八日目の蝉
角田光代(著)
/中公文庫
作品情報
直木賞作家・角田光代が全力を注いで書き上げた、心ゆさぶる傑作長編。不倫相手の赤ん坊を誘拐し、東京から名古屋、小豆島へ、女たちにかくまわれながら逃亡生活を送る希和子と、その娘として育てられた薫。偽りの母子の逃亡生活に光はさすのか、そして、薫のその後は――!? 極限の母性を描く、ノンストップ・サスペンス。第2回中央公論文芸賞受賞作。
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商品情報
- シリーズ
- 八日目の蝉
- 著者
- 角田光代
- 出版社
- 中央公論新社
- 掲載誌・レーベル
- 中公文庫
- 書籍発売日
- 2011.01.25
- Reader Store発売日
- 2011.06.10
- ファイルサイズ
- 0.4MB
- ページ数
- 385ページ
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この作品のレビュー
平均 3.9 (1587件のレビュー)
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これは、本当に評判どうりで面白かった。
角田光代さんのこの小説を読む前は、女性の作家が書いた本は
ほとんど読んだことがなかったのですが、ふとしたことから映画の「八日目の蝉」
を観たことがきっかけで、どうして主人公の女性はこんなことをするよう…になったのか
興味がわいて読み始めたら・・・なんと、これが面白くて面白くて2日で全部
読んでしまいました。これを読むと、男ってその場限りの都合のいいことを語りますが、
実際に子供を育てるのは女の役目なんだなぁと実感しました。小説としては異例の犯罪者が主役で被害者は脇役で、
誘拐された娘が大人になってから幸せになろうとする過程も上手に描かれていたと思います。続きを読む投稿日:2015.04.03
-
恐らく女性向け。
もしかしたら女性の読者だったら楽しめるのかもしれない。結婚してないし子供もいない私にはどうしても登場人物たちがどうしようもなく自分勝手でとても共感できなかった。
大体妻子持ちの男が浮気するというのも…許せないし、あろうことは浮気相手を身ごもらせるなんて犯罪行為にしか思えない。
他人の子を盗み逃亡した主人公が早く捕まって裁きを受ければいいと思ったのは私だけだろうか?浮気をして相手を身ごもらせた二人の人物の家庭が崩壊すれば多少はスッとしただろう。
後味の悪い作品だった。続きを読む投稿日:2016.01.12
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