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朝井まかて / PHP研究所 (24件のレビュー)
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総合評価:
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toradesukantia55
長かったけど・・・楽しめたかな。 朝井さんの作品は6冊くらいしか読んだことないので、 これを機に、未読の作品を読んでみようかな。 読もうと思っていて、読まないままの本が結構ある。 敬遠の原因は、本の厚…さかも。 ただ、こういう書き方というか進め方は、 時間がかかるけど、読み手のストレスは少ない。 安心の筆力。朝ドラになりそう。続きを読む
投稿日:2024.03.13
inakanosaru
実在の日本初の洋食店を開いた料理人をモデルに、料理人の奥さん視点で書かれた物語。 幕末や明治の歴史上の人物も多数登場し、新しい時代や国のために熱く生きる様子も感じられ、とても面白かった。 大阪の中之島…に明治にそんなレストランやホテルがあったのかと、今の中之島の様子から想像しながら読むのも楽しい。 続きを読む
投稿日:2024.02.24
ONO
日本で初めて洋食屋を開いた草野丈吉の妻の視点で書かれ、女性の立場に大いに感情移入しながら読んだ。幕末から明治にかけて、長崎、大阪の文明開花の様子、著名人との交流も興味深かった。壮大な映画を観た気分。
投稿日:2024.02.12
kosamebitaki
このレビューはネタバレを含みます
実在の人物をあつかう物語にはそれなりの制約がある。事実を歪めての展開はできない。にもかかわらず、これだけの広がりを物語に持たせる朝井まかてさんはさすがと思う。 綺羅星の如く、幕末明治の歴史をを作ってきた人々が次々と表れるが、彼らはこの物語の中では、時代の背景にすぎないとさえ思われる。事実の隙をつくように、いきいきと描かれた庶民たちが、時代の中で精一杯生き、次の時代へと命を繋ぐ物語だ。 草野丈吉の妻であるゆきについても、どれだけの資料があったのか。色白で大柄ということくらいしかわかっていないようだ。そこからこんなにも個性的な人物に仕立てられて、見事というほかない。 引田屋の女将の凛とした佇まい、松竹梅の芸姑たちは、物語のそこここでコミカルな役割を演じるし、豆腐屋の親父も狂言回しとして上等だ。 ゆきと、姑のふじが丈吉に珈琲を淹れさせる場面など秀逸でユーモアに溢れているし、義妹の相手が浮気しているのではと確かめようとしたらそれが・・・というところも展開が見事で思わず膝を打つ。 丈吉は、事業には成功したが、家族は幸福なことばかりではなかった。それでも時代が進み、ゆきは精一杯生きる。市井の人としての姿には引き込まれ、ほぼ一気読みだった。
投稿日:2024.01.31
advicekiyomidosu
本格的な西洋料理店を起こした夫婦のお話。 貧しい家に生まれたふたり。 妻は幼い頃に女中奉公に出され。 夫は酒に溺れた父親の代わりに少年の頃より、家計を支えた。 外国船にのったり、下働きから文字も読め…なかったが蘭語、英語、支那語を使えるようになり、料理を覚える。 働き者で工夫をたやさない丈吉は、美味しい料理人となる。 激動の幕末から明治の時代を、歴史の教科書に登場するような人々が客となり、友人となる。 一代期。どちらかというと丈吉の妻である「おおおんな」のゆきが主人公。続きを読む
投稿日:2023.11.30
Jake
まかてが小説のネタにする人物と歴史にはいつも感嘆する。そして、その料理の仕方が格別だ。いい味を出して最後まで飽きさせず、一緒に時代を駆け抜けさせてくれる。
投稿日:2023.10.30
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