【感想】ヒトの本性 なぜ殺し、なぜ助け合うのか

川合伸幸 / 講談社現代新書
(12件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • naluカズ

    naluカズ

    面白かったし、最後綺麗にまとめられていた。人類自己家畜化って言う説が面白いと思った。攻撃的であったり反社会的な人を排除して、平和的なDNAを残している。正にその通りだと思った。

    投稿日:2022.04.21

  • 青森中央学院大学・青森中央短期大学 図書館

    青森中央学院大学・青森中央短期大学 図書館

    【読書マラソンPOPコメント】
    ヒトの本性(川合伸幸) [講談社現代新書]
    この本は最初のページから開いて読むことはしなくてよい。目次を見て興味のあるところから読んでいけばよい。「セサミストリートと語彙能力」、「ヒトは獰猛なサルなのか?」「暴力的なビデオゲームは人を攻撃的にさせるか?」、「美人を見ると好戦的になる?」「自己家畜化仮説」。「悪名高いスタンフォード監獄実験」、「あくびと共感」、「ネットでの炎上といじめのメカニズム」どうだろうか、休憩時間に興味あるトピックを読むだけで面白い。結局人は性善説なのだろうか、性悪説なのだろうか。人はなぜ殺し、なぜ助け合うのかこの本を読んで考えてみてほしい。戦争や犯罪があふれているこの世界で平和へとつながる手がかりになるはずだ。

    ペンネーム“カワ”
    続きを読む

    投稿日:2021.08.20

  • シュ乱Q

    シュ乱Q

    広く浅くで、前提となる知識が全くなくても分かりやすい本。
    ヒトの懲罰性についても協力的な態度についてもフラットな姿勢で書かれていて、実験のデータも細かく示してくれたので、話が頭に入りやすかった。
    個人的に印象深かったのが極度に攻撃的なヒトの脳の構造が一般人とは異なっていた点で、構造が異なっている時点で本人の責任じゃないような気もしてくるけれど、こういった人を罰して集団から排除していくことで、社会が穏やかになっていくのであれば、今も自己家畜化の途中なのかもしれないと思った。続きを読む

    投稿日:2021.02.09

  • memodai

    memodai

    私達には、言葉にする前に感じ行動する、本能というものがあります。 怒ると暴力を振るなどマイナスの本能も持っていますが、見返りなく人を助けるなどポジティブなものもたくさんあり、それを伸ばしていくことの大切さが理解できます続きを読む

    投稿日:2019.05.12

  • quazism

    quazism

    心理学的な切り口から、幅広い視点で考察されている。スタンフォード監獄実験(ジンバルドーの実験)、ミルグラム服従実験も紹介されていた。男性の暴力性、女性の仲間はずれも興味深い。

    投稿日:2019.01.20

  • シャーロット

    シャーロット

    ウィキペディアに書いてるあるような常識的なことしか書いてないし、長々と実験者の名前を出して説明するところと「◯◯とわかっています」と出典も示さず言い切るところとがあって信用できない。そのおかげで文体が平易なのにもかかわらず読みにくい。「歴史的に見ると暴力は減ってきている」「人は他者の痛みに共感する能力がある」「遺伝により必ず暴力を振るう人間がいるというのは嘘」このくらい知っているなら読む価値はないと思います。詳しく踏み込んでもいないし。全く何も知らない人が知ったつもりになるエッセイとしてはいいかもしれません。続きを読む

    投稿日:2017.09.12

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