
浅島亮子, 千本木啓文, 柳澤里佳 / ダイヤモンド社
ブラックボックス人事部
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人事部本人達から見たらブラックボックスではないのであろうが、人事部以外の者から見たらまさにブラックボックス。業界、会社それぞれの形があるであろうから、人事部はこうだとはならないのではないか。読んだ後も…やはり、ブラックボックスに見えた。 続きを読む
投稿日:2017.05.13
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「がん」では死なない「がん患者」~栄養障害が寿命を縮める~
東口高志 / 光文社新書
しっかり栄養をとることで余命も変わる。
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癌に対する認識が深まった。特に、病を持つ人にスポットを当てたところに好感が持てた。単純に癌と戦うなとか、いや戦えというジャンルではなく、臨床的に、栄養学からみた病に対する仕方、考え方に共感できた。医療…関係者も患者様方も一度は手に取ってもらいたい一冊だと思う。自分も、もし病に倒れることがあったならこの本の医師に見てもらいたいと思った。作中、執筆医師と患者さんとの病室でのスナップ写真が掲載されているが本当に良い笑顔だと思う。 続きを読む
投稿日:2017.05.11
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スローフードな人生! -イタリアの食卓から始まる-
島村菜津 / 新潮社
スローフード。それは、食文化である。お袋の味であり、郷土料理でもあり、食を大切にする心である。
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サブタイトル通りイタリアのスローフード、スローフード運動を基軸に話は進む。海外の食文化や、食を通した人々の息づかいが感じられるようで楽しく読んだ。食とは人間における永遠の一つのテーマである。スローフー…ドは、ファーストフードの反対語ではない。人それぞれの形はあるが生き方、人生観も内包する。日本でもスローフードは以前からあった。いわゆるお袋の味と言うものか。読み終えて急に手料理を作りたくなった。家族と囲む食卓はなんと楽しいものであるだろうか。それは、人生の宝物だろう。 続きを読む
投稿日:2017.04.27
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そして、アメリカは消える
落合信彦 / 小学館
国際政治は、国の生き残りをかけた国家間の死闘なのであろうか。
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国際ジャーナリスト落合信彦氏による書き下ろし。タイトルからアメリカの今後の展望がメインテーマかと思ったが、そこは、やはり落合信彦氏であった。ライフワークである、ケネディ大統領時代におけるアメリカの考察…、キューバ危機、落合信彦氏のいつかどこかで読んだ記憶がある様な、いわゆるダイジェスト版か。最後に、ジュリアスシーザー(ユリウスカエサル)からの古代ローマ通史では、古代と現代の政治及び政治家の比較がなされるが、落合信彦氏の今までの書籍を読んできた者としては、いきなりの古代ローマ通史は、少し驚いた。最後は、西ローマ帝国が滅んだ背景と現代政治に変わりはないと言う意味もあるのであろうと思われる。貧しく将来の展望も持てない国民がいるのに、他国にじゃぶじゃぶ援助金を出すのはおかしい等、普段日本人であれば一度は思うであろう事もオブラートにもくるまず正にストレート。落合信彦氏のメッセージが込められた一冊であると言える。読後感は、文章がストレートなので面白かった。 続きを読む
投稿日:2017.02.27
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ニュートレーダー×リッチトレーダー 株式投資の極上心得
スティーヴ・バーンズ / 竹書房
新米トレーダーの成長物語。
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新米トレーダーが金持ちトレーダーとの会話の中から投資に対する心構えや知識、テクニックを学んでゆく。難解な理論はなくシンプルな構成で投資初心者におすすめ。新米トレーダーは、失敗しながらも少しづつ成長し、…誰のものでもない自分の投資スタイルを確立してゆく。それは、読み手にも伝わる。読み物としても面白かった。 続きを読む
投稿日:2017.01.19
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日本の論点2017~18
大前研一 / プレジデント社
面白かった。
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今年も買った。正に日本や日本人の論点を網羅している。しかし、その内容は理路整然と単純明快にして読者の脳に染み入るような読書感。物事には、色々な見方考え方があるが、筆者の分析力洞察力に唸った。おそらく来…年もまた買うことになるだろうと思う。その前に、プレジデントを購読するきっかけになるのかもしれない。 続きを読む
投稿日:2017.01.15