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安岡正篤 / PHP文庫 (2件のレビュー)
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総合評価:
Y-suke
1
古典のエッセンスを安岡先生の解釈で感じる
この本は、東洋の古典を引用し、 安岡先生が翻訳説明する対話形式の本です。 多くの古典から引用されてますが、 古典を引用しつつ、各テーマ毎にまとめられてます。 私にとって印象的だったのは…、 「明治維新と青年の学問」 の章でしょうか。 改めて、明治維新で活躍した人間が如何に努力していたか。 日本の明治維新の成功の裏にある 「徳川300年の間に培われた各人の教養の賜物(186)」 を認識しました。 かなり読みごたえのある内容です。 おすすめです続きを読む
投稿日:2017.07.06
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hiroo1969
このレビューはネタバレを含みます
「東洋の古典から何をいかに学ぶか?」 正直難しいと感じた。印象に残った言葉は、 ・ 人間は人間の性質を変えるより外に救われる方法がない(p17) ・知性・知能によって知るものが理であり、実践によって把握するものが道である (p42) ・男の器量は人格の出来ばえです。器量は道に基づいていろいろの器として役に立つ、いろいろのものを量り容れることができるもの。しかし道を学ばなければ本当の器量にはならない。(p159) ・要するに人間というものは、自分が自分に反って無限に向上するということが大事であって、これは古学も現代学も、哲学も科学も変わらざる心理であります。(p229) など。 日々の心掛けとその継続が大事なんだな。
投稿日:2012.04.22
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