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朱川湊人 / 集英社文庫 (15件のレビュー)
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総合評価:
蘇芳堂
2
これもまた
朱川さんの少女が主人公の、ちょっと不思議な作品、とっても大好きです。 この作品は、少女が主人王ではないのだけれど、これもまた秀逸。 レトロ感たっぷりの不思議なお話が好きな人にはたまらない作品です。 暑…い日は苦手で、食に執着がない雪華はもしや。。。 続編が待ち遠しい。続きを読む
投稿日:2015.03.30
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まさし
大正ロマン溢れる世界
表紙のモダンなフォントとタイトルに惹かれて、内容は知らずに購入しました。 睨んだとおり大正ロマン溢れる世界の物語でしたが、まさか、あやかしが出てくる物語とは思わなかった。 ジャケ買いもいいけど、やぱり…ストーリーは事前に調べておくべきですね続きを読む
投稿日:2017.03.31
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黒い☆安息日
このレビューはネタバレを含みます
朱川湊人の新境地、今までの昭和レトロからちょっと遡って大正ロマン時代のホラー…と言うより幻想奇譚シリーズ。 大傑作という感じではなく、まだアイドリングで温めてる状態かな。シリーズとしての土台を積んでる感じ。 「みらいじゃ」を追うにしても、一話のような語り手たちの絵描きという特徴をもっと使いこんだ方がいいんじゃないかなぁ、と個人的には思うが、まだまだここからのシリーズらしいので楽しみにしておこう。
投稿日:2024.01.31
三田主水
http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2010/11/post-f4c2.html
投稿日:2020.06.23
Kazuko Ohta
大好きな作家ですが、ここ数年読んだ作品にイマイチ気持ちが乗らず、しばらく遠ざけていました。しかし仕事で近代の新聞連載小説等の挿絵を見る機会が多く、積読の山の中にあった本作は大正時代の画家が主人公だからまさにピッタリで。久しぶりにこれが私の好きな朱川湊人だと思えました。 この世に未練があるせいで成仏できない霊たちが出没する下宿屋。『妖怪アパート』のように可愛くはありません(笑)。霊を払う技を持つ謎の青年画家と、彼のことを妙な奴だと思っていたら意外に自分にも霊を見る力があると知った主人公。 霊たちの想いがわかるとき、とても切ない。表題作については、解決方法を主人公と同じように推理していたため、何もわかっちゃいない自分に気づかされて愕然。成仏する姿に泣きました。
投稿日:2019.01.17
ちゅーちゃん
大正時代の画家(見習い)が遭遇する怪異譚。と言ってもどこか哀愁を帯びていて、恐ろしさはあまりない。得体の知れない美貌と博覧強記知識の持ち主の雪華の正体が気になるところ。未練者かな。
投稿日:2018.06.05
なな
少し不気味で少し悲しい小説。時代設定もぴったり。有名人たちのカメオ出演も、あの人だと気づくとうれしい。続きをにおわせた終わり方。これからやってくる戦争の時代、きっと「みれいじゃ」は増える。主人公ふたり…はどう過ごすのだろう?ぜひ読んでみたい。続きを読む
投稿日:2017.06.08
chie0305
初めて読む作家さん。どなたかの本棚で見て「どんなだろう?」と。朱川湊人さんに予備知識なく読み始め「え~!ホラーなの!」となるが、大正期の東京を舞台に繰り広げられる短編(関連あり)が面白いのと(あれ?全…然怖くない)登場人物が魅力的で、勿体ないとは思いながら一気に読了。 美貌の雪華や三郎はもちろんだが、その他のキャラもかなり書き込まれていて、良かった。(特に惚多!) どれもいい話だったが、「夜の夢こそまこと」が好きかな。美しいホラー。続きを読む
投稿日:2017.04.27
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