【感想】たいようのいえ(12)

タアモ / デザート
(8件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
2
3
1
0
0
  • ふたつのみどころと、物語は結末へ

    父親とのいきちがいが解消され、いよいよこれからという時期に、突然あらわれた真魚の母親。真魚と同居したいと申し出ます。

    真魚はすでに答えを心の奥に持っていますが、一方的にばっさり切り捨てることはしません。自分が決断を下したら、あの人は悲しむだろうか、ひとりぼっちになるのだろうか、など、他人の心配ばかりしてます。このあたり基の影響を受けている部分もあると思いますが、真魚はやさしすぎます!

    この巻のみどころはもうひとつあり、うやむやになっていた携帯小説の決着です。ハンドルネーム「空海」を真魚に返すべきか杉本さんは悩み、行動します。真魚と杉本さんが笑いあえる未来が見えるような決着ですので、ぜひ読んでみてください。携帯小説は、恥ずかしさが勝って完結しそうにないですけどね(笑)。

    おまけ漫画は、陽菜と心愛の小話。陽菜は仙台の家でうまくいってなかったんじゃないか、あまり愛されてなかったんじゃないか、という部分はどこかにひきずっていたところで、ほんのり心暖まるお話になってます。がんばれがんばれ大ちゃん!ほどじゃないですが(笑)。
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    投稿日:2016.06.25

ブクログレビュー

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  • naaaaatsuk1

    naaaaatsuk1

    このレビューはネタバレを含みます

    うおー泣いたー。実母に一緒に暮らそうと言われて1人で悩む真魚に献身的に話し掛けるお義母さんも良かった。 焼き芋のとこ良かったな。でも1番泣いたのは、ラジカルさんがもう一度空海さんの小説を読み返して、長い長いラブレターだったんですねってところ。こんなに大切なものを奪っていたなんてってところがすごく好き。実母に断りをいれて帰るとき、玄関で真魚を待ってるお父さんに胸がきゅーっとした。最後基なんて言おうとしたんだろう!うずうずする。

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    投稿日:2017.10.08

  • ひらがねん

    ひらがねん

    このレビューはネタバレを含みます

    今回も泣いた…。
    真魚の出した結論は、実のお母さんも根っからの悪人じゃなかっただけに、非常に苦しんだと思います。
    あと色々語りたい場面がいくつもあって、思い出すたび、また泣きそうになります。

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    投稿日:2015.06.26

  • キュ瓜

    キュ瓜

    実のお母さんとのくだりはこの漫画でも随一の重要シーンであり涙がポロリなシーンでした。
    カバー絵も切ない。

    投稿日:2015.03.10

  • アイネクライネ

    アイネクライネ

    このレビューはネタバレを含みます

    突然会いに来た、真魚の実母。
    勝手な女性だなぁとは思うけど…情が断てない真魚の気持ちもよく分かる。(u_u`)
    私もちーちゃんと同じく、真魚がどちらの道を選択しても納得できたと思う。

    今巻はみんないい動きをしてて良かったなぁ~。
    小説の話~とは言ったけど、多分本当は真魚自身の事だって気付いてて相談にのってくれたお義母さんとか。
    また友達になってくれて、基に本当のことを話すって約束してくれたラジカルさんとか。
    あと、地味にアシストしてくれた大樹も。笑
    真魚が大事にしたいものは、こういう人たちとの繋がりなんだなと思って、なんか温かくなったよ*

    …というわけで、ラジカルさんの真相告白により、ようやく空海の正体に気付いた(!?)基。
    なるほど、これは真魚から基への長い長いラブレターだったのかぁ~。(*´艸`*)
    もはや形骸化した設定なのか!?と度々不安になってた小説が、こんなところで活きてくるとは!!笑

    次が最終巻、なのかな?
    今回ラストで聞きそびれた基の言葉の続きが聞けるといいな☆

    巻末の番外編は、陽菜ちゃんと仙台の家族の話。
    6巻収録の番外編(大樹と神戸の家族の話)と比較して読むと面白いかも。(^_^)v

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    投稿日:2015.03.02

  • tukinokatati

    tukinokatati

    このレビューはネタバレを含みます

    やっと、自分の家に帰ることができた真魚。
    そこに、現れる実母。新しいお母さんとの関係もうまくいき始めていた矢先に新たな問題でハラハラです。
    しかも、一緒に暮らそうだなんて。そら、都合がいいに決まってるし、お父さんも母親が出て行ったと思い、当初は真魚も疑っていた。でも、一人になる悲しみを真魚は知ってるからこそ悩む。
    出した、結論は真魚らしく、そして大人な考えでした。なにかを選ぶってことは誰かが悲しむことだなぁと思いました。

    一方、恋愛は安定期に入って入ってるよね笑
    それと、小説の書き手の話もいよいよ…
    みんな、良い子であることが、この漫画のいいところ。
    綺麗すぎるくらい純情で純愛。誰も嫌われ役がいなくて黒いところがない。だからこそ、癒される漫画です、
    完結が近そうで残念。でも、うまくまとまりそう、

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    投稿日:2014.12.25

  • ちゅぐ

    ちゅぐ

    クライマックスもまじかなようで。
    みんな、幸せに向かって進み始めてます。
    基と真魚も、もうすっかり恋人同士の雰囲気を醸し出してるよね。
    もう夫婦のよう。
    最後にみんな笑顔になれるのがいい。
    ラジカルさんのおかげで、空海のこと基も気づいたようだし、みんな幸せになれ!続きを読む

    投稿日:2014.12.19

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