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辻村 深月 / 朝日文庫 (2245件のレビュー)
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総合評価:
thutomu
これは恋愛小説ではない
タイトルにある傲慢も善良も大多数の人間は持っているんじゃないかなぁ。 ただ、この小説では自分にもある人間の嫌な部分(感情)があぶり出されていて、嫌だけど惹き込まれる。 ラストは、読後感が良いとも言…えるけど、少し甘すぎるような気がした。続きを読む
投稿日:2022.10.17
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yu
自分からすれば善良な行動でも周りからしたら傲慢であったり。 善良と傲慢は隣合わせであり、受け取り方によってどっちにも転びうるということ。 少しのすれ違いや勘違いから、全てが崩れ落ちてしまうということ。… 言葉で全てを伝えるのは難しいからこそ、相手の事をしっかり考え理解しようとする事で歩み寄ろうとする努力が必要なのではないか。 スマホの普及によって伝える事が簡単になった今だからこそ、1度立ち止まって考える時間を大切にしたい。続きを読む
投稿日:2024.04.30
さら
このレビューはネタバレを含みます
何でも親や友人の言う通りに選択してきた人は、付き合う相手や結婚相手を選択するときに、今までの失敗のない人生を汚してしまわないようにと傲慢になる。ここで、今まで意思がなく善良に生きてきたことのツケが回ってくる。 「ピンとくる」というのは、自分が自分につけた点数に見合う人かどうかの判断であって、相手を客観的に判断しているわけではない。 このような考え方で決断を遅らせてきた2人は、かなり焦りを感じていた。 周りにどう思われるかを考慮に入れず、そして相手が自分に見合っているかなんて傲慢に考えず生きていきたい。
bobobobobo
久々に読んだ本が、背筋を撫でるような、普段言語化しないような言葉を紡いでて、自分を見つめ直す。 普段言葉にしないような、価値観とか、違和感とか、そんなものを、わざわざ、目の前に並べられて。そうだよね、…とか、汚い心とかを再認識される。きっとそんな作家さん。 でも、知らないよりも、整理できないよりも、ちゃんと見つめ直したことが一個自分に積まれるような、そんな感覚もある。 最近親になったことも相待って、色々と響いて、自分はちゃんと自分の子に必要な苦労をさせたいと感じた。 同時に、自分は何になろうとし続けるんだろう。続きを読む
投稿日:2024.04.29
りんちゃん
真実にイライラする自分がいるのに、その真実と同じような自分が嫌になる。 今までの経験をあれは善良であれは傲慢だったって当てはめながら読んでいた。 しんどくなる描写もあるけれど、心が軽くなるような描写も…ある。 ラストの展開のおかげで後味はあまり悪くなかった。帯の「刺さった」がグサグサと痛いところをつくような「刺さった」だとは思わなかった。でも読んでよかった。続きを読む
結
終始ドキドキしながら一気読み。 真実の過去にハラハラしたり 周囲の言葉にイライラしたりとにかく感情が忙しい! でも、読んでいく中でだんだんと2人のお互いを想う強い気持ちが見えてきてまさに大恋愛! ようやく結びついた2人が、助け合って寄り添って過ごしていくことができますように。
投稿日:2024.04.28
のり
結婚、こえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 じぶんの中にある「家庭」のサンプルが自分ちっていう一つしかないの、バグじゃない? 認知の齟齬に気付けないのこわいよねえ、 あと現代社会、結婚適齢期に結婚させる気なくて草、とおもいました!
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