【感想】カクレカラクリ An Automaton in Long Sleep

森博嗣 / MF文庫ダ・ヴィンチ
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
8
11
18
3
0
  • 青春ミステリー

    理系の廃墟マニアな大学生2人と、同級生の実は旧家のお嬢様との、ひと夏の青春ミステリー。廃工場の見学を目的に訪れた同級生の故郷の村で、隠れ絡繰りの噂を聞き、その謎を解き始める2人。石碑の暗号は眺めているだけで解けるようなレベルで拍子抜けでしたが、廃墟探索も、カラクリ探しも、どちらも冒険!って感じで楽しくて良かった。続きを読む

    投稿日:2014.04.03

ブクログレビュー

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  • しょーこ。

    しょーこ。

    見事な描写だった、田舎や良家の窮屈な感じとか、ロミジュリさながらの一見対立しているように見える家。最後はドキドキしながら読んだ。

    投稿日:2018.06.18

  • 池田呉見

    池田呉見

    人が死なないミステリーという意味で、あっさり塩味でした。
    メカ好きにとっては、機構を想像するのも一興な筆致でした。

    投稿日:2017.11.05

  • yueli

    yueli

    廃墟やレトロなものが好きな男子大学生2人組が、廃工場目的で訪れた村で隠された絡繰りを探す。暗号、廃工場、廃炭鉱、地下室、絡繰りとロマンがすごい。人も死なないし、特に危険な目に遭うこともない、爽やか青春系ミステリ。
    カクレカラクリもまさにロマンの固まり。あんな絡繰り作れるのだろうか。しかし、もしかしたら、隠してあった財宝は花梨達の世代になれば、実は要らなくなるものだったのかもしれない。漫然といきずに、自分を持って生きる世代というか。しかし、一番いいところを持っていったのは磯貝先生であった。
    続きを読む

    投稿日:2017.11.03

  • ホーギー

    ホーギー

    天才絡繰り師・磯貝機九郎が遺したとされる伝説の絡繰りを巡る冒険談。
    話のテンポは遅いが何気ない日常に散りばめられた謎のおかげで退屈せずに読めた。
    著者の他のシリーズ作品に比べると登場人物のキャラクターは若干薄いが、壮大な設定は相変わらず、という感じ。
    あとがきを読んで映像化されてることを知った。
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    投稿日:2016.06.24

  • Sugar

    Sugar

    誰も死なないミステリー
    大学生がとある村に隠されたカクレカラクリを解き明かしていくミステリー
    前半がちょっともっさり。後半はどんどん引き込まれていく感じ。
    面白かった。

    投稿日:2016.02.13

  • こまいぬ

    こまいぬ

    キャラクターの廃墟マニアという設定に惹かれて購入。

    陰湿さや怨念を差し引いた横溝的な舞台設定に気持ち良く浸れました。
    悪人が登場しない気持ち良い物語で理系感をほんのり感じる青春もの。

    夏に読めばより一層世界に没入できたし、一服の清涼剤にもなったろうなぁ。

    いつかまた夏に読み返そう。
    続きを読む

    投稿日:2015.12.31

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