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大坂十里四方上知政策と印旛沼開鑿(かいさく)政策は完全に破綻した。日ごとに勢いを増す反改革派と大奥の策動は、水野忠邦をじわじわと破局に追いつめる。とその矢先、片腕とたのむ鳥居耀蔵の裏切り! 天保改革の立役者忠邦も、ついにおのれの敗北を悟る。――天保改革の全容とその実態を描く壮大な時代長編完結編。〈全5巻〉
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印旛沼開鑿(かいさく)の裏で、役得の甘い汁を吸う現地役人の怠慢、加えて豪雨の襲来など、工事は難航をきわめる。だが、それにもまして、大坂十里四方上知令に対する紀州家の猛反対は、水野忠邦には思わぬ打撃であった。忠邦打倒派の動きも日ましに活発化していくようである――天保政治の実相を壮大に描く時代長編。〈全5巻〉
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改革政治の陰の支配者を自負する鳥居耀蔵は、配下本庄茂平次を巧みにあやつり、着々と実力をたくわえていく。いっぽう、水野忠邦の改革令は厳しいばかりで一向に庶民の共感を得られなかった。忠邦はついに己れの政治生命を賭けて、印旛沼開鑿(かいさく)工事を敢行するが……。天保政治の実相を壮大に描く時代長編。〈全5巻〉
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政権を一手に握り、いよいよ峻烈な改革に乗り出した水野忠邦。だが、その前途には大奥の反目や反対派の策動など暗雲がたれこめている。いっぽう忠邦に取り入り、己れの野望を遂げんとする鳥居耀蔵は、配下の本庄茂平次に命じて、敵勢力を完膚なきまで叩くべく画策する――天保政治の実相を描く時代長編。〈全5巻〉
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上意! 江戸城老中部屋に呼ばれた将軍家慶の側用人水野美濃守は、老中筆頭水野越前守忠邦から、突然の罷免を告げられた。その瞬間こそ天保の改革の幕あけだったのだ。家慶の信を得た忠邦は野望に燃える鳥居耀蔵を町奉行に抜擢、苛烈ともいえる容赦ない諸改革を断行する。天保政治の実相を壮大に描く時代長編〈全5巻〉
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