【感想】地には平和を

小松左京 / 角川文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
1
3
4
2
0
  • 地には平和御心に敵う人に・・・

    ということで、小松左京の本を読んでしまいました。もし、太平洋戦争が続いていたら。他にも日本一のほら吹き男的でありながら最後のオチがああだったり、いかもの食いのオチがこうだったりと飽きさせません。
    御所には大御所である理由があるわけですね。
    星5つ。
    続きを読む

    投稿日:2020.01.06

ブクログレビュー

"powered by"

  • にゃぴ

    にゃぴ

    初期作品群を改めて読むと、多くの小松左京さんの作品の根底には、戦時の暮らしの体験が色濃く込められている。もう少し年齢が進んだら、自分も戦場に出て死ぬのだと思って暮らしていた10代。それが突然肩透かしに終わり、手のひらを返した様な世の中がやってくる体験。

    いま、読んでよかった。

    後半の短編集は、こんなに星新一ばりの作品も多かったのかと再発見した気持ちになりました。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.22

  • 葦湯♨️

    葦湯♨️

    読み終わるのに3週間もかかった。
    ホラーじゃない小松左京は苦手なのかも…
    SFショートショートも難しい話が多くてあんまり楽しめなかったな

    投稿日:2023.04.19

  • リン/タロー

    リン/タロー

    端的に言うと、時代と共に古びた凡作集。
    表題作は日本が太平洋戦争で降伏しなかったらというIFもの。この話は戦争で生き残ってしまったという戦後の日本人の罪悪感を慰撫する作品。実際にアメリカに占領された後まで描けていないのでSFとして微妙。というか史実としての沖縄戦の話読めば事足りる気がする。
    「日本売ります」もよくある話で、この本の中では一番面白いけど、歴史に残す程の作品ではない。
    残りのSSは全部同じようなネタ、オチですぐ飽きる。
    天下の小松左京と言えどもダメなもんはダメ。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.27

  • 橘

    このレビューはネタバレを含みます

    小松左京作品をちゃんと読んだのは初めてだと思います。ショートショート「ある生き物の記録」は「誤解」とかいくつか既読の作品があるのでアンソロジーとかで読んだのかもしれません…記憶違いでなければ。
    ハードなSFで好みでした。日本を、人を諦めたくない…何度でも戦争や災害の危険を警告する、そんな作品が多かったように感じます。地球や日本が消滅したり、消滅していたりする世界がたくさん。
    加えて、自動車の描写が印象的でした。自動車を信用していないのかな。平城京建設のお話も好き。
    長編も読みたくなりました。星新一さんのショートショートはSFなのもそうでないのもあるので実写もいけるけど、小松左京さんのショートショートはSF色が強いのでアニメの方が合うのかも。GAINAX制作のアニメも観たいです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.08.13

  • さき

    さき

    先生に勧められて、小松左京さんの本を初めて読んだ。短編集ということもあるかもだけれど、ちょっと内容の詰めた星新一さんみたい。

    投稿日:2022.05.10

  • bookmania1105

    bookmania1105

    小松左京は「日本沈没」や「復活の日」などの長編が有名だけど、中編や短編の方が面白いと思う。
    小松左京の文庫本が本屋の書棚に並ばなくなって久しいが、
    この人の作品が日常的に当たり前に手に取れないのが、残念でならない。続きを読む

    投稿日:2021.01.17

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。