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【第68回毎日出版文化賞特別賞受賞】盟友デムーラン、ダントンらを処刑台に送り、喪失感に苛まれながらも革命の完成を目指すロベスピエール。最高存在の祭典でフランス人民がひとつになり、対外戦争でも大きな勝利を収めたが、行き過ぎた粛清が恐怖を呼び、公安委員会が分裂。ロベスピエールやサン・ジュストに逮捕状が――。革命は成ったのか。全てを懸けた男たちの運命は。毎日出版文化賞特別賞受賞の歴史巨編、ついに完結!
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【第68回毎日出版文化賞特別賞受賞】ジャコバン派の独裁を完成させるべく、エベール派を処刑したロベスピエールは、革命当初からの盟友・デムーランやダントンらをも断頭台へ送ろうとする。デムーランの妻リュシルは、逮捕された夫を救おうとロベスピエールに哀訴するが、彼の口から思いもかけない激しい言葉が吐き出され――。共に理想を追い闘ってきた男たちの道は、どこで分かたれてしまったのか。非情なる別れ、慟哭の第17巻。
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【第68回毎日出版文化賞特別賞受賞作】公安委員会に加入したロベスピエールは、共和国フランスを幸福に導くには徳が必要であり、徳を実行するためには恐怖が不可欠であるとして、いっそう強力に恐怖政治を推し進めていた。一方、激しい政争の末、劣勢に追い込まれたエベール派は、公安委員会を倒すべく蜂起を企てるが、あえなく失敗。行く手には革命広場の断頭台が――。革命は理想郷を実現できるのか。苛烈さを増す、第16巻。
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【第68回毎日出版文化賞特別賞受賞作】ジャコバン派の中心人物の一人で、大衆から熱狂的な支持を受けるマラが暗殺された。マラの後継者を自任するエベールが勢いを増す中、サン・ジュストら同志からジャコバン派の強力な指導者となることを求められたロベスピエールは、公安委員会に加入して恐怖政治を敷き始める。元王妃マリー・アントワネットやジロンド派の面々が断頭台へ送られ――。フランスに粛清の嵐が吹き荒れる、第15巻。
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【第68回毎日出版文化賞特別賞受賞作】国内外の危機を放置し、革命を停滞させるジロンド派の排除を決意したロベスピエール。ジャコバン派を率いて議会で攻勢をかける一方で、パリの市民にも蜂起を呼びかける。新聞「デュシェーヌ親爺」を発行し、庶民に絶大な人気を誇るエベールの働きもあり、パリは三度目の蜂起に突入。ジロンド派の追放を叫ぶ民衆が、議会に押し寄せ――。フランスが一党独裁への道を走り始める、怒涛の第14巻。
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【第68回毎日出版文化賞特別賞受賞作】国王ルイ16世を断頭台に送り込み、共和政の道を歩み始めたフランス。しかし不況はとどまるところを知らず、対外戦争ではフランス包囲網が敷かれ戦況は暗転、国内ではヴァンデ県を発端に内乱が拡大する。国内外の脅威に無為無策ながら、政権を手放さないジロンド派がマラを告発したことで、マラを信奉するサン・キュロットら庶民の怒りが膨れ上がり――。民意が革命を暴走させる、第13巻。
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1792年8月の蜂起で王権が停止され、国王一家はタンプル塔に幽閉された。パリの民衆は反革命の容疑者たちを次々に虐殺。街に暴力の嵐が吹き荒れ、立法議会に代わって国民公会が開幕すると、新人議員サン・ジュストの演説をきっかけに国王裁判が開かれることに。議員たちのさまざまな思惑が交錯する中、ついにルイ16世の死刑が確定し――。フランス王政の最期を描く、血塗られた第12巻。
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革命に圧力を加えようとする諸外国に宣戦布告したフランス。しかし戦場の兵士たちの士気は低く、緒戦に敗退。開戦を主張したジロンド派は窮地におちいる。敗戦の責任を王家に転嫁しようと民衆の蜂起を促すも、あえなく失敗。政局が混乱し革命が行き詰まりかけた時、フランスの未来を拓くために、ダントンが、デムーランが、再びパリを起ち上がらせる! 革命が大きく舵を切る、運命の第11巻。
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1792年。憲法が制定され立法議会も開かれたフランスだったが、さらなる凶作と物価の高騰に民衆はいまだ飢え、苦しんでいた。そんな中、失墜した王家の威信を取り戻したいルイ16世は、国民の不満を国外に向けるため他国との戦争を望むジロンド派の面々を起用し、開戦内閣を組織する。反戦を主張するロベスピエールの抵抗もむなしく、フランスはついに戦争を開始し――。歴史巨編、新章突入!
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フイヤン派による弾圧で無実の人々が殺され、怒りに燃えるロベスピエール。そんな中、ついに憲法が制定され、改選議員による立法議会が開幕した。フランスの政治は新たな段階に入ったかに見えたが、諸外国からの革命に対する圧力は増し、その脅威に対抗すべく戦争を望む声が国内で高まってゆく。不穏な空気の中、ロベスピエールが取った道は。フランス再生はかなうのか? 革命が岐路に立つ、第9巻。
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変装してパリから脱出した国王一家だが、目的地まであと一歩のところで追手に捕らえられる。民衆の失望と反感はすさまじく、王家の威信は地に墜ちた。しかし議会は王の「逃亡」を「誘拐」とすり替えて発表。ロベスピエールら左派が反発する中、ブルジョワ中心の世の中を目指す有力議員たちが、フイヤン・クラブを設立し、政局は一気に緊張する。そしてついに、流血の惨事が――。激震の第8巻。
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王家に味方してきたミラボーが病死し、議会工作の術を失った国王ルイ16世。王族の亡命に神経を尖らせるパリの民衆に、別荘行きを力づくで阻止され、にわかにパリ脱出を決意する。スウェーデン貴族フェルセンの協力で、王妃マリー・アントワネットと幼い王子、王女とともに、真夜中のテュイルリ宮から抜け出すが、逃亡計画は次第にほころびはじめ…。国王一家の運命や、いかに。緊迫の第7巻。
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