【感想】人類資金V

福井晴敏 / 講談社文庫
(44件のレビュー)

総合評価:

平均 3.1
3
8
22
8
1
  • なんか尻つぼみです

    映画の公開までIVが出ていてやっとVが出ましたので購入しました。
    もともと、金融システムなどに対する説明が浅薄でなんでもかんでも「リーマンショック」につなげてしまう嫌いが前作までと変わらずですが、某財投機関銀行の名称(本来はもちろん一つ)も二つ出て来たりして稚拙さが露呈しています。M資金のくだりは物語なので置いておくとして、ちょっと取材不足がろていしてしまっていますね。あまりしないのですが、途中で読むのをやめてしまいました。。。続きを読む

    投稿日:2013.12.23

  • 長かった

    だらだらと 映画化と併せて出版のはずが 映画って何時やったの??って感じで話題にも上りませんでしたね。
    4巻まで読んだので区切りのために5巻を買いました。

    投稿日:2013.12.27

  • これまでのまとめ的な位置付けの巻

    Mの理想がついに具体的な世界となって示される前半。そこでこの作品は一区切りついた感が出てきます。5巻目の後半は少々だらだらとこれまでの振り返りに行数が割かれており、1~4巻のような展開のダイナミックさはありません。この後も6・7巻と続くのですが、福井さんこの小説をどうまとめてくるのでしょうか?これまで以上の見せ場を作れるのかな。ちょっと違った意味での期待を持って続きを読みたいと思います。続きを読む

    投稿日:2015.09.08

  • まだまだ続く

    M資金のMの意味が分かったのはいいのですが
    回想シーンがあったりと話自体が長くなる傾向が

    M資金の本来の目的が記されていたが
    お金の使い方に関する問いかけの発信のように感じました。
    そう考えるとアベノミクスの金融緩和、財政出動に対する
    問題提起なのでしょうか?
    続きを読む

    投稿日:2014.02.23

  • いよいよか?

    いよいよM資金の生い立ち、それに関わってきた人々の過去が明らかに。暢人の目論見も明らかになります。ただ本巻は少し回想録というか、解説的で少し冗長かも。ただクライマックスを控え、読まない訳にはいかずといった感じ。次巻でのギアアップに期待。続きを読む

    投稿日:2014.01.09

  • あれ?

    続きがすぐに発行されると思ったのに。
    早く全巻発行してください。
    一気に読み通すことでより充実感を得られる作品だと思います。
    ぜひ6巻、7巻は連続発行お願いします。

    投稿日:2014.01.21

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ブクログレビュー

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  • mayasmr

    mayasmr

    なかなか長い…この巻自体は過去の核心に触れるところがあり、それに付随する想いには、心動かされるところもあった。しかし、そこからの展開で、また元のペースに戻ってしまって、結局苦痛を伴いながら読んだ。

    投稿日:2023.02.12

  • 越智

    越智

    つかまった・・・

    あとはM資金の起源が清算人の遠藤の視点で明らかになります。

    次が最後。どうなるのかなー。

    投稿日:2022.06.11

  • argrath

    argrath

    回想編。てか今回回想多いよね。映画と同時公開ということがあるのかもしれないけど、設定資料集みたいになってる。

    投稿日:2019.03.07

  • saga-ref

    saga-ref

    M資金が人類資金である、という説明の巻。笹倉暢人側の人間が囚われ、または監視下に置かれた過酷な状況となった。「不毛なマネーゲームを、人への投資という実体にスライドさせる」と説明された暢人の計画。行き過ぎた資本主義への著者の思いが感じられる。確かに経済はゼロサムゲームで回っていると言われると反駁できない。日本でも人口減少からマイナス成長を考慮しなければならない時代。国債、地方債の発行による借金の増大が、将来の人々にどれほどの影響を与えてしまうのか……? という薄ら寒い思いを抱いた。続きを読む

    投稿日:2018.05.19

  • バス好きな読書虫

    バス好きな読書虫

    7作中の5作目。奪った「M資金」で後発国の支援を実行した真舟たち。しかし、「M」である暢人は「清算人」に捕まり、石は生まれ故郷であるカペラ共和国に残り、真舟は一人で日本へ帰国。もう一人の協力者の本庄も「財団」に捕えられ、みんながバラバラに…そんな状況の中で、暢人から渡されたUSBメモリーの中の情報と、「清算人」遠藤の回想により、「M資金」がどのようにして生まれ、現在に至り、このような事態になってしまったのかが、「幕間」として描かれる。戦時中の描写に関しては、作者の得意分野であることがありありと伝わる。今作は後発国へのインフラの配備や近代的な内容が多いけど、やっぱり戦争ものも強い。最初から内容自体に引き込まれているが、ここに来て、作者自身の良さも改めて実感。そして、「M資金」の「M」の意味も今作で明らかに…「ManKind」架空の話だとは分かりつつ、実在するのならば、この意味のとおりに使われるよう祈りたい。続きを読む

    投稿日:2017.02.15

  • ひらり庵

    ひらり庵

    予想通り5巻は、説明ゼリフの横溢。もはや真舟はただの聞き役である。幕間の仮想戦後史も退屈に過ぎる。世界観をしっかり描写してから怒涛の展開、とするつもりなんだろうけど。筆者はくどくど解説をする前に、padを配って世界を救うという脱力展開に何らかの説得力を持たせるストーリーを読者に示すべきである。続きを読む

    投稿日:2017.01.12

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