東レ 改訂版 リーディング・カンパニー シリーズ
井上正広(著)
,佐藤眞次郎(著)
,久野康成(著)
/出版文化社新書
作品情報
リニューアル第2弾『リーディング・カンパニーシリーズ 東レ 改訂版』が登場!
「リーディング・カンパニーシリーズ」は、2008年に発刊を開始し、日本の各業界をリードする企業の情報を1冊にまとめたシリーズとして採用対象者を対象に好評を博しているが、今シリーズからは、経営分析、海外戦略、営業戦略など加え、より現場に近いビジネスマンを読者対象にリニューアル。もちろんトップインタビューや企業・業界の歴史は前シリーズに引き続き掲載している。
2015年4月発刊の新シリーズ『リーディング・カンパニーシリーズ 東京海上ホールディングス』に続き、リニューアル第2弾として2008年発刊の前作の内容を全面刷新した『リーディング・カンパニーシリーズ 東レ改訂版』。現・経団連会長を輩出する東レが繊維、化学のリーディング・カンパニーとしてどのように経営の舵を切り、事業を展開してきたのか、また標榜する経営理念、経営の基本、今後の経営・事業展開に迫る。
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【概略】
1926年(大正15年)に東洋レーヨン株式会社として産声をあげ、2016年4月に創立90周年を迎えた東レ株式会社。レーヨン(木材パルプを化学製品で溶かし、再び糸状にした化学繊維)のベンチャ…ーからヘルスケア・環境ビジネスまで取り扱う世界企業にまで成長した。その成長の過程と、謎に迫る。
2024年03月22日 読了
【書評】
「東レグローバル英語スクール」で英語落語をさせてください!(誰に叫んでるの?w)・・・と思ってしまった(笑)
ちょいと諸事情で東レという企業にお邪魔する機会を頂けそうで。あ、英語落語なら最高に嬉しいのだけど、ちょっと違う。そのため少し東レという企業を知りたくて手に取ってみた。
こういった本は、当然・・・化粧というか綺麗に描いてはいると思う(あぁ、こういう言い方をする自分は、汚れてしまったなぁと思う)けれど、そういった係数を外してみても、「うわぁ~なんか・・・東レ・・・すげーーー!」と思ってしまった(単純)。
いやまずね、セントレアにあるフライトオブドリームスのさ炭素繊維でビックリしてたの。あの軽さに。素人でもわかる違いだもの。あの軽さに至るまでの、トライアンドエラーの重さたるや。・・・という知識だけしか持ってなかったのよね。
「繊維」なイメージしかない(ホントすみません浅い知識で)のだったけれど、本当に色々やってるね。本書内の高分子材料(ポリマー)からの表現で「ほぉ」と思う。ポリマーを一次元に伸ばせば糸(ここが自分にとっての「東レ」感100%)で、縦×横の二次元に伸ばせばフィルムになって、縦×横×高さの三次元に拡げれば樹脂となるそうな。そりゃ広い受け皿になるよね。
海水を真水にすることについても、凄く深く関与しているし、製薬にまで手を広げてる。そしてマンションまで!愛知県ではまだ東レ建設の分譲マンションは・・・ないよね、きっと。いやぁ~東レ建設が建てたマンションの管理組合の顧問、やらせてほしい(笑)
本書では現会長・当時の社長である日覺さんのお話が面白い。「現場」を超絶重視するポリシーを持つ日覺さんのエピソードで、日本には不要ではと思えるISOが欧米では必要な理由が日覺さんの経験から語られていたり、(欧米では)比例費(変動費)と捉えられがちな人件費を固定費としてとることによる離職率の低さなど、凄く興味深い。
もう一つ、ちょうどファシリテーション先の会社でも紹介をさせてもらった「アングラ研究」というものにも触れたいね。元々は「ポストイット」が誕生した米国スリーエムで行われてるものらしいのだけど、自社のビジネスに役立つことを前提に勤務時間の15%を自由な研究に振り向けてよいという「15%ルール」から派生したものらしくて。正式な研究テーマとして決定される前の予備的な実験・調査の10~20%を費やすことが奨励されているそうな。これは面白いよねぇ。社員の自主性・自発性を促すことにもつながるし。
あと超絶個人的には「TEEWAVE AR1」という炭素繊維複合材料などの東レの技術と研究の粋を集めた「車」・・・これ、見たい!今は「AR2」とか「AR3」とかになってたりして。
本書は企業の紹介本なのだけど、小説のような感じで読めちゃう。・・・ということは、それだけのストーリーが東レには詰まってるということだな。続きを読む投稿日:2024.03.22
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