スポーツビジネス 最強の教科書
平田竹男(著)
/東洋経済新報社
作品情報
スポーツ経営はすでに一つの体系的学問である。アマチュアから「プロ」まではじめての本格的な入門書。斯界の第一人者が、豊富な実例とともに体系的な知識として提示。
【主な内容】
序章スポーツビジネスの世界
第1部 欧米のスポーツビジネス
第1章欧米のスポーツリーグ
第2章欧米のリーグ構造と特徴
第3章欧米のプロスポーツクラブ
第2部 日本のプロスポーツの経営
第4章プロ野球
第5章Jリーグ
第6章バスケットボール
第3部 スポーツビジネスのトリプルミッション
第8章トリプルミッション
第9章逆台形モデル
第4部 メディアとスポーツ
第10章TVとスポーツ
第11章スポーツとインターネット
第12章スポーツとスポンサーシップ
第5部 スポーツ産業
第13章スポーツ用品メーカー
第14章スタジアム
第15章日本人のスポーツライフ
終章国とスポーツ
おわりに
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この作品のレビュー
平均 3.0 (3件のレビュー)
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スポーツビジネスの競技・国ごとの収入割合、リーグとクラブの役割分担などが、分かりやすい数字やグラフとともに、網羅的に理解できる。
ヨーロッパ、アメリカ、日本という3つの軸でプロスポーツとしての枠組み…の説明がされているが、日本のプロ野球は巨人中心の視聴率が下がり続ける中でも、各球団ごとの経営を続けていて、Jリーグは、J3を含めた地域密着の推進、セカンドステージ、チャンピオンシップなど再度、この本で言うアメリカ的ともとれるアプローチの取り入れている。比べることによって、ヨーロッパ型、アメリカ型のどちらかではなく、日本独自のかたちを作っていく過程であることが、改めて明確に感じられた。
また、2012年に発行された本だが、データは2010年くらいまでのものが多いが、特にインターネットの分野はその後のスマホ化、Facebook、Lineの伸びなど変化が早く、情報の鮮度が落ちてしまうことを感じる。
スポーツビジネスを全体像を、俯瞰して把握するには丁度良い本でした。続きを読む投稿日:2015.12.28
このレビューはネタバレを含みます
スポーツビジネスの全体感を把握するために。
レビューの続きを読む
The 教科書という感じ。
統計データも多くて、調べ物をするのによさそう。
思ったことめも
欧州サッカートップクラス 4億ユーロぐらい=400億
日本ト…ップでも30億ぐらいの収入
MLB トップは、4億ドル=400億円 2位以降は、200億程度
巨人、ソフトバンク 200億程度
チーム数は違うが、一チームの事業規模は近い。
野球は、財務状況を明かしていないので、詳細は不明。
普及、勝利、資金のバランス
資金から杯って、循環をまわす方法と、
普及から、回って循環をまわす方法などありうる。
日本では、放映権が不十分なので、
広告費、が大きな割合を占める。
もともとの親会社から押し筋が重要となる。
世界的に見るとスポーツ用品事業は、7年で15%の伸張を魅せている
→どの分野?どこの国?
一方、日本国内では、スポーツ用品事業は減少中
増加しているのは「サービス」観戦量や施設利用料
スポーツクラブの伸びも2009年ごろで止まり、高止まり中。
国内のスポーツ経済の発展は止まっている印象。
放映権料が全体の30%ぐらいではある。
結局、放映権料はCM料つまり、スポーツは、
人々のテンションをひきつけるパンダであり、
それに付随して、物・サービスを売るために使われている。
人々を熱狂させる秘密はどこにあるのか。
やはり、そこを知る必要がある。
ひとまずこれにて、この本は終了。
教科書として、とても面白い本であった。
ざっくりと市場規模を知るために非常に勉強になった。続きを読む投稿日:2013.02.11
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