【感想】ゴールデンカムイ 2

野田サトル / 週刊ヤングジャンプ
(45件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
11
22
3
0
0
  • 違う、これはバックトラックだ…アイヌ民もやるとは思わなかった

    待望の2巻です。待ち遠しかった。サイマル発売求ム。

    アイヌの生活と北の大地の大自然、迫り来る第七師団とその目的、比較的おとなしめの囚人サイドといったところの所感。

    アシリパさんの村へ到着しアイヌの文化を描く。文化の面からも、国ってなんだろうという疑問を浮かび上がらせるあたり、実に妙です。
    村の生活から取り巻く死生感まで簡潔に描かれているので読みやすい。もし罠の詳細説明とかまであったら白土テイストが増していたところです。好物ですけども。

    第七師団は、軍隊の狂気とプロフェッショナルさを孕んでいて、登場するたびに緊張感があります。一兵卒までただものではない感がスゴイ。そんなヤツらでも巨大熊には普通に負けるパワーバランス。いいじゃない。

    囚人サイドにはまだ戦慄を憶えるキャラクターはいませんが、土方がキラッキラしていました。
    経験に裏打ちされた、老獪な達人キャラって大好きです。



    最後に、今のところ杉本自身の生きる目的(金塊を得る)が弱い気がしていて、このあたりがストーリーの運びと共に明らかになっていくのでしょうか。
    個人としての幸せスケールに敢えてとどめて比較としているのかもしれませんが、取り巻く陰謀がでかすぎて、自分だったら裸足で逃げてるなあと思う次第。
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    投稿日:2015.04.01

  • リスに引き続き……

    これは、アイヌ料理漫画ですか?
    というくらい詳細に書いてある調理法……。
    ちょっと心抉られました。
    私には無理だ……。

    話が思いのほか進展しませんでした。
    うっすらと輪郭は見えてきたような気はするのですが。
    ここから先、どう展開していくんだろう。
    楽しみではあるんですが。
    もう、詳細な調理法は、いいかな……
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    投稿日:2015.03.19

  • 人間の生き様

    北海道に生まれて24歳まで過ごした私が読んでも冬の北海道の厳しさとアイヌと生き物との関わり合いが良く
    描かれていると思います、究極の状態のなかでアイヌの少女アシリバと杉元との助け、助けられる関係と
    然を友として賢く生きる様子はとても感動ものです、明治という時代の混沌とした雰囲気と危険を孕んだ
    黄金探しが次々と新しいく興味ある展開を矢継ぎ早に回していきます、次号を読むのが楽しみです。
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    投稿日:2016.04.29

  • 前半のアイヌ村、後半の金塊の抑揚がいいね!

    アイヌのおいしそうな鍋料理、リスの脳みそ(抵抗感100%)など、
    グルメ漫画?と勘違いするくらいアイヌ料理がたくさん出てきます。
    また、アイヌ村でのちょっとした滞在では生活習慣や風習が丁寧に書き込まれています。
    特に服装を見たときは“ナコルル(と同じ服装)だ!”と思ってしまった。

    その一方で金塊探しは同じ軍人同士が争うほど混沌としてます。
    拉致された杉元が無事逃げ切れるか?
    前半のアイヌ村での心温まると後半の金塊争奪での手に汗握る展開に
    抑揚が効いていて最後まで楽しめました!
    続きを読む

    投稿日:2017.11.02

ブクログレビュー

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  • どーりー

    どーりー

    アイヌ、北海道文化の解説部分も多く、知る楽しさを知れる。

    軍人の割に杉本ニシパはゲテ物珍味を食べれない。
    アシリパさんとのかけ合い、顔芸もジワる。

    そして、第七師団との刺青人革をかけた争いがはじまる。続きを読む

    投稿日:2024.04.22

  • ひろ

    ひろ

    このレビューはネタバレを含みます

    図書館にて読了
    前巻の続き。早速読んでみた!やっぱり面白い!
    前巻からアシㇼパの変顔はとても面白くて、癒される。アイヌの料理がとても美味しく描写されている。
    新たな登場人物が出てきた!
    アシㇼパとレタㇻとのシーンと杉本と小熊のシーンはほっこりして癒される!
    ストゥの乱用シーンは笑った!
    おまけシーンはとてもほっこりした!
    早く続きが見たい!

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    投稿日:2024.01.05

  • sakopy

    sakopy

    このレビューはネタバレを含みます

    言葉がわからないところが良い
    後のページで
    その時にしゃべっていた言葉を
    訳してくれるのも良い
    この訳って彼は聞いていないんだよね
    読者である私が知っているけど
    この世界で生きている彼は知らない言葉
    言葉がわからなくても
    何をしゃべっているかわからなくても
    二人を見ているだけで
    伝えたくなる言葉があるのならば
    それで十分
    まだまだ始まったばかりの二人

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    投稿日:2023.07.16

  • ハネモノ

    ハネモノ

    このレビューはネタバレを含みます

    アシリパのコタンと親戚や村人との交流が心温まるだけに、アシリパを置いて去ろうとする佐一の気持ちも分かるがえげつない危機に陥る。直ぐに次巻を読みたくなる。

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    投稿日:2023.07.05

  • アルファ

    アルファ

    アシリパの故郷の村にての、アイヌの風習やら考え方についての話。クマを捨て犬捨て猫に置き換えて、読者でもなんとなく想像が付く部分と、現代社会における生き物との共存というテーマのもう少し根源となるアイヌの自然信仰の考え方、そういったものが提示され、山中のサバイバルストーリーに深みが増していた。続きを読む

    投稿日:2023.06.17

  • まっちゃん

    まっちゃん

    アイヌのご飯コーナーが面白くなってきた。

    ・ヒグマは巣穴に入ってきた人間を決して殺さない
    ・日露戦争にアイヌ民族が63名従軍した
    ・イオマンテ=飼っていた子熊を送る(殺す)儀式
    ・ニホンカワウソ北海道亜種は1950年代に絶滅
    ・日露戦争 ロシアから賠償金取れなかった
    続きを読む

    投稿日:2023.01.28

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