【感想】後宮(2)

海野つなみ / Kiss
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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  • 可愛い絵に騙されてはいけない(笑)とっても大人なお話です

    とはずがたりも読みました。
    良くも悪くも、原作のとはずがたりと読後感が同じでした。
    でも、しっかり読ませる独立した作品になっていて、原作にとりあえず絵をつけただけというのでもない。
    人間ドラマしかり、当時のしきたりとかしっかり伝えてくださっています。
    ドロドロした所も、作者の愛らしいというかアクの無い絵柄で清潔感あります。

    【以下、ある意味ネタばれかも?注意】
    ただ、原作を読んだ時に、世の無常とか、人生の晩年の年をとることの寂しさ
    (美の衰えとかは気にならないですが、家族友人知人が死んでいくとか、
    経済的なことや自分の体も思うようにならなかったりすること) に涙したので、
    このコミックは最終巻の5巻がちょっと怖くて未だ読んでいません。
    あんなに泣けたのは、情や世俗の苦しみが少し過去のこととなって昇華される心の平安の涙みたいなところも
    あったのかもしれませんが。
    4巻までは子供時代~20代かな。

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    投稿日:2016.10.20

ブクログレビュー

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  • 海と青硝子

    海と青硝子

    懐妊のため御所から下がった二条は、初恋の君・実兼と関係を持ってしまいます。意志の弱いゆるい女と責める気にあまりなれません。だって、平安時代と違って、由緒はあっても権力が弱っている村上源氏で、両親も失い、大勢の妃たちに揉まれて、それでも負けずにしっかりと自己主張できるものでしょうか? 誰にも縋りつかずにいられるでしょうか?
    サブキャラの、髪は薄いが忠義は厚い桂、状況分析がクールに光るさくやがいい味出していますね。
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    投稿日:2023.04.30

  • うらこ

    うらこ

    このレビューはネタバレを含みます

    二条と実兼のラブラブの巻です。元々後深草院が出てこなければ、普通に結ばれていたように思う二人で、障害があるから燃えるというか、実兼は大胆に忍んできてます。

    それにしても、実兼って、二条が妊娠中でも全然平気でできるんですねって驚き。絵では大きなお腹は分かりづらいのですけど、ちょっと自分勝手な人に思えました。

    あげく、二条に自分の子を妊娠させて、生まれたばかりの子は取り上げちゃったし、まあ生まれて困る子だったとは思うけど、なんだかなぁ。流されやすい二条にちょっとイラってしました。

    最後に出てきたお坊さんも気になります。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.10.06

  • 菊

    2009/08/25 初読。
    2009/09/11 再読。最終巻の購入に合わせ、改めて1巻から通して読み直し。

    投稿日:2009.08.25

  • minima

    minima

    実兼様の人柄がどろどろな状況をなんか爽やかにしていくんだよね。
    二条&実兼のコンビが一番好きです。

    投稿日:2007.06.24

  • shino

    shino

    ヤングユーにて連載中。「とはずがたり」のコミックス化。原作を読んで見たかったものの、あんまり小説化されてかなったのでコミックス化は嬉しかった。

    投稿日:2006.11.16

  • aizumi

    aizumi

    時代が違うからしがらみも現在とは全然違うんだけれど、そういうものを全部削ぎ落としていったら、残るのは女の嫉妬やら恋心といった単純な気持ちだけ。だからこそ面白く読めるんだろうなあ。帯の言葉にもなっている、「いつまでも心に残る そんな雪の曙の人」っていうフレーズが好きです。素敵フレーズ!
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    投稿日:2006.11.12

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