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荻原浩 / 角川文庫 (68件のレビュー)
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総合評価:
ai-n
切ないのだけど。
面白くて印象に残る一冊でした。物語のラストでリュウが潤の母親に会わなかったらエンディングは違ったのかなとか潤のお爺さんの存在も思い出だけではなかったような…すべては繋がっているという言葉がいろんな想い…を引き出してくれて読み終わった後も楽しめました。私としてはハッピーエンドで優しい気持ちになれました。良かった良かった。続きを読む
投稿日:2019.04.17
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史時 結斗
感情をくすぐるポイントが多く、飽きずに読む事が出来て、尚且つ続きが気になるので読書の時間が非常に楽しく感じました。僕にとってもひと夏の思い出となりました。
投稿日:2024.05.21
ちい
このレビューはネタバレを含みます
荻原さんらしい文章に嬉しくなった。話とは関係なくなってしまうけれど長崎、金魚とわたしの琴線に触れまくったな。お祭りで姪っ子ちゃんたちがすくってきた金魚を何匹かもらい受けて、生き残ったスケとカクに、わたしは長崎でどれだけ救われていただろう。まさか金魚が死んで泣くとは思わなかったよ。わたしが長崎を離れる前にわかったかのように死んで行った2匹。かわいいやつらだった。長崎の道や風景が思い浮かぶ自分がいる事があの頃があった事の証。また金魚飼う事があったらいいな。
投稿日:2024.03.31
ゆう
祭りの屋台で掬った特別な金魚(琉金)の「りゅう」と、ブラック企業に勤め上司のパワハラと交際相手との破局で精神的に追い詰められた「僕」との物語。 記憶を無くしたりゅうの過去に繋がる手掛かりを探し、過去…と現在を往復しながら話が進む。 先が分かりそうで分からない、けど何となく予想できてやっぱり〜という部分もありつつ、二人の関係の終着は意外なようで、けれど切ない夢の終わりを感じるようで。 愛によって一つの結末にたど辿り着く話。 ただ、元恋人のあの流れは効果的だけどちょっと唐突だなと感じてしまった。続きを読む
投稿日:2023.09.24
yopiandnikky
リュウのように可愛いく、魅力的な人物を他の小説でも見たことがない。冒頭からこの不思議な関係は長く続かないこともわかっていた。 だからこそ、この終わり方は余計に淋しい。 面白かったけど、やっぱりリュウと潤のふたりのハッピーエンドがよかったなぁ…た思う。
投稿日:2023.08.06
なのつき
* * * * * あの一言をきちんと考えて配置してあるのが良かった。 もし社長だとすると展開がみえないから、 もしかしたらなーと思いながらではあったけれど。
投稿日:2023.06.30
うさぎ
どっぷり物語に浸りました!おもしろかったし、最後そんな…とちょっと泣いちゃいました。 物語は仕事に未来を見出せず、酒浸り&薬浸りの潤のお話。ふとしたことからお祭りで金魚すくいをやって金魚を持ち帰る。そ…れとは別に千年以上前の中国でのお話も絡んで来る。とある美女が婚約者の仲を裂かれ、ジジイと無理矢理結婚させられそうになる。 これ、どうやって話まとめるの⁇いややっぱり最後はハッピーエンドだよね⁇とぐいぐい読ませる。ところどころ過激な描写はあるけど。 最後の場面はうそ⁈って思わず叫んでしまった。 元カノが出てくるシーンとか、だんだん立ち直っていく主人公の描写がとにかく秀逸! ジブリあたりでアニメ化しないかな…切なくてちょっとリアルで泣けて可愛らしい物語です。続きを読む
投稿日:2023.05.30
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