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織田孫十郎信次を首尾よく都から連れ戻すことに成功して、藤吉郎は信長に認められた。しかも、至難と思われた清洲城の外塀修復を広言どおり3日で成しとげて、ますます覚えはめでたい。いよいよとんとん拍子の出世街道に船出することになる。その上、お禰との祝言もあげて、メデタシメデタシの二十五歳。だが戦国の妖雲はいよいよ激しく……。青年太閤の奔放・痛快・型破りな人生航路。がむしゃら太閤記、ここに完結!〈全五巻・完結編〉
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尾張半国を制覇した信長に対する織田家の内訌は、一向に治まらない。その中で首尾よく信長の厩番に就けた藤吉郎は、密命をおびて京へ上った。ここで一番、なんとしても任務を全うして、主君の期待に応えよう。それが己れの出世につながるのだ。決意を固める藤吉郎の前に、あの憧れのお通が現れた……。青年太閤の破天荒な物語。〈全五巻〉
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放浪を続けた日吉丸だったが、最下級の身分とはいえ、松下嘉兵衛の厩番に、念願の仕官の道がつき、勇気百倍。名前も木下藤吉郎と改めて、急に大人になった気分、いよいよ天下晴れての武士である。持ち前の機転に加えて、骨身を惜しまぬ精進に、主人の覚えもめでたい。ひといちばいの機転と勤勉が認められだんだん出世の道が……。だが、出る杭は打たれる。とかく仲間うちではイジメの対象となるけれども、くじけぬ藤吉郎の前途は明るい。痛快な青年太閤記!〈全五巻〉
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ちょっぴり色気も出てきたし、ちょっぴり大人の世界ものぞいた。そしてちょっぴり出世の希望も持ちはじめた。「そうだ、駿府へ行こう。うまい働き口があるかもしれない」と、胸はずませてやってきた、すばしっこい小猿。途中で別れた日吉丸の名を失敬して、武家奉公にありついた。ところがどっこい、世の中、そうそう甘くはない。再び放浪生活が始まる……。運は天に! 努力は惜しまず! 甘くはないががんばるでなも。痛快・軽快な時代長編。〈全五巻〉
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今夜も京は燃えていた。この世から、戦火が熄むなどとは考えられない。火を消し止める者は誰もいない。夜盗が家々を荒して廻るのを、防ぎ止める手もなかった。激動の風吹きすさぶ戦国時代、ここに2人の少年がいた。一人は小猿、一人は日吉丸。――ある夜、寺を焼け出された日吉丸は、同年輩の少年・小猿と出会った。二人は手をたずさえて、戦国の世に浪々の船出をし……。ふたり合わせて、なんと後の木下藤吉郎秀吉? 楽天人生、だが底に潜む気骨。新機軸の太閤記。〈全五巻〉
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