ライトノベル
性悪天才幼馴染との勝負に負けて初体験を全部奪われる話
シリーズ内の平均評価:
(1)
「嫌い」な彼女に負けるたび、曝け出されるホントの気持ち――。吉沢わかばの幼馴染、梅園小牧は完璧である。品行方正で才色兼備な優等生・・・・・・というのは表向きで、人を見下す性悪女だ。私はそんな小牧に勝ちたいあまり、大事なものを賭けてでも勝負を取り付け――結果は私の負け。そして、「わかばが、自分の意思で、私にキスをして」奪われたのはファーストキス。尊厳を取り戻すためにまた勝負を挑むものの、小牧が勝ったら私の大事なものを一つ奪うという条件をつけられ――。デートに添い寝、初恋の人に言いたかった"好き"と・・・
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平凡で負けず嫌いな私と、なんでも完璧な優等生・小牧は、大事なものを賭けて勝負する。「気持ち良くなった方が、負けね」大事だったキスすらも勝負になり、しかしそんな小牧との触れ合いを心地よく感じてしまった私は――夏休みの一週間を小牧に奪われる。「記憶に焼き付けなよ。将来誰とデートしても、私のことを思い出せるように」プールに水族館、ホテルでのお泊まり。“恋人同士”の理想のデートを捧げる一方で、小牧の一番好きなものも、本当の笑顔も知らないことを寂しく思う自分がいて・・・・・・。そして一週間の最後に訪れる夏祭り。打ち上がる花火は、小牧の気持ちを照らしてくれるだろうか?
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「嫌い」な彼女に負けるたび、曝け出されるホントの気持ち――。吉沢わかばの幼馴染、梅園小牧は完璧である。品行方正で才色兼備な優等生・・・・・・というのは表向きで、人を見下す性悪女だ。私はそんな小牧に勝ちたいあまり、大事なものを賭けてでも勝負を取り付け――結果は私の負け。そして、「わかばが、自分の意思で、私にキスをして」奪われたのはファーストキス。尊厳を取り戻すためにまた勝負を挑むものの、小牧が勝ったら私の大事なものを一つ奪うという条件をつけられ――。デートに添い寝、初恋の人に言いたかった"好き"という言葉まで。全てを奪っていく小牧が大嫌いなはずなのに。奪われて、ぽっかりと空いた穴を埋めるように流れ込む、この感情はなんだろう?【惹き込まれる“沼”度に作家陣、衝撃!!】みかみてれん 代表作:『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』---------どうしてこんなにも切ないのだろう。ふたりの少女が『勝負』を繰り返し、相手に自分の存在を刻みつけてやろうと食い下がる。その先に待つのが、優しい未来ではなかったとしても、それでいいと、彼女たち自身がそう定めてしまっているから。---------仲谷鳰 代表作:『やがて君になる』---------過激で歪ながんじがらめの関係に引きつけられながら、その隙間に見える慈しみや切実さをもっと覗きたくなる。邪道の顔をして実はこれ、正道の百合小説なのでは!?---------
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