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遠藤彩見 / 幻冬舎文庫 (50件のレビュー)
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総合評価:
ゆきおんな
4
ささめさんの旅立ちです。
日々の生活で交わされる何気ない一言から小さなきっかけを見つけ出して成長していくささめさんがとうとう卒業です。 全部読み終わった時、退学と卒業の何が違うのか目からうろこが落ちました。 言葉の意味は知って…いたつもりでしたが、到るまでの過程に含まれる重さが何とも温かくうれしい。 黒チワワの卒業証書には泣かされました。ささめさんを取り巻く人々のあったかい気持ちの受け止め方が素晴らしいです。 読み終わってとても優しい気持ちになれました。 続きを読む
投稿日:2014.11.17
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みたらしだんご
シリーズ3冊目、いちばん面白かった! 未納問題は、自分が仕事で関わることもあるから、その大変さがよくわかる。でも、小牧母のように子どもたちの思いを無視してまでお金を払わない親って何なの!と登場人物に…共感して悶々とした。 最初は尖ってて嫌な主人公だった笹目が、めちゃめちゃ子どもたち思いの調理員になってくれて良かった。続きを読む
投稿日:2023.02.13
カピバラ
様々な学生や職場のチームと関わり合いながら成長する給食の美味しいを描いた物語。 夢と向き合うことの辛さや楽しさなど改めて認識させられました。 夢は言わなきゃ伝わらない。自分に秘めてるだけではなさだめと…わかったので、しっかり準備したいと思いました。 私は給食関係の仕事をしたことがありますが、目先の業務に捉われ、喫食者のことを深く考えられていませんでしたが、毛利先生など、子供と真剣に向き合う話を読んで、一食の先にはお客さまがいることを常に考えようと思いました。 私も家族を幸せにできるシェフになれる様に料理がんばりたいです! 食事は生きること。幸せの瞬間を作ること!続きを読む
投稿日:2023.01.10
ちこ(´・ω・)
「初冬 アミューズ」 ギスギスした空気。 各々から相談を受けていたのであれば、忙しい中大変かもしれないが解決案を真っ先に考えるべきではないか。 必要経費を支払わずいると困るのは誰か、持論があったとして…も想像できないのかな。 「冬 ブリオッシュ」 おまじないの効果。 対抗意識を燃やすぐらいやる気があるのはいいが、素人でない相手に同等の舞台でやり合うのは難しいだろう。 偶然だと分かっていても効果に縋り付きたいぐらい、一人で抱え込めなかったのだろ。 「初春 ジュレ」 新人はマイペース。 絶対に決まった先があるから安心しているのか分からないが、中途半端な気持ちで続けるのは間違いだろう。 どちらの方法を選んだとしても、払わず逃げようとしている人たちは変わらないだろ。 「春 レシピ」 変わっていく日々。 夢に向かって一歩を踏み出そうにも、無意識の間に過去の出来事を思い出し自らを縛ってしまっていたのかも。 初日の頃を知る人からすると、見違えるぐらい変わっていて頼れる存在だっただろう。続きを読む
投稿日:2022.10.16
ルイボスティー
大好きなシリーズ3作目! 笑って泣いて、楽しませてもらいました。磯部のおじいさんの言葉がぐっと来ました。1作目から思い返すと、ささめも変わったんだなぁ。。もう一度1作目から読み返したくなります。
投稿日:2020.08.22
himawari-himawari
ささめー! 待望のシリーズ第3弾。 やっぱりこの「卒業」とはそういうことだよな(涙)。 第4弾はどうなっていくんだろう。 若竹小は?毛利は? とっても楽しみ。 ささめくん、不器用だけどいいヤツ。 私の…中で、ささめくんは福士蒼汰、毛利は八嶋智人なんだけど、年齢がちょっと違うか。続きを読む
投稿日:2020.08.10
りぶれ
このレビューはネタバレを含みます
さらさらっと相変わらず読んでしまいますが、どんだけ身勝手なんだろうと思う親がやっぱり登場して、辛い。食べることを疎かに考えているから、こういう思考になるんじゃないかと思う。食べる事は生きる事すべてに繋がるのに。どうしても毛利さんが好きになれないのが残念。職場の人間関係も色々で、このシリーズ読後が穏やかだった事がないっていう・・・。
投稿日:2020.01.05
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