知の現場
久恒啓一(監修)
,NPO法人知的生産の技術研究会(編)
/東洋経済新報社
作品情報
近年激動する経済情勢下に、ビジネスマンのみならず、あらゆる階層の人たちは自らを磨き、学ぼうとする意欲とその必要性に迫られている。その中で、普通のハウツウ本では容易に身につかない知識の習得と発信できる知恵を、何とか得てみたいとの願望が根強いのが実状だ。近年激動する経済情勢下に、ビジネスマンのみならず、あらゆる階層の人たちは自らを磨き、学ぼうとする意欲とその必要性に迫られている。その中で、普通のハウツウ本では容易に身につかない知識の習得と発信できる知恵を、何とか得てみたいとの願望が根強いのが実状だ。
本書は、寺島実郎氏、小飼弾氏、小山龍介氏など知的生産のスペシャリストとして高名な20名の、書斎やオフィスを訪ね、「知の構想」現場を取材。彼らの「知」に対する熱い思い・視点は、向上心の高い読者の知的生産のための指針と大きなヒントとなるはずである。
※本書は2009年12月に東洋経済新報社より刊行された『知の現場』を電子書籍化したものです。
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商品情報
- シリーズ
- 知の現場
- 著者
- 久恒啓一, NPO法人知的生産の技術研究会
- 出版社
- 東洋経済新報社
- 書籍発売日
- 2010.01.01
- Reader Store発売日
- 2011.12.02
- ファイルサイズ
- 5.6MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (26件のレビュー)
-
本書を編集したNPO法人知的生産の技術研究会は、文字通り、日本において“知的生産”というコンセプトを広く知らしめたベストセラー『知的生産の技術』(1969年)の著者である故・梅棹忠夫氏(1920~ 2…010年)を特別顧問として1970年に発足し、 “知的生産”をテーマとする勉強会や本の出版を行ってきた団体で、本書はその創立40年を記念して企画・出版されたものである。
本書に登場する21人はいずれもビジネスの現場の第一線で活躍するプロたちで、私も、寺島実郎、奥野宣之、北康利、樋口裕一、小中陽太郎、小山龍介、山田真哉、原尻淳一、小飼弾の各氏らについては著書などを読んだことがあるが、これらの蒼々たる知的生産者が、自分の生き方、知的生産の技術を公開しており、上記のような背景・歴史をもつ知的生産の技術研究会だからこそ可能であった企画といえ、非常に贅沢な内容である。
私が特に印象に残ったのは以下のようなフレーズである。
寺島実郎~「要するにまずコア(中心・中核)となる問題意識があって、そこから枝葉のように拡散して拡大していって、それから収斂してきて、相関というものが見えてくるようになります。」
久保田達也~「最先端、一流、本物に触れているときこそが知の瞬間の現場だと思う。」
久恒啓一~「日本には「百説」という言葉があって、何でも100を超すとあるレベルを超えるといわれています。」
久米信行~「もっと頭と心を柔らかくするためには、いつもの守備範囲の外、想定外の領域で情報収集と発想を行う機会が重要です。・・・要は「昨日と同じ今日」「去年と同じ今年」を繰り返しているとネタに詰まって書けなくなるのです。」
田中靖浩~「便利な道具に頼りすぎることは、知的活動を道具に束縛されることだ」
小飼弾~「周囲の期待どおりに動いたのだとしたら、周囲の期待で完全に私をエミュレート(似せて機能させること)できて、私の存在価値そのものがなくなってしまいますよね。世間をどれだけ裏切れるのかが私の価値です。」
「知の職人」たちの思考・生産術を垣間見ることができる一冊。
(2010年1月了)続きを読む投稿日:2018.01.01
”100booksでも話題になってた一冊。しんのすけさん、久恒さん、久米さんなど豪華執筆陣
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<読書メモ>
http://d.hatena.ne.jp/hito-kan/20100131/126…4909128”続きを読む投稿日:2019.08.15
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