便利な購入方法
-
-
極道が守るべきものは、破門でも命でもない。極道(おとこ)の精神(こころ)だ。その精神(こころ)こそ、極道者が命を賭けて守るべき、任侠(おとこ)の砦なのだ・・・と放つ「修羅の紋章」他、「残侠の挽歌」「白虎の源」「嵐の兄弟仁義」「逆縁殺しの盃」「男一輪任侠華」「殺戮の仁義」の6編を収録した極道傑作短編集。
-
-
個人の思惑ではどうにもならない極道稼業。大阪宋右衛門町に響く哀しい極道(おとこ)のブルース「残侠仁義華」の他、「残侠の牙城」「残侠の掟」「裏門釈放」「昭和ドス仁義」「黒い牌の仁義」「乗り込み山陰道」の傑作6編収録した極道短編集。
-
-
侠和会若頭の大熊鋭二郎と鳴門組組長の鳴門総一郎が結縁するとの話を聞き、驚いた大瀬組組長・大瀬直次郎は、その真意を糺(ただ)すべく取持人の荒神会の親分・新井文次を訪ねる。だが・・・。一方、東京から戻った京極鉄次も侠和会に囚われてしまう。しかし、さしも紛糾を続けた抗争も、侠和会若頭・大熊の策謀でついに収束。そして、鳴門組と大瀬組の手打ち式の日、脱出した京極はただ一人極道者の仁義を通すために式場に乗り込んで行くのであった――。
-
-
親分の鳴門組組長・鳴門総一郎を撃ち、新宿の金野総業を頼って上京した京極鉄次は、歌舞伎町で追手の大瀬組幹部の新藤たちを見かける。一方、大阪では侠和会が鳴門組をつぶすべく、策動し始めていた。鳴門組と大瀬組との戦争は侠和会を加えてますますドロ沼化の様相を見せ、さらに京極が上京したことにより関東対関西へと複雑化してゆくのであった・・・。
-
-
西日本最大の組織、侠和会の動きは早かった。早速鳴門組組長宅に若者頭・大熊が訪れて一千万の現金を渡し、北大阪銀行から手を引くように頼むのだった。組長・鳴門総一郎は、京極に百万を渡して手を引かせようとするが、怒った京極は、組長を撃ってしまう。渡世の上での罪とされる親への反逆。それを行った京極鉄次の仁義とは!? 他、「黒白の仁義」収録。
-
-
大阪鳴門組幹部・京極鉄次は、偶然北大阪銀行が不正融資をおこなっていることを耳にする。そこで興信所を使って調べたところどうやら事実だと確信した。北大阪銀行に乗りこんだ京極は、自分に一億の融資をするよう支店長を脅迫した。だが、北大阪銀行の後ろには、西日本最大の組織、侠和会が控えていた・・・。どうする京極! 他、「落日の仁義」収録。
-
-
舞台は岐阜県大垣市。直参百十余人、傘下団体三百余り、一門総勢六千人の大阪に本部を置く西日本屈指の新興博徒「藤友会」の強引な侵攻に渡世の意地を通す地元・三本松一家の極道(おとこ)・小松鉄二の熾烈な昭和の仁義。表題作「昭和最後の任侠」の他、「残侠の詩」、「無頼三兄弟」「渡世人の挽歌」3編収録。
-
-
全面戦争へと突入した至誠会と関西連友会。反撃に転ずべく、大阪入りしている山内組の面々。だが、一方の関西連友会には意外な客が訪れていた。二代目浦島会・若者頭の本宮鉄二らである。そのためかそれまで強硬だった関西連友会も、ついに手打ちに応じようとするのだった。しかし、山内組若者頭・藤原純一は、山内組長を撃(は)じいた奥野孝幸を許そうとはしなかった! 伊予路に咲き、伊予路に散った極道(おとこ)たちの水滸伝完結!
-
-
ついに、全面戦争へと突入した関西連友会と至誠会。これを機に新居浜へ歩を進めようとする関西連友会は、新居浜での盛大な葬儀を行おうとする。山内組若頭・藤原純一は、きびしい警察の目をかいくぐり、その葬儀を宿敵鎌田とその兄弟分の三宅組組長の殺害によって阻止。そしてそのまま大阪へと向かい、再び奥野の捜査を開始する! 伊予路に風雲急を告げる迫真の第3部!
-
-
組長の負傷に対し、山内組は四国全土に大包囲網を敷いて奥野等の行方を追求、ついに彼等の潜むアパートを捜しだし奇襲をかけた。激しい銃撃戦のすえ奥野は逃亡し、双方一名ずつの死者を出した。伊予路を侵すか、撃退されるか!? 極道の意地を賭けて鎌田が再び西条へ乗り込んできた! 関西連友会対至誠会、ついに全面戦争突入か!? 他、「残侠血染めの仁義」収録。
-
-
四国の新居浜と西条の夜の街を徘徊する怪しげな3人組。至誠会山内組の若頭・藤原純一は、それが関西連友会の売春による縄張り荒らしであることをつきとめた。首謀者の鎌田の断指で、この件は一応終わったかにみえた。が、鎌田の舎弟・奥野による山内組組長襲撃によって事態は急転する! 他、「関東旅仁義」収録。
-
-
極道劇画の決定版! 村上和彦が描く超リアル傑作任侠道シリーズ! 映像化作品多数あり。1971年、「昭和極道史/逆縁の盃」が、「現代やくざ 盃返します」として、菅原文太主演で映画化。翌72年、梅宮辰夫主演で「昭和極道史」が映画化。1994年、Vシネマにも進出し、「首領への道」「第三の極道」シリーズなども映像化。五代目森田組内松浦組若頭の加納健治は、舎弟の広尾鉄平の義弟で、極道気取りの高津秀夫を殴り殺してしまった。加納は東京へ身柄をかわしたが、この事件が組を割って争う森田組の跡目、六代目抗争に利用されるのあった―。
-
-
-