【感想】ひるなかの流星 12

やまもり三香 / マーガレット
(31件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
13
7
1
2
0
  • いろんな幸せのかたちがある

    12巻までまとめて読みました。なぜその結論に至ったのか、1回読んだだけでは理解できず、もう一度、1巻から12巻まで読み直しました。この人とくっついてほしいなどの邪念は捨てて読み直してみると、ちょっとしたところにすずめの気持ちの変化が見られ、こういう些細なことの積み重ねが結論に結びついたのかな、と二度目は感じられました。賛否両論あるとは思いますが、確かにこういう幸せのかたちもあるな~と個人的には新しいタイプの少女漫画に出会えてよかったと思います。続きを読む

    投稿日:2017.03.25

ブクログレビュー

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  • きょつ(comic)

    きょつ(comic)

    このレビューはネタバレを含みます

    うおおおおおお…
    この手の少女漫画で、マーガレット連載漫画で、
    しかもお相手は先生で、障害ありまくりで、
    でもただただずっと好きで、ずっとずっと好きで、
    ようやく思い届いて、実って、通じ合って…
    という、王道の展開で文句はない!と思っていたら、
    まさかまさかの最終巻で、当て馬だと思っていた、
    馬村とくっつきよった、、、、!!!驚き!!!
    これは結構最後の最後まで読めなくて衝撃でした。
    すずめが恋心に気付き確信し走り出してからも、
    もちろんそれは先生への想いだろうと思っていたら、
    まさかまさかの馬村!!!最高か!!!
    その時点でこの漫画大好きになりました。笑
    やっぱ裏切られるとおお!!となります。笑
    まあそうなったらそうなったで、
    先生ーーーー泣。先生を選ばないなんて惜しい!
    となってしまう。笑 まあ仕方ないですね。
    当て馬キャラが報われる作品です。

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    投稿日:2023.08.07

  • namakura732

    namakura732

    すずめと先生が互いに自分の気持ちに向き合って出した結論

    よくあるキュンキュンというよりは自分を好きになって欲しい気持ち、人から好かれてしまう気持ちと言った恋愛の難しさにフォーカスが当たった作品だと思う。

    ちゃんと私のこと好きでいてくれたんですねというすずめが何より尊かった
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    投稿日:2020.01.25

  • ここP

    ここP

    このレビューはネタバレを含みます

    さすが最終巻、馬村がちゅうしようとするのも先生がゆきちゃんに話に行くのもドキドキしちゃうな。
    先生が病院に運ばれたことを告げられたときに、抱きしめて告白されたことを反芻して「行けよ」って言う馬村、本当に大人だな。有言実行のヤツだな。やっぱ作者は最初から最後まで馬村推しなんだな。
    77話の2人の話し合いがもう辛いな。ちゃんと好きでいてくれたこと、言ってもらわないとすずめは感じられなかった、それが2人の付き合いだったってことなんだ。しみる。
    あーつらい。すずめは悪くない。悪いのは覚悟がなかった先生だ。だけど結末が辛すぎる。最後に笑う先生も辛すぎる。馬村はいい子だけども。うんあんなできた男いないよ。すずめいいやつ捕まえたな。

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    投稿日:2019.01.01

  • chibitan

    chibitan

    このレビューはネタバレを含みます

    夏休み。体験学習の沖縄で馬村と2人で初めてのお出かけにはしゃぐすずめ。しかしオジさんに電話した時に獅子尾が病院へ運ばれたと聞かされる。動揺しているすずめに気付いた馬村に「行けよ」と背中を押され、考えないように避けてきた気持ちを確かめるため、病院へ向かう。

    序盤の獅子尾との王道少女漫画的ラブを見ていると、馬村を選ぶに至った描写がもう少し欲しかったかな。獅子尾は先生で、年齢的には大人だけれど、でも二十代半ばってそんなに大人じゃないよね。すずめを想う気持ちと、理性との間で葛藤する姿がリアルでした。

    しかし先生がすずめと付き合っていた時の気持ちを告白するところでは思わず泣いてしまった。獅子尾派だったので告白後の「先生」として接するところも切なすぎる。最初は良かったのに途中から行動が思いっきり当て馬でしたよね、先生…。序盤であれだけ先生に「運命の人」感を出したのにこの結末は腑に落ちない。
    馬村も超素敵ボーイなんだけどね、、、

    しかし突っ込まずにいられない東京ー沖縄間の往復。

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    投稿日:2018.01.04

  • Tangerina

    Tangerina

    このレビューはネタバレを含みます

    主要キャラクター
    与謝野すずめ 獅子尾五月(ししお さつき) 馬村大輝(まむら だいき)

    田舎から転校して来た女子高生が抱いた恋心。お相手は先生そして隣の席になった同級生。全12巻完結。番外編も発売されているらしい。

    先生と生徒の恋愛物語...にしては当て馬的同級生が良過ぎて、そちらに感情移入しちゃうばかりに、読み進めていく中でイライラしたり、ちょっと嫌悪感を覚えたり。だからこそすずめちゃんの最後の選択は嬉しかった。

    にしても、すずめちゃんがその結論に至った理由の描写が弱すぎる。回想シーンを使って正当化しようとしてるのだろうけど、もうちょっとドキドキ要素が強い方が、少女漫画として良いのではないかと。

    そして諭吉おじさん。獅子尾先生を叱るとこまでは大人として正当で、全然いいんだけれども、諸事情を知ってて、すずめちゃんに電話口で病院に誰といるなんて言わんやろー。キャラが悪いというより、そう言わせてしまった作者の選択に残念感。
    四コマで作者も触れてるけど、この旅程で突発的な沖縄東京間の往復もムリ。いくら漫画だと言え、一番最後の大切なところで、この粗さは実に惜しい。もうちょっと丁寧にスマートに締めくくって欲しかったなと言う意味で評価が星2つ。

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    投稿日:2018.01.02

  • ちょこらて

    ちょこらて

    このレビューはネタバレを含みます

    【ネタバレあり】





    思いのほか良い話だったけど辛すぎて二度目は読めない。

    すずめの心情も分からなくはないけど、自分だったらと思うとあれだけ思いを募らせた相手を振り切ることができずに体育祭で話を聞いてしまう気がする。

    できることならアナザーストーリーとして先生を幸せにしてあげて欲しい。つぼみの後の恋がこんな結末だなんて悲しすぎる。ゆきちゃんがもう少し大人な説得をしてくれていれば…という思いが込み上げて止まない。

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    投稿日:2017.11.03

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