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羽根田 治 / 山と溪谷社 (16件のレビュー)
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総合評価:
咲乃
知って良かった
登山をしようと、山の本をいろいろ読んでいたらこの本に出会って、正直びっくりした。山ってあっという間に命を落とすんだな…。夢中で一気に読んだ。知識として知っておくべき本だと思った。
投稿日:2024.05.17
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らばぴか
山に人間の力は及ばず、作中で述べられている事故の要因を全て除いて十全の準備と注意を以てしても、事故を防ぐことができるとは限らないんだろうと思った。また疲労や焦りから来る判断力の低下が原因で適切でない行…動をとってしまい、体力を消耗して亡くなってしまう例が多いのも恐ろしい。トムラウシ山遭難事故で多くの参加者は装備を活用しておらず(ガイドから着込むよう指示もなく)八人亡くなったという。同じ場面に立った時自分が冷静な判断を下せる自信はまるで無いけれど、せめて少しでもこういった事故の前例を知ることは大切だと感じた。続きを読む
投稿日:2023.10.13
daipresents
事故を防ぐのは難しいけど、備えたり判断して軽減したり回避したりできる事件ばかりなのが無念さを感じるところ
投稿日:2023.03.23
bon appetit
本書は登山をしない人にとっても十分読むに値する。実際私は登山はあまりしないが、彼の本は好きでよく読んでいて、登山の知識がないのに遭難したときの対応だけは詳しくなっている気がする。
投稿日:2022.08.19
puttyhama
過去に起こった十の山岳大事故から読み解く 山登りへ向かう人への教訓 木曽駒ケ岳の学校集団登山事故 剱澤小屋の雪崩事故 冬の富士山巨大雪崩事故 前穂東壁のナイロンザイル切断事故 谷川岳の宙吊り事故 愛…知大学山岳部の大量遭難事故 西穂独標の学校登山落雷事故 立山の中高年初心者遭難事故 吾妻連峰のスキーツアー遭難事故 トムラウシ山のツアー登山遭難事故 私の山登りの知識がないので山用語はあまり理解できてないのだけど… とにかくどの事故も恐怖しかない。 特に怖かったのは… トムラシ山の遭難と立山の中高年初心者遭難事故 あと、スキーツアーの遭難の話も震えた 年々、中高年の登山人口が増えているという現代 「ちょっとだけやってみようかな」 …という軽い気持ちで軽装備で出かける恐ろしさ 山登りとかしない私でも誘われたら 楽しそう~と軽い気持ちで参加しそうな… 山の天気は変わりやすい そして人は窮地ほど正常化バイヤスに陥りやすい 山は美しいけど恐ろしい 山に登る人はこの本を読んでおいてほしい続きを読む
投稿日:2022.06.22
ぬんちゃく
山を舐めてはいけない。 この一言に尽きる。 遭難には必ず原因がある。 その原因となりうるものを可能な限り取り除くのが山行計画であり、そこから山登りは始まっている。
投稿日:2022.05.22
まかろに
「聖職の碑」のモデルとなった大正2年の木曽駒ヶ岳の学校集団登山事故から、夏山でありながら8人凍死という衝撃的な結果となったトムラウシ山遭難事故まで10の事例を挙げながら、それぞれの遭難の過程、問題点な…どを描く。 淡々とした語り口ながら、遭難の恐ろしさや、当事者たちのなぜあの時そうしてしまったのか(またはしなかったのか)など後悔の念が読み取れる一冊。続きを読む
投稿日:2022.02.14
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